Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server ストア アンド フォワードのコンフィグレーションと管理 11g リリース 1 (10.3.1) B55551-01 |
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以下の節では、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server ストア アンド フォワードのコンフィグレーションと管理』の内容と構成について説明します。
このマニュアルは、WebLogic JMS および Web Services Reliable Messaging (WSRM) で使用する WebLogic ストア アンド フォワード サービスのコンフィグレーション、管理、およびモニタに携わるシステム管理者を対象としています。
このマニュアルでは、プロダクション段階での管理、モニタ、パフォーマンス チューニングに関するトピックを取り上げます。このマニュアルでは、ソフトウェア プロジェクトのプロダクション前の開発またはテスト段階については説明しません。これらのトピックに関する WebLogic Server のマニュアルとリソースへのリンクについては、「関連ドキュメント」を参照してください。
このマニュアルは、WebLogic Server のシステム管理に精通している読者を対象としています。このマニュアルでは、WebLogic Server SAF の付加価値機能と、WebLogic Server 機能を使用して WebLogic Server をプロダクション環境で管理するための主要な情報を重点的に扱います。
この「概要とロードマップ」では、このドキュメントの構成を紹介します。
「ストア アンド フォワード サービスについて」では、ストア アンド フォワード サービスの概念と機能、およびそれらと WebLogic Server との連携の仕組みについて説明します。
「JMS メッセージに対する SAF のコンフィグレーション」では、JMS メッセージに対してストア アンド フォワード リソースをコンフィグレーションする方法について説明します。
「SAF エージェントのモニタと管理」では、ストア アンド フォワード サービスの実行時統計をモニタし、メッセージ処理を管理する方法について説明します。
「WebLogic SAF のトラブルシューティング」では、格納および転送された JMS メッセージの SAF メッセージ ライフ サイクルのロギングをコンフィグレーションおよび管理する方法について説明します。また、SAF デバッグ ツールについて解説し、SAF のコンフィグレーションに関するよくある質問のリストを示します。
このマニュアルには、SAF 固有のコンフィグレーションおよび管理上の情報が含まれています。
WebLogic Server アプリケーションを開発、デプロイ、およびモニタするための包括的なガイドラインについては、以下のドキュメントを参照してください。
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JMS のコンフィグレーションと管理』では、JMS サーバ、JMS モジュール、パス サービスなどの JMS リソースをコンフィグレーションおよび管理する手順が説明されています。
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JAX-RPC を使用した Web サービスの高度な機能のプログラミング』の「信頼性のあるメッセージングの使用」では、Web Services Reliable Messaging (WSRM) で SAF を使用する手順が説明されています。
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server のサーバ環境設定』の「WebLogic 永続ストアの使い方」では、システム レベルの永続ストアの利点と使い方に関する情報が記載されています。
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server パフォーマンス チューニング ガイド』の「WebLogic JMS ストア アンド フォワードのチューニング」ではストア アンド フォワード (SAF) アプリケーションから最高のパフォーマンスを引き出す方法について紹介します。
このマニュアルの他にも、さまざまなコード サンプルとチュートリアルが用意されています。これらのサンプルとチュートリアルでは、WebLogic Server のコンフィグレーションと API の使い方、および主要な開発タスクを実行する実際的な手順が示されています。独自のシステムをコンフィグレーションする前に、まずサンプルの一部またはすべてを実行することをお勧めします。
このリリースで導入された新しい WebLogic Server 機能の一覧については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server の新機能』を参照してください。