プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Databaseリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B56311-12
  目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

DBA_HIST_INTERCONNECT_PINGS

DBA_HIST_INTERCONNECT_PINGSは、インスタンス間のインターコネクト・メッセージ(ラウンドトリップ)について測定された待機時間に関する情報を示します。Oracle Database 11gでは、PINGプロセスにより、インスタンスのペアごとに通信に伴う待機時間が評価されます。

数秒ごとに、1つのインスタンス(INSTANCE_NUMBER値)内のプロセスにより、各インスタンス(TARGET_INSTANCE値)に2つのメッセージが送信されます。メッセージのサイズはそれぞれ500バイトと8KBです。メッセージは、ターゲット・インスタンス上のPINGプロセスにより受信され、ただちに通知されます。ラウンドトリップにかかる時間は測定され収集されます。

データ型 NULL 説明
SNAP_ID NUMBER NOT NULL 一意のスナップショットID
DBID NUMBER NOT NULL スナップショットのデータベースID
INSTANCE_NUMBER NUMBER NOT NULL スナップショットのインスタンス番号
TARGET_INSTANCE NUMBER NOT NULL ターゲット・インスタンス番号
CNT_500B NUMBER ソース・インスタンス(INSTANCE_NUMBER)の起動以降に、INSTANCE_NUMBERからTARGET_INSTANCEに送信されたサイズ500バイトのpingの数。
WAIT_500B NUMBER ソース・インスタンス(INSTANCE_NUMBER)の起動以降に、INSTANCE_NUMBERからTARGET_INSTANCEに送信されたサイズ500バイトのメッセージのラウンドトリップ回数の合計。CNT_500Bで割ることで、平均待機時間が算出される。
WAITSQ_500B NUMBER ソース・インスタンス(INSTANCE_NUMBER)の起動以降に、INSTANCE_NUMBERからTARGET_INSTANCEに送信されたサイズ500バイトのメッセージのラウンドトリップ回数の二乗和(1/1000倍)。CNT_500BおよびWAIT_500Bとともに使用すると、遅延時間の標準偏差を算出できる。
CNT_8K NUMBER ソース・インスタンス(INSTANCE_NUMBER)の起動以降に、INSTANCE_NUMBERからTARGET_INSTANCEに送信されたサイズ8KBのpingの数。
WAIT_8K NUMBER ソース・インスタンス(INSTANCE_NUMBER)の起動以降に、INSTANCE_NUMBERからTARGET_INSTANCEに送信されたサイズ8KBのメッセージのラウンドトリップ回数の合計。CNT_8Kで割ることで、平均待機時間が算出される。
WAITSQ_8K NUMBER ソース・インスタンス(INSTANCE_NUMBER)の起動以降に、INSTANCE_NUMBERからTARGET_INSTANCEに送信されたサイズ8KBのメッセージのラウンドトリップ回数の二乗和(1/1000)。CNT_8KおよびWAIT_8Kとともに使用すると、遅延時間の標準偏差を算出できる。