原因: データ・フィールド<d-field> <f#>で、リモート・ホストの境界位置揃えを指定する属性が指定されています。そのため、環境<ename>、コンパイラ<compno>、データ型<dtype>、データ型位置揃えグループ<dagno>の位置揃え情報がPG DD環境表内で検索されましたが、これらの特性に一致するエントリが見つかりませんでした。この場合、<d-field> <f#>、および<ename> <compno> <dtype> <dagno>について、PGAUからメッセージ30630と30631が続けて発行されます。TIPの転送バッファ内でリモート・ホスト・データを正しく位置揃えするには、位置揃え情報が必要です。サポートされる環境とコンパイラは、IBM370のコンパイラIBMVSCOBOLIIです。サポートされる位置揃え属性は<d-field> ... PIC S9(n) <dtype> SYNC、<d-field> ... PIC S9(n) <dtype> SYNCHRONIZEです。サポートされるデータ型値<dtype>はCOMP、COMPUTATIONAL、COMP-4、COMPUTATIONAL-4です。長さ/位置揃えを基準としたデータ型のグループ<dagno>は、dagno = 1(2バイトの境界に揃えられる2バイト長)、dagno = 2(4バイトの境界に揃えられる4バイト長です)です。考えられる原因は次のとおりです。
- 生成中のTIPに関するPG DD内のTRANSACTIONエントリに、無効なENVIRONMENTが指定された可能性があります。
- 生成中のTIPのファンクション・コール内で参照されているPG DD内のDATAエントリに無効なLANGUAGEが指定された可能性があります。
- DATAエントリ内のフィールドのデータ型または長さ(あるいはその両方)が無効か、サポートされていない可能性があります。
- PG DDが利用できない可能性があります。この場合、前のエラー・メッセージにPG DDへのアクセスの問題が示されます。