Oracle Fusion Middleware Oracle Team Productivity Center Serverインストレーション・ガイド 11g リリース1(11.1.1) B55903-01 |
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Oracle Team Productivity Center Serverインストレーション・ガイド
11g リリース1(11.1.1)
部品番号: B55903-01
2009年10月
このドキュメントでは、次の情報が提供されます。
最新のシステム要件は、『Oracle Fusion Middleware Oracle JDeveloperインストレーション・ガイド』を参照してください。
Oracle Team Productivity Center Serverのインストール・ソフトウェアは、プラットフォームに依存しないJARファイルとして配布されています。 Oracle Team Productivity Center ServerのインストールJARファイルは、Oracle Technology Network(OTN)のWebサイト(http://www.oracle.com/technology/software/products/jdev/index.html
)からダウンロードしてください。
Oracle Team Productivity Center Serverをインストールする前に、インストール時およびインストール後のサーバーの操作で使用される次の用語を憶えておいてください。
クライアント: チーム・メンバーとの意思疎通、作業アイテムの選択、およびプロジェクト開発の追跡を可能にする、Oracle JDeveloperの機能セット。
サーバー: Oracle JDeveloper内のチームのTPC機能とデータ・リポジトリ(バグ・データベース、機能Wiki、製品機能と仕様のディレクトリなど)との接続を管理するソフトウェア。
コネクタ: Oracle Team Productivity Centerと指定のデータ・リポジトリの間のデータ構造およびユーザー・インタフェースを定義する要素。 たとえば、Oracle JDeveloperでバグ追跡ツールからバグのリストを表示するには、バグ追跡ツールへのコネクタが必要です。 詳細は、コネクタ開発に関するオンライン・ヘルプを参照してください(この例のようなリンクを作成する方法を検索してください)。
Oracle Team Productivity Serverインストール・パッケージでは、次の2つの機能を実行できます。
サーバーの初期インストールの実行
既存のサーバー・インストールでアクセスできるコネクタのインストールまたは更新(プロジェクト追跡ソフトウェアまたは機能/仕様リポジトリなど)
コネクタを同時にインストールしなくても、Oracle Team Productivity Serverソフトウェアをインストールできます。 新規コネクタのインストールは、サーバー・ソフトウェアのインストール後いつでも実行できます。
インストーラを実行する前に、次の前提条件を満たしていることを確認します。
インストールするには、Oracle Team Productivity Serverの接続先となるデータベースのユーザーIDおよびパスワードを入力する必要があります。 インストールを開始する前に、このデータベースへの完全なアクセスに必要なすべてのユーザー権限があることを確認してください。
Oracle Technology Network(OTN)のWebサイト(http://www.oracle.com/technology/software/products/jdev/index.html
)から入手可能なOracle Team Productivity Serverのインストール・パッケージをダウンロードします。
ダウンロードしたインストール・ファイルtpcinstaller.jar
が格納されたディレクトリをメモします。 インストールするには、そのディレクトリにナビゲートし、コマンドライン命令を実行してOracle Team Productivity Centerをインストールする必要があります。
Oracle Team Productivity Serverをインストールするシステムにおいて、『Oracle Fusion Middleware Oracle JDeveloperインストレーション・ガイド』で必要とされている最新のJDKが動作していることを確認してください。
Oracle Team Productivity Center Serverインストール・パッケージは、JARファイルです。 このパッケージは、Oracle JDeveloperの標準要件を満たすWindows、LinuxまたはMac OS Xプラットフォームにインストールできます。 また、インストール・システムでは、インストール時にOracle Team Productivity Center Serverが動作するJava EEアプリケーション・サーバーも動作している必要があります。
インストールはコマンドラインから開始されます。インストーラの起動後、選択肢が含まれる一連のインストール画面が順に表示され、インストーラによりインストールが進められます。
インストーラを起動する手順は、次のとおりです。
Oracle Team Productivity Centerのインストール・ファイルtpcinstaller.jar
が格納されたディレクトリにナビゲートします。
コマンドライン(LinuxまたはDOSのコマンド・シェル)から、次のコマンドを入力します。インストール・システムのJAVA_HOME
ディレクトリ(指定されている場合)で置き換えます。
set JAVA_HOME=location of java_home
たとえば、C:\ドライブの「Program Files」ディレクトリにJDK 1.6.0_11がインストールされたWindowsシステムでは、コマンドは次のようになります。
set JAVA_HOME=C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_11
前述のコマンドが完了し、システムのコマンドライン・プロンプトが再表示されたら、次のコマンドを入力します。
set PATH=%JAVA_HOME%\bin;%PATH%
前述のコマンドが完了し、システムのコマンドライン・プロンプトが再表示されたら、次のコマンドを入力します。
java -jar tpcinstaller.jar
このコマンドによってOracle Team Productivity Centerインストーラが起動し、次の項に示す多数の画面が表示されます。
インストーラで表示される次の複数の画面において、インストール用の様々なパラメータを指定します。
ようこそ
この画面では、Oracle Team Productivity Centerインストーラにより、ユーザーが実行できるステップのリストが示されます。
インストール・タイプの選択
この画面では、インストール対象として、サーバーのみ、1つ以上のコネクタのみまたはサーバーとコネクタの両方のオプションが示されます。 インストールが続行される前に、これらのインストール要素を1つ以上選択します。
この手順を進めるため、「サーバー」チェック・ボックスを選択し、「次へ」をクリックします。
Oracle Team Productivity Centerコネクタのインストール手順は、第3項「Oracle Team Productivity Centerコネクタのインストール」を参照してください。
管理者アカウントの作成
インストールでは、管理権限を持つOracle Team Productivity Centerユーザーをデータベースに対して指定するために使用される管理者アカウントを作成する必要があります。 アカウント名は、既存のTeam Productivity Centerアカウント名と同じである必要はありません。 パスワードを作成する際には、安全でセキュリティの高いパスワード・ガイドラインに必ず従ってください。
必要なユーザー名を入力した後、作成するアカウントのパスワードを入力します。 確認用のパスワードを再入力してから、「次へ」をクリックします。
アプリケーション・サーバーの場所の指定
Oracle Team Productivity Serverを実行するために選択されたJava EEアプリケーション・サーバー上の場所への完全修飾パスを入力します。 パスを入力するか、場所を示す別の画面からパスをコピーして貼り付けるか、または「参照」をクリックしてローカル・ファイル・システムのパスを検索できます。
たとえば、Oracle WebLogic Serverが動作するWindowsシステムでは、次のアプリケーション・サーバーの場所を入力します。
C:\<WLS_Home>\user_projects\domains\<Your_Domain>\autodeploy
<フィールド>は、インストール・システムにおける特定のパス情報を表します。
C:\ドライブの最上位レベルからApache Tomcatアプリケーション・サーバー、リリース6.0.16が動作しているWindowsシステムでは、次のアプリケーション・サーバーの場所を入力します。
C:\apache-tomcat-6.0.16
\webapps
データベース接続情報の指定
このインストールのデータベース接続について次の情報を入力します。
接続タイプ:
汎用JDBCまたはOracle JDBCのいずれかを使用して接続します。 汎用JDBCを選択すると、インストーラによって使用するドライバの入力が求められます。
このインストールでは、Oracle(JDBC)を選択します。
JDBC URL:
このサーバーで使用されるデータベース接続のJDBC URLを入力します。 次に例を示します。
jdbc:oracle:thin:@192.0.2.1:1521:orcl
ユーザー名:
接続しているデータベースについて選択したユーザー名を入力します。
パスワード:
選択したユーザーのパスワードを入力します。
すべての選択内容を入力した後、「次へ」をクリックします。 次のステップに進む前に、Oracle Team Productivity Serverインストーラによって接続が検証されます。
インストール・サマリー
インストール・ウィザードの最後の画面では、インストールに関する次の重要な情報が表示されます。
サーバー位置
データベース詳細
インストールを完了するには、「終了」をクリックします。 ウィザードでインストールの進行状況が表示されます。
インストールの完了後、Oracle JDeveloperを起動し、Oracle Team Productivity Centerクライアント拡張機能をダウンロードしてインストールします。 Oracle JDeveloperで拡張機能をダウンロードするには、「ヘルプ」メニューをクリックし、「更新の確認」を選択します。 Oracle Team Productivity Centerのオンライン・ヘルプには、Oracle JDeveloper内でのTeam Productivity Centerの設定方法について管理者向けの手順が記載されています。
コネクタをインストールするには、最初にOracle Team Productivity Centerインストーラを起動します(第2.3項「インストーラの起動」を参照)。 インストーラを起動する際に、後述のとおりインストーラ画面で情報を選択します。
インストーラを使用して、Oracle Team Productivity Centerコネクタを更新することもできます。 すでにインストールされているコネクタより後のバージョンの同じコネクタをインストールした場合、インストーラによって前のバージョンが上書きされ、後のバージョンがその場所にインストールされます。
インストーラで表示される次の複数の画面において、インストール用の様々なパラメータを指定します。
インストール・タイプの選択
この画面では、インストール対象として、サーバーのみ、1つ以上のコネクタのみまたはサーバーとコネクタの両方のオプションが示されます。 インストールが続行される前に、これらのインストール要素を1つ以上選択します。
この手順を進めるため、「コネクタ」チェック・ボックスを選択し、「次へ」をクリックします。
Oracle Team Productivity Center Serverのインストールの詳細は、第2.4項「サーバー・インストールのインストーラ画面」を参照してください。
データベース接続情報の指定
選択したデータベース接続について次の情報を入力します。
接続タイプ:
汎用JDBCまたはOracle JDBCのいずれかを使用して接続します。 汎用JDBCを選択すると、インストーラによって使用するドライバの入力が求められます。
このインストールでは、Oracle(JDBC)を選択します。
JDBC URL:
データベース接続のJDBC URLを入力します。 次に例を示します。
jdbc:oracle:thin:@192.0.2.1:1521:orcl
ユーザー名:
データベースに対して選択したユーザー名を入力します。
パスワード:
ユーザーのパスワードを入力します。
すべての選択内容を入力した後、「次へ」をクリックします。 次のステップに進む前に、Oracle Team Productivity Serverインストーラによって接続が検証されます。
コネクタ・ソースの選択
この画面では、コネクタのソース・ファイルの場所を指定します。 Oracle JDeveloperの更新センターでコネクタを検索するか、ローカル・ファイルからインストールするオプションがあります。
Oracle JDeveloperの更新センターを検索する手順は、次のとおりです。
「更新センターの検索」を選択します。
画面に表示される更新センターのうち1つ以上を選択します。
「次へ」をクリックします。
ローカル・ファイルからインストールする手順は、次のとおりです。
「ローカル・ファイルからインストール」を選択し、「次へ」をクリックします。
ローカル・ファイル・システムのコネクタZIPファイルのパス名を入力します。 次に例を示します。
C:\tpc-connector-msprojectserver_bundle.zip
選択した後、「次へ」をクリックします。
インストール・サマリー
インストール・ウィザードのサマリー画面では、インストールに関する次の重要な情報が表示されます。
データベース接続情報
選択したコネクタと、コネクタ・コンポーネントが格納されたZIPファイルまたはJARファイルへのパス
データを確認したら、「終了」をクリックしてインストールを続行します。 ウィザードでインストールの進行状況が表示されます。
インストーラにより圧縮ファイルが解凍され、このコネクタを使用するために構成に必要な場合は、データベースへの接続が作成されます。 インストーラによりインストールが完了したことが示されたら、コネクタ用のデータ・リポジトリに接続します。 コネクタの使用に関する詳細は、Oracle Team Productivity Centerに関するOracle JDeveloperオンライン・ヘルプに記載されています。
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を参照してください。
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Oracle Fusion Middleware Oracle Team Productivity Center Serverインストレーション・ガイド, 11g リリース1(11.1.1)
部品番号: B55903-01
Oracle Fusion Middleware Installation Guide for Oracle Team Productivity Center Server, 11g Release 1 (11.1.1)
原本部品番号: E14156-02
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