この付録では、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Control、Oracle Directory Services ManagerおよびOracle WebLogic Server管理コンソールにアクセスする方法について説明します。
この付録の内容は次のとおりです。
次のいずれかの方法でOracle Directory Services Managerを起動します。
Fusion Middleware ControlからOracle Directory Services Managerを起動するには、Oracle Internet DirectoryまたはOracle Virtual Directoryコンポーネントを選択して、Oracle Internet Directoryターゲットの「Oracle Internet Directory」または「Oracle Virtual Directory」メニューから「Directory Services Manager」を選択し、Oracle Directory Services Managerで固有の画面を選択します。Oracle Directory Services Managerに、同じOracle Internet DirectoryインスタンスまたはOracle Virtual Directoryインスタンスの接続ダイアログが表示されます。
Oracle Directory Services Managerを直接起動するには、次の手順を実行します。
ブラウザの「アドレス」フィールドに次のURLを入力します。
http://host:port/odsm
Oracle Directory Services ManagerにアクセスするURLの場合、hostはOracle Directory Services Managerが稼働中の管理対象サーバーの名前、portはWebLogicサーバーからの管理対象サーバーのポート番号です。正確なポート番号を決定するには、$Fusion_Middleware_Home/Oracle_Identity_Management_domain/servers/wls_ods/data/nodemanager/wls_ods1.urlファイルを確認します。Fusion_Middleware_Homeは、Fusion Middlewareがインストールされているルート・ディレクトリを表します。
Oracle Directory Services Managerのホームページが表示されたら、「クリックしてディレクトリに接続」ラベルの右側にある小さな矢印をクリックします。
Oracle Directory Services Managerを使用して、Oracle Internet DirectoryインスタンスまたはOracle Virtual Directoryインスタンスに接続します。
ディレクトリに以前にログインしたことがある場合は、該当ディレクトリのエントリをクリックして、ユーザーとパスワードを指定します。
ディレクトリにログインしたことがない場合は、「新規接続の作成」をクリックするか、[Ctrl]を押しながら[N]を入力します。「新規接続」ダイアログが表示されます。
オプションで別名を入力して、切断された接続リストでこのエントリを特定します。
管理するOracle Internet DirectoryインスタンスまたはOracle Virtual Directoryインスタンスのサーバーおよび非SSLポートを入力します。
Oracle Internet DirectoryインスタンスがSSLを使用するかどうかに従い、「SSL有効」を選択または選択解除します。
ユーザー(通常はcn=orcladmin
)とパスワードを入力します。
ログイン後に移動する「開始ページ」を選択します。
「接続」をクリックします。
SSLポートを使用する場合、サーバーの証明書が表示される場合があります。サーバー証明書の認証を手動で確認してから、証明書を受け入れます。
ブラウザに次のURLを入力します。
http://hostname:port_number
ポート番号は、管理サーバーの番号です。デフォルトでは、ポート番号は7001です。
ログイン・ページが表示されます。
インストール時に指定したユーザー名とパスワード、または作成した別の管理ユーザーでログインします。
Oracle WebLogic Server管理コンソールが表示されます。
あるいは、管理サーバーや管理対象サーバーなどのターゲットのホームページから、Fusion Middleware Controlの管理コンソールにアクセスすることもできます。