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Oracle® Enterprise Manager System Monitoring Plug-inリリース・ノートfor Oracle TimesTen In-Memory Database
リリース2.2
B66449-02
 

 

Oracle® Enterprise Manager

System Monitoring Plug-inリリース・ノートfor Oracle TimesTen In-Memory Database

リリース2.2

B66449-02(原本部品番号:E21650-02)

2012年9月

このドキュメントでは、最新の情報と、正規のマニュアルにはまだ記載されていない情報について説明します。

このドキュメントの内容は次のとおりです。

1 このリリースでの変更点

このセクションでは、リリース間の変更点を示します。

1.1 リリース2.1からリリース2.2での変更点

  • System Monitoring Plug-in for Oracle TimesTen In-Memory Databaseリリース2.2は、TimesTenリリース11.2.2およびTimesTenリリース11.2.1.5.0以上でのメトリックをサポートしています。TimesTenリリース11.2.1でプラグイン・リリース2.2を使用する場合は、TimesTenリリース11.2.2に追加されるメトリックは、TimesTenリリース11.2.1でサポートされていないため、ゼロまたは空白にできません。

2 プラットフォーム

System Monitoring Plug-in for Oracle TimesTen In-Memory Databaseは、TimesTen 11.2.1.5.0以上、Enterprise Manager Agent 10.2.0.xおよびEnterprise Manager Agent 11gがサポートするすべてのプラットフォームでサポートされています。Enterprise Manager Agent EM 12cはサポートされていません。

3 ソフトウェア要件およびインストール

ソフトウェア要件の詳細は、『Oracle Enterprise Manager System Monitoring Plug-inインストレーション・ガイドfor Oracle TimesTen In-Memory Database』を参照してください。

Oracle Enterprise Manager Agent 11gのインストールの詳細は、次を参照してください。

http://download.oracle.com/docs/cd/E11857_01/index.htm

Oracle Enterprise Manager Agent 10.2.0.5以上のインストールの詳細は、次を参照してください。

http://download.oracle.com/docs/cd/B16240_01/doc/nav/portal_booklist.htm

4 既知の問題点

この項では、既知の問題および制限事項について説明します。

4.1 メトリックの収集

  • プラグインでは、次の場合にはターゲット・メトリックの収集ができません。

    • ターゲットのユーザーが削除されている場合。

    • ユーザーのパスワードがプラグインの実行中に変更されている場合。

    • ターゲットDSNに対応するデータベースがアンロードされている場合。

    • ターゲットDSNのTimesTenデーモンが停止している場合。

4.2 アクセス制御

  • Oracle Enterprise Managerの一部のバージョンでは、アクセス制御機能が有効になっている場合、「テスト接続」をクリックしてからパスワードを再入力する必要があります。テスト接続の実行後に「OK」をクリックしてターゲットを追加すると、プラグインではTimesTenの認証エラーが発生します。ターゲットのメイン・ページで「監視構成」を選択してターゲットを追加した後、パスワードを再入力できます。

4.3 資格証明

  • EMエージェントを動作させるには、EMエージェントの資格証明(ホストのユーザー名/パスワード)を適切に設定する必要があります。

4.4 破棄されたデータベース

  • プラグインで監視しているTimesTenデータベースが破棄された場合でも、このプラグインのスクリプトは、ターゲットが削除されるまで1分間に1回実行されます。ただし、正常には完了しません。

4.5 直接リンクされたDSN

  • このプラグインは、クライアント/サーバーDSNが使用するように使用されるようには設計されていません。このプラグインでは、直接リンクされたDSNのみが使用される必要があります。

4.6 パフォーマンス

  • このプラグインは、Enterprise Manager Oracle Management ServerまたはOracle Enterprise Manager Repositoryと同じマシンにはデプロイしないでください。

  • TimesTenデータベースを再作成または上書きすると、SYS.MONITOR表のメトリックがゼロにリセットされます。この再作成中にデータベースが監視されている場合、パフォーマンスの一部の評価が一時的に低下します。この動作は自動的に補正され、エラーではありません。SYS.SYSTEMSTATSの統計の一部でも同様の動作が発生する場合があります。

  • Enterprise Manager Oracle Management ServerまたはEnterprise Manager Repositoryデータベースが存在するサーバーでメモリーが少なくなったり、CPUの限界またはI/Oの限界に達すると、プラグイン・レポートのパフォーマンスが低下します。

4.7 ターゲットの削除

  • ターゲットを削除してから、同じ名前で再度追加しようとすると、「java.sql.SQLException: ORA-20600: 指定したターゲットは現在削除中です。」などのEMエラーが発生する場合があります。

4.8 ターゲットのプロパティ

  • 「Target Properties」ページで、値(コメント、ライン・オブ・ビジネスなど)が消失する場合があります。このことが、プラグインの精度またはパフォーマンスに影響することはありません。

4.9 Windows

  • ホストのユーザー名は、windows_domain\usernameとして指定する必要があります。

  • EMエージェント・サービスを実行するユーザーには、セキュリティ権限「バッチ・ユーザーとしてログオン」を付与する必要があります。

5 ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。

Oracle Supportへのアクセス

Oracleサポート・サービスでは、My Oracle Supportを通して電子支援サービスを提供しています。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info)か、聴覚に障害のあるお客様は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs)を参照してください。


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B66449-02

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