この図は、Oracle Access ManagerのコンポーネントがOracle Application Serverの中間層コンポーネントとどのように通信するかを示しています。
Oracle Access Manager側には、次が含まれています。
管理用の特別なブラウザ・クライアント: Oracle Access ManagerのWebサーバーと通信します。
Oracle Access ManagerのWebサーバー(Oracle HTTP Serverなど): WebGate、Policy ManagerおよびWebPassがインストールされています。WebGateはAccess Serverと通信します。Policy ManagerはLDAPサーバー(Oracle Internet Directoryなど)と通信します。WebPassはIdentity Serverと通信します。
Access Server: WebGate、LDAPサーバー、中間層の各OC4Jインスタンスおよび中間層のOracle HTTP Serverと通信します。
Identity Server: WebPassおよびLDAPサーバーと通信します。
Oracle Application Serverの中間層には、次が含まれています。
Oracle HTTP Server: WebGateおよびmod_oc4jがインストールされています。WebGateはAccess Serverと通信し、mod_oc4jは各OC4Jインスタンスと通信します。
OC4Jインスタンス: 各インスタンスには、Access Serverと通信するAccess SDKが含まれています。各OC4Jインスタンスは、Oracle HTTP Server内のmod_oc4jと通信します。
クライアント: ユーザーのブラウザ・クライアントは、Oracle Access Manager SSO CookieまたはHTTPPヘッダー変数を認証に使用して、Oracle HTTP Serverと通信します。ユーザーのWebサービス・クライアントは、Usernameトークン認証、X.509トークン認証、SAMLトークン認証のいずれかを使用して、OC4Jインスタンスと通信します。ユーザーのEJBクライアントは、EJB認証を使用してOC4Jインスタンスと通信します。
(説明終了)