Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JDBC のコンフィグレーションと管理 11g リリース 1 (10.3.1) B55546-01 |
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この章では、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JDBC のコンフィグレーションと管理』の内容と構成について説明します。
このドキュメントは、Java Database Connectivity (JDBC) API を使用するアプリケーションの開発とサポートを行うソフトウェア開発者およびシステム管理者向けに書かれています。また、WebLogic Server を評価するビジネス アナリストやシステム設計者にとって有用な情報も掲載しています。このドキュメントのトピックは、ソフトウェア プロジェクトの評価、設計、開発、プロダクション前、およびプロダクション段階に関連しています。
このドキュメントは、特定の JDBC プログラミング トピックを対象としたものではありません。これらのトピックに関する WebLogic Server のドキュメントとリソースへのリンクについては、「関連ドキュメント」を参照してください。
このドキュメントは、Java EE および JDBC の概念に精通している読者を対象としています。また、WebLogic Server JDBC で提供される付加価値の高い機能を重点的に扱います。
本章「概要とロードマップ」。このガイドの構成を紹介し、本リリースでの新機能を示します。
「WebLogic JDBC リソースのコンフィグレーション」。WebLogic JDBC のコンフィグレーションについて説明します。
「JDBC データ ソースのコンフィグレーション」。WebLogic JDBC データ ソースのコンフィグレーションについて説明します。
「JDBC マルチ データ ソースのコンフィグレーション」。WebLogic JDBC マルチ データ ソースのコンフィグレーションについて説明します。
「WebLogic Server での JDBC ドライバの使い方」。WebLogic JDBC のコンフィグレーションで、他のソースからの JDBC ドライバを使用する方法について説明します。
「WebLogic JDBC リソースのモニタ」。JDBC リソースをモニタし、データベース接続の使用状況に関するプロファイル情報を収集し、JDBC のデバッグを有効化する方法について説明します。
「WebLogic JDBC リソースの管理」。データ ソースを管理する方法について説明します。
「JDBC アプリケーション モジュールのデプロイメントのコンフィグレーション」。エンタープライズ アプリケーションで WebLogic JDBC モジュールをパッケージ化する方法について説明します。
「WebLogic Server での Oracle RAC の使い方」。Oracle Real Application Clusters と共に使用するよう WebLogic Server をコンフィグレーションする方法について説明します。
このドキュメントには、JDBC 固有のコンフィグレーションおよび管理上の情報が含まれています。
WebLogic Server アプリケーションを開発、デプロイ、およびモニタするための包括的なガイドラインについては、以下のドキュメントを参照してください。
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JDBC プログラマーズ ガイド』。WebLogic Server で JDBC API プログラミングを行うためのガイドです。
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アプリケーションの開発』。WebLogic Server アプリケーションの開発ガイドです。
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アプリケーションのデプロイメント』。開発およびプロダクション環境での WebLogic Server アプリケーションのデプロイメントについての主要な情報源です。
このドキュメントの他にも、さまざまな JDBC コード サンプルとチュートリアルが用意されています。これらのサンプルとチュートリアルでは、JDBC のコンフィグレーションと API の使い方、および主要な JDBC 開発タスクを実行する実際的な手順が示されています。
MedRec は WebLogic Server に付属したエンドツーエンドのサンプル Java EE アプリケーションであり、一元的で独立した医療記録管理システムをシミュレートします。MedRec アプリケーションには、患者、医師、および管理者に対して、さまざまなクライアントを使用して患者のデータを管理するフレームワークが用意されています。
MedRec は WebLogic Server と Java EE の機能を例示し、Oracle 推奨のベスト プラクティスを重要点として示します。MedRec は WebLogic Server 配布キットに含まれており、Windows マシンの [スタート] メニューからアクセスできます。Linux などのプラットフォームでは、WL_HOME
\samples\domains\medrec
ディレクトリから MedRec を起動します。WL_HOME
は、WebLogic Platform の最上位のインストール ディレクトリです。
データ ソースおよびマルチ データ ソースを Oracle RAC ノード上で実行されるサービスに接続するためのサポートが追加されました。この機能をサポートするために、2 つの新しい JDBC ドライバ コンフィグレーション オプションが WebLogic Server に追加されました。
[Oracles's Driver (Thin) for RAC Service-Instance connections]
[Oracle's Driver (Thin XA) for RAC Service-Instance connections]
詳細については、「RAC ノード上のサービスへの接続のコンフィグレーション」を参照してください。
WebLogic Server のこのリリースに追加された新機能の一覧については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server の新機能』を参照してください。