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Oracle Fusion Middlewareリリース・ノート
11gリリース1(11.1.1) for Microsoft Windows x64
B55938-01
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9 Oracle HTTP Server

この章では、Oracle HTTP Serverに関連する問題について説明します。内容は次のとおりです。

9.1 ドキュメントの訂正箇所

この項では、ドキュメントの訂正箇所を示します。内容は次のとおりです。

9.1.1 opmnctlコマンドライン・ツールの場所の間違い

『Oracle Fusion Middleware Oracle HTTP Server管理者ガイド』の「Oracle HTTP Serverの管理ツール」の章には、opmnctlコマンドライン・ツールのORACLE_HOME内での場所が間違って記載されています。opmnctlの正しい場所は、ORACLE_HOME/opmn/binディレクトリです。

9.1.2 mod_securityモジュールおよびリファレンス・マニュアルがOracle HTTP Serverに付属していない問題

『Oracle Fusion Middleware Oracle HTTP Server管理者ガイド』の「Oracle HTTP Serverモジュールの理解」の章には、mod_securityに関する項が含まれます。その項で、mod_securityモジュールが説明され、『ModSecurity Reference Manual』のPDF(modsecurity2_reference.pdf)が参照されています。mod_securityモジュールとmodsecurity2_reference.pdfファイルは、今回のリリースには付属していません。

9.2 構成の問題および回避方法

この項では、構成に関する問題およびその回避方法について説明します。内容は次のとおりです。

9.2.1 Apacheのログ・ローテーション・オプションの使用時にOracle HTTP Serverが起動すると空のコマンド・ウィンドウが表示される問題

Microsoft Windowsプラットフォームでは、アクセス・ログまたはエラー・ログのローテーション用にApacheのrotatelogs機能を有効化している場合、Oracle HTTP Serverを起動すると、ネイティブApache 2.xの問題により、空のコマンド・ウィンドウが表示されます。空のコマンド・ウィンドウが表示されるのは、ログ・モードでApacheを使用している場合のみです。Oracle HTTP Serverのデフォルトのログ・モードであるODL-TextまたはODL-XML(odl_rotatelogs)を使用している場合には、表示されません。

エラー・ログとアクセス・ログの構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle HTTP Server管理者ガイド』のOracle HTTP Serverログの構成に関する項を参照してください。