このドキュメントでは、Oracle Fusion Middlewareにおけるセキュリティの概要を示します。
この章は、次のトピックで構成されています。
このドキュメントは、Oracle Fusion Middleware 11gリリース1(11.1.1)にセキュリティを構築する方法を理解しようとするシステム・アーキテクト、セキュリティ管理者、および開発者を対象としています。
このドキュメントを読むと次のことができるようになります。
Oracle Fusion Middlewareアーキテクチャでのセキュリティのロールと範囲について理解できます。
管理者および開発者に対して幅広いセキュリティ機能の基盤を提供するOracle Platform Security Servicesについて理解できます。
共通のセキュリティ・タスクについて理解し、セキュリティ・タスクの実装に関する情報の参照先がわかります。
このドキュメントは、一般的にOracle Fusion Middleware(特にOracle Platform Security Services)のセキュリティ機能を主に紹介するために作成されています。Oracle WebLogic Serverの標準的なセキュリティ機能の詳細は、このドキュメントでは説明していません。
Oracle WebLogic Serverのセキュリティの詳細、および特定のセキュリティ機能の実装方法については、このドキュメントの「関連ドキュメント」の項、および以降の章で示される参照箇所を参照してください。
このドキュメントは次のように編成されています。
第1章「Oracle Fusion Middlewareのセキュリティ」では、アーキテクチャの図を使用して、Oracle Fusion Middleware内のセキュリティ・テクノロジの範囲を説明します。
第2章「Oracle Platform Security Servicesについて」では、Oracle Platform Security Servicesと主なコンポーネントを紹介し、様々なコンポーネントの役割と機能について説明します。
第3章「セキュアなアプリケーションの開発」では、Oracle Application Development Frameworkを使用してセキュアなアプリケーションを開発できる方法について説明します。
第4章「インフラストラクチャのセキュリティ強化」では、インフラストラクチャのセキュリティに関して主な側面をハイレベルな観点で示します。
第5章「一般的なセキュリティ・シナリオおよびタスク」では、最も一般的なセキュリティ・タスクについて説明し、タスクの実行に関して関連情報の参照先を示します。
オラクル社は、オラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを、障害のあるお客様を含むすべてのお客様にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/
を参照してください。
ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて
スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。
外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて
このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。
聴覚に障害があるお客様のOracleサポート・サービスへのアクセス
Oracleサポート・サービスに連絡するには、テレコミュニケーション・リレー・サービス(TRS)を使用してOracleサポート(+1-800-223-1711)までお電話ください。Oracleサポート・サービスの技術者が、Oracleサービス・リクエストのプロセスに従って、技術的な問題を処理し、お客様へのサポートを提供します。TRSの詳細は、http://www.fcc.gov/cgb/consumerfacts/trs.html
を参照してください。電話番号の一覧は、http://www.fcc.gov/cgb/dro/trsphonebk.html
を参照してください。
詳細は、Oracle 11gリリース1(11.1.1)ドキュメント・セットの次のドキュメントを参照してください。
『Oracle Fusion Middleware Understanding Security for Oracle WebLogic Server』
『Oracle Fusion Middlewareセキュリティ・ガイド』
Oracle Fusion Middlewareの管理者ガイド
『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development FrameworkのためのFusion開発者ガイド』
第3章「共通セキュリティ・タスク」では、特定のタスクに対する追加の参照箇所を示しています。
リリース・ノート、インストール関連ドキュメント、ホワイト・ペーパーまたはその他の関連ドキュメントは、OTN-J(Oracle Technology Network Japan)から、無償でダウンロードできます。OTN-Jを使用するには、オンラインでの登録が必要です。登録は、次のWebサイトから無償で行えます。
http://www.oracle.com/technology/global/jp/membership/index.html
すでにOTN-Jのユーザー名およびパスワードを取得している場合は、次のURLでOTN-J Webサイトのドキュメントのセクションに直接接続できます。
http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html
このマニュアルでは次の表記規則を使用します。
規則 | 意味 |
---|---|
太字 | 太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。 |
イタリック体 | イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。 |
固定幅フォント |
固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。 |
次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。
Oracleサポート・サービス
オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。
http://www.oracle.com/lang/jp/support/index.html
製品マニュアル
製品のマニュアルは、次のURLにあります。
http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html
研修およびトレーニング
研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。
http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=3
その他の情報
オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。
http://www.oracle.com/lang/jp/index.html
http://www.oracle.com/technology/global/jp/index.html
注意: ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。 |