Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managementクイック・インストレーション・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B55907-01
 

 

Oracle® Fusion Middleware

Oracle Identity Managementクイック・インストレーション・ガイド

11gリリース1(11.1.1)

部品番号: B55907-01

2009年9月

このガイドは、最も一般的なOracle Identity Managementのデプロイメントを簡単にインストールすることを目的としています。


関連項目:

詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managementインストレーション・ガイド』を参照してください。

内容は次のとおりです。

1 インストールの概要

次に、Oracle Identity Management 11gリリース1(11.1.1)をインストールする手順の概要を示します。

  1. 動作要件情報を確認します。

  2. システム要件を確認します。

  3. Oracle WebLogic Serverのインストール、必要に応じてOracle Databaseのインストールとスキーマの作成などのすべての依存する処理に対応します。

  4. 適切なコンポーネントをインストールします。

  5. インストールを検証します。

2 Oracle Identity Managementをインストールする前に

このトピックでは、Oracle Identity Managementコンポーネントをインストールする前に確認する必要がある情報を示します。

2.1 Oracle Fusion Middlewareの動作要件

「Oracle Fusion Middleware Supported System Configurations」ドキュメントには、サポートされているインストール・タイプ、プラットフォーム、オペレーティング・システム、データベース、JDK、Oracle Identity Management 11gリリース1(11.1.1)に関連するサード・パーティ製品などの、Oracle Fusion Middlewareの動作要件情報が記載されています。

「Oracle Fusion Middleware Supported System Configurations」ドキュメントにアクセスするには、次のOracle Technology Network(OTN)のWebサイトを検索します。

http://www.oracle.com/technology

2.2 システム要件

この項では、Oracle Identity Management 11gリリース1(11.1.1)のインストールのシステム要件について説明します。

2.2.1 最新情報

このトピックの情報は、公開時点で最新のものです。最新情報については、『Oracle Fusion Middleware System Requirements, Prerequisites, and Specification』ドキュメントを参照してください。このドキュメントには、ハードウェア、ソフトウェア、ディスク領域、メモリー、システム・ライブラリ、パッチ要件に関連する情報が記載されています。

『Oracle Fusion Middleware System Requirements, Prerequisites, and Specification』ドキュメントにアクセスするには、次のOracle Technology Network(OTN)のWebサイトを検索します。

http://www.oracle.com/technology

2.2.2 インストーラ起動要件

インストーラを起動する場合、表1にリストされている要件を確認します。要件が満たされていない場合、通知が表示されます。

表1 インストーラ起動要件

カテゴリ 最小値または許可される値

プラットフォーム

UNIX:

  • Solaris 9、Solaris 10

  • HP-UX 11i(11.23)、HP-UX 11i(11.31)

  • Oracle Enterprise Linux 4、Oracle Enterprise Linux 5、Red Hat Linux 4、Red Hat Linux 5、SUSE 10

  • IBM AIX 5.3、IBM AIX 6.1

Windows:

  • Windows XP SP2(Win32プラットフォームのみ)、Windows 2003、Windows 2008、Windows Vista

一時領域

150MB以上

スワップ領域

512MB以上

モニター

256色以上


2.2.3 メモリー要件

表2に、Oracle Identity Management 11gリリース1(11.1.1)のインストールの最小メモリー要件を示します。

表2 最小メモリー要件

オペレーティング・システム 最小物理メモリー 最小使用可能メモリー

Linux

2GB

1GB

UNIX

2GB

1GB

Windows

2GB

1GB


Oracle Identity Management 11gリリース1(11.1.1)デプロイメントに固有のメモリー要件は、インストールしたコンポーネントやコンポーネントの組合せによって異なります。次に、各種コンポーネントのメモリー要件を示します。リストをガイドラインとして、デプロイメントに固有のメモリー要件を判断します。

  • WebLogic管理サーバー: 750MB

  • Oracle Directory Integration PlatformとOracle Directory Services Managerを実行するWebLogic管理対象サーバー: 720MB

  • Oracle Identity Federationを実行するWebLogic管理対象サーバー: 650MB

  • Oracle Internet Directory: 75MB

  • Oracle Virtual Directory: 105MB

  • Oracle Enterprise Manager(EM)Agent: 25MB

  • Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN): 5MB

2.3 Oracle WebLogic ServerのインストールとOracleミドルウェア・ホームの作成

Oracle Identity Management 11gリリース1(11.1.1)コンポーネントをインストールするには、Oracle WebLogic Serverをインストールし、Oracleミドルウェア・ホーム・ディレクトリを作成する必要があります。


注意:

Oracle Internet Directory 11gリリース1(11.1.1)をOracle WebLogic管理ドメインを使用せずにインストールする場合、Oracle WebLogicをインストールする必要はありません。

次の手順を実行して、Oracle WebLogic Serverをインストールし、Oracleミドルウェア・ホーム・ディレクトリを作成します。Oracle WebLogic Serverのインストールの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Installation Guide for Oracle WebLogic Server』を参照してください。

  1. Oracle WebLogic ServerのCD-ROMを挿入するか、次のURLでOracle WebLogic Serverのインストーラをダウンロードしてください。

    http://www.oracle.com/technology/software/products/ias/htdocs/wls_main.html
    
  2. 使用するシステムに適切な実行可能ファイルを検索します。

    • 32ビットLinuxシステムにはwls1031_linux32.bin

    • 32ビットWindowsシステムにはwls1031_win32.exe

    • すべての64ビット・プラットフォームにはwls1031_generic.jar

    32ビット実行可能ファイルは、該当のJDKバージョンにバンドルされています。64ビット・インストーラを使用する場合、使用するプラットフォームに対してサポートされているJDKでインストーラを起動する必要があります。Oracle WebLogic Serverをインストールする前に、このJDKをシステムにインストールしておく必要があります。プラットフォームに対してサポートされているJDKについては、Oracle Fusion Middlewareの動作要件のドキュメントを参照してください。

    http://www.oracle.com/technology/software/products/ias/files/fusion_certification.html
    
  3. Oracle WebLogic ServerのインストーラをCD-ROMから直接実行するか、ローカル・システムにファイルをコピーしてローカルで実行します。

    32ビット・システムの場合:

    Linux:

    ./wls1031_linux32.bin
    

    Windows:

    wls1031_win32.exe
    

    64ビット・システムの場合:

    UNIX:

    JAVA_HOME/bin/java -jar wls1031_generic.jar
    

    または

    JAVA_HOME/bin/java -d64 -jar wls1031_generic.jar
    

    Windows:

    JAVA_HOME\bin\java -jar wls1031_generic.jar
    

    64ビット・インストールの場合:

    • インストーラを実行する前に、システムで環境変数DISPLAYを設定します。

    • JAVA_HOMEを、使用するプラットフォーム用にインストールした、サポートされているJDKのインストール場所に置き換えます。

    • 32/64ビット・ハイブリッドJDK(HP-UXの場合はHP JDK、Solaris SPARCの場合はSUN JDKなど)を使用する場合は、-d64フラグを使用します。

    • JAVA_HOME/bin/java -version(または32/64ビット・ハイブリッドJDKではJAVA_HOME/bin/java -d64 -version)を実行して、JAVA_HOMEが64ビットJDKを参照するようにします。


    注意:

    Oracle WebLogic Serverのインストーラを起動すると、「ようこそ」画面が表示されます。

  4. 「次へ」をクリックします。「ミドルウェア・ホーム・ディレクトリの選択」画面が表示されます。

  5. 「新しいミドルウェア・ホームを作成する」を選択し、新しいミドルウェア・ホーム・ディレクトリの目的の場所を特定します。このディレクトリは、すべてのOracle Fusion Middleware製品のトップレベル・ディレクトリになります。WebLogicホーム・ディレクトリがミドルウェア・ホーム・ディレクトリ内に作成されます。


    注意:

    ミドルウェア・ホーム・ディレクトリがシステムにすでに存在する場合は空のディレクトリになります。

    「次へ」をクリックします。「セキュリティ更新のための登録」画面が表示されます。

  6. 最新の製品とセキュリティ更新を受け入れるかどうかを選択します。何も受け入れない場合、続行するには選択内容の確認が求められます。

    「次へ」をクリックします。「インストール・タイプの選択」画面が表示されます。

  7. 「標準」を選択し、「次へ」をクリックします。「製品インストール・ディレクトリの選択」画面が表示されます。

  8. WebLogic Serverホーム・ディレクトリの目的の場所を指定し、「次へ」をクリックします。

    UNIXシステムにOracle WebLogic Serverをインストールする場合は、「インストールの概要」画面が表示されます。手順9に進みます。

    WindowsシステムにOracle WebLogic Serverをインストールする場合は、「ショートカットの場所の選択」画面が表示されます。WindowsでOracle製品へのショートカットを作成する場所を指定し、「次へ」をクリックします。「インストールの概要」画面が表示されます。

  9. 「インストールの概要」画面で「次へ」をクリックします。

    「インストールの進行状況」画面が表示されます。

  10. 「次へ」をクリックします。「インストール完了」画面が表示されます。

  11. 「Quickstartの実行」の選択を解除し、「完了」をクリックしてインストーラを終了します。


注意:

  • Oracle WebLogic Serverをインストールした同じユーザーがOracle Identity Managementをインストールしてください。

  • Oracle Identity Managementをインストールするときに、Oracle WebLogic Serverのノード・マネージャ・ユーティリティを実行している必要があります。

  • Oracle Identity Managementのインストール時にOracle WebLogic Server管理コンソールにログインしないでください。


2.4 Oracle Databaseのインストール

Oracle Internet DirectoryなどのOracle Identity Managementコンポーネントをインストールする前に、Oracle Databaseをインストールしておく必要があります。またRDBMSデータ・ストアを使用する場合は、Oracle Identity Federationをインストールしておく必要があります。関連のOracle Identity Managementコンポーネントをインストールするには、データベースが起動して稼働している必要があります。データベースは、Oracle Identity Managementコンポーネントをインストールするシステムに置く必要はありません。


注意:

サポート対象のデータベースの最新情報については、「Oracle Fusion Middlewareの動作要件」を参照してください。

データベースは、Oracle Repository Creation Utility(RCU)との互換性がある必要もあります。RCUを使用して、Oracle Identity Managementコンポーネントで必要なスキーマを作成します。

表3に、公開時のRCUのデータベース要件を示します。

表3 RCUのデータベース要件

カテゴリ 最小値または許可される値

バージョン

AL32UTF8キャラクタ・セットを使用するOracle Database 10g(非XEデータベースの場合は10.2.0.4以上)

Oracle Database 11g(非XEデータベースの場合は11.1.0.7以上)

共有プール・サイズ

147456KB

SGA最大サイズ

147456KB

ブロック・サイズ

8KB

プロセス

500


2.5 リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)を使用したデータベース・スキーマの作成

次のOracle Identity Managementコンポーネントおよび構成をインストールする前に、データベースで適切なOracle Fusion Middlewareスキーマを作成し、ロードしておく必要があります。

  • Oracle Internet Directory。インストール時にインストーラを使用して新しいスキーマを作成するのではなく、既存のスキーマを使用する場合。


    注意:

    Oracle Internet Directoryをインストールする場合、既存のスキーマを使用するか、インストーラを使用して新しいスキーマを作成するかを選択できます。既存のスキーマを使用する場合、Oracle Internet Directoryをインストールする前にリポジトリ作成ユーティリティ(RCU)を使用してスキーマを作成する必要があります。インストール時に新しいスキーマを作成する場合は、インストーラによって適切なスキーマが作成されるため、RCUを使用する必要はありません。

  • フェデレーション・ストア、セッション・ストア、メッセージ・ストア、または構成ストアにRDBMSを使用するOracle Identity Federation拡張構成。

RCUを使用してデータベースでOracle Fusion Middlewareスキーマを作成し、ロードします。RCUは、Oracle Fusion Middleware 11gリリース1(11.1.1)リリース・メディアおよびOracle Technology Network(OTN)のWebサイトで入手できます。次のURLでOTNのWebサイトにアクセスできます。

http://www.oracle.com/technology/index.html


注意:

RCUは、LinuxおよびWindowsプラットフォームでのみ使用できます。LinuxのRCUを使用して、サポートされるUNIXデータベースでスキーマを作成します。WindowsのRCUを使用して、サポートされるWindowsデータベースでスキーマを作成します。

RCUを実行する場合、Oracle Identity Managementの次のスキーマのみを作成してロードします。RCUで使用可能な他のスキーマは選択しないでください。

  • Oracle Internet Directoryの場合、Identity Management - Oracle Internet Directoryスキーマのみを選択します。

  • Oracle Identity Federationの場合、Identity Management - Oracle Identity Federationスキーマのみを選択します。


注意:

スキーマを作成する場合、RCUに表示されるスキーマの所有者とパスワードを必ず覚えておいてください。Oracle Identity Federationの場合、形式はPREFIX_OIFになります。RDBMSストアを使用するOracle Identity Federationを構成する場合、この情報を提供する必要があります。


関連項目:

詳細は、『Oracle Fusion Middleware Repository Creation Utilityユーザーズ・ガイド』を参照してください。

3 共通のインストール・タスクの実行

このトピックでは、ほとんどのOracle Identity Managementのインストールと構成に共通のタスクについて説明します。

3.1 インストールの開始

この項では、ほとんどのOracle Identity Managementのインストールと構成の開始に共通する手順について説明します。インストールは、インストーラを起動して開始し、「前提条件チェック」画面の手順を終了して完了します。


注意:

rootユーザーとしてのインストーラの開始はサポートされていません。

次の手順を実行して、Oracle Identity Managementのインストールを開始します。

  1. 次のいずれかのコマンドを実行してインストーラを起動します。

    UNIX: ./runInstaller

    Windows: D:\ setup.exe

    インストーラが起動すると、「ようこそ」画面が表示されます。

  2. 「ようこそ」画面で「次へ」をクリックします。「インストール・タイプの選択」画面が表示されます。

  3. 「インストールと構成」を選択し、「次へ」をクリックします。「前提条件チェック」画面が表示されます。

  4. 前提条件チェックを監視します。

    • 問題がある場合は、エラーまたは警告メッセージが表示されます。問題を調査して解決します。問題を解決したら、「再試行」をクリックして、前提条件チェックを再開します。


      注意:

      問題を解決せずにインストールを続行するには、「続行」をクリックします。ただし、前提条件チェックの際に問題が解決できない場合、インストールの後半でさらに問題が発生することがあります。

    • すべての前提条件の確認が完了したら、「次へ」をクリックします。

    ドメインの選択画面が表示されます。この章で、実行するインストールに対応した手順を参照して続行します。

3.2 インストール・ディレクトリの特定

この項では、ほとんどのOracle Identity Managementのインストールと構成で特定する必要のあるディレクトリについて説明します。特定のインストーラ画面については記載していません。インストール時に、この項に記載されていない他のコンポーネントに固有のディレクトリを特定する必要があります。

Oracle Middlewareホームの場所

Oracleミドルウェア・ホーム・ディレクトリの場所を特定します。このフィールドで特定するOracleミドルウェア・ホームの下に、インストールするコンポーネントのOracleホーム・ディレクトリが作成されます。Oracleミドルウェア・ホーム・ディレクトリは、通常MW_HOMEと呼ばれます。

Oracleホーム・ディレクトリ

コンポーネントのOracleホーム・ディレクトリの名前を入力します。インストーラは、このフィールドに入力する名前を使用して、「Oracle Middlewareホームの場所」フィールドに入力する場所の下にOracleホーム・ディレクトリを作成します。

バイナリやライブラリなどの、コンポーネントのホストに必要なファイルがOracleホーム・ディレクトリにインストールされます。Oracleホーム・ディレクトリは、通常ORACLE_HOMEと呼ばれます。

WebLogic Serverディレクトリ

Oracle WebLogic Serverホーム・ディレクトリのパスを入力します。このディレクトリには、Oracle WebLogic Serverのホストに必要なファイルが含まれます。通常WL_HOMEと呼ばれます。

Oracleインスタンスの場所

Oracleインスタンス・ディレクトリを作成する場所のパスを入力します。インストーラは、このフィールドに入力する場所と、「Oracleインスタンス名」フィールドに入力する名前を使用してOracleインスタンス・ディレクトリを作成します。

コンポーネントの構成ファイルとランタイム・プロセスがOracleインスタンス・ディレクトリにインストールされます。ランタイム・コンポーネントは、このディレクトリにのみ書き込みます。Oracleインスタンス・ディレクトリ用にシステムで任意の場所を特定できます。Oracleインスタンス・ディレクトリは、Oracleミドルウェア・ホーム・ディレクトリ内に存在する必要はありません。

Oracleインスタンス名

Oracleインスタンス・ディレクトリの名前を入力します。インストーラは、このフィールドに入力する名前を使用して、「Oracleインスタンスの場所」フィールドに指定する場所にOracleインスタンス・ディレクトリを作成します。このディレクトリは通常ORACLE_INSTANCEと呼ばれます。

インスタンス名は、インスタンスを一意に識別するためにOracle Fusion Middlewareで使用されるため重要です。同じコンピュータに複数のOracle Fusion Middlewareインスタンス(Oracle Identity ManagementインスタンスやOracle WebLogic Serverインスタンスなど)をインストールする場合、これらのインスタンスに異なる名前を付ける必要があります。

Oracleインスタンス・ディレクトリに入力する名前には次の条件があります。

  • 英数字とアンダースコア(_)のみ使用可

  • 先頭は英字(a〜zまたはA〜Z)

  • 4〜30文字で構成

  • コンピュータのホスト名またはIPアドレスの使用は不可


注意:

インストール後、Oracleインスタンス名は変更できません。

3.3 インストールの完了

この項では、ほとんどのOracle Identity Managementのインストールと構成の完了に共通する手順について説明します。インストールは、「インストール・サマリー」画面の手順で開始し、「インストール完了」画面で終了します。

「インストール・サマリー」画面が表示されたら、次の手順を実行してインストールを完了します。

  1. 「インストール・サマリー」画面でインストールと構成の情報を確認します。

    • 「保存」をクリックして、インストールのレスポンス・ファイルを保存します。このファイルには、インストーラのプロンプトとフィールドに対するレスポンスが含まれます。このレスポンス・ファイルを使用して、サイレント・インストールを実行できます。


      注意:

      インストールのレスポンス・ファイルは、デフォルトでは保存されません。保持するには「保存」をクリックしてください。

    • 「インストール」をクリックします。「インストールの進行状況」画面が表示されます。

  2. インストールの進行状況を監視します。インストール・ログ・ファイルの場所が参照用にリストされます。インストールの進行状況が100%に達したら、「OK」をクリックします。構成の進行状況画面が表示されます。


    注意:

    UNIXシステムの場合、インストールの進行状況が100%に達すると、確認のダイアログ・ボックスが表示され、oracleRoot.shスクリプトに関する情報が示されます。ダイアログ・ボックスの説明に従って、スクリプトを別の端末で実行します。

  3. 構成の進行状況を監視します。構成ログ・ファイルの場所が参照用にリストされます。構成の進行状況が100%に達すると、「インストール完了」画面が表示されます。

  4. 「保存」をクリックして、インストールのサマリー・ファイルを保存します。このファイルには、管理の開始に役立つ管理コンポーネントのインストール・ディレクトリとURLの場所などの構成に関する情報があります。


    注意:

    インストールのサマリー・ファイルは、デフォルトでは保存されません。保持するには「保存」をクリックしてください。

    「終了」をクリックしてインストーラを終了します。

3.4 インストール・ログ・ファイルの検索

ログ・ファイルは、UNIXシステムの場合はORACLE_INVENTORY_LOCATION/logsディレクトリに、Windowsシステムの場合はORACLE_INVENTORY_LOCATION\logsディレクトリに書き込まれます。

UNIXシステムでは、Oracleインベントリ・ディレクトリの場所がわからない場合、ORACLE_HOME/oraInst.locファイルで検索できます。

Microsoft Windowsシステムでは、インベントリ・ディレクトリのデフォルトの場所はC:\Program Files\Oracle\Inventory\logsです。

次のインストール・ログ・ファイルがログ・ディレクトリに書き込まれます。

  • installDATE-TIME_STAMP.log

  • installDATE-TIME_STAMP.out

  • installActionsDATE-TIME_STAMP.log

  • installProfileDATE-TIME_STAMP.log

  • oraInstallDATE-TIME_STAMP.err

  • oraInstallDATE-TIME_STAMP.log

4 新しいWebLogic管理ドメインでのOracle Internet Directory、およびOracle Directory Integration Platform、Oracle Directory Services Manager、Fusion Middleware Controlのインストールおよび構成

このトピックでは、新しいWebLogic管理ドメインでOracle Internet Directoryを、Oracle Directory Integration Platform、Oracle Directory Services Manager、Fusion Middleware Controlと一緒にインストールおよび構成する方法について説明します。内容は次のとおりです。

4.1 適切なデプロイメント環境

このトピックで説明するインストールと構成は、次の条件の両方を満たす環境に適しています。

  • 同じホストの同じ場所にOracle Internet DirectoryとOracle Directory Integration Platformをインストールする。

  • 他の11gリリース1(11.1.1)Oracle Directory Servicesコンポーネントを管理しているWebLogic管理サーバーがない。

4.2 デプロイされるコンポーネント

この項のインストールと構成を実行すると、次のコンポーネントがデプロイされます。

  • WebLogic管理サーバー

  • Oracle Internet Directory

  • WebLogic管理対象サーバー

  • Oracle Directory Integration Platform

  • Oracle Directory Services Manager

  • Fusion Middleware Control

4.3 依存関係

この項のインストールと構成は、次の内容によって異なります。

  • Oracle WebLogic Server

  • Oracle Database

  • Oracle Databaseに存在する既存のスキーマIdentity Management - Oracle Internet Directoryを使用する場合

4.4 手順

次の手順を実行して、新しいドメインでOracle Internet Directoryを、Oracle Directory Integration Platform、Oracle Directory Services Manager、Fusion Middleware Controlと一緒にインストールおよび構成します。

  1. Oracle Internet Directory用のOracle Databaseをインストールします。詳細は、「Oracle Databaseのインストール」を参照してください。

  2. インストール時にインストーラを使用してOracle Internet Directoryの新しいスキーマを作成するか、既存のスキーマを使用するかを決定します。

  3. Oracle WebLogic Serverをインストールします。詳細は、「Oracle WebLogic ServerのインストールとOracleミドルウェア・ホームの作成」を参照してください。

  4. 「インストールの開始」のすべての手順を実行して、インストールを開始します。手順を完了すると、ドメインの選択画面が表示されます。

  5. ドメインの選択画面で、「新規ドメインの作成」を選択し、次の情報を入力します。

    • 「ユーザー名」フィールドに新しいドメインのユーザー名を入力します。

    • ユーザー・パスワード・フィールドに新しいドメインのユーザー・パスワードを入力します。

    • 「パスワードの確認」フィールドにユーザー・パスワードを再入力します。

    • 「ドメイン名」フィールドに新しいドメインの名前を入力します。

    「次へ」をクリックします。「インストール場所の指定」画面が表示されます。

  6. 「インストール・ディレクトリの特定」を参照して、ホーム、インスタンスおよびWebLogic Serverのディレクトリを特定します。各フィールドに情報を入力したら、「次へ」をクリックします。セキュリティ更新の指定画面が表示されます。

  7. セキュリティ問題の通知方法を選択します。

    • 電子メールでセキュリティ問題を通知する場合は、「電子メール」フィールドに電子メール・アドレスを入力します。

    • My Oracle Support(以前のMetaLink)でセキュリティ問題を通知する場合は、My Oracle Supportオプションを選択してMy Oracle Supportのパスワードを入力します。

    • セキュリティ問題を通知しない場合は、すべてのフィールドを空にします。

    「次へ」をクリックします。「コンポーネントの構成」画面が表示されます。

  8. 「Oracle Internet Directory」「Oracle Directory Integration Platform」を選択します。Oracle Directory Services ManagerとFusion Middleware Control管理コンポーネントは、このインストールの場合、自動的に選択されます。

    他のコンポーネントが選択されていないことを確認し、「次へ」をクリックします。ポートの構成画面が表示されます。

  9. ポートの構成方法を選択します。

    • 事前に定められた範囲からポートを構成する場合は、「自動でポートを構成」を選択します。

    • staticports.iniファイルを使用してポートを構成する場合は、「構成ファイルを使用してポートを指定」を選択します。「ファイルの表示/編集」をクリックして、staticports.iniファイルの設定を更新します。

    「次へ」をクリックします。「スキーマ・データベースの指定」画面が表示されます。

  10. 既存のスキーマを使用するか、インストーラを使用して新しいスキーマを作成するかを選択します。


    注意:

    既存のスキーマを使用する場合、インストールを続けるにはデータベースに現在そのスキーマが存在する必要があります。現在データベースに存在しない場合は、リポジトリ作成ユーティリティを使用して作成してください。

    詳細は、「リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)を使用したデータベース・スキーマの作成」を参照してください。


    既存のスキーマを使用する手順:

    1. 「既存のスキーマの使用」を選択します。

    2. 「接続文字列」フィールドにデータベース接続情報を入力します。接続文字列の形式は、hostname:port:servicenameにしてください。Oracle Real Application Clusters(RAC)の場合、接続文字列の形式は、hostname1:port1:instance1^hostname2:port2:instance2@servicenameにします。

    3. 「パスワード」フィールドに既存のODSスキーマのパスワードを入力します。

    4. 「次へ」をクリックします。


      注意:

      既存のODSスキーマとODSSMスキーマのパスワードが異なる場合、「次へ」をクリックすると、ODSSMパスワードの指定画面が表示されます。既存のODSSMスキーマのパスワードを入力して、「次へ」をクリックします。

      Oracle Internet Directoryの作成画面が表示されます。

    5. 手順11に進み、インストールを続けます。

    新しいスキーマを作成する手順:

    1. 「スキーマの作成」を選択します。

    2. 「接続文字列」フィールドにデータベース接続情報を入力します。接続文字列の形式は、hostname:port:servicenameにしてください。Oracle Real Application Clusters(RAC)の場合、接続文字列の形式は、hostname1:port1:instance1^hostname2:port2:instance2@servicenameにします。

    3. 「ユーザー名」フィールドにデータベース・ユーザーの名前を入力します。指定するユーザーにはDBA権限が必要です。

    4. 「パスワード」フィールドにデータベース・ユーザーのパスワードを入力します。

    5. 「次へ」をクリックします。「OIDパスワードの入力」画面が表示されます。

    6. 新しいODSスキーマのパスワードを作成するには、「ODSスキーマパスワード」フィールドにパスワードを入力します。

      ODSスキーマ・パスワードの確認フィールドにパスワードを再入力します。

    7. 新しいODSSMスキーマのパスワードを作成するには、「ODSSMスキーマ・パスワード」フィールドにパスワードを入力します。

      ODSSMスキーマ・パスワードの確認フィールドにパスワードを再入力します。

    8. 「次へ」をクリックします。Oracle Internet Directoryの作成画面が表示されます。

  11. Oracle Internet Directoryの次の情報を入力します。

    • レルム: レルムの場所を入力します。

    • 管理者パスワード: Oracle Internet Directory管理者のパスワードを入力します。

    • パスワードの確認: 管理者のパスワードを再入力します。

    「次へ」をクリックします。「インストール・サマリー」画面が表示されます。

  12. 「インストールの完了」のすべての手順を実行して、インストールを完了します。

5 WebLogic管理ドメインを使用しないOracle Internet Directoryのみのインストールおよび構成

このトピックでは、WebLogic管理ドメインを使用せずにOracle Internet Directoryのみをインストールおよび構成する方法について説明します。内容は次のとおりです。

5.1 適切なデプロイメント環境

このトピックで説明するインストールと構成は、次の条件の両方を満たす環境に適しています。

  • 管理目的のWebLogic管理ドメインにOracle Internet Directoryを含めない。

  • Fusion Middleware Controlを使用してOracle Internet Directoryを管理しない。

5.2 デプロイされるコンポーネント

この項のインストールと構成を実行すると、Oracle Internet Directoryのみがデプロイされます。

5.3 依存関係

この項のインストールと構成は、次の内容によって異なります。

  • Oracle Database

  • Oracle Databaseに存在する既存のスキーマIdentity Management - Oracle Internet Directoryを使用する場合

5.4 手順

次の手順を実行して、ドメインを使用せずにOracle Internet Directoryのみをインストールおよび構成します。

  1. Oracle Internet Directory用のOracle Databaseをインストールします。詳細は、「Oracle Databaseのインストール」を参照してください。

  2. インストール時にインストーラを使用してOracle Internet Directoryの新しいスキーマを作成するか、既存のスキーマを使用するかを決定します。

  3. 「インストールの開始」のすべての手順を実行して、インストールを開始します。手順を完了すると、ドメインの選択画面が表示されます。

  4. ドメインの選択画面で「ドメインなしで構成」を選択して、「次へ」をクリックします。「インストール場所の指定」画面が表示されます。

  5. 「インストール・ディレクトリの特定」を参照して、OracleホームとOracleインスタンスを特定します。各フィールドに情報を入力したら、「次へ」をクリックします。セキュリティ更新の指定画面が表示されます。

  6. セキュリティ問題の通知方法を選択します。

    • 電子メールでセキュリティ問題を通知する場合は、「電子メール」フィールドに電子メール・アドレスを入力します。

    • My Oracle Support(以前のMetaLink)でセキュリティ問題を通知する場合は、My Oracle Supportオプションを選択してMy Oracle Supportのパスワードを入力します。

    • セキュリティ問題を通知しない場合は、すべてのフィールドを空にします。

    「次へ」をクリックします。「コンポーネントの構成」画面が表示されます。

  7. 「コンポーネントの構成」画面で、「Oracle Internet Directory」のみを選択します。他のコンポーネントが選択されていないことを確認し、「次へ」をクリックします。ポートの構成画面が表示されます。

  8. ポートの構成方法を選択します。

    • 事前に定められた範囲からポートを構成する場合は、「自動でポートを構成」を選択します。

    • staticports.iniファイルを使用してポートを構成する場合は、「構成ファイルを使用してポートを指定」を選択します。「ファイルの表示/編集」をクリックして、staticports.iniファイルの設定を更新します。

    「次へ」をクリックします。「スキーマ・データベースの指定」画面が表示されます。

  9. 既存のスキーマを使用するか、インストーラを使用して新しいスキーマを作成するかを選択します。


    注意:

    既存のスキーマを使用する場合、インストールを続けるにはデータベースに現在そのスキーマが存在する必要があります。現在データベースに存在しない場合は、リポジトリ作成ユーティリティを使用して作成してください。

    詳細は、「リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)を使用したデータベース・スキーマの作成」を参照してください。


    既存のスキーマを使用する手順:

    1. 「既存のスキーマの使用」を選択します。

    2. 「接続文字列」フィールドにデータベース接続情報を入力します。接続文字列の形式は、hostname:port:servicenameにしてください。Oracle Real Application Clusters(RAC)の場合、接続文字列の形式は、hostname1:port1:instance1^hostname2:port2:instance2@servicenameにします。

    3. 「パスワード」フィールドに既存のODSスキーマのパスワードを入力します。

    4. 「次へ」をクリックします。


      注意:

      既存のODSスキーマとODSSMスキーマのパスワードが異なる場合、「次へ」をクリックすると、ODSSMパスワードの指定画面が表示されます。既存のODSSMスキーマのパスワードを入力して、「次へ」をクリックします。

      Oracle Internet Directoryの作成画面が表示されます。

    5. 手順10に進み、インストールを続けます。

    新しいスキーマを作成する手順:

    1. 「スキーマの作成」を選択します。

    2. 「接続文字列」フィールドにデータベース接続情報を入力します。接続文字列の形式は、hostname:port:servicenameにしてください。Oracle Real Application Clusters(RAC)の場合、接続文字列の形式は、hostname1:port1:instance1^hostname2:port2:instance2@servicenameにします。

    3. 「ユーザー名」フィールドにデータベース・ユーザーの名前を入力します。指定するユーザーにはDBA権限が必要です。

    4. 「パスワード」フィールドにデータベース・ユーザーのパスワードを入力します。

    5. 「次へ」をクリックします。「OIDパスワードの入力」画面が表示されます。

    6. 新しいODSスキーマのパスワードを作成するには、「ODSスキーマパスワード」フィールドにパスワードを入力します。

      ODSスキーマ・パスワードの確認フィールドにパスワードを再入力します。

    7. 新しいODSSMスキーマのパスワードを作成するには、「ODSSMスキーマ・パスワード」フィールドにパスワードを入力します。

      ODSSMスキーマ・パスワードの確認フィールドにパスワードを再入力します。

    8. 「次へ」をクリックします。Oracle Internet Directoryの作成画面が表示されます。

  10. Oracle Internet Directoryの次の情報を入力します。

    • レルム: レルムの場所を入力します。

    • 管理者パスワード: Oracle Internet Directory管理者のパスワードを入力します。

    • パスワードの確認: 管理者のパスワードを再入力します。

    「次へ」をクリックします。「インストール・サマリー」画面が表示されます。

  11. 「インストールの完了」のすべての手順を実行して、インストールを完了します。


注意:

このインストールと構成を実行し、後でFusion Middleware Controlを使用してOracle Internet Directoryを管理する場合、Oracle Internet DirectoryをWebLogic管理サーバーに登録する必要があります。

詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Internet Directory管理者ガイド』のOracleインスタンスまたはコンポーネントのWebLogic Serverへの登録に関する項を参照してください。


6 新しいWebLogic管理ドメインでのOracle Virtual Directory、およびOracle Directory Services ManagerとFusion Middleware Controlのインストールおよび構成

このトピックでは、新しいWebLogic管理ドメインでOracle Virtual Directoryを、Oracle Directory Services ManagerとFusion Middleware Controlと一緒にインストールおよび構成する方法について説明します。内容は次のとおりです。

6.1 適切なデプロイメント環境

このトピックで説明するインストールと構成は、次の条件をすべて満たす環境に適しています。

  • Fusion Middleware Controlを使用してOracle Virtual Directoryを管理する。

  • Oracle Virtual DirectoryがWebLogic管理ドメイン内に存在する。

  • 他の11gリリース1(11.1.1)Oracle Directory Servicesコンポーネントを管理しているWebLogic管理サーバーがない。

  • 同じホストの同じ場所にOracle Virtual DirectoryとWebLogic管理サーバーをインストールする。

6.2 デプロイされるコンポーネント

この項のインストールと構成を実行すると、次のコンポーネントがデプロイされます。

  • WebLogic管理サーバー

  • Oracle Virtual Directory

  • Oracle Directory Services Manager

  • Fusion Middleware Control

6.3 依存関係

この項のインストールと構成は、Oracle WebLogic Serverによって異なります。

6.4 手順

次の手順を実行して、新しいドメインでOracle Virtual Directoryを、Oracle Directory Services ManagerとFusion Middleware Controlと一緒にインストールおよび構成します。

  1. Oracle WebLogic Serverをインストールします。詳細は、「Oracle WebLogic ServerのインストールとOracleミドルウェア・ホームの作成」を参照してください。

  2. 「インストールの開始」のすべての手順を実行して、インストールを開始します。手順を完了すると、ドメインの選択画面が表示されます。

  3. ドメインの選択画面で、「新規ドメインの作成」を選択し、次の情報を入力します。

    • 「ユーザー名」フィールドに新しいドメインのユーザー名を入力します。

    • ユーザー・パスワード・フィールドに新しいドメインのユーザー・パスワードを入力します。

    • 「パスワードの確認」フィールドにユーザー・パスワードを再入力します。

    • 「ドメイン名」フィールドに新しいドメインの名前を入力します。

    「次へ」をクリックします。「インストール場所の指定」画面が表示されます。

  4. 「インストール・ディレクトリの特定」を参照して、ホーム、インスタンスおよびWebLogic Serverのディレクトリを特定します。各フィールドに情報を入力したら、「次へ」をクリックします。セキュリティ更新の指定画面が表示されます。

  5. セキュリティ問題の通知方法を選択します。

    • 電子メールでセキュリティ問題を通知する場合は、「電子メール」フィールドに電子メール・アドレスを入力します。

    • My Oracle Support(以前のMetaLink)でセキュリティ問題を通知する場合は、My Oracle Supportオプションを選択してMy Oracle Supportのパスワードを入力します。

    • セキュリティ問題を通知しない場合は、すべてのフィールドを空にします。

    「次へ」をクリックします。「コンポーネントの構成」画面が表示されます。

  6. 「Oracle Virtual Directory」のみを選択します。Oracle Directory Services ManagerとFusion Middleware Control管理コンポーネントは、このインストールの場合、自動的に選択されます。

    他のコンポーネントが選択されていないことを確認し、「次へ」をクリックします。ポートの構成画面が表示されます。

  7. ポートの構成方法を選択します。

    • 事前に定められた範囲からポートを構成する場合は、「自動でポートを構成」を選択します。

    • staticports.iniファイルを使用してポートを構成する場合は、「構成ファイルを使用してポートを指定」を選択します。「ファイルの表示/編集」をクリックして、staticports.iniファイルの設定を更新します。

    「次へ」をクリックします。Oracle Virtual Directory情報の指定画面が表示されます。

  8. 次の情報を入力します。

    • LDAP v3名前空間: Oracle Virtual Directoryの名前空間を入力します。デフォルト値はdc=us,dc=oracle,dc=comです。

    • HTTP Webゲートウェイ: Oracle Virtual DirectoryのHTTP Webゲートウェイを有効にするには、このオプションを選択します。

    • 保護: HTTP Webゲートウェイを有効にし、SSLを使用してゲートウェイを保護する場合は、このオプションを選択します。

    • 管理者ユーザー名: Oracle Internet Directory管理者のユーザー名を入力します。デフォルト値はcn=orcladminです。

    • パスワード: Oracle Virtual Directory管理者のパスワードを入力します。

    • パスワードの確認: Oracle Virtual Directory管理者のパスワードを再入力します。

    • セキュア・モードでの管理サーバーの構成: SSLを使用してOracle Virtual Directoryの管理リスナーを保護するには、このオプションを選択します。このオプションはデフォルトで選択されます。このオプションを選択することをお薦めします。

    「次へ」をクリックします。「インストール・サマリー」画面が表示されます。

  9. 「インストールの完了」のすべての手順を実行して、インストールを完了します。

7 LDAP認証、ユーザー・ストア、フェデレーション・ストア用の新しいWebLogic管理ドメインでのOracle Identity FederationとOracle Internet Directoryのインストールおよび構成

この項では、LDAP認証、ユーザー・ストア、フェデレーション・ストア用に新しいWebLogic管理ドメインでOracle Identity FederationとOracle Internet Directoryをインストールおよび構成する方法について説明します。


注意:

Oracle Identity FederationをOracle Internet Directoryと一緒にインストールする場合、接続、資格証明、属性およびコンテナの設定は、Oracle Internet Directory構成を使用して自動的に構成されます。

この項では、インストールと構成に関する次の情報について説明します。

7.1 適切なデプロイメント環境

このトピックのインストールと構成を実行すると、認証、ユーザー・ストアおよびフェデレーション・ストア用のLDAPリポジトリとしてOracle Identity FederationがOracle Internet Directoryとともに簡単にデプロイされます。

7.2 デプロイされるコンポーネント

この項のインストールと構成を実行すると、次のコンポーネントがデプロイされます。

  • WebLogic管理対象サーバー

  • Oracle Identity Federation

  • Oracle HTTP Server

  • Oracle Internet Directory

  • Oracle Directory Services Manager

  • WebLogic管理サーバー

  • Fusion Middleware Control

7.3 依存関係

この項のインストールと構成は、次のコンポーネントによって異なります。

  • Oracle WebLogic Server

  • インストールの一部としてデプロイされるOracle HTTP Server


    注意:

    エンタープライズ・レベルのシングル・サインオン用にOracle Identity Federationを、Oracle Single Sign-OnおよびOracle Access Managerと一緒に使用する場合、Oracle HTTP Serverが必要です。Oracle Identity FederationはOracle HTTP Serverがない場合も機能しますが、Oracle HTTP ServerをOracle Identity Federationのプロキシとして構成すると便利です。

  • Oracle Internet Directory用のOracle Database

  • Oracle Internet Directoryのデータベースに存在するIdentity Management - Oracle Internet Directoryスキーマ

  • Oracle Identity Federation用のOracle Database(セッション・ストア、メッセージ・ストアまたは構成ストアにRDBMSを使用する場合)

  • Oracle Identity Federationのデータベースに存在する新しいIdentity Management - Oracle Identity Federation(セッション・ストア、メッセージ・ストアまたは構成ストアにRDBMSを使用する場合)

7.4 手順

次の手順を実行して、LDAP認証、ユーザー・ストア、フェデレーション・ストア用に新しいドメインでOracle Identity FederationとOracle Internet Directoryをインストールおよび構成します。

  1. セッション・ストア、メッセージ・ストアまたは構成ストアにRDBMSを使用するかどうかを決定します。使用する場合は、次の手順abを実行します。

    1. Oracle Identity Federationのデータベースをインストールします。詳細は、「Oracle Databaseのインストール」を参照してください。

    2. データベースにIdentity Management - Oracle Identity Federationスキーマを作成します。詳細は、「リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)を使用したデータベース・スキーマの作成」を参照してください。

  2. Oracle Internet Directory用のOracle Databaseをインストールします。詳細は、「Oracle Databaseのインストール」を参照してください。

  3. Oracle Internet DirectoryのデータベースにIdentity Management - Oracle Internet Directoryスキーマを作成します。詳細は、「リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)を使用したデータベース・スキーマの作成」を参照してください。

  4. Oracle WebLogic Serverをインストールします。詳細は、「Oracle WebLogic ServerのインストールとOracleミドルウェア・ホームの作成」を参照してください。

  5. 「インストールの開始」のすべての手順を実行して、インストールを開始します。手順を完了すると、ドメインの選択画面が表示されます。

  6. ドメインの選択画面で、「新規ドメインの作成」を選択し、次の情報を入力します。

    • ユーザー名: 新しいドメインのユーザー名を入力します。

    • ユーザー・パスワード: 新しいドメインのユーザー・パスワードを入力します。

      「パスワードの確認」フィールドにユーザー・パスワードを再入力します。

    • ドメイン名: 新しいドメインの名前を入力します。

    「次へ」をクリックします。「インストール場所の指定」画面が表示されます。

  7. 「インストール・ディレクトリの特定」を参照して、ホーム、インスタンスおよびWebLogic Serverのディレクトリを特定します。各フィールドに情報を入力したら、「次へ」をクリックします。セキュリティ更新の指定画面が表示されます。

  8. セキュリティ問題の通知方法を選択します。

    • 電子メールでセキュリティ問題を通知する場合は、「電子メール」フィールドに電子メール・アドレスを入力します。

    • My Oracle Support(以前のMetaLink)でセキュリティ問題を通知する場合は、My Oracle Supportオプションを選択してMy Oracle Supportのパスワードを入力します。

    • セキュリティ問題を通知しない場合は、すべてのフィールドを空にします。

    「次へ」をクリックします。「コンポーネントの構成」画面が表示されます。

  9. 「Oracle Internet Directory」「Oracle Identity Federation」を選択します。

    Oracle Directory Services ManagerとFusion Middleware Control管理コンポーネントは、このインストールの場合、自動的に選択されます。

    他のコンポーネントが選択されていないことを確認し、「次へ」をクリックします。ポートの構成画面が表示されます。

  10. ポートの構成方法を選択します。

    • 事前に定められた範囲からポートを構成する場合は、「自動でポートを構成」を選択します。

    • staticports.iniファイルを使用してポートを構成する場合は、「構成ファイルを使用してポートを指定」を選択します。「ファイルの表示/編集」をクリックして、staticports.iniファイルの設定を更新します。

    「次へ」をクリックします。「スキーマ・データベースの指定」画面が表示されます。

  11. 手順3で作成したOracle Internet DirectoryのODSスキーマを特定するには、「既存のスキーマの使用」を選択して次の情報を入力します。

    • 「接続文字列」フィールドにデータベース接続情報を入力します。接続文字列の形式は、hostname:port:servicenameにしてください。Oracle Real Application Clusters(RAC)の場合、接続文字列の形式は、hostname1:port1:instance1^hostname2:port2:instance2@servicenameにします。

    • 「パスワード」フィールドにODSスキーマのパスワードを入力して、「次へ」をクリックします。


      注意:

      既存のODSスキーマとODSSMスキーマのパスワードが異なる場合、「次へ」をクリックすると、ODSSMパスワードの指定画面が表示されます。既存のODSSMスキーマのパスワードを入力して、「次へ」をクリックします。

      Oracle Internet Directoryの作成画面が表示されます。

  12. Oracle Internet Directoryの次の情報を入力します。

    • レルム: レルムの場所を入力します。

    • 管理者パスワード: Oracle Internet Directory管理者のパスワードを入力します。

    • パスワードの確認: 管理者のパスワードを再入力します。

    「次へ」をクリックします。OIF詳細の指定画面が表示されます。

  13. 次の情報を入力します。

    • PKCS12パスワード: Oracle Identity Federationが暗号化とウォレットの署名に使用するパスワードを入力します。自己署名証明書付きのウォレットが自動的に生成されます。ウォレットの使用は、テストの場合のみお薦めします。

    • パスワードの確認: PKCS12パスワードを再入力します。

    • サーバーID: このOracle Identity Federationインスタンスの特定に使用される文字列を入力します。接頭辞oifが、入力した文字列の先頭に追加されます。Oracle WebLogic Server管理ドメイン内の各論理Oracle Identity Federationインスタンスに一意のサーバーIDが必要です。1つの論理インスタンスとして機能するクラスタ化されたOracle Identity Federationインスタンスは同じサーバーIDを持ちます。

    「次へ」をクリックします。OIF拡張フロー属性の選択画面が表示されます。


    注意:

    • 認証タイプ、ユーザー・ストアおよびフェデレーション・ストアのオプションは自動的にLDAPに設定されます。これは、Oracle Internet DirectoryをOracle Identity Federationと一緒にインストールしているためです。

    • ユーザー・フェデレーション・レコード・コンテキストはcn=fed,BASE_REALMに設定されます。BASE_REALMは、通常dc=us,dc=oracle,dc=comになります。


  14. 各構成アイテムに適切なオプションを選択し、「次へ」をクリックします。


    注意:

    ユーザー・セッション・ストアとメッセージ・ストアが別々の構成アイテムとしてインストーラに表示されますが、ほとんどのデプロイメントでは、どちらのストアの場合も同じ種類のリポジトリが使用されます。

    • ユーザー・セッション・ストア: 「メモリー」またはRDBMS

      • メモリー内表に一時ランタイム・セッション状態を保存するには、「メモリー」を選択します。

      • リレーショナル・データベースに一時ランタイム・セッション状態を保存するには、「RDBMS」を選択します。

    • メッセージ・ストア: 「メモリー」またはRDBMS

      • メモリー内表に一時プロトコル・メッセージを保存するには、「メモリー」を選択します。

      • リレーショナル・データベースに一時プロトコル・メッセージを保存するには、「RDBMS」を選択します。

    • 構成ストア: 「ファイル」またはRDBMS

      • ローカル・ファイル・システムにOracle Identity Federationの構成データを保存するには、「ファイル」を選択します。

      • リレーショナル・データベースにOracle Identity Federationの構成データを保存するには、「RDBMS」を選択します。


    注意:

    次に表示される画面は、構成アイテムに選択したオプションによって異なります。
    • ユーザー・セッション・ストア、メッセージ・ストアまたは構成ストアにRDBMSを選択した場合は、手順15に進みます。

    • ユーザー・セッション・ストア、メッセージ・ストアまたは構成ストアにRDBMSを選択しなかった場合は、手順16に進みます。


  15. 一時ストア・データベース詳細の指定画面で次の情報を入力します。

    • HostName: データベース・ホストに対する接続文字列をhostname:port:servicenameの形式で入力します。Oracle Real Application Clusters(RAC)の場合、接続文字列の形式は、hostname1:port1:instance1^hostname2:port2:instance2@servicenameにします。

    • ユーザー名: RCUで作成されたスキーマ所有者の名前を入力します。形式はPREFIX_OIFになります。

    • パスワード: データベース・ユーザーのパスワードを入力します。

  16. 「インストールの完了」のすべての手順を実行して、インストールを完了します。


注意:

Oracle HTTP Serverと統合するようにOracle Identity Federationを構成するには、『Oracle Fusion Middleware Administrator's Guide for Oracle Identity Federation』のOracle Identity FederationとOracle HTTP Serverのデプロイに関する項を参照してください。

8 インストールしたコンポーネントの検証

このトピックでは、インストールしたコンポーネントの検証方法について説明します。内容は次のとおりです。

8.1 Oracle Internet DirectoryまたはOracle Virtual Directory

Oracle Internet DirectoryまたはOracle Virtual Directoryを検証するには、次の手順を実行します。

  • $ORACLE_INSTANCE/bin/opmnctl status -lコマンドを実行します。

  • 非SSLポートおよびSSLポートで$ORACLE_HOME/bin/ldapbindコマンドを実行します。

8.2 Oracle Directory Integration Platform

Oracle Directory Integration Platformを検証するには、$ORACLE_HOME/bin/ディレクトリにあるdipStatusコマンドを使用します。


注意:

環境変数WL_HOMEおよびORACLE_HOMEを設定してから、dipStatusコマンドを実行してください。

dipStatusコマンドの構文は次のとおりです。

$ORACLE_HOME/bin/dipStatus -h HOST -p PORT -D wlsuser [-help]
  • -h | -hostには、Oracle Directory Integration PlatformがデプロイされているOracle WebLogic Serverを指定します。

  • -p | -portには、Oracle Directory Integration PlatformがデプロイされているOracle WebLogic Managed Serverのリスニング・ポートを指定します。

  • -D | -wlsuserには、Oracle WebLogic ServerのログインIDを指定します。


注意:

Oracle WebLogic Serverのログイン・パスワードが求められます。パスワードはコマンドライン引数で指定することはできません。

パスワードを指定する最適なセキュリティ・プラクティスは、コマンドからのプロンプトへの応答のみです。スクリプトからdipStatusを実行する必要がある場合、Oracle WebLogic Serverのパスワードを含むファイルからの入力をリダイレクトできます。ファイル・アクセス権を使用してファイルを保護し、不要になった場合は削除します。


8.3 Oracle Directory Services Manager

Oracle Directory Services Managerを検証するには、ブラウザのアドレス・フィールドに次のURLを入力します。

http://host:port/odsm

  • hostは、Oracle Directory Services ManagerをホストするWebLogic管理対象サーバーの名前を表します。

  • portは、WebLogic管理対象サーバーのリスニング・ポートを表します。正確なポート番号を決定するには、次の内容を確認します。

    $MW_HOME/ORACLE_IDENTITY_MANAGEMENT_DOMAIN/servers/MANAGED_
    SERVER/data/nodemanager/MANAGED_SERVER.url
    

「Oracle Directory Services Managerへようこそ」画面が表示された場合、Oracle Directory Services Managerがインストールされ、実行されています。


注意:

ようこそ画面の表示状態でOracle Directory Services Managerがインストールされ、実行されていることを検証しますが、適切なディレクトリ・サーバー資格証明がない場合、Oracle Directory Services ManagerからOracle Internet DirectoryまたはOracle Virtual Directoryに接続できません。

8.4 Oracle Identity Federation

Oracle Identity Federationを検証するには、次の手順を実行します。

  • 次のURLでOracle Identity Federationメタデータにアクセスします。メタデータにアクセスできる場合は、Oracle Identity Federationがインストールされ、Oracle Identity Federationサーバーが実行されています。

    http://host:port/fed/sp/metadata


    注意:

    hostは、Oracle Identity FederationがインストールされたWebLogic管理対象サーバーの名前を表します。portは、WebLogic管理対象サーバーのリスニング・ポートを表します。

  • Fusion Middleware Controlにアクセスして、Oracle Identity Federationが使用可能で実行されていることを確認します。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Administrator's Guide』のOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlを使用するスタート・ガイドに関する項を参照してください。

9 ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

聴覚に障害があるお客様のOracleサポート・サービスへのアクセス

Oracleサポート・サービスに連絡するには、テレコミュニケーション・リレー・サービス(TRS)を使用してOracleサポート(+1-800-223-1711)までお電話ください。Oracleサポート・サービスの技術者が、Oracleサービス・リクエストのプロセスに従って、技術的な問題を処理し、お客様へのサポートを提供します。TRSの詳細は、http://www.fcc.gov/cgb/consumerfacts/trs.htmlを参照してください。電話番号の一覧は、http://www.fcc.gov/cgb/dro/trsphonebk.htmlを参照してください。

10 サポートおよびサービス

次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。

Oracleサポート・サービス

オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。

http://www.oracle.com/lang/jp/support/index.html

製品マニュアル

製品のマニュアルは、次のURLにあります。

http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html

研修およびトレーニング

研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。

http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=3

その他の情報

オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。

http://www.oracle.com/lang/jp/index.html 
http://www.oracle.com/technology/global/jp/index.html 

注意:

ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。 



Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managementクイック・インストレーション・ガイド, 11gリリース1(11.1.1)

部品番号: B55907-01

Oracle Fusion Middleware Quick Installation Guide for Oracle Identity Management, 11g Release 1 (11.1.1)

原本部品番号: E10033-01

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