ここでは、SQL*Plusで表示される、接頭辞SP2-およびCPY-のエラー・メッセージについて説明します。
Oracle Databaseで表示される接頭辞ORA-、TNS-およびPLS-のエラー・メッセージについては、『Oracle Databaseエラー・メッセージ』を参照してください。
command filename[.ext] [CR[EATE]|REP[LACE]|AP[PEND]]
commandにはSAVE、SPOOLまたはSTORE SETを指定してください。
ファイル名として、コマンド・キーワードCREATE、REPLACE、APPEND、またはこれらのいずれかの略称、あるいはFILEという単語を使用する場合は、ファイル名を一重引用符で囲んでください。
このメッセージは、SQL*Plusのソース・コードに(英語で)ハード・コードされているため、メッセージ・ファイル・エラーとして表示される場合があります。このエラーは、メッセージ・ファイルがオープンできない場合にのみ発生するため、このメッセージ・ファイルからは読み取れません。メッセージ・ファイルのこのエントリは、説明用に記載しています。
Windowsで環境変数SQLPLUSが設定されている場合は、変数にSQL*Plusメッセージ・ファイルのディレクトリ名(ORACLE_HOME\sqlplus\mesgなど)を含める必要があります。
また、ファイルsp1XX.msbが、$ORACLE_HOME/sqlplus/mesgディレクトリまたはORACLE_HOME\sqlplus\mesgディレクトリにあることを確認してください。「XX」は、環境変数NLS_LANGに関連付けられた地域接頭辞を示します。SQL*Plusは、sp1XX.msbファイルから1つのみ読み取ります。たとえば、NLS_LANGがJAPANESE_JAPAN.JA16EUCの場合、sp1ja.msbが読み取られます。NLS_LANGが設定されていない場合、デフォルト(英語)のsp1us.msbが使用されます。適切なファイルのサイズが0(ゼロ)以外であり、ファイルの読取り権限があることを確認してください。「.msb」ファイルはバイナリです。ファイルの内容を表示したり印刷しても意味がありません。どの言語のファイルが使用されているか不明な場合は、NLS_LANGを設定しないでSQL*Plusを実行し、sp1us.msbファイルを読み取れるか検証してください。