10 Oracle Application Server Integration B2B

この章では、OracleAS Integration B2BのOracle BPEL Process ManagerおよびOracle Enterprise Service Bus（Oracle ESB）との相互運用性について説明します。内容は次のとおりです。

• 10.1項「B2B-BPELの統合: Metalinkから入手可能な10.1.3.4のダウンロード」

• 10.2項「B2B-ESBの統合: Metalinkから入手可能な10.1.3.4のダウンロード」

10.1 B2B-BPELの統合: Metalinkから入手可能な10.1.3.4のダウンロード

Oracle BPEL Process Managerリリース10.1.3.4は、OracleAS Integration B2Bリリース10.1.2と統合されます。統合プロセスの変更はありません。B2B WSILブラウザでは、B2B-BPELの相互運用が可能になります。これは、Metalinkのパッチ5105622からダウンロードできます。

OracleAS Integration B2Bには、次の内部配信チャネルがあり、ホスト・アプリケーションとOracleAS Integration B2Bとの通信を可能にします。

• B2Bインバウンド（IP_IN_QUEUEキューを使用）: B2Bは、取引パートナからインバウンド・メッセージを受信します。メッセージは、BPEL PMにルーティングされます。

• B2Bアウトバウンド（IP_OUT_QUEUEキューを使用）: BPEL PMがアウトバウンド・メッセージをB2Bに送信すると、これが取引パートナにルーティングされます。

詳細は、次のドキュメントを参照してください。

• http://www.oracle.com/technology/products/integration/b2b/pdf/B2B_TN_022_Enabling_B2B_BPEL_Interop.pdfで入手可能な「Enabling Oracle B2B & BPEL Process Manager Interoperability」

• http://download.oracle.com/doc/cd/B14099_19/integrate.1012/b19370/toc.hmで入手可能な『Oracle Application Server Integration B2Bユーザーズ・ガイド』の第4章

10.2 B2B-ESBの統合: Metalinkから入手可能な10.1.3.4のダウンロード

Oracle ESBリリース10.1.3.4は、OracleAS Integration B2Bリリース10.1.2と統合されます。B2B WSILブラウザで相互運用が可能になります。これは、Metalinkのパッチ5105622からダウンロードできます。

詳細は、http://www.oracle.com/technology/products/integration/b2b/pdf/B2B_TN_028_ESB_B2B_Interop.pdfで入手可能な「Oracle B2B-Oracle ESB Interoperability」を参照してください。