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Oracle® Database 2日でパフォーマンス・チューニング・ガイド
11gリリース2(11.2)
B56313-03
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1 概要

Oracle Database管理者(DBA)は、Oracle Databaseのパフォーマンスを適切に保つ責任があります。データベースをチューニングして要求されるパフォーマンス・レベルを満たすことは、特に新しくOracle Databaseを使用することになったDBAにとって難しい問題です。このマニュアルは、Oracle Diagnostics Pack、Oracle Tuning Pack、Oracle Enterprise Manager(Enterprise Manager)から提供される機能を使用して日常的なデータベースのパフォーマンス・チューニング・タスクを実行する方法が記載されたクイック・スタート・ガイドです。

この章の内容は次のとおりです。

このマニュアルについて

このマニュアルを使用する前に、次のことを行っておく必要があります。

このマニュアルはタスク指向です。チューニング・タスクの実行が必要な理由および時期について説明することを目的としています。

このマニュアルでは、Oracle Databaseのあらゆる概要について包括的に説明してはいません。このような情報については、『Oracle Database概要』を参照してください。

このマニュアルでは、基本的なOracle Databaseの管理タスクについては説明していません。このような情報については、『Oracle Database 2日でデータベース管理者』を参照してください。管理タスクの完全な説明は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。

このガイドで使用する主なインタフェースはEnterprise Manager Database Controlコンソールです。このマニュアルでは、Oracle Databaseのパフォーマンスに関するすべてのチューニング機能については説明していません。また、このマニュアルで説明しているチューニング・オプションと同等である、使用可能なアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)についても説明していません。このタイプの詳細は、Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイドを参照してください。

Oracle DBAの一般的なタスク

Oracle DBAとして、次のタスクに関わることが予想されます。

このマニュアルでは、前述のリストのうち、最後の2つの作業を行う方法について説明しています。

データベースをチューニングするツール

このマニュアルは、Oracle Databaseのパフォーマンスを迅速で効率的にチューニングおよび最適化することを目的としています。

このマニュアルを使用するには、次の製品、ツール、機能およびユーティリティを入手する必要があります。


注意:

Oracle Diagnostics PackやOracle Database Tuning Packなど、前述の製品およびツールには、個別のライセンスが必要なものがあります。詳細は、『Oracle Databaseライセンス情報』を参照してください。