テスト・ユーティリティを使用すると、ターゲット・システムへの接続およびターゲット・システムでの基本操作の実行に関する問題の原因を特定できます。
テスト・ユーティリティを使用する前に、インストール・メディアのtestディレクトリのファイルをOIM_HOME/xellerate/XLIntegrations/SSHディレクトリにコピーする必要があります。
config.propertiesファイルで必要な値を設定します。このファイルはOIM_HOME/xellerate/XLIntegrations/SSH/config/config.propertiesディレクトリにあります。
次の表の情報を使用して、config.propertiesファイルのデフォルト属性を変更します。
| 属性 | 説明 | デフォルト/サンプル値 |
|---|---|---|
hostname |
ユーザー・プロビジョニングが実行されるターゲット・サーバーのIPアドレス | 10.1.1.114 |
shellPrompt |
ターゲット・サーバーのデフォルトのシェル・プロンプト:
Solaris、LinuxおよびHP-UXの場合は# AIXの場合は$ |
# |
port |
SSHサーバーがリスニングするポート | 22 |
osType |
UNIXサーバーのオペレーティング・システムの種類
使用可能な値は |
SOLARIS |
adminpassword |
管理ユーザーのパスワード | password1 |
admin |
SSHサーバーに対するUNIXサーバーの管理者資格証明 | root |
action |
テストする処理
値は次のいずれかです。
|
CREATE |
userName |
ユーザー属性 | jdoe |
privateKey |
公開鍵認証用の鍵 | 値は空にすることも、秘密鍵ファイルの名前とパスにすることも可能です。 |
sudoFlag |
Sudo Adminモードのフラグ | SUDO Adminモードの場合、値はYESです。SUDO Adminモードを使用しない場合には、NOにする必要があります。 |
Max Retries |
接続が失敗した場合にUNIX SSHコネクタがターゲット・サーバーへの接続を再試行する回数。 | 2 |
Delay |
接続が失敗した場合に、コネクタがターゲット・システムへの接続を再試行するまでの遅延時間(ミリ秒)。 | 2000 |
Timeout |
ターゲット・サーバーへの接続のタイムアウト値(ミリ秒)。 | 10000 |
passwdMirrorFilePath |
このパラメータは、リコンシリエーションのpasswdミラー・ファイルのパスの指定に使用されます。 | /etc/passwd1 |
shadowMirrorFilePath |
このパラメータは、リコンシリエーションのshadowミラー・ファイルのパスの指定に使用されます。 | /etc/shadow1 |
targetDateFormat |
このパラメータは、ターゲットUNIXコンピュータの日付書式の指定に使用されます。 | MMddhhmmyy |
config.propertiesファイルに値を指定したら、次のスクリプトを実行します。
UNIXの場合:
OIM_HOME/xellerate/XLIntegrations/SSH/scripts/SSH.sh
Microsoft Windowsの場合:
OIM_HOME\xellerate\XLIntegrations\SSH\scripts\SSH.bat