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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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COMMIT_WRITE

プロパティ 説明
パラメータ・タイプ 文字列
構文 COMMIT_WRITE = '{IMMEDIATE | BATCH},{WAIT |NOWAIT}'
デフォルト値 このパラメータを明示的に指定しない場合、データベースのコミット動作は、デフォルトで、制御をクライアントに返す前にコミット・レコードをディスクに書き込む。

IMMEDIATEまたはBATCHのみを指定し、WAITまたはNOWAITを指定しない場合は、WAITモードとみなされる。

WAITまたはNOWAITのみを指定し、IMMEDIATEまたはBATCHを指定しない場合は、IMMEDIATEモードとみなされる。

NOWAITオプションを指定するとエラーが発生する可能性があります。このエラーは、データベースがコミット・メッセージを受信した後、REDOログ・レコードが書き込まれる前に発生します。これにより、トランザクションの変更が永続的であるという、誤った情報がトランザクションに示される可能性があります。また、データベースが予期せず停止した場合には、ACID(Atomicity: 原子性、Consistency: 一貫性、Isolation: 独立性、Durability: 永続性)トランザクションの永続性が侵害される可能性もあります。

変更の可/不可 変更可(セッション・レベルとシステム・レベルの両方で)。ALTER SYSTEMまたはALTER SESSION文でCOMMIT_WRITEに指定する値は、カンマで区切る必要がある。
値の範囲 一重引用符で囲まれ、カンマで区切られた、IMMEDIATEまたはBATCH、およびWAITまたはNOWAITのリスト
基本/基本以外 基本以外
Oracle RAC 各インスタンスに固有の設定が指定可能

COMMIT_WRITEは、トランザクション・コミットのREDOをどのようにREDOログへ書き込むかを制御する場合に使用する拡張パラメータです。IMMEDIATEおよびBATCHオプションは、ログ・ライターによるREDOのバッチ処理を制御します。WAITおよびNOWAITオプションは、コミットのREDOのREDOログへのフラッシュ時期を制御します。


注意:

COMMIT_WRITEパラメータは非推奨です。これは、下位互換性のためにのみ残されています。これは、COMMIT_LOGGINGパラメータおよびCOMMIT_WAITパラメータに置き換えられています。