この図は、Oracle Identity Federation 10g環境と、アップグレードしたOracle Identity Federation 11g環境を比較したものです。

• 左側の1つのボックスは、Oracle Application Server 10gインスタンスを表しています。この中には、単一のOracle HTTP Serverインスタンスと、Oracle Identity Federationがデプロイされている単一のOC4Jインスタンスがあります。Oracle Application Server 10gインスタンスがデータベースに接続し、個別のボックスはそれぞれ、LDAPディレクトリ、Oracle Single Sign-OnおよびOracle Access Manager 10gを表しています。

• 右側のOracle Fusion Middleware 11g環境にも、データベースと個別のボックス（LDAPディレクトリ、Oracle Single Sign-OnおよびOracle Access Manager 10gを表す）があります。

  ただし、Oracle HTTP Serverは、Oracle HTTP Serverインスタンス用の個別のOracleインスタンスを表す別のボックスに表示され、Oracle Identity Federation 11gがデプロイされているOracle WebLogic Serverドメインに接続しています。

  Oracle Identity Federationは、ドメインの管理対象サーバーにデプロイされています。ドメイン内には、Oracle WebLogic Server管理コンソールとOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlがデプロイされている管理サーバーもあります。