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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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LOG_ARCHIVE_LOCAL_FIRST

プロパティ 説明
パラメータ・タイプ ブール
デフォルト値 true
変更の可/不可 ALTER SYSTEM
値の範囲 true | false
基本/基本以外 基本以外


注意:

LOG_ARCHIVE_LOCAL_FIRSTパラメータは非推奨です。これは、下位互換性のためにのみ残されています。

LOG_ARCHIVE_LOCAL_FIRSTには、アーカイバ・プロセス(ARCn)がREDOデータをリモートのスタンバイ・データベース宛先に送信するタイミングを指定します。

値:

LOG_ARCHIVE_LOCAL_FIRSTtrueに設定されている場合は、フィジカル・スタンバイ・データベース、およびLOG_ARCHIVE_DEST_n初期化パラメータに次の属性が指定されているデータベースでは、このパラメータは使用されません。

LOG_ARCHIVE_LOCAL_FIRSTtrueに設定されている場合は、アーカイブ操作の同期化が必要なスイッチオーバーなどの特定の操作中に、このパラメータは無視されます。宛先が(LOG_ARCHIVE_DEST_n初期化パラメータにLGWR属性を指定することで)ログ・ライター・プロセスを使用するよう明示的に構成されている場合に、なんらかの理由でログ・ライター・プロセスが宛先へのアーカイブを実行できなくなると、LOG_ARCHIVE_LOCAL_FIRSTfalseに設定されていても、Data GuardがARCnプロセスを使用するようリセットされ、デフォルトの動作でアーカイブ操作を完了します。

たとえば、スタンバイ・データベースまたはネットワークの問題でLGWRプロセスに障害が発生した場合、ARCnプロセスがアーカイブを完了します。Data Guardは、ローカルの宛先にまずアーカイブを実行することで、プライマリ・データベースへの影響を最小化し、オンラインREDOログ・ファイルをできるかぎり速くLGWRプロセスで使用可能にします。


関連項目:

LOG_ARCHIVE_LOCAL_FIRST初期化パラメータ、およびこのパラメータがARCn動作に与える影響の詳細は、『Oracle Data Guard概要および管理』を参照してください。