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Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
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SQL_TRACE

プロパティ 説明
パラメータ・タイプ ブール
デフォルト値 false
変更の可/不可 ALTER SESSIONALTER SYSTEM
値の範囲 true | false

SQL_TRACEの値によって、SQLトレース機能が使用禁止または使用可能になります。このパラメータをtrueに設定すると、パフォーマンスを改善するためのチューニングについての情報が提供されます。


注意:

この初期化パラメータを使用してインスタンス全体に対してSQLトレース機能を使用可能にすると、パフォーマンスに大きく影響する可能性があります。ALTER SESSION文を使用して、特定のセッションに対してこの機能を使用可能にしてください。本番環境全体で機能を使用可能にする必要がある場合、次のようにして、パフォーマンスの影響を最小にすることができます。
  • CPU容量のアイドル状態を25%以上に維持する。

  • USER_DUMP_DEST位置に適切なディスク領域を維持する。

  • 十分なディスクにディスク領域をストライプ化する。



関連項目:

パフォーマンス診断ツールの詳細は、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。


注意:

SQL_TRACEパラメータは非推奨です。かわりに、DBMS_MONITORおよびDBMS_SESSIONパッケージを使用することをお薦めします。SQL_TRACEは、下位互換性のためにのみ残されています。