OracleAS CDC Adapter for VSAMでは、次の言語についてグローバリゼーション・サポートを提供しています。
アラビア語
英語(デフォルト)
フランス語
ドイツ語
ギリシャ語
ヘブライ語
イタリア語
日本語
韓国語
ポルトガル語
簡体字中国語
スペイン語
繁体字中国語
トルコ語
この付録では、言語サポートを定義する方法について説明します。
言語およびコードページのパラメータへは、Oracle Studioがインストールされているコンピュータからアクセスします。
必要な言語およびコードページを定義する手順は、次のとおりです。
「スタート」メニューから、「プログラム」→「Oracle」→「Studio」を選択します。
「Design」パースペクティブの「Configuration」ビューで「Machines」フォルダを開きます。
言語を設定するマシンを開きます。
「NAV」バインディングを右クリックして「Bindings」フォルダを開きます。
「Open」を選択します。
「Language Settings」を開いて、次のようにします。
「Language」リストで、このバインディングで使用するNLSサポート対象言語を選択します。有効な値は、「NLS言語コード」の表の「言語名」列にリストされています。
「Codepage」リストで、この言語で使用するコードページを選択します。使用できるコードページは、選択した言語で決まります。さらに使用可能なコードページがある場合は、このフィールドに手動で入力できます。
注意: 言語を変更すると、コードページも変わります。選択した言語で、選択されているコードページを使用することが適切かどうかを確認してください。
コードページを選択しないと、選択した言語のデフォルトのコードページが使用されます。
「NLS string」リストで、この言語とコードページで使用するNLS文字列を選択します。使用できるNLS文字列は、選択されているコードページで決まります。さらに使用可能なNLS文字列がある場合は、このフィールドに手動で入力できます。
このコードページは、データ型が「nlsString」
と定義されるフィールドで使用されます。このパラメータは、マシンのコードページと異なるコードページが設定されたフィールドに対して使用されます。このプロパティには、コードページの名前の値およびキャラクタ・セットを右から左に読み取るかどうか(中東地域のキャラクタ・セットの場合など)が格納されています。
たとえば、次の設定には、日本語のEUC 16ビット・コードページが指定されています。
<misc nlsString="JA16EUC,false"/>
変更を保存します。選択した言語が新しいサーバーで使用されるようになります。
次の表にコードページを示します。
言語名 | 言語コード | Windowsのデフォルト | ASCIIプラットフォーム(デフォルト) | EBCDICプラットフォーム(デフォルト) | 代替コードページ(記載がない場合はEBCDICベース) |
---|---|---|---|---|---|
英語(アメリカ) |
ENUS |
Windows-1252 |
ISO-8859-15 |
IBM1140 |
IBM285、IBM500、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース) |
英語(イギリス) |
ENUK |
Windows-1252 |
ISO-8859-15 |
IBM1146 |
IBM285、IBM037、IBM500、IBM1140、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース) |
フランス語 |
FRE |
Windows-1252 |
ISO-8859-15 |
IBM1147 |
IBM297、IBM037、IBM500、IBM1140、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース) |
ラテン語 |
LAT |
Windows-1252 |
ISO-8859-15 |
IBM1148 |
IBM500、IBM037、IBM1140、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース) |
スペイン語 |
SPA |
Windows-1252 |
ISO-8859-15 |
IBM1145 |
IBM284、IBM037、IBM500、IBM1140、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース) |
ドイツ語 |
GER |
Windows-1252 |
ISO-8859-15 |
IBM1141 |
IBM273、IBM037、IBM500、IBM1140、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース) |
ポルトガル語 |
POR |
Windows-1252 |
ISO-8859-15 |
IBM1140 |
IBM037、IBM500、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース) |
イタリア語 |
ITL |
Windows-1252 |
ISO-8859-15 |
IBM1144 |
IBM280、IBM037、IBM500、IBM1140、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース) |
ギリシャ語 |
GRK |
Windows-1253 |
ISO-8859-7 |
IBM875 |
- |
ロシア語脚注1 |
RUS |
Windows-1251 |
ISO-8859-5 |
IBM1154 |
IBM1025 |
トルコ語脚注2 |
TUR |
Windows-1254 |
ISO-8859-9 |
IBM1155 |
IBM1026 |
ヘブライ語 |
HEB |
Windows-1255 |
ISO-8859-8 |
IBM424 |
IBM 862 |
アラビア語 |
ARA |
Windows-1256 |
ISO-8859-6 |
IBM420 |
|
日本語 |
JPN |
SJIS |
SJIS |
IBM939 |
EUC-JP=EUC、VMS-JP |
中国語(簡体字) |
SCHI |
GBK |
GBK |
IBM935 |
- |
中国語(繁体字) |
TCHI |
BIG5 |
BIG5 |
IBM937 |
- |
韓国語 |
KOR |
MS949 |
EUC-KR |
IBM933 |
MS949 |
脚注1 ANSI 1251のキリル文字をWindowsのコードページとして使用するロシア語のユーザーは、RUS.TXT
ファイルを編集し、NAV_UTIL CODEPAGEを使用してRUS.CPにコンパイルする必要があります。
脚注2 Oracle Studioのソリューションを使用する際、トルコ語を使用している場合は、-nl en
スイッチをOracle Studioのショートカット・プロパティに追加します。次に例を示します。"C:\Program Files\Oracle\Studio1\studio.exe -nl en"