ALL_MVIEW_ANALYSIS

ALL_MVIEW_ANALYSISは、現行のユーザーがアクセスできるマテリアライズド・ビューを示します。アプリケーションによる分析用の追加情報を提供します。クエリー・リライトがサポートされないマテリアライズド・ビュー(リモート・マスター表または非決定的な関数を持つマテリアライズド・ビューなど)の場合は、最小限の情報が表示されます。

関連ビュー

• DBA_MVIEW_ANALYSISは、データベース内のそのようなマテリアライズド・ビューをすべて示します。

• USER_MVIEW_ANALYSISは、現行のユーザーが所有するそのようなマテリアライズド・ビューをすべて示します。

注意: これらのビューのすべての情報は、ALL_MVIEWSおよびその関連ビューにも表示されます。この情報は、これらのビューではなく、ALL_MVIEWSを参照することをお薦めします。

列	データ型	NULL	説明
OWNER	VARCHAR2(30)	NOT NULL	マテリアライズド・ビューの所有者
MVIEW_NAME	VARCHAR2(30)	NOT NULL	マテリアライズド・ビューの名前
MVIEW_TABLE_OWNER	VARCHAR2(30)	NOT NULL	コンテナ表の所有者(次の列を参照)
CONTAINER_NAME	VARCHAR2(30)		マテリアライズド・ビューのデータが保持される内部コンテナ名。通常は、MVIEW_NAMEと同じ。Oracle8iより前に作成されたマテリアライズド・ビューには、Oracle Databaseによって6バイトの接頭辞SNAP$_が連結される。MVIEW_NAMEが20バイト以上ある場合、19バイトまでに切り捨てられ、一意のCONTAINER_NAMEを生成するために、接尾辞として4バイトの順序番号が追加される。
LAST_REFRESH_SCN	NUMBER		前回のリフレッシュ操作のシステム変更番号(SCN)
LAST_REFRESH_DATE	DATE		前回のリフレッシュのSYSDATE
REFRESH_METHOD	VARCHAR2(8)		デフォルトのリフレッシュ方法: FORCE FAST COMPLETE NEVER
SUMMARY	VARCHAR2(1)		このマテリアライズド・ビューがGROUP BY句または集計操作を含むかどうか(Y | N)
FULLREFRESHTIM	NUMBER		完全リフレッシュに対して、秒単位の近似リフレッシュ時間(SUMMARY = Yの場合のみに定義される)
INCREFRESHTIM	NUMBER		高速リフレッシュに対して、秒単位の近似リフレッシュ時間(SUMMARY = Yの場合のみに定義される)
CONTAINS_VIEWS	VARCHAR2(1)		このマテリアライズド・ビューがその定義内にビューを含むかどうか(Y | N)
UNUSABLE	VARCHAR2(1)		このマテリアライズド・ビューがUNUSABLE(一貫データ)であるかないか(Y | N)。システム障害が完全リフレッシュ中に発生した場合、マテリアライズド・ビューはUNUSABLEになる。
RESTRICTED_SYNTAX	VARCHAR2(1)		このマテリアライズド・ビューが、定義問合せにクエリー・リライトの使用を制限されるかどうか(Y | N)。より詳細な情報は、*_MVIEWSビューのREWRITE_CAPABILITY列によって提供される。
INC_REFRESHABLE	VARCHAR2(1)		このマテリアライズド・ビューが高速リフレッシュされたかどうか(Y | N)
KNOWN_STALE	VARCHAR2(1)		マテリアライズド・ビューに含まれるデータが、前回の正常なリフレッシュ以降に更新されているため、前回のマスター表データと一貫性がとれていないことがわかっているかどうか(Y | N)
INVALID	VARCHAR2(1)		このマテリアライズド・ビューが無効な状態(一貫性がとれていないメタデータ)であるかどうか(Y | N)
REWRITE_ENABLED	VARCHAR2(1)		このマテリアライズド・ビューが、現在、クエリー・リライトに対して使用可能であるかどうか(Y | N)
QUERY_LEN	NUMBER		問合せフィールドの長さ(バイト)
QUERY	LONG		マテリアライズド・ビュー定義のSELECT式
REVISION	NUMBER	NOT NULL	予約済