この付録に表示されているスクリーンショットは、「ステップ3: コネクタ構成の変更」ページで実行される様々なアクションの結果を表しています。これらのページが表示されるコンテキストの詳細は、表3-2を参照してください。
この付録では、次のアクションのスクリーンショットについて説明します。
図B-1に、「リコンシリエーション・ステージング」データセットのいずれかのフィールドの「編集」アイコンをクリックすると表示される「ステップ1: フィールド情報の指定」ページを示します。「編集」アイコンをクリックしたフィールドの名前(この例では「APP_USERID」)が、このページに表示されています。
「データ型」リストは、メタデータ検出で検出されたフィールドのデータ型の設定に使用します。「リコンシリエーション・ステージング」データセットおよび「OIM - アカウント」データセットのすべてのフィールドにこのアクションを実行しないと、コネクタは正常に機能しません。たとえば、「リコンシリエーション・ステージング」データセットおよび「OIM - アカウント」データセットの日付フィールドにDateデータ型を設定しないと、日付書式の検証や変換は行われません。
「必須」チェック・ボックスは、リコンシリエーション中、フィールドに値が指定されている必要があることを指定するために使用します。つまり、フィールドを必須フィールドとして指定します。
図B-2に、「ステップ3: マッピング情報の指定」ページを示します。このページでは、マッピング用の入力フィールドを選択するか、リテラル値を入力します。このページは、「ステップ1: フィールド情報の指定」ページの「アクションのマッピング」リストから、「変換なしでマッピングの作成」を選択した場合に表示されます。
図B-3に、「OIM - アカウント」データセットのいずれかのフィールドの「編集」アイコンをクリックすると表示される「ステップ1: フィールド情報の指定」を示します。「暗号化」および「パスワード・フィールド」チェック・ボックスは、機密データを格納するフィールドの記憶域、表示、または記憶域と表示の両方を暗号化することを指定するために使用します。
図B-4に、アカウント・ステータスのリコンシリエーションの2番目の手順の開始を示します。このページは、「リコンシリエーション・ステージング」データセットのステータス・フィールドの「編集」アイコンをクリックして開きます。このページでは、「アクションのマッピング」リストから「変換ありでマッピングの作成」を選択します。アカウント・ステータスのリコンシリエーションの構成手順は、『Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソール・ガイド』で説明されています。
図B-5に、図B-4に示されているページに指定する入力の結果を示します。
このページの「入力」リージョンで、「データセット」リストから「ソース」を選択し、「フィールド名」リストからステータス・フィールド名を選択します。「参照コード名」リージョンで、「リテラル」を選択し、ターゲット・システムのステータス値とOracle Identity Managerのステータス値をマップする参照定義の名前を入力します。
図B-6に、ターゲット・リソースのリコンシリエーションにコネクタを構成した後に表示される「ステップ3: コネクタ構成の変更」ページを示します。
次に、ターゲット・リソースのリコンシリエーションにコネクタを構成した後に、このページに表示される変更内容の一部を示します。
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注意: 「リコンシリエーション・ステージング」データセットのフィールドの属性設定など、特定アクションの結果はこのページには表示されません。 |
「ソース」データセットから始まり、すべてのデータセットから「APP_CREATED_ON」、「APP_UPDATED_BY」および「APP_UPDATED_ON」フィールドを削除しました。
アカウント・ステータスのリコンシリエーションを、次のようにして構成しました。
「OIM - アカウント」データセットの「ID」フィールドと、「リコンシリエーション・ステージング」データセットの任意のフィールド間にマッピングがないことを確認しました。
「リコンシリエーション・ステージング」データセットの「APP_USERID」フィールドと、「OIM - ユーザー」データセットの「ユーザーID」フィールド間に一致のみのマッピングを作成することで、リコンシリエーション・ルールを作成しました。
アカウント・ステータスのプロビジョニングの構成手順の一部として、「プロビジョニング・ステージング」データセットから「APP_ACCT_STATUS」フィールドを削除しました。
図B-7に、信頼できるソースのリコンシリエーションにコネクタを構成した後に表示される「ステップ3: コネクタ構成の変更」ページを示します。
次に、信頼できるソースのリコンシリエーションにコネクタを構成した後に、このページに表示される変更内容の一部を示します。
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注意: 「リコンシリエーション・ステージング」データセットのフィールドの属性設定など、特定アクションの結果はこのページには表示されません。 |
「リコンシリエーション・ステージング」データセットに「組織」、「従業員タイプ」、および「ユーザー・タイプ」フィールドを追加し、これらのフィールドの入力ソースとしてリテラル値を設定しました。
アカウント・ステータスのリコンシリエーションを、次のようにして構成しました。
「リコンシリエーション・ステージング」データセットの「EMPLOYEE_ID」フィールドと、「OIM - ユーザー」データセットの「ユーザーID」フィールド間に一致のみのマッピングを作成することで、リコンシリエーション・ルールを作成しました。
「リコンシリエーション・ステージング」データセットのフィールドと、「OIM - ユーザー」データセットの対応するフィールドをマップしました。
ターゲット・システムの「PHONE_NUMBER」フィールドをマップするために「電話」UDFを作成しました。