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Oracle® Fusion Middleware Web サービス入門
11g リリース 1 (11.1.1)
B55576-01
 

 

Oracle® Fusion Middleware

Web サービス入門

11g リリース 1 (11.1.1)

B55576-01

2009 年 5 月

このマニュアルでは、Oracle Fusion Middleware 11g の Web サービスの概要について説明します。ここで説明するトピックは以下のとおりです。

Web サービスとは

Web サービスは、他の XML ベース言語を使用してリモートにアクセスできるプログラムです。それぞれのプログラムで何を実行するか (どのような機能を実装するか) は、Web サービス記述言語 (WSDL) という標準 XML ボキャブラリで記述します。たとえば、銀行業務 Web サービスを作成し、口座をチェックしたり、取引明細書を印刷したり、入出金を処理したりできます。あらゆるコンシューマから呼び出すことのできる WSDL ファイルにこれらの機能を記述して、銀行業務 Web サービスへのアクセスを提供します。コンシューマ側では、どの WSDL ファイルを呼び出すと何をできるかだけが分かっていればよく、Web サービスに関するそれ以上の情報は必要ありません。

Web サービス コンシューマ (たとえば、デスクトップ アプリケーション、Java プラットフォーム、ポートレットなどの Enterprise Edition クライアント) から Web サービスを呼び出すには、Web サービス プロバイダに対して XML ドキュメント形式のリクエストを送信します。Web サービス プロバイダは、リクエストを処理し、その結果を XML ドキュメント形式で Web サービス コンシューマに返します。次に例を示します。

wsexample.gif の説明については以下を参照
図 wsexample.gif の説明

この例では、Web サービス コンシューマが SOAP (Simple Object Access Protocol) メッセージ形式でリクエストを送信しています。SOAP は、分散環境において、構造化された情報を異機種のアプリケーション間で交換するために設計された XML メッセージング フレームワークです。Web サービス プロバイダ (www.xmethods.com) は、リクエストを処理して応答 (この場合は Oracle の株価) を返します。

上の例では、Web サービス プロバイダ側から、サービスにアクセスするための資格 (たとえばユーザ名とパスワード) の入力を要求することもできます。また、Web サービス プロバイダからの応答 (株価の値) を暗号化することもできます。

つまり、Web サービスは疎結合の分散環境であり、企業内の異機種のアプリケーションを統合したり、一部のビジネス機能をインターネット経由で顧客や取引先に公開したりするために利用できます。

Web サービスは、以下の 3 つの要素で特徴付けられます。

Web サービスは、XML ベースの以下の業界標準に依存しています。

Oracle Fusion Middleware 11g の Web サービスの概要

下の図に、Oracle Fusion Middleware Web サービスとクライアントの間の一般的な対話と、各対話ポイントでサポートされる Web サービス ポリシーを示します。

Oracle WSM (Web Services Manager) Policy Manager は、Oracle Fusion Middleware 11g Web サービスのセキュリティおよび管理ポリシーの要です。Oracle WSM Policy Manager の詳細については、『Oracle Fusion Middleware Security and Administrator's Guide for Web Services』の「Understanding Oracle WSM Policy Framework」を参照してください。

図 1 Oracle Fusion Middleware 11g の Web サービス

図 1 の説明については以下を参照
「図 1 Oracle Fusion Middleware 11g の Web サービス」の説明

以下の節では、Oracle Fusion Middleware 11g Web サービスのアーキテクチャと、上の図に示した Web サービスの各コンポーネントについて詳しく説明します。

Web サービスを開発、保護、および管理する詳しい手順については、「Oracle Fusion Middleware Web サービスの実装のロードマップ」を参照してください。

Web サービスのアーキテクチャ

Oracle Fusion Middleware 11g では、後に示すさまざまな Web サービスの開発、セキュリティ、および管理をサポートするため、Web サービスを次の 2 つの種類に分けて考えます。

  • SOA、ADF、および WebCenter サービス

  • WebLogic Web サービス (Java EE Web サービス)

次の図に、これら 2 種類の Web サービスを示します。

図 2 Oracle Fusion Middleware 11g の Web サービス

図 2 の説明については以下を参照
「図 2 Oracle Fusion Middleware 11g の Web サービス」の説明

Web サービスとクライアントのタイプ

表 1 に、Oracle Fusion Middleware 11g でサポートされる Web サービスのタイプをまとめます。


注意 :

Oracle WebLogic Server が動作する Oracle Fusion Middleware 環境には、これらすべての Web サービスおよびクライアントをデプロイできます。Oracle WebLogic Web サービスは、スタンドアロンの Oracle WebLogic Server にもデプロイできます。

表 1 Oracle Fusion Middleware Web サービス

Web サービス 説明

WebLogic Web サービス (Java EE)

WebLogic Web サービスは、Web services for Java EE 仕様 (http://www.jcp.org/en/jsr/detail?id=109) に従って実装する。この仕様では、Web サービスを Java で実装するための標準 Java EE 実行時アーキテクチャが定義されている。

WebLogic Web サービスの開発については以下を参照。

WebLogic Web サービスは、スタンドアロン環境を含め、あらゆる Oracle WebLogic Server 環境にデプロイできる。

SOA サービス コンポーネント

SOA 複合アプリケーションには、さまざまな SOA サービス コンポーネントが含まれている。SOA サービス コンポーネントは、SOA アプリケーションの基礎的なビルディング ブロックとして、全体のビジネス ロジック機能の一部を実装する。

以下の SOA サービス コンポーネントは、Oracle WSM を使用して管理できる。

  • BPEL プロセス - 同期および非同期プロセスを編成および格納する。

  • Oracle メディエータ - コンポーネント間のイベント (メッセージ) をルーティングする。

  • ヒューマン ワークフロー - ユーザやグループが実行するタスクを、エンド ツー エンドのビジネス プロセス フローの一部として記述するためのワークフローをモデル化できる。

  • ビジネス プロセス - ビジネス上の意思決定をルールに基づいて設計する。

SOA サービス コンポーネントの開発については、『Oracle Fusion Middleware Developer's Guide for Oracle SOA Suite』を参照。

SOA サービス コンポーネントは、Oracle Fusion Middleware 環境にデプロイできる。

SOA サービス バインディング コンポーネント

SOA サービス バインディング コンポーネントは、SOA 複合アプリケーションを外部から利用するためのエントリ ポイントを提供する。サービスの WSDL ファイルを使用して、外部のアプリケーションに対してサービスの機能を公開する。SOA 複合アプリケーション コンポーネントには、これらの機能を使用してアクセスする。詳細については、『Oracle Fusion Middleware Developer's Guide for Oracle SOA Suite』を参照。

ADF ビジネス コンポーネント

ADF ビジネス コンポーネントは、再利用可能なコンポーネントのライブラリを提供し、Oracle JDeveloper での設計作業を支援する。ADF ビジネス コンポーネントを使用することで、Java EE プラットフォーム向けビジネス アプリケーションの開発、配布、およびカスタマイズを簡略化できる。ADF ビジネス コンポーネントは、Web サービスをアプリケーション モジュールとして実装する場合に使用できる。

開発において ADF ビジネス コンポーネントを使用すると、一般的な Java EE アプリケーションで以下のタスクを実行するために必要なアプリケーション インフラストラクチャ コードの記述が不要になる。

  • データベースに接続する。

  • データを取得する。

  • データベース レコードをロックする。

  • トランザクションを管理する。

また、Oracle JDeveloper を使用すると、関連するビジネス機能を Web サービスとしてカプセル化したビジネス コンポーネントをエクスポーズできる。これらのビジネス コンポーネントは、デプロイされている Fusion Web アプリケーションのさまざまなモジュールから消費できる。

ADF ビジネス コンポーネントの開発については、『Oracle Fusion Middleware Fusion Developer's Guide for Oracle Application Development Framework』を参照。

WebCenter サービス

WebCenter サービスは、ソーシャル ネットワーキングや個人の生産性向上に役立つ Web 2.0 テクノロジ (Wiki、RSS、ブログなど) をエクスポーズする。WebCenter が提供する機能やサービス (ポートレット、カスタマイズ、コンテンツの統合など) は、必要なものだけを選んでアプリケーションに追加できる。WebCenter サービスの開発については、『Oracle Fusion Middleware Developer's Guide for Oracle WebCenter』を参照。


表 2 に、Oracle Fusion Middleware 11g でサポートされる Web サービス クライアントのタイプをまとめます。

表 2 Oracle Fusion Middleware Web サービス クライアント

Web サービス クライアント 説明

Web サービス クライアント

WebLogic Web サービスを呼び出すクライアント アプリケーションは、Java、Microsoft .NET などの任意のテクノロジを使用して記述できる。

クライアント アプリケーションには以下の 2 つのタイプがある。

  • スタンドアロン - スタンドアロン クライアント アプリケーションとして使用できるのは、Java アプリケーション、.NET クライアントなど、Web サービス リクエストを送信できるタイプのクライアント。WebLogic Server とは完全に別個に実行する。

  • WebLogic Server にデプロイされた Java EE コンポーネント — このタイプのクライアント アプリケーションでは、EJB、サーブレット、または別の Web サービスなど、WebLogic Server にデプロイされている Java EE (Java Platform, Enterprise Edition) バージョン 5 コンポーネント内で Web サービスが実行される。したがって、WebLogic Server コンテナの内部で実行される。

WebLogic Web サービス クライアントの開発については以下を参照。

SOA リファレンス バインディング コンポーネント

SOA リファレンス バインディング コンポーネントを使用すると、SOA 複合アプリケーションを外部のパートナに接続できる。SOA リファレンス バインディング コンポーネントの開発については、『Oracle Fusion Middleware Developer's Guide for Oracle SOA Suite』を参照。

ADF Web アプリケーション

ADF Web アプリケーションからは、Web サービス データ コントロールや Web サービス プロキシを使用して、WebLogic Web サービス、SOA 複合アプリケーション、ADF ビジネス コンポーネントなどのサービスを呼び出すことができる。詳細については、『Oracle Fusion Middleware Developer's Guide for Oracle SOA Suite』の「Integrating Web Services into a Fusion Web Application」を参照。

WebCenter ポートレット

WebCenter ポートレットを使用すると、WebCenter サービスを表示することができる。WebCenter クライアントの開発については、『Oracle Fusion Middleware Developer's Guide for Oracle WebCenter』を参照。


Web サービス ポリシーのタイプ

図 2 に示したように、Web サービスには 2 つのタイプのポリシーをアタッチできます。

表 3 Web サービス ポリシーのタイプ

ポリシーのタイプ 説明

Oracle WSM (Web Services Manager) ポリシー

Oracle WSM によって提供されるポリシー。Oracle WSM とあらかじめ定義されているポリシーの詳細については、『Oracle Fusion Middleware Security and Administrator's Guide for Web Services』参照。

Oracle WSM ポリシーは、SOA、ADF、および WebCenter Web サービスにアタッチできる。たとえば Oracle WSM セキュリティ ポリシーは、SOA、ADF、WebCenter Web サービスとのインタフェースを持つ WebLogic JAX-WS Web サービスにのみアタッチできる。

Oracle WSM ポリシーは、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Control から管理する。

WebLogic Web サービス ポリシー

WebLogic Server によって提供されるポリシー。WebLogic Web サービス ポリシーの詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Web サービスのセキュリティ』を参照。

WebLogic Web サービス ポリシーのサブセットは、Oracle WSM ポリシーと相互運用できる。詳細については、『Oracle Fusion Middleware Security and Administrator's Guide for Web Services』の「Interoperability with WebLogic Web Service Policies」を参照。

WebLogic Web サービス ポリシーは、WebLogic Administration Console から管理する。



注意 :

Oracle WSM ポリシーは、できる限り WebLogic Web サービス経由で使用することをお勧めします。ただし、同じ Web サービス上に、Oracle WSM サービス ポリシーと WebLogic Web サービス ポリシーを混在させることはできません。

Web サービスの開発、セキュリティ、および管理のためのツール

Web サービスの開発には、次の表に示すツールか、使い慣れた IDE を使用できます。

表 4 Web サービスの開発ツール

ツール 説明

Oracle JDeveloper

既存の Web サービスの検索と使用、新しい Web サービスの開発とデプロイに役立つ強力なツールを提供する。詳細については、Oracle JDeveloper オンライン ヘルプの以下のトピックを参照。

  • 「Designing and Developing Applications」の「Developing with Web Services」

  • 「Designing and Developing Applications」の「Developing ADF Applications」

Oracle Enterprise Pack for Eclipse (OEPE)

WebLogic Web サービスの開発を容易にする Eclipse IDE プラットフォームのプラグイン群を提供する。詳細については、Eclipse IDE プラットフォームのオンライン ヘルプを参照。

Oracle Workshop

WebLogic Web サービスの開発を容易にする Eclipse IDE プラットフォームのプラグイン群を提供する。詳細については、http://otndnld.oracle.co.jp/document/products/wlw/docs103/index.html を参照。

注意 : Oracle Workshop は非推奨。代わりに上記の OEPE を使用のこと。


Web サービスを保護および管理するには、Web サービスの種類に応じてツールを使い分ける必要があります。

Web サービスのセキュリティおよび管理のためのツール

Web サービスの種類 使用するツール

SOA、ADF、および WebCenter サービス

すべてのセキュリティおよび管理タスクに Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Control を使用する。詳細については、『Oracle Fusion Middleware Security and Administrator's Guide for Web Services』を参照。

WebLogic Web サービス


Oracle Fusion Middleware Web サービスの実装のロードマップ

次の表に、Oracle Fusion Middleware Web サービスの開発、保護、および管理における一般的なタスクのロードマップを示します。図 2 に示した Web サービスの種類別にまとめてあります。

SOA、ADF、および WebCenter サービスの実装のロードマップ

次の表に、SOA、ADF、および WebCenter サービスの開発、保護、および管理における一般的なタスクのロードマップを示します。

表 6 SOA、ADF、および WebCenter サービスの実装のロードマップ

タスク 詳細についての参照先

SOA 複合 Web サービスおよびクライアントを開発する

ADF コンポーネントおよびクライアントを開発する

WebCenter サービスおよびクライアントを開発する

Web サービスをデプロイする

Web サービスを管理する

ポリシーを作成する

『Oracle Fusion Middleware Security and Administrator's Guide for Web Services』の「Managing Web Service Policies

カスタム アサーションを作成する

『Oracle Fusion Middleware Security and Administrator's Guide for Web Services』の「Creating Custom Assertions

ポリシーをアタッチする (開発時 - Oracle JDeveloper)

ポリシーをアタッチする (デプロイ時 - Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Control)

ポリシーをコンフィグレーションする

『Oracle Fusion Middleware Security and Administrator's Guide for Web Services』の「Configuring Policies

Web サービスをテストする

『Oracle Fusion Middleware Security and Administrator's Guide for Web Services』の「Testing Web Services

Web サービスのパフォーマンスをモニタする

『Oracle Fusion Middleware Security and Administrator's Guide for Web Services』の「Monitoring the Performance of Web Services

ポリシーの水平移行を管理する

『Oracle Fusion Middleware Security and Administrator's Guide for Web Services』の「Managing Horizontal Policy Migration

問題を診断する

『Oracle Fusion Middleware Security and Administrator's Guide for Web Services』の「Diagnosing Problems

以下と相互運用する

  • Oracle WSM 10g

  • Oracle Containers for J2EE (OC4J)

  • Oracle Web Service Gateways 10g

  • WebLogic Server Web サービス ポリシー

  • Microsoft .NET 3.5

  • Oracle Service Bus 10g

『Oracle Fusion Middleware Security and Administrator's Guide for Web Services』の「Oracle WSM 11g Interoperability


WebLogic (Java EE) Web サービスの実装のロードマップ

次の表に、WebLogic (Java EE) Web サービスの開発、保護、および管理における一般的なタスクのロードマップを示します。

表 7 WebLogic (Java EE) Web サービスの実装のロードマップ

タスク 詳細についての参照先

WebLogic Web サービスおよびクライアントを開発する

Web サービスをデプロイする

Web サービスを管理する

Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server の Administration Console オンライン ヘルプの「Web サービス」

ポリシーを作成およびコンフィグレーションする

Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Web サービスのセキュリティ』の以下のトピック

カスタム ポリシー ファイルを作成する

『Oracle Fusion Middleware Security and Administrator's Guide for Web Services』の「Creating and Using a Custom Policy File

ポリシーをアタッチする (開発時)

ポリシーをアタッチする (デプロイ時)

Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server の Administration Console オンライン ヘルプの「WS-Policy ファイルと Web サービスとの関連付け」

Web サービスをテストする

Web サービスのパフォーマンスをモニタする

WebLogic と Oracle WSM の Web サービス ポリシーを相互運用する

『Oracle Fusion Middleware Security and Administrator's Guide for Web Services』の「Oracle WSM 11g Interoperability


関連ドキュメント

次の表に、Web サービスの開発、セキュリティ、および管理に関連するドキュメントをまとめます。

表 8 関連ドキュメント

ドキュメント 説明

『Oracle Fusion Middleware Web サービス入門』

このドキュメント。Oracle Fusion Middleware 11g の Web サービスの概要について説明します。

Oracle Fusion Middleware Security and Administrator's Guide for Web Services


Web サービスを保護および管理する方法について説明します。

Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Web サービス入門


WebLogic Web サービスの概要、サポートされる標準、相互運用性、関連するサンプルおよびドキュメントについて説明します。

Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JAX-WS を使用した Web サービス入門


JAX-WS を使用して単純な WebLogic Web サービスをプログラミングする上で必要となる基本的な知識とタスクについて説明します。使用例およびサンプル、反復的な開発手順、一般的な JWS プログラミング手順、データ型情報、および Web サービスの呼び出し方についても説明しています。

Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JAX-WS を使用した Web サービスの高度な機能のプログラミング


コールバック、XML カタログ、SOAP メッセージ ハンドラなどの高度な機能を、JAX-WS を使用してプログラミングする方法ついて説明します。

Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JAX-RPC を使用した Web サービス入門


JAX-RPC を使用して単純な WebLogic Web サービスをプログラミングする上で必要となる基本的な知識とタスクについて説明します。使用例およびサンプル、反復的な開発手順、一般的な JWS プログラミング手順、データ型情報、および Web サービスの呼び出し方についても説明しています。

Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JAX-RPC を使用した Web サービスの高度な機能のプログラミング


Web サービスの信頼性のあるメッセージング、コールバック、会話形式の Web サービス、JMS 転送を使用した Web サービスの呼び出し、SOAP メッセージ ハンドラなどの高度な機能を、JAX-RPC を使用してプログラミングする方法について説明します。

Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Web サービスのセキュリティ


Web サービスのメッセージ レベル (デジタル署名と暗号化)、転送レベル、アクセス制御のセキュリティをプログラミングおよびコンフィグレーションする方法について説明します。

Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Web サービス リファレンス


JWS アノテーション、Ant タスク、信頼性のあるメッセージング WS-Policy アサーション、セキュリティ WS-Policy アサーション、およびデプロイメント記述子に関するリファレンス情報を提供します。

Oracle Fusion Middleware Developer's Guide for Oracle SOA Suite


SOA 複合サービスを開発する方法について説明します。

Oracle Fusion Middleware Fusion Developer's Guide for Oracle Application Development Framework


ADF コンポーネントを開発する方法について説明します。

Oracle Fusion Middleware Developer's Guide for Oracle WebCenter


WebCenter サービスを開発する方法について説明します。

Oracle JDeveloper オンライン ヘルプの「Designing and Developing Applications」の「Developing with Web Services」

Oracle JDeveloper を使用した Web サービスの開発とポリシーのアタッチについて説明します。

Oracle Workshop for WebLogic のドキュメント

Workshop を使用してソース コードを記述および管理する方法、および視覚的な高機能ツールと Java フレームワークを使用した設計について説明します。


ドキュメントのアクセシビリティについて

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次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。

Oracleサポート・サービス

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http://www.oracle.com/lang/jp/support/index.html

製品マニュアル

製品のマニュアルは、次のURLにあります。

http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html

研修およびトレーニング

研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。

http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=3

その他の情報

オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。

http://www.oracle.com/lang/jp/index.html 
http://www.oracle.com/technology/global/jp/index.html 

注意:

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Oracle Fusion Middleware Web サービス入門 11g リリース 1 (11.1.1)

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