プロパティ | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ | 文字列 |
構文 | DB_DOMAIN = domain_name |
デフォルト値 | デフォルト値はありません。 |
変更の可/不可 | 変更不可 |
値の範囲 | ピリオドで区切った名前コンポーネントの有効な文字列で、最大128文字(ピリオドを含む)。 |
基本/基本以外 | 基本 |
Oracle RAC | すべてのインスタンスに、このパラメータを設定する必要がある。また、複数インスタンスには、同じ値を指定する必要がある。 |
分散データベース・システムでは、DB_DOMAIN
には、ネットワーク構造内でのデータベースの論理上の位置を指定します。このデータベースが分散システムまたはその一部の場合、このパラメータを設定します。この値は、有効な識別子(英数字のASCIIキャラクタ)で構成され、ピリオドで区切られたグローバル・データベース名の拡張コンポーネントで構成されます。
注意: DB_DOMAIN には、ドメイン内の各データベースに一意の文字列を指定することをお薦めします。 |
このパラメータを使用すると、ある部門がデータベースを作成するとき、別の部門が作成したデータベースとの名前の重複を気にせずに済みます。ある販売部門がDB_DOMAIN
= JAPAN.ACME.COM
であるとき、そのSALES
データベース(SALES.JAPAN.ACME.COM
)は、DB_NAME
= SALES
かつDB_DOMAIN
= US.ACME.COM
である別のデータベースとは一意に区別されます。
データベース・リンクの名前からドメインの指定を省略すると、Oracleは、データ・ディクショナリ内に存在するのでローカル・データベースのドメインでデータベースを修飾して、名前を拡張します。データベース・ドメイン名で有効な文字は、英数字、アンダースコア(_)およびシャープ記号(#)です。