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Oracle Identity Manager Microsoft Exchange Connectorガイド
リリース9.0.4
B52662-03
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2 コネクタのデプロイ

コネクタをデプロイするには次の手順を実行します。

2.1 デプロイ要件の確認

次の表に、コネクタのデプロイ要件を示します。

項目 要件
Oracle Identity Manager Oracle Identity Managerリリース8.5.3.1以上。
ターゲット・システム Microsoft Exchange 2000または2003
ターゲット・システムのホスト・プラットフォーム ターゲット・システムのホスト・プラットフォームは次のいずれかです。
  • Microsoft Windows Server 2000

  • Microsoft Windows Server 2003

その他のシステム Microsoft Active Directory
ターゲット・システムのユーザー・アカウント このコネクタが機能するにはMicrosoft Active Directoryコネクタが必要なため、ターゲット・システムのユーザー・アカウント要件はMicrosoft Active Directoryコネクタの要件と同じです。


注意:

Microsoft Exchangeコネクタをデプロイして使用するには、Microsoft Active Directoryコネクタをデプロイしておく必要があります。さらに、Microsoft Active DirectoryコネクタはSSLを有効にして使用するよう構成されている必要があります。

Microsoft Active Directoryコネクタのデプロイ方法については、『Oracle Identity Manager Microsoft Active Directory Connectorガイド』を参照してください。


2.2 ターゲット・システムの構成

このコネクタを使用するために、ターゲット・システムで構成手順を実行する必要はありません。

2.3 コネクタ・ファイルのコピー

コピーするコネクタのファイルと、コピーする必要があるディレクトリを次の表に示します。


関連項目:

これらのファイルの詳細は、「インストール・メディアのファイルおよびディレクトリ」を参照してください。

インストール・メディア・ディレクトリのファイル コピー先ディレクトリ
lib/xliExchange.jar
OIM_HOME/xellerate/JavaTasks
OIM_HOME/xellerate/ScheduleTask
resourcesディレクトリにあるファイル
OIM_HOME/xellerate/connectorResources
xmlディレクトリにあるファイル
OIM_HOME/xellerate/XLIntegrations/Exchange/xml


注意:

Oracle Identity Managerをクラスタ環境にインストールするときは、インストール・ディレクトリの内容をクラスタの各ノードにコピーします。同じく、connectorResourcesディレクトリの内容とJARファイルも、クラスタの各ノードの対応するディレクトリにコピーする必要があります。

2.4 Oracle Identity Managerサーバーの構成

Oracle Identity Managerサーバーを構成するには、次の手順を実行します。


注意:

クラスタ環境では、クラスタの各ノードでこの手順を実行する必要があります。

2.4.1 必要な入力ロケールへの変更

必要な入力ロケール(言語および国の設定)に変更するには、必要なフォントのインストールと必要な入力ロケールの設定を行います。

必要な入力ロケールに変更するため、システム管理者の支援が必要となる場合があります。

2.4.2 サーバー・キャッシュからのコネクタ・リソース・バンドル関連コンテンツの消去

「コネクタ・ファイルのコピー」の項で説明した手順を実行する一方で、インストール・メディアのresourcesディレクトリにあるファイルを、OIM_HOME/xellerate/connectorResourcesディレクトリにコピーします。connectorResourcesディレクトリ内に新しいリソース・バンドルを追加したり、既存のリソース・バンドルに変更を加えた場合は、コネクタ・リソース・バンドルに関連するコンテンツをその都度サーバー・キャッシュから消去する必要があります。

コネクタ・リソース・バンドルに関連するコンテンツをサーバー・キャッシュから消去するには、次のようにします。

  1. コマンド・ウィンドウで、OIM_HOME/xellerate/binディレクトリに移動します。


    注意:

    ステップ1を実行してからステップ2を実行してください。ステップ2で次のようにコマンドを実行すると、例外がスローされます。
    OIM_HOME/xellerate/bin/batch_file_name
    

  2. 次のいずれかのコマンドを入力します。

    • Microsoft Windowsの場合:

      PurgeCache.bat ConnectorResourceBundle
      
    • UNIXの場合:

      PurgeCache.sh ConnectorResourceBundle
      

    注意:

    ステップ2の実行時にスローされる例外は無視できます。

    このコマンドのConnectorResourceBundleは、サーバー・キャッシュから削除できるコンテンツ・カテゴリの1つです。その他のコンテンツ・カテゴリの詳細は、次のファイルを参照してください。

    OIM_HOME/xellerate/config/xlConfig.xml
    

2.4.3 ロギングの有効化

ロギングを有効化すると、Oracle Identity Managerはプロビジョニングおよびリコンシリエーション操作の過程で発生するイベントについての情報をログ・ファイルに自動的に格納します。ロギングを行うイベントのタイプを指定するには、ログ・レベルを次のいずれかに設定します。

  • ALL

    このレベルでは、すべてのイベントのロギングが有効化されます。

  • DEBUG

    このレベルでは、デバッグに役立つ詳細なイベントに関する情報のロギングが有効化されます。

  • INFO

    このレベルでは、アプリケーションの進行状況を大まかに示す情報メッセージのロギングが有効化されます。

  • WARN

    このレベルでは、障害を引き起こす可能性のある状況に関する情報のロギングが有効化されます。

  • ERROR

    このレベルでは、アプリケーションを続行できる場合があるエラー・イベントに関する情報のロギングが有効化されます。

  • FATAL

    このレベルでは、アプリケーションの機能停止の原因となる可能性がある、非常に重大なエラー・イベントに関する情報のロギングが有効化されます。

  • OFF

    このレベルでは、すべてのイベントのロギングが無効化されます。

ログ・レベルを設定するファイルおよびログ・ファイルのパスは、使用するアプリケーション・サーバーによって異なります。

  • BEA WebLogic

    ロギングを有効にするには、次のようにします。

    1. OIM_HOME/xellerate/config/log.propertiesファイルに次の行を追加します。

      log4j.logger.XELLERATE=log_level
      log4j.logger.XL_INTG.EXCHANGE=log_level
      
    2. これらの行で、log_levelを、設定するログ・レベルに置換します。

      次に例を示します。

      log4j.logger.XELLERATE=INFO
      log4j.logger.XL_INTG.EXCHANGE=INFO
      

    ロギングを有効化すると、ログ情報がサーバー・コンソールに表示されます。

  • IBM WebSphere

    ロギングを有効にするには、次のようにします。

    1. OIM_HOME/xellerate/config/log.propertiesファイルに次の行を追加します。

      log4j.logger.XELLERATE=log_level
      log4j.logger.XL_INTG.EXCHANGE=log_level
      
    2. これらの行で、log_levelを、設定するログ・レベルに置換します。

      次に例を示します。

      log4j.logger.XELLERATE=INFO
      log4j.logger.XL_INTG.EXCHANGE=INFO
      

    ロギングを有効化すると、ログ情報が次のファイルに書き込まれます。

    WEBSPHERE_HOME/AppServer/logs/SERVER_NAME/SystemOut.log
    
  • JBoss Application Server

    ロギングを有効にするには、次のようにします。

    1. JBoss_home/server/default/conf/log4j.xmlファイルに次の行を追加します。ただし、すでにこれらの行が存在する場合は不要です。

      <category name="XELLERATE">
         <priority value="log_level"/>
      </category>
      
      <category name="XL_INTG.EXCHANGE">
         <priority value="log_level"/>
      </category>
      
    2. 各セットのXMLコードの2行目で、log_levelを、設定するログ・レベルに置換します。次に例を示します。

      <category name="XELLERATE">
         <priority value="INFO"/>
      </category>
      
      <category name="XL_INTG.EXCHANGE">
         <priority value="INFO"/>
      </category>
      

    ロギングを有効化すると、ログ情報が次のファイルに書き込まれます。

    JBoss_home/server/default/log/server.log
    
  • OC4J

    ロギングを有効にするには、次のようにします。

    1. OIM_HOME/xellerate/config/log.propertiesファイルに次の行を追加します。

      log4j.logger.XELLERATE=log_level
      log4j.logger.XL_INTG.EXCHANGE=log_level
      
    2. これらの行で、log_levelを、設定するログ・レベルに置換します。

      次に例を示します。

      log4j.logger.XELLERATE=INFO
      log4j.logger.XL_INTG.EXCHANGE=INFO
      

    ロギングを有効化すると、ログ情報が次のファイルに書き込まれます。

    OC4J_home/opmn/logs/default_group~home~default_group~1.log
    

2.5 コネクタのXMLファイルのインポート

「インストール・メディアのファイルおよびディレクトリ」で説明したように、コネクタのXMLファイルには、コネクタのコンポーネントの定義が含まれています。コネクタのXMLファイルをインポートすることで、Oracle Identity Managerにこれらのコンポーネントを作成します。

コネクタのXMLファイルをOracle Identity Managerにインポートするには、次のようにします。

  1. Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソールを開きます。

  2. 左のナビゲーション・バーの「デプロイメント管理」リンクをクリックします。

  3. 「デプロイメント管理」の下の「インポート」リンクをクリックします。ファイルを開くダイアログ・ボックスが表示されます。

  4. xliExchangeObject_DM.xmlファイルを検索して開きます。このファイルはOIM_HOME/xellerate/XLIntegrations/Exchange/xmlディレクトリにあります。このXMLファイルの詳細は、「ファイル・プレビュー」ページに表示されます。

  5. 「ファイルの追加」をクリックします。「置換」ページが表示されます。

  6. 「次へ」をクリックします。「確認」ページが表示されます。

  7. 「次へ」をクリックします。ITリソースの「ITリソース・インスタンス・データの提供」ページが表示されます。

  8. ITリソースのパラメータの値を指定します。指定する値に関する情報は、次の表を参照してください。

    パラメータ 説明
    Store Group Name グループ名を格納します。

    サンプル値: MyStorageGroup

    Last Modified Time Stamp 新規または変更済のメールボックスに対して最後にリコンシリエーションの実行が完了した時間。

    この値は、YYYYMMDDHHMMSSZ形式のタイムスタンプで表されます。この値は、各リコンシリエーションの実行の完了後に、そのインスタンスのターゲット・システムのタイムスタンプで更新されます。

    このパラメータには値を入力しないでください。

    Last Deleted Time Stamp 削除済メールボックスに対して最後にリコンシリエーションの実行が完了した時間。

    この値は、YYYYMMDDHHMMSSZ形式のタイムスタンプで表されます。この値は、削除済メールボックスに対する各リコンシリエーションの実行の完了後に、そのインスタンスのターゲット・システムのタイムスタンプで更新されます。

    このパラメータには値を入力しないでください。

    Server Name Microsoft ExchangeがインストールされているMicrosoft Windowsコンピュータのホスト名。

    サンプル値: W2K_HOST

    注意: 値は大文字で指定する必要があります。

    Store Name メール・ストア名。

    注意: 指定する値は、プロビジョニングの際に、プロセス・フォームの「メール・ストア」フィールドに表示されます。これは読取り専用のフィールドです。

    サンプル値: MyMailStore



    注意:

    プロビジョニング操作を実行するときに、プロセス・フォームに表示されるリストから、このITリソースを選択する必要があります。

  9. 「次へ」をクリックします。Exchange Server ITリソース・タイプの新しいインスタンスの「ITリソース・インスタンス・データの提供」ページが表示されます。

  10. Server Nameパラメータ、Store Group NameパラメータおよびStore Nameパラメータを、同じ組合せでプロビジョニングとリコンシリエーションの両方に使用する場合は、「スキップ」をクリックして、この手順説明の手順13に進みます。

  11. リコンシリエーションで、Server Nameパラメータ、Store Group NameパラメータおよびStore Nameパラメータの異なる組合せを指定する場合は、「ITリソース・インスタンス・データの提供」ページを使用して、別のITリソースを作成します。

    新しいITリソースのパラメータに対して指定する必要がある値に関する、リコンシリエーション固有の情報については、次の表を参照してください。

    パラメータ 説明
    Store Group Name 特定のストア・グループからメールボックスをフェッチする場合は、ストア・グループの名前を入力します。

    すべてのストア・グループからメールボックスをフェッチする場合は、アスタリスク文字(*)を入力します。

    デフォルト値: *

    Last Modified Time Stamp 最後にリコンシリエーションの実行が完了した時間。

    この値は、YYYYMMDDHHMMSSZ形式のタイムスタンプで表されます。この値は、各リコンシリエーションの実行の完了後に、そのインスタンスのターゲット・システムのタイムスタンプで更新されます。

    このパラメータに値を入力する必要はありません。

    Server Name 特定のExchangeサーバーからメールボックスをフェッチする場合は、Exchangeサーバーの名前を入力します。

    すべての構成済Microsoft Exchangeインストールからメールボックスをフェッチする場合は、アスタリスク文字(*)を入力します。

    デフォルト値: *

    Store Name 特定のメール・ストアからメールボックスをフェッチする場合は、メール・ストアの名前を入力します。

    すべてのメール・ストアからメールボックスをフェッチする場合は、アスタリスク文字(*)を入力します。

    注意: 指定する値は、プロビジョニングの際に、プロセス・フォームの「メール・ストア」フィールドに表示されます。これは読取り専用のフィールドです。

    デフォルト値: *



    注意:

    プロビジョニング操作を実行するときに、プロセス・フォームに表示されるリストから、このITリソースを選択しないでください。

  12. 「スキップ」をクリックして、他のITリソースを定義しないことを指定します。「確認」ページが表示されます。

  13. 「選択内容の表示」をクリックします。

    XMLファイルの内容が「インポート」ページに表示されます。ノードの横に十字形のアイコンが表示されることがあります。これらのノードは、冗長なOracle Identity Managerエンティティを示しています。コネクタのXMLファイルをインポートする前に、各ノードを右クリックして「削除」を選択し、これらのエンティティを削除する必要があります。

  14. 「インポート」をクリックします。コネクタのXMLファイルがOracle Identity Managerにインポートされます。

  15. 同じ手順を実行してxliExchangeSchedulerTask_DM.xmlファイルをインポートします。このファイルはOIM_HOME/xellerate/XLIntegrations/Exchange/xmlディレクトリにあります。

コネクタのXMLファイルをインポートしたら、次の章に進みます。