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Oracle Identity Manager Database Applications Table Connectorガイド
リリース9.0.4
E05496-01
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4 テストおよびトラブルシューティング

コネクタをデプロイした後、テストを行いコネクタが正常に機能することを確認する必要があります。この章では、コネクタのテストに関連する次のトピックについて説明します。

コネクタのテスト

テスト・ユーティリティを使用すると、ターゲット・システムへの接続およびターゲット・システムでの基本操作の実行に関する問題の原因を特定できます。

テスト・ユーティリティを使用するには、次のようにします。

  1. config.propertiesファイルのパラメータに値を指定します。このファイルはOIM_home/xellerate/XLIntegrations/DBAppTables/configディレクトリにあります。


    関連項目:

    config.propertiesファイルのパラメータの詳細は、「ITリソースの定義」を参照してください。

  2. 次のいずれかのファイルを実行します。

    UNIXの場合:

    OIM_home/xellerate/XLIntegrations/DBAppTables/scripts/DBTable.sh
    
    

    Microsoft Windowsの場合:

    OIM_home\xellerate\XLIntegrations\DBAppTables\scripts\DBTable.bat
    
    

トラブルシューティング

次の表に、このコネクタに関して発生する一般的な問題の解決方法を示します。

問題の詳細 表示されるエラー・コード 解決方法
Oracle Identity Managerがターゲット・データベースとの接続を確立できません。 DATABASE CONNECTION FAILED
  • Oracle Identity ManagerサーバーのCLASSPATH環境変数に、データベースのドライバが指定されていることを確認します。
  • Oracle Identity Managerが稼働していることを確認します。

  • すべてのアダプタがコンパイルされていることを確認します。

  • 「ITリソース」フォームを使用して、Oracle Identity Managerレコードを調べます。IPアドレス、管理者IDおよび管理者パスワードが正しいことを確認します。


DATABASE DRIVER NOT LOADED Oracle Identity ManagerサーバーのCLASSPATH環境変数で、データベース・ドライバが使用可能であることを確認します。
プロビジョニング操作が、後続の行で説明されている以外のエラー・コードで失敗します。 CONFIGURATION ERROR
  • ITリソース定義に指定されている構成XMLファイルが、指定されたファイル・システム・パスに存在することを確認します。
  • 構成XMLファイルに指定された場所に、XMLスキーマ・ファイルが存在することを確認します。

  • 構成XMLファイルが、ファイル自体に指定されているXMLスキーマに準拠していることを確認します。


DATA SIZE MISMATCH 構成XMLファイルのユーザー・プロファイル属性のデータ・サイズが、プロセス・フォームの制限に準拠していることを確認します。

MANDATORY FIELD MISSING
  • 構成XMLファイルでrequiredに指定さているすべてのユーザー属性に値が指定されていることを確認します。このエラーは、空の文字列が指定されている場合にもスローされます。
  • 構成XMLファイルでrequiredに指定さているフィールドが、プロセス・フォームに含まれていることを確認します。


DATABASE OPERATION FAILED
  • 構成XMLファイルに指定されているユーザー・プロファイル属性の最大サイズが、実際のデータベース・スキーマに定義されているサイズと一致していることを確認します。
  • データベース表のすべての必須フィールドが、構成XMLファイルでrequiredに指定されていることを確認します。

ユーザー作成のプロビジョニング操作が失敗します。 USER ALREADY EXISTS ターゲット・データベース表に、すでに同じユーザーIDのレコードがあるかどうか(または、任意の主キー・フィールドの組合せが表に存在するかどうか)を確認します。
ユーザー作成またはパスワードのリセットのプロビジョニング操作が失敗します。 ENCRYPTION INTERFACE MISSING
  • 構成XMLファイルでパスワードの暗号化がtrueに設定されているかどうかを確認します。
  • Oracle Identity ManagerサーバーのCLASSPATH環境変数で、暗号化インタフェースの実装クラスが使用可能であることを確認します。


ENCRYPT/DECRYPT ERROR このエラーは、暗号化実装クラスから例外がスローされる場合に発生します。
  • 暗号化実装クラスが正常に機能していることを確認します。

  • エラーおよびスタック・トレースの説明のログを確認します。

任意のユーザー・プロファイル属性の更新、ユーザーの削除またはプロビジョニングされたリソース・オブジェクトのユーザーからの取消しのプロビジョニング操作が失敗します。 USER DOES NOT EXIST ユーザーのレコードが、ターゲット・データベース表に存在することを確認します。