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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server プロダクション環境の保護
11g リリース 1 (10.3.1)
B55514-01
 

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1 概要とロードマップ

以下の節では、『プロダクション環境の保護』の内容と構成について説明します。

ドキュメントの内容と対象読者

このガイドでは、WebLogic Server のプロダクション環境を保護する方法について説明します。

以下の読者を対象としています。

このドキュメントの手引き

このマニュアルの構成は次のとおりです。

関連情報

以下の Oracle WebLogic Server マニュアルには、WebLogic Security サービスに関する情報が記載されています。

セキュリティのサンプルとチュートリアル

セキュリティ開発者向けに、Java Authentication and Authorization Service 用、および発信 SSL と双方向 SSL 用のコード サンプルが用意されています。これらのサンプルとチュートリアルは WebLogic Server セキュリティの動作を例示し、主要なセキュリティ開発タスクを実行する実際的な手順を示します。

独自のセキュリティ コンフィグレーションを開発する前に、まずセキュリティ サンプルの一部またはすべてを実行することをお勧めします。

Avitek Medical Records アプリケーション (MedRec) とチュートリアル

MedRec は WebLogic Server に付属したエンドツーエンドのサンプル Java EE アプリケーションであり、一元的で独立した医療記録管理システムをシミュレートします。MedRec アプリケーションには、患者、医師、および管理者に対して、さまざまなクライアントを使用して患者のデータを管理するフレームワークが用意されています。

MedRec は WebLogic Server と Java EE の機能を例示し、Oracle 推奨のベスト プラクティスを重要点として示します。MedRec は WebLogic Server 配布キットに含まれており、Windows マシンの [スタート] メニューからアクセスできます。Linux などのプラットフォームでは、WL_HOME\samples\domains\medrec ディレクトリから MedRec を起動します。WL_HOMEは、WebLogic Platform の最上位インストール ディレクトリです。

MedRec には、Web アプリケーション、Web サービス、ワークフロー アプリケーション、および将来のクライアント アプリケーションからのリクエストを共同で処理する複数のエンタープライズ Java Bean (EJB) で主に構成されるサービス層があります。このアプリケーションには、メッセージ駆動型 EJB、ステートレス セッション EJB、ステートフル セッション EJB、およびエンティティ EJB が含まれます。

WebLogic Server 配布キットのセキュリティ サンプル

WebLogic Server では、必要に応じて API コード サンプルをWL_HOME\samples\server\examples\src\examples にインストールできます。WL_HOME は、WebLogic Server の最上位インストール ディレクトリです。WebLogic Server のスタート メニューからサンプル サーバを起動して、サンプルとその実行手順に関する情報を確認できます。

このリリースでの新機能と変更点

このリリースで導入された新しい weblogic SERVER 機能の一覧については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server の新機能 』を参照してください。