この項では、対象読者、このガイドの使用方法を説明し、ドキュメントのアクセシビリティについての情報を提供します。
このガイドでは、Webサービスを保護および管理するために必要なタスクを説明します。詳細は次のとおりです。
Webサービスをデプロイ、構成、テストおよび監視します。
Webサービスを有効化、公開および登録します。
ポリシーを添付してWebサービスを保護および管理し、ポリシーの使用状況を分析します。
新しいポリシーとアサーション・テンプレートを作成し、既存のポリシーを管理および構成します。
アプリケーション要件を満たすようにカスタム・アサーションを作成します。
ポリシーのライフサイクルを管理して、テスト環境から本番環境へ移行します。
開発環境および本番環境のファイルベース・ストアとデータベース・ストアをそれぞれで管理します。
他のWebサービスとの相互運用性をテストします。
問題を診断します。
このガイドの対象読者は次のとおりです。
Webサービスおよびセキュリティを管理するシステム管理者
Webサービスを開発し、Webサービスをデプロイする前にセキュリティのテストを行うアプリケーション開発者
セキュリティ・アーキテクト
『Oracle Fusion Middleware Introducing Web Services』のドキュメントを確認して、Oracle Fusion Middleware 11gでサポートされている2つのWebサービス・スタックの詳細を確認することをお薦めします。
このドキュメントは次のように編成されています。
第I部「概要」では、Webサービスを保護および管理するために必要な概念およびタスクを紹介し、一連の一般的なユース・ケースについて説明します。
第4章「Oracle Fusion MiddlewareにおけるOracle WSMの再設計の詳細」では、Oracle Fusion Middleware 11gリリース1(11.1.1)でOracle WSMの機能がどのように再設計されたかについて説明します。Oracle Web Services Manager 10g(Oracle WSM)を使用している場合は、この章を確認することをお薦めします。
第II部「基本管理」では、ユーザーが実行できる基本的な管理タスク(Webサービスのデプロイと構成、ポリシーの管理、添付および構成、Webサービスのテストと監視など)を説明します。
第III部「高度な管理」では、高度な管理タスク(Webサービスの公開と監査、ファイル間を基準とするストアからの移行、カスタム・アサーションの作成、ポリシーのライフサイクル管理、問題の診断、Oracle Fusion Middleware 11gとの相互運用など)を説明します。
第IV部「WebLogic Webサービスの管理」では、WebLogic(Java EE)Webサービスを保護および管理する方法を説明します。
第V部「参照」では、Webサービス・セキュリティ標準、事前定義済ポリシーとアサーション・テンプレート、およびアサーション・スキーマについて説明している参照情報を提供します。
オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。
ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて
スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。
外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて
このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。
聴覚に障害があるお客様のOracleサポート・サービスへのアクセス
Oracleサポート・サービスに連絡するには、テレコミュニケーション・リレー・サービス(TRS)を使用してOracleサポート(+1-800-223-1711)までお電話ください。Oracleサポート・サービスの技術者が、Oracleサービス・リクエストのプロセスに従って、技術的な問題を処理し、お客様へのサポートを提供します。TRSの詳細は、http://www.fcc.gov/cgb/consumerfacts/trs.htmlを参照してください。電話番号の一覧は、http://www.fcc.gov/cgb/dro/trsphonebk.htmlを参照してください。
詳細は、Oracle Fusion Middleware 11gリリース1(11.1.1)のドキュメント・セットに含まれる次のドキュメントを参照してください。
『Oracle Fusion Middleware Introducing Web Services』
『Oracle Fusion Middleware Introducing WebLogic Web Services for Oracle WebLogic Server』
『Oracle Fusion Middleware Getting Started With JAX-WS Web Services for Oracle WebLogic Server』
『Oracle Fusion Middleware Programming Advanced Features of JAX-WS Web Services for Oracle WebLogic Server』
『Oracle Fusion Middleware Getting Started With JAX-RPC Web Services for Oracle WebLogic Server』
『Oracle Fusion Middleware Programming Advanced Features of JAX-RPC Web Services for Oracle WebLogic Server』
『Oracle Fusion Middleware Securing WebLogic Web Services for Oracle WebLogic Server』
『Oracle Fusion Middleware WebLogic Web Services Reference for Oracle WebLogic Server』
『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suite開発者ガイド』
『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework Fusion開発者ガイド』
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterのための開発者ガイド』
Oracle JDeveloperのオンライン・ヘルプのアプリケーションの設計と開発の項にあるWebサービスの開発に関する項目
このマニュアルでは次の表記規則を使用します。
| 規則 | 意味 |
|---|---|
| 太字 | 太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。 |
| イタリック体 | イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。 |
固定幅フォント |
固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。 |
次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。
Oracleサポート・サービス
オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。
http://www.oracle.com/lang/jp/support/index.html
製品マニュアル
製品のマニュアルは、次のURLにあります。
http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html
研修およびトレーニング
研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。
http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=3
その他の情報
オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。
http://www.oracle.com/lang/jp/index.htmlhttp://www.oracle.com/technology/global/jp/index.html
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注意: ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。 |