この図は、サブジェクト伝播、つまりID伝播のフローを示しています。最初に、Webクライアントは、ユーザー名およびパスワードをJ2EEコンテナ内のサーブレットに渡すことで、IDを確立します。次に、サーブレットは、そのIDを使用して同じJ2EEコンテナ内の他のEJBおよびサーブレットと通信するか、コール元のIDを使用して他のJ2EEコンテナ内のEJBおよびサーブレットと通信します。認証が行われると、EJBおよびサーブレットは、図に示しているように、メッセージ・システム、データベース、ERPおよびSAPのアプリケーションなどのEnterprise Information System層のコンポーネントと通信できます。

(説明終了)