プロパティ | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ | 整数 |
デフォルト値 | 0 |
変更の可/不可 | 変更不可 |
値の範囲 | 0以上で、上限はオペレーティング・システム依存 |
基本/基本以外 | 基本以外 |
DBWR_IO_SLAVES
は、データベース・ライター・プロセス(DBW0
)を1つのみ持つシステムに関連します。ここでは、DBW0
プロセスで使用されるI/Oサーバー・プロセスの数を指定します。DBW0
プロセスおよびそのサーバー・プロセスは、常にディスクに書き込みます。デフォルトでは、この値は0
(ゼロ)であり、I/Oサーバー・プロセスは使用されません。
DBWR_IO_SLAVES
を0以外の値に設定すると、ARCH
プロセスおよびLGWR
プロセスが使用するI/Oサーバー・プロセスの数が4
に設定されます。ただし、Recovery Managerが使用するI/Oサーバー・プロセスは、非同期I/Oが使用禁止(ご使用のプラットフォームが非同期I/Oをサポートしていない、またはdisk_asynch_io
がfalse
に設定されている)の場合のみに、4
に設定されています。
一般的に、I/Oサーバー・プロセスは、非同期I/Oをサポートしていないプラットフォーム、または効率的に実装されていないプラットフォーム上で、非同期I/Oをシミュレートするために使用されます。ただし、非同期I/Oが使用中でもI/Oサーバー・プロセスを使用できます。この場合、I/Oサーバー・プロセスは非同期I/Oを使用します。
また、非同期I/Oが使用可能であっても、I/Oサーバー・プロセスは、I/Oスループットが非常に大きいデータベース環境の場合に役立ちます。