| プロパティ | 説明 | 
|---|---|
| パラメータ・タイプ | 文字列 | 
| 構文 | FAST_START_PARALLEL_ROLLBACK = { HIGH | LOW | FALSE } | 
| デフォルト値 | LOW | 
| 変更の可/不可 | ALTER SYSTEM | 
| 基本/基本以外 | 基本以外 | 
FAST_START_PARALLEL_ROLLBACKには、終了したトランザクションをリカバリするときに使用する並列度を指定します。異常終了したトランザクションとは、システム障害の前にアクティブだったトランザクションです。コミットされていないDMLまたはDDLのパラレル・トランザクションが存在するときにシステムに障害が発生した場合、このパラメータを使用すると起動中にトランザクションのリカバリをスピードアップできます。
値:
FALSE
パラレル・ロールバックが使用できません。
LOW
最大並列度を2×CPU_COUNTに制限します。
HIGH
最大並列度を4×CPU_COUNTに制限します。
このパラメータの値を変更すると、トランザクションのリカバリが停止し、新しく指定された並列度で再開されます。