Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JCOM プログラマーズ ガイド 11g リリース 1 (10.3.1) B55534-01 |
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以下の節では、このマニュアル『Oracle WebLogic Server JCOM プログラマーズ ガイド』の内容と構成について説明します。
このマニュアルは、WebLogic Server Java Component Object (jCOM) を利用したアプリケーションを開発およびコンフィグレーションするソフトウェア開発者を対象としています。また、WebLogic Server を評価するビジネス アナリストや、特定のアプリケーション用に WebLogic Server jCOM の使用を考えているシステム設計者にとって便利な情報も掲載しています。
このマニュアルのトピックでは、ソフトウェア プロジェクトの設計および開発段階に関連する情報を提供します。また、プロジェクトのテストおよびプロダクション前の段階で見つかるアプリケーションの問題を解決するうえで便利なトピックもあります。
このマニュアルでは、プロダクション段階での jCOM の管理、モニタ、パフォーマンス チューニングについては扱いません。これらのトピックに関する WebLogic Server のマニュアルとリソースへのリンクについては、「関連ドキュメント」を参照してください。
このマニュアルは、Java EE および jCOM の概念に精通している読者を対象としています。このマニュアルでは、WebLogic Server jCOM が提供する付加価値機能と、jCOM アプリケーションを実行する WebLogic Server 機能の使い方に関する主要な情報が重点的に扱われています。
この章「1 概要とロードマップ」では、このマニュアルの構成を紹介します。
「2 WebLogic jCOM について」では、Java から COM へのサービスの概要を示します。また、WebLogic jCOM コンポーネントと機能についても説明します。
「3 COM クライアント アプリケーションから WebLogic Server への呼び出し」では、WebLogic Server jCOM を使用して、COM クライアント アプリケーションから WebLogic Server にアクセスする方法を説明します。
「4 WebLogic Server から COM アプリケーションへの呼び出し」では、WebLogic Server jCOM を使用して、WebLogic Server から COM クライアント アプリケーションにアクセスする方法を説明します。
「5 jCOM ツールの詳細」では、付加価値を提供する WebLogic jCOM ツールを使用して jCOM アプリケーションをプログラム的に管理する方法について説明します。
「6 アップグレードに関する考慮事項」では、マルチキャストを使用して、指定したホストのグループへのメッセージ配信を有効にする方法について説明します。マルチキャストで配信されたメッセージは、その後サブスクライバに転送されます。
このマニュアルには、jCOM リソースのコンフィグレーションおよび管理に関する情報を掲載しています。
WebLogic Server 関連での jCOM 情報については、次のドキュメントを参照してください。
COM リソーの詳細については、『WebLogic リソースのセキュリティ』を参照してください。
このリリースで導入された新しい WebLogic Server 機能の一覧については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server の新機能』を参照してください。