ALL_SCHEDULER_RUNNING_CHAINS
は、現行のユーザーがアクセスできる実行中の連鎖(ユーザーがALTER
権限を持つ連鎖)の連鎖手順に関する情報を示します。ネストした連鎖の場合、CONNECT BY
句を含むSQL文でJOB_SUBNAME
およびSTEP_JOB_SUBNAME
列をリンクすることによって、連鎖の階層を移動することもできます。
関連ビュー
DBA_SCHEDULER_RUNNING_CHAINS
は、データベース内の実行中の連鎖について、連鎖手順に関する情報を示します。
USER_SCHEDULER_RUNNING_CHAINS
は、現行のユーザーが所有する実行中の連鎖について、連鎖手順に関する情報を示します。このビューは、OWNER
列を表示しません。
列 | データ型 | NULL | 説明 |
---|---|---|---|
OWNER |
VARCHAR2(30) |
NOT NULL |
連鎖を実行するジョブの所有者 |
JOB_NAME |
VARCHAR2(30) |
NOT NULL |
連鎖を実行するジョブの名前 |
JOB_SUBNAME |
VARCHAR2(30) |
連鎖を実行している(ネストした連鎖の場合)ジョブのサブ名、ない場合はNULL | |
CHAIN_OWNER |
VARCHAR2(30) |
NOT NULL |
実行されている連鎖の所有者 |
CHAIN_NAME |
VARCHAR2(30) |
NOT NULL |
実行されている連鎖の名前 |
STEP_NAME |
VARCHAR2(30) |
NOT NULL |
実行中の連鎖の手順名 |
STATE |
VARCHAR2(15) |
実行中の連鎖手順の状態:
|
|
ERROR_CODE |
NUMBER |
この手順が完了したときのエラー・コード(完了した場合) | |
COMPLETED |
VARCHAR2(5) |
実行中の連鎖手順が完了したかどうか(TRUE | FALSE ) |
|
START_DATE |
TIMESTAMP(6)WITH TIME ZONE |
実行中の連鎖手順が開始された日付(開始された場合) | |
END_DATE |
TIMESTAMP(6)WITH TIME ZONE |
実行中の連鎖手順が停止された日付(停止された場合) | |
DURATION |
INTERVAL DAY(9) TO SECOND(6) |
連鎖手順が完了するまでにかかった時間(完了した場合) | |
SKIP |
VARCHAR2(5) |
連鎖手順をスキップするかどうか(TRUE | FALSE ) |
|
PAUSE |
VARCHAR2(5) |
実行後に連鎖手順を停止するかどうか(TRUE | FALSE ) |
|
PAUSE_BEFORE 脚注 1 |
VARCHAR2(5) |
実行前に連鎖手順を停止するかどうか(TRUE | FALSE ) |
|
RESTART_ON_RECOVERY |
VARCHAR2(5) |
データベースのリカバリ時に連鎖手順を再開するかどうか(TRUE | FALSE ) |
|
RESTART_ON_FAILURE |
VARCHAR2(5) |
アプリケーションでの障害発生時に連鎖手順を再開するかどうか(TRUE | FALSE ) |
|
STEP_JOB_SUBNAME |
VARCHAR2(30) |
この手順を実行するジョブのサブ名 | |
STEP_JOB_LOG_ID |
NUMBER |
この手順を実行するジョブのログID |
脚注 1 この列は、Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.2)から使用可能です。