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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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DST_UPGRADE_INSERT_CONV

プロパティ 説明
パラメータ・タイプ ブール
デフォルト値 true
変更の可/不可 ALTER SESSIONALTER SYSTEM
値の範囲 true | false
基本/基本以外 基本以外

DST_UPGRADE_INSERT_CONVには、TIMESTAMP WITH TIME ZONEデータに夏時間のパッチを適用するアップグレード・ウィンドウ中にアップグレードされなかった表のTIMESTAMP WITH TIME ZONE(TSTZ)列上に内部演算子を割り当てるかどうかを指定します。

値:

夏時間のパッチを適用する処理のアップグレード・ウィンドウ中にDST_UPGRADE_INSERT_CONVをtrueに設定すると、次のような処理が行われます。


注意:

夏時間のパッチを適用する処理のアップグレード・ウィンドウ中は、このパラメータをtrueに設定しておくことを強くお薦めします。内部演算子が割り当てられている場合は常にTSTZ列の索引が使用禁止になるため、このパラメータを使用するとパフォーマンスへの影響が軽減されます。パラメータをfalseに設定した場合は、索引が使用されるため、DSTアップグレード・ウィンドウ中のTSTZデータに対する問合せのパフォーマンスに影響することがあります。まだアップグレードが終了していないTSTZデータを含む表に対するDMLが発生する場合は、アップグレード・ウィンドウ中にこのパラメータをオフにすると、ディスク上のデータが破損することがあります。