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Oracle Fusion Middleware Oracle Virtual Directory管理者ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B55922-01
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B Oracleスタックの起動と停止

Oracleスタックは、特定の順序で起動および停止する必要があります。この付録ではその順序について説明します。この付録の内容は次のとおりです。


注意:

次の項で説明されているWebLogi管理対象コンポーネントの起動用スクリプトおよび停止用スクリプト(startManagedWebLogic.shおよびstopManagedWebLogic.sh)を実行する場合:
  • DOMAIN_NAMEのデフォルト値は、IDMDomainです。

  • SERVER_NAMEは、Oracle WebLogic Managed Serverの名前を表します。デフォルト値はwls_ods1です。

  • スクリプトを実行するときに、USER_NAMEおよびPASSWORDをオプションとして指定しないと、これらの値の入力を求められます。

  • スクリプトを実行するときに、ADMIN_URLをオプションとして指定しないと、この値は継承されます。


スタックの起動

スタック・コンポーネントは、次の順序で起動します。

  1. 次のコマンドを実行して、Oracle WebLogic Administration Serverを起動します。

    MW_HOME/user_projects/domains/DOMAIN_NAME/bin/startWebLogic.sh
    
  2. 次のコマンドを実行して、Oracle Internet Directory、Oracle Virtual Directoryなどのシステム・コンポーネントを起動します。

    ORACLE_INSTANCE/bin/opmnctl startall
    

    次のコマンドを実行すると、システム・コンポーネントが起動したことを確認できます。

    ORACLE_INSTANCE/bin/opmnctl status -l
    
  3. 次のコマンドを実行して、Oracle Directory Integration Platform、Oracle Directory Services ManagerなどのWebLogic管理対象コンポーネントを起動します。

    MW_HOME/user_projects/domains/DOMAIN_NAME/bin/startManagedWebLogic.sh \
    SERVER_NAME {ADMIN_URL}
    

    注意:

    Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlを使用すると、WebLogic管理対象コンポーネントのステータスを表示できます。

スタックの停止

スタック・コンポーネントは、次の順序で停止します。

  1. 次のコマンドを実行して、Oracle Directory Integration Platform、Oracle Directory Services ManagerなどのWebLogic管理対象コンポーネントを停止します。

    MW_HOME/user_projects/domains/DOMAIN_NAME/bin/stopManagedWebLogic.sh \
    {SERVER_NAME} {ADMIN_URL} {USER_NAME} {PASSWORD}
    
  2. 次のコマンドを実行して、Oracle Internet Directory、Oracle Virtual Directoryなどのシステム・コンポーネントを停止します。

    ORACLE_INSTANCE/bin/opmnctl stopall
    
  3. 次のコマンドを実行して、WebLogic管理サーバーを停止します。

    MW_HOME/user_projects/domains/DOMAIN_NAME/bin/stopWebLogic.sh