コネクタをデプロイした後、テストを行いコネクタが正常に機能することを確認する必要があります。この章では、コネクタのテストに関連する次のトピックについて説明します。
テスト・ユーティリティを使用すると、ターゲット・システムへの接続およびターゲット・システムでの基本操作の実行に関する問題の原因を特定できます。
テスト・ユーティリティを使用するには、次のようにします。
config.properties
ファイルのパラメータに値を指定します。このファイルはOIM_home
/xellerate/XLIntegrations/DBAppTables/config
ディレクトリにあります。
次のいずれかのファイルを実行します。
UNIXの場合:
OIM_home/xellerate/XLIntegrations/DBAppTables/scripts/DBTable.sh
Microsoft Windowsの場合:
OIM_home\xellerate\XLIntegrations\DBAppTables\scripts\DBTable.bat
次の表に、このコネクタに関して発生する一般的な問題の解決方法を示します。
問題の詳細 | 表示されるエラー・コード | 解決方法 |
---|---|---|
Oracle Identity Managerがターゲット・データベースとの接続を確立できません。 | DATABASE CONNECTION FAILED |
|
DATABASE DRIVER NOT LOADED |
Oracle Identity ManagerサーバーのCLASSPATH環境変数で、データベース・ドライバが使用可能であることを確認します。 | |
プロビジョニング操作が、後続の行で説明されている以外のエラー・コードで失敗します。 | CONFIGURATION ERROR |
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DATA SIZE MISMATCH |
構成XMLファイルのユーザー・プロファイル属性のデータ・サイズが、プロセス・フォームの制限に準拠していることを確認します。 | |
MANDATORY FIELD MISSING |
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DATABASE OPERATION FAILED |
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ユーザー作成のプロビジョニング操作が失敗します。 | USER ALREADY EXISTS |
ターゲット・データベース表に、すでに同じユーザーIDのレコードがあるかどうか(または、任意の主キー・フィールドの組合せが表に存在するかどうか)を確認します。 |
ユーザー作成またはパスワードのリセットのプロビジョニング操作が失敗します。 | ENCRYPTION INTERFACE MISSING |
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ENCRYPT/DECRYPT ERROR |
このエラーは、暗号化実装クラスから例外がスローされる場合に発生します。
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任意のユーザー・プロファイル属性の更新、ユーザーの削除またはプロビジョニングされたリソース・オブジェクトのユーザーからの取消しのプロビジョニング操作が失敗します。 | USER DOES NOT EXIST |
ユーザーのレコードが、ターゲット・データベース表に存在することを確認します。 |