ALL_LOBSは、現行のユーザーがアクセスできる表に設定されているラージ・オブジェクト(LOB)を示します。LOBには、バイナリ・ラージ・オブジェクト(BLOB)およびキャラクタ・ラージ・オブジェクト(CLOB)があります。バイナリ・ファイル(BFILE)はデータベース外に格納されるため、このビューまたは関連ビューでは表示されません。
関連ビュー
DBA_LOBSは、データベース内のLOBをすべて示します。
USER_LOBSは、現行のユーザーが所有するLOBを示します。このビューは、OWNER列を表示しません。
| 列 | データ型 | NULL | 説明 | 
|---|---|---|---|
| OWNER | VARCHAR2(30) | LOBを持つオブジェクトの所有者 | |
| TABLE_NAME | VARCHAR2(30) | LOBを持つオブジェクトの名前 | |
| COLUMN_NAME | VARCHAR2(4000) | LOB列またはLOB属性の名前 | |
| SEGMENT_NAME | VARCHAR2(30) | LOBセグメントの名前 | |
| TABLESPACE_NAME | VARCHAR2(30) | LOBセグメントが設定されている表領域の名前 | |
| INDEX_NAME | VARCHAR2(30) | LOB索引名 | |
| CHUNK | NUMBER | 割当てまたは操作の単位としてのLOBチャンク・サイズ(バイト) | |
| PCTVERSION | NUMBER | バージョニングに使用されるLOB領域の最大割合 | |
| RETENTION | NUMBER | LOB領域のバージョニングの最大継続時間 | |
| FREEPOOLS | NUMBER | このLOBセグメントの空きプールの数 | |
| CACHE | VARCHAR2(10) | LOBデータがバッファ・キャッシュにキャッシュされるかどうか、またその方法: 
 | |
| LOGGING | VARCHAR2(7) | LOBへの変更がロギングされるかどうか 
 | |
| ENCRYPT | VARCHAR2(4) | LOBが暗号化されているかどうか。 SecureFilesの場合に可能な値: 
 BasicFilesの場合に可能な値: 
 | |
| COMPRESSION | VARCHAR2(6) | このLOBに対して使用されている圧縮のレベル。 SecureFilesの場合に可能な値: 
 BasicFilesの場合に可能な値: 
 | |
| DEDUPLICATION | VARCHAR2(15) | このLOBに対して使用されている複製解除の種類。 SecureFilesの場合に可能な値: 
 BasicFilesの場合に可能な値: 
 | |
| IN_ROW | VARCHAR2(3) | ベース行のインラインにLOBの一部が格納されているかどうか( YES|NO)。パーティション・オブジェクトの場合は、*_LOB_PARTITIONSおよび*_PART_LOBSのビューを参照。 | |
| FORMAT | VARCHAR2(15) | LOBのストレージ形式がプラットフォームのエンディアンに依存するかどうか: 
 | |
| PARTITIONED | VARCHAR2(3) | LOB列がパーティション表に依存するかどうか( YES|NO) | |
| SECUREFILE | VARCHAR2(3) | LOBがSecureFilesであるかどうか( YES|NO) | |
| SEGMENT_CREATED | VARCHAR2(3) | LOBセグメントが作成されているかどうか( YES|NO) | |
| RETENTION_TYPE脚注 1 | VARCHAR2(7) | このLOBに対して使用されている保存のタイプ。 SecureFilesの場合に可能な値: 
 BasicFilesの場合に可能な値: 
 | |
| RETENTION_VALUE脚注 1 | NUMBER | 最小の保存時間(秒)。この列は、 RETENTION_TYPEをMINに設定しているSecureFilesでのみ意味を持つ。 | 
脚注 1 この列は、Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.2)から使用可能です。