この章では、サポートされているOracle Identity Managementのアップグレードの開始ポイントについて説明します。この章の内容は次のとおりです。
注意: この章に示す開始ポイントとなるパッチセットは、このガイドが発行された時点で使用可能な最新のパッチセットです。ご使用のインストールで使用可能な最新のパッチセットのリストについては、次のOracleMetaLinkサイトを参照してください。
|
このガイドには、Oracle Internet DirectoryおよびOracle Directory Integration Platformからのアップグレード手順が記載されています。これは、表2-1に示すOracle Application Server 10gのリリースおよびインストール・タイプの一部としてインストールされています。
注意: Oracle Single Sign-OnまたはOracle Delegated Administration Services 10gのアップグレード・パスは用意されていません。詳細は、4.1項「タスク1: SSOのアップグレード・オプションおよびOracle Delegated Administration Servicesの理解」を参照してください。 |
表2-1 このガイドでサポートされているOracle Internet DirectoryおよびOracle Directory Integration Platformのリリース
リリース | インストール・タイプ | 説明または注意 | 最新のパッチセット |
---|---|---|---|
10gリリース2(10.1.2) |
Oracle Identity ManagementおよびOracleASメタデータ・リポジトリ |
このインストール・タイプには、Identity Managementソフトウェアに加えて、必要なOracle Application Serverアイデンティティ管理スキーマが移入されたデータベースが含まれています。 |
|
Oracle Identity Management |
このインストール・タイプでインストールされるのは、Oracle Internet Directoryソフトウェアのみです。 このソフトウェアは、リポジトリ作成ユーティリティ(repca)を使用して、必要なアイデンティティ管理スキーマが既存のデータベースにインストール済であることを前提にしています。 |
||
Oracle Identity ManagementおよびOracleASメタデータ・リポジトリ |
このインストール・タイプには、Identity Managementソフトウェアに加えて、必要なOracle Application Serverアイデンティティ管理スキーマが移入されたデータベースが含まれています。 |
||
Oracle Identity Management |
このインストール・タイプでインストールされるのは、Oracle Internet Directoryソフトウェアのみです。 このソフトウェアは、リポジトリ作成ユーティリティ(repca)を使用して、必要なアイデンティティ管理スキーマが既存のデータベースにインストール済であることを前提にしています。 |
10g(10.1.4.3) |
このガイドでは、表2-2に示すOracle Virtual Directoryのリリースからのアップグレード手順が記載されています。
このガイドでは、表2-3に示すOracle Identity Federationのリリースからのアップグレード手順が記載されています。