DBA_LOGSTDBY_HISTORYは、Data Guardの構成内のスイッチオーバーおよびフェイルオーバーの履歴を示します。すべてのロール・トランジションについて、ローカル・システムで処理または作成されたすべてのREDOログ・ストリームを示すことでこれを行います。(ロール・トランジション後は、新しいログ・ストリームが開始し、新しいプライマリ・データベースによってログ・ストリーム順序番号が増分されます。)このビューは、ロジカル・スタンバイ・データベース専用です。
| 列 | データ型 | NULL | 説明 | 
|---|---|---|---|
| STREAM_SEQUENCE# | NUMBER | ローカル・システムで作成または適用されたすべてのログ・ストリームの順序番号を一覧表示します。 注意: 値0は不明な順序順序を示します。0は今後のログ・ストリーム用に予約されています。 | |
| STATUS | VARCHAR2(16) | ログ・ストリーム処理の説明: 
 | |
| SOURCE | VARCHAR2(5) | ログ・ストリームが開始された方法を示します。 
 | |
| DBID | NUMBER | ログ・ストリームを作成したプライマリ・データベースのデータベース識別子 | |
| FIRST_CHANGE# | NUMBER | 現行ログ・ファイル内の最小システム変更番号(SCN) | |
| LAST_CHANGE# | NUMBER | 現行ログ・ファイル内の最大システム変更番号(SCN) | |
| FIRST_TIME | DATE | 現行ログ・ファイル内の最初のSCNエントリ( FIRST_CHANGE#)の時刻 | |
| LAST_TIME | DATE | 現行ログ・ファイル内の最後のSCNエントリ( LAST_CHANGE#)の時刻 | |
| DGNAME | VARCHAR2(255) | ログ・ストリームを生成したプライマリ・データベースの一意のデータベース名( DB_UNIQUE_NAME)。Data Guardの構成に定義されたすべてのデータベースのDB_UNIQUE_NAME値を表示するには、「V$DATAGUARD_CONFIG」を参照。 | |
| MERGE_CHANGE# | NUMBER | 障害が発生した(ログ・ストリームを作成している)プライマリ・データベース、またはフェイルオーバー後のその他のロジカル・スタンバイ・データベースをフラッシュバックするために、関連するREDOログ・ストリームのコンテキストで使用する必要があるSCN。これは、関連するログ・ストリームのREDOで、プライマリ・データベースから受信したアーカイブ・ログのローカル・コピーを使用して、すべてのデータベースに問題なくマージできる最後のSCNを示す。フェイルオーバー後に、これよりも先の変更を適用するには、フェイルオーバー・ターゲットからREDOログをフェッチしてマイニングする必要がある。 | |
| PROCESSED_CHANGE# | NUMBER | 新しいログ・ストリームに切り替わる前に、SQL Applyが最後にREDOレコードに適用したSCNの厳密な上限(新しいログ・ストリームに切り替わる原因は、スタンバイ・データベースがアクティブ化されプライマリ・データベースになったか、その他のロジカル・スタンバイ・データベースが新しいプライマリ・データベースに適応するために、新しいログ・ストリームに切り替えた場合のいずれか) |