ヘッダーをスキップ
Oracle Identity Manager Readme
リリース9.1.0.2
B56036-01
 
 

Oracle® Identity Manager

Readme

リリース9.1.0.2

部品番号: B56036-01

2009年10月

Oracle Identity Managerリリース9.1.0.2パッチ・セットを使用すると、次のリリースをOracle Identity Managerリリース9.1.0.2にアップグレードできます。

次のいずれかの条件が当てはまる場合に、リリース9.1.0.2にアップグレードできます。

このドキュメントには、リリース・ノートおよびパッチ・セットのインストール手順が含まれています。

このドキュメントは、次の項で構成されています。

1 Oracle Identity Managerリリース9.1.0.2の新機能

次の項では、Oracle Identity Managerリリース9.1.0.2で導入された新機能について説明します。

1.1 職務分掌（SoD）のサポート

Oracle Identity ManagerのSoD実装では、ユーザーが送信したIT権限（権限）リクエストが、SoDエンジンと他のユーザーによってチェックされ、承認されます。たとえ元のリクエストに変更が加えられても、それらがクリアされる前に必ず入念に検査されるようにするために、システムと人による複数レベルのチェックを導入できます。この予防シミュレーションの方法は、リクエストされた権限がユーザーに付与される前に、そのユーザーに対する権限割当てで競合する可能性のあるものを特定し、修正する上で役立ちます。


関連項目:

詳細は、『Oracle Identity Manager Toolsリファレンス』の「Oracle Identity Managerでの職務の分離（SoD）」を参照してください。

1.2 オフライン・プロビジョニングのサポート

オンライン・プロビジョニングでは、1つのプロビジョニング・リクエストを構成する複数のプロビジョニング操作が順々に実行されます。しかも、そのプロビジョニング・リクエストは、1つのトランザクションとして処理されます。この方法では、パフォーマンス上の問題が生じる可能性があります。さらに、トランザクション・タイムアウトが発生し、その結果、トランザクション全体がロールバックされる確率が高くなります。

オフライン・プロビジョニングでは、1つのリクエストで行われる複数のプロビジョニング操作が、複数のJMSメッセージに変換されます。各ユーザーにプロビジョニングされるリソースごとに、1つのJMSメッセージが送信されます。各JMSメッセージの処理は1つのトランザクションとして処理されますが、これは非同期で、他のJMSメッセージとは無関係です。たとえ1つのトランザクションがタイムアウトになっても、他のメッセージの処理は続行されます。この方法を使用すると、パフォーマンスが向上し、トランザクション・タイムアウトの確率は低くなります。

失敗したオフライン・プロビジョニング・メッセージ・レポートには、失敗したメッセージの詳細が示されます。

失敗したメッセージを保存先のデータベース表から削除するために、「Remove Failed Off-line Messages」スケジュール済タスクが導入されました。

詳細は、『Oracle Identity Managerベスト・プラクティス・ガイド』の「オフライン・プロビジョニングの有効化」を参照してください。

1.3 権限データの取得および使用のサポート

このリリースから、子プロセス・フォーム・フィールドを権限としてマークし、その権限関連のデータを取得できるようになりました。Oracle Identity Managerインストールで定義されているすべてのリソース・オブジェクトに対してこの機能を有効にすることにより、プロビジョニングに使用可能な権限や、ユーザーに割り当てられている権限に関するレポートを生成できます。

詳細は、『Oracle Identity Manager Toolsリファレンス』の「権限データの使用」を参照してください。

1.4 期日指定リコンシリエーション・イベントのサポート

一部のターゲット・システムでは、特定のユーザー・ライフサイクル・イベントの期日指定（有効日指定）ができます。たとえば、ターゲット・システムの管理者は、あるユーザーのアカウントの「有効期間終了日」を2009年4月17日に設定することで、その日にそのアカウントの有効化が必要になるように指定できます。これらの期日指定リコンシリエーション・イベントに正しく対応するために、「Process Deferred Recon Events」スケジュール済タスクを構成できます。このスケジュール済タスクについては、1.9項「新しいスケジュール済タスク」で説明します。スケジュール済タスクは、createReconciliationEvent APIとともに使用します。このAPIは、1.11項「新しいAPI」の表に記載されています。

1.5 接続プーリングのサポート

Oracle Identity Managerでは、このリリースから、接続プーリングがサポートされるようになりました。接続プールは、ターゲットへの物理接続を示すオブジェクトのキャッシュです。Oracle Identity Managerコネクタでは、これらの接続を使用して、ターゲット・システムとの通信が可能になります。実行時に、アプリケーションからプールにある接続がリクエストされます。使用可能な接続があれば、コネクタでその接続を使用した後、元のプールに戻します。プールに戻された接続は、再度コネクタでリクエストし、別の操作に使用できます。接続プールは接続の再利用を可能にすることから、ネットワーク待機時間、メモリー割当ておよび認証など、接続作成のオーバーヘッドの削減に役立ちます。

この機能の使用方法については、Oracle Identity Managerコネクタのドキュメントを参照してください。

1.6 アラビア語のサポート

Oracle Application ServerにインストールされたOracle Identity Managerのリリース9.1.0.2には、アラビア語のサポートが含まれています。このパッチ・セットの適用については、3.9項「アラビア語サポート用パッチの適用」を参照してください。

1.7 Oracle Role ManagerとOracle Identity Managerとの統合のサポート強化

この項では、リリース9.1.0.2で導入されたUIの変更を示します。

Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソールで無効になった機能

次の機能は、XL.OIM-ORM.Integration.Deployedプロパティをtrueに設定すると、管理およびユーザー・コンソールでは無効になります。これらの機能は、Oracle Identity ManagerをOracle Role Managerと統合すると無効になります。ただし、Oracle Identity ManagerとOracle Role Managerを統合しなければ、これらの機能は、Oracle Identity Managerで引き続き表示されます。


注意:

無効化された機能は、Oracle Role Managerコンソールから使用可能になりました。詳細は、『Oracle Role Manager User's Guide』を参照してください。

  • ユーザーの詳細

    グループ・メンバーシップの詳細の編集

  • 組織

    組織の管理グループの作成

  • ユーザー・グループ

    • ユーザー・グループの作成

    • ユーザー・グループのグループの詳細の編集または削除

    • 管理ユーザー・グループの作成

    • ユーザー・グループへのユーザーまたはサブグループの割当て

    • ユーザー・グループからのメンバーの削除

    • ユーザー・グループへのアクセス・ポリシーの割当ておよび削除

  • アクセス・ポリシー

    Oracle Role Managerコンソールを介してアクセス・ポリシーを作成すると、「アクセス・ポリシー」の次の値を編集できません。

    • このアクセス・ポリシーによってプロビジョニングされるリソース

    • このアクセス・ポリシーに対するグループ

    Oracle Role Managerコンソールを介してアクセス・ポリシーを作成すると、次のプロパティしか表示されません。

    • アクセス・ポリシー詳細

      • 名前

      • 説明

      • 承認あり

      • アクセス・ポリシーの更新

      • 優先度

    • リソース・フォーム・データ

    • プロセス・フォーム・データ


    注意:

    Oracle Role ManagerとOracle Identity Managerとのリコンシリエーション時には、アクセス・ポリシーの権限データのみがOracle Identity Managerに送信されます。

  • リソース管理

    リソース管理者グループの作成

1.8 Oracle Identity ManagerのUIでのその他の変更

Oracle Identity ManagerのUIには、次の変更が加えられました。


注意:

これらの変更は、 「Oracle Role ManagerとOracle Identity Managerとの統合のサポート強化」の項で説明している変更以外のものです。

  • 「診断ダッシュボード」のホームページにアクセスすると、ログイン・ページが表示されます。次の書式のURLを使用して、「診断ダッシュボード」にアクセスできます。

    http://HOST:PORT/XIMDD

    ログインに使用するアカウント資格証明は、OIMユーザーの資格証明と同じです。

  • 「診断ダッシュボード」へのログインに失敗したり、ユーザーが「診断ダッシュボード」でスクリプトを実行しようとしたりすると、エラー・ページが表示されます。

  • 次のURLを使用して「診断ダッシュボード」にアクセスすると、LOGOUTリンクが表示されます。

    http://<host>:<port>/XIMDD/SystemVerification

  • Oracle Identity Manager Design Consoleでは、「Reconciliation Manager」フォームに「Future Date」という新しいフィールドが追加されました。

  • 「メンバーシップ・ルール」のグループの「ルール」にフィルタが導入されました。

1.9 新しいスケジュール済タスク

次のスケジュール済タスクが、このリリースで導入されました。

1.9.1 SoD機能用のスケジュール済タスク

次のスケジュール済タスクが、SoD機能とともに導入されました。

Get SOD Check Results Provisioning

このスケジュール済タスクは、SoDエンジンが事実上非同期の場合に、SoDチェック結果をフェッチするために使用します。非同期のSoDエンジンの場合、SoDチェック結果のすべてを同時に使用することはできません。したがって、このスケジュール済タスクは、SoDチェックの開始後に実行する必要があります。このタスクは、SoDチェックが直接プロビジョニングまたはフォーム編集を介してトリガーされた場合にのみ実行されます。

Get SOD Check Results Approval

このスケジュール済タスクは、リクエストベースのプロビジョニングの場合（承認中にSoDチェックが開始された場合）に、SoDチェック結果を戻すのに役立ちます。

Resubmit Uninitiated Provisioning SOD Checks

直接プロビジョニング中に、SoDチェックが「SODCheckNotInitiated 」または「SODCheckCompletedWithError」状態のままの場合、「Resubmit Uninitiated Provisioning SOD Checks」タスクを実行して、SoDチェックを開始できます。このスケジュール済タスクを実行すると、プロセス・タスクのステータスが「SODCheckNotInitiated」または「SODCheckCompletedWithError」から「SODCheckPending」に変わります。「SODCheckPending」状態のタスクは、「Get SOD Check Results Provisioning」スケジュール済タスクの次の実行時に完了されます。

Resubmit Uninitiated Approval SOD Checks

リクエストベースのプロビジョニング中に、SoDチェックが「SODCheckNotInitiated 」または「SODCheckCompletedWithError」状態のままの場合、「Resubmit Uninitiated Approval SOD Checks」タスクを実行して、SoDチェックを開始できます。このスケジュール済タスクを実行すると、プロセス・タスクのステータスが「SODCheckNotInitiated」または「SODCheckCompletedWithError」から「SODCheckPending」に変わります。「SODCheckPending」状態のタスクは、「Get SOD Check Results Approval」スケジュール済タスクの次の実行時に完了されます。

1.9.2 権限データ処理用のスケジュール済タスク

次のスケジュール済タスクは、権限データの処理用に導入されました。

Entitlement List

「Entitlement List」スケジュール済タスクにより、子プロセス・フォーム表から権限属性が識別され、権限データがLKV表からENT_LIST表にコピーされます。

Entitlement Assignments

「Entitlement Assignments」スケジュール済タスクは、割り当てられた権限に関するデータをENT_ASSIGN表に初めてコピーするときに使用します。このタスクにより、子プロセス・フォーム表から権限属性が識別され、割り当てられた権限に関するデータが子プロセス・フォーム表からENT_ASSIGN表にコピーされます。ENT_ASSIGN表に作成されたレコードは、特定のターゲット・システム上の特定のユーザーに割り当てられた権限に対応しています。

Entitlement Updations

「Entitlement Updations」スケジュール済タスクにより、子プロセス・フォーム表の権限割当てデータに加えられた変更でENT_ASSIGN表が更新されます。「Entitlement Assignments」スケジュール済タスクによって作成されたトリガーは、権限割当てデータに加えられた変更をステージング表にコピーします。「Entitlement Updations」スケジュール済タスクにより、ステージング表のデータが処理され、ENT_ASSIGN表のデータに必要な変更が加えられます。

1.9.3 オフライン・プロビジョニング機能用のスケジュール済タスク

次のスケジュール済タスクが、オフライン・プロビジョニング機能とともに導入されました。

Remove Failed Off-line Messages

このスケジュール済タスクは、失敗したメッセージを保存先のデータベース表から削除するために導入されました。

1.9.4 その他のスケジュール済タスク

次のスケジュール済タスクは、ターゲット・システムのユーザーまたはアカウント・データのリコンシリエーション後に使用できます。

Configuring the Process Deferred Recon Events

Oracle Identity Managerの一部のターゲット・システムでは、特定ユーザーのライフサイクル・イベント（雇用や職種の変更など）の有効日指定が可能です。つまり、あるユーザーのレコードへの変更に対して将来の日付を設定でき、指定した日にその変更が有効になります。


関連項目:

スケジュール済タスクの処理の詳細は、『Oracle Identity Managerデザイン・コンソール・ガイド』を参照してください。

「Process Deferred Recon Events」スケジュール済タスクは、有効日指定リコンシリエーション・イベントのリコンシリエーションをサポートするために追加されました。リコンシリエーション用スケジュール済タスクにより、変更されたすべてのレコードがOracle Identity Managerにフェッチされます。次の手順では、期日指定イベントがどのように処理されるかを説明します。


注意:

「Process Deferred Recon Events」スケジュール済タスクの構成は必須ではありません。

  1. リコンシリエーション・マネージャで期日指定のリコンシリエーション・イベントが発生すると、APIに渡された「Future Date」の日付値が「Current System Date」より大きい場合、イベントのステータスが「Event Deferred」に設定され、データベースの「Future Date」列が「date passed」に設定されます。

  2. 「Process Deferred Recon Events」スケジュール済タスクを実行すると、データベースに保存されている日付値が「Current System Date」以下であるかどうかがチェックされます。該当する場合は、そのRecon Eventが既存のリコンシリエーション・フローとして処理され、Recon Eventのステータスはそれに応じて変更されます。該当しない場合、どのアクションも実行されません。

1.10 新しいレポート

次のレポートが、リリース9.1.0.2に導入されました。


注意:

これらのレポートは、Oracle Technology NetworkでBI Publisherベースのレポートの一部として入手できます。レポート・バンドルをダウンロードするには、次のようにします。

  1. 次のURLにあるOracle Technology Network Webサイトにアクセスします。http://www.oracle.com/technology/products/id_mgmt/oxp/index.html

  2. 「Technical Information」セクションで、「Oracle Identity Manager 9.1.0.2 - BI Publisher Reports」をクリックします。

オフライン・リソース・プロビジョニング・メッセージ

オフライン・リソース・プロビジョニング・メッセージ・レポートでは、失敗したメッセージの詳細が提供されます。このレポートは、オフライン・プロビジョニング機能とともに導入されています。

権限アクセス・リスト

権限アクセス・リスト・レポートには、レポートの生成中に指定した権限が現在割り当てられているユーザーのリストが表示されます。レポートでは、権限に関する基本情報と、権限が割り当てられたユーザーのリストが提供されます。

権限アクセス・リスト履歴

権限アクセス・リスト履歴レポートには、レポートの生成中に指定した権限が割り当てられているユーザーのリストが表示されます。レポートでは、権限に関する基本情報と、権限が割り当てられたユーザーのリストが提供されます。

ユーザー・リソース権限

ユーザー・リソース権限レポートには、レポート生成中に指定したユーザーの現在の権限のリストが表示されます。レポートには、基本ユーザー情報と権限の詳細が表示されます。

ユーザー・リソース権限履歴

ユーザー・リソース権限履歴レポートには、レポート生成中に指定したユーザーに割り当てられた過去の権限の詳細のリストが表示されます。レポートには、基本ユーザー情報と権限の詳細が表示されます。

1.11 新しいAPI

表1には、リリース9.1.0.2に追加された新しいアプリケーション・プログラミング・インタフェース（API）が記載されています。

表1 リリース9.1.0.2の新しいAPI

インタフェース APIメソッド 説明

tcAccessPolicyOperationsIntf

public void updateEntitlementToAccessPolicy (long policyKey, long[] entitlementKey) throws tcPolicyNotFoundException, tcAPIException,tcEntitlementNotFoundException

アクセス・ポリシーにマップされた一連の権限を更新します。提供される権限データは既存データに優先するため、これが最終的なものになります。

tcAccessPolicyOperationsIntf

public Thor.API.tcResultSet getMappedEntitlements(long policyKey) throws tcPolicyNotFoundException, tcAPIException

返される属性には、次の列があります。

Entitlements.Resource ID

Entitlements.Key

Entitlements.Entitlement

Entitlements.Entitlement Code

Entitlements.Entitlement Valid Flag

tcAccessPolicyOperationsIntf

public void unAssignObjects(long policyKey, long[] objectKeys, boolean removeFormData) throws tcPolicyNotFoundException, tcAPIException, tcBulkException

アクセス・ポリシーのオブジェクトの既存の関連フォーム・データをクリーンアップします。

tcRulesOperationsIntf

tcResultSet findRuleElements(long rulekey)throws tcRuleNotFoundException, tcAPIException

返される属性には、次の列があります。

Rule Designer.Rule Element.Attribute

Rule Designer.Rule Element.Attribute Source

Rule Designer.Rule Element.Attribute Value

Rule Designer.Rule Element.Child Key

Rule Designer.Rule Element.Key

Rule Designer.Rule Element.Operation

Rule Designer.Rule Element.Sequence

Rule Designer.Rule Element.User-Defined Form

tcLookupOperationsIntf

public tcResultSet getLookupCodesForDecoded(String psLookupCode, String decodedValues) throws tcAPIException, tcInvalidLookupException

tcResultSetの形式で、エンコード済参照値および関連するデコードされた値のリストを返します。

tcReconciliationOperationsIntf

public long createReconciliationEvent(String psObjectName, Map poData, boolean pbFinishEvent, java.sql.Date futureDate) throws tcAPIException, tcObjectNotFoundException;

指定したオブジェクト用に作成された期日指定リコンシリエーション・イベントのキーを返します。これらのイベントのステータスは、「Event Deferred」です。

tcReconciliationOperationsIntf

public long createReconciliationEvent(String psObjectName, Map poData, boolean pbFinishEvent, String psDateFormat, java.sql.Date futureDate) throws tcAPIException, tcObjectNotFoundException;

指定したオブジェクト用に作成された期日指定リコンシリエーション・イベントのキーを返します。これらのイベントのステータスは、「Event Deferred」です。

tcReconciliationOperationsIntf

public void updateReconEvent(long rceKey,java.util.Map attributes) throws Thor.API.Exceptions.tcAPIException, Thor.API.Exceptions.tcReconEventNotFoundException, tcAPIException

リコンシリエーション・イベントの属性を更新します。

tcGroupOperationsIntf

public Thor.API.tcResultSet findAssignedMembershipRules(java.util.Map searchCriteria) throws Thor.API.Exceptions.tcAPIException, tcAPIException

tcResultSetの形式で、割り当てられたグループのメンバーシップ・ルールのリストを返します。tcResultSetには、次の列名が含まれます。

  • Groups.Key

  • Groups.Group Name

  • Rule Designer.Key

  • Rule Designer.Name

tcGroupOperationsIntf

public Thor.API.tcResultSet findUnassignedMembershipRules(java.util.Map searchCriterias) throws Thor.API.Exceptions.tcAPIException, tcAPIException

tcResultSetの形式で、未割当てのグループのメンバーシップ・ルールのリストを返します。tcResultSetには、次の列名が含まれます。

  • Groups.Key

  • Groups.Group Name

  • Rule Designer.Key

  • Rule Designer.Name

  • Rule Designer.Type

tcEntitlementsOperationsBean

public tcResultSet findEntitlements(Map attributeList)

tcResultSetの形式で、権限のリストを返します。

tcProvisioningOperationsIntf

public tcResultSet findAllOpenProvisioningTasks(Map attributeList , String[] statuses) throws tcAPIException

このメソッドは、任意のユーザーに割り当てられたすべてのプロビジョニング・タスク（およびそれらの詳細）のリストを返します。保留中および拒否されたオープン・タスクを表示するには、ステータス引数フィルタを使用できます。返されるオブジェクトは、列ごとに各タスクの詳細な情報が含まれている結果セットです。

tcFormInstanceOperationsIntf

public void executeSODCheck(long plProcessInstanceKey) throws tcProcessNotFoundException, tcFormNotFoundException, tcRequiredDataMissingException, tcInvalidValueException, tcNotAtomicProcessException, tcAPIException

このメソッドでは、インスタンス・キーが引数として渡されるプロセスに対してSODCheckerタスク・インスタンスを作成することにより、SoDチェックを開始します。

tcFormInstanceOperationsIntf

public long addProcessFormChildData(long plChildFormDefinitionKey, long plProcessInstanceKey, Map phAttributeList, boolean createHolder, boolean createSODChecker)throws tcProcessNotFoundException, tcFormNotFoundException, tcRequiredDataMissingException, tcInvalidValueException, tcNotAtomicProcessException, tcAPIException

システム内のプロセスのインスタンスと関連付けられている子フォームに、プロセス・データを追加します。HolderタスクとSODCheckerタスクの作成には、2つのフラグが必要です。Holderタスクは、SODCheckタスクが実行されるまで権限タスクを保持するために使用され、（添付する必要のあるInitiateSODCheckアダプタを実行して）SODCheckerタスクによりSoDチェックがインスタンス化されます。

1.12 新しいシステム・プロパティ

次のクライアント側システム・プロパティが、リリース9.1.0.2に導入されました。

  • XL.OIM-ORM.Integration.Deployed

    このプロパティは、ORM-OIM統合ライブラリをデプロイするかどうかを決定するために使用します。Oracle Role Manager（ORM）コンソールでは、グループの作成やアクセス・ポリシーの変更など、一部のOracle Identity Managerの機能が管理されます。

    このプロパティのデフォルト値はFalseです。

  • XL.SoDCheckRequired

    このプロパティは、SoDチェックを有効または無効にするために使用します。

    このプロパティのデフォルト値はFalseです。

  • XL.SIL.Home.Dir

    このプロパティは、SIL_HOMEディレクトリのフルパスおよび名前に設定する必要があります。

    このプロパティのデフォルト値はC:/SIL_HOMEです。

  • XL.SoD.Offlined.Sync

    SoDチェックが「SODCheckNotInitiated」状態または「SODCheckCompletedWithError」状態のままの場合、次のいずれかのスケジュール済タスクを実行するとSoDチェックを開始できます。

    • Resubmit Uninitiated Provisioning SOD Checks

    • Resubmit Uninitiated Approval SOD Checks

    これらのスケジュール済タスクをプロセスのこの段階で自動的に実行するには、XL.SoD.Offlined.Syncをtrueに設定します。実行しない場合は、このプロパティをfalseに設定します。デフォルト値はtrueです。

1.13 新しいアダプタ

InitiateSODCheck

このアダプタにより、SoDチェックが開始されます。これは、SODCheckerタスク（つまり、名前にSODCheckerの接頭辞が付くすべてのタスク）にアタッチする必要があります。

2 動作保証されているコンポーネント

動作保証されているアプリケーション・サーバーおよび言語の詳細は、次の項を参照してください。

その他の動作保証されたコンポーネントの詳細は、次のページで動作保証マトリクスを参照してください。

http://www.oracle.com/technology/software/products/ias/files/idm_certification_101401.html

2.1 動作保証されているアプリケーション・サーバー


注意:

アプリケーション・サーバーの動作保証については、リリース9.1.0.1から9.1.0.2で変更はありません。

Oracle Identity Managerリリース9.1.0.2は、次のアプリケーション・サーバーに対して動作が保証されています。

  • IBM WebSphere Application Server 6.1.0.21以降のフィックス・パック（6.1.0.21以降）


    注意:

    IBM WebSphere Application Serverを停止します。IBM WebSphere Application ServerとApplicationクライアントを6.1.0.21にアップグレードします。IBM WebSphere Application Server 6.1.0.21を再起動します。

  • JBoss Application Server 4.2.3 GA

  • Oracle Application Server 10.1.3.3（Oracle SOA Suite 10gリリース10.1.3.1に同梱されている基本パッケージの上に適用されるアップグレード・パッチ10.1.3.3）


    注意:

    • Oracle Application Server JDKを更新してDST 2007に準拠させるには、使用するJDKベンダーの正しいタイムゾーン更新ユーティリティを使用する必要があります。JDKベンダーのタイム・ゾーン更新ユーティリティの使用方法の詳細は、My Oracle Support Webサイトのノート414153.1を参照してください。

      My Oracle Support Webサイトへは、次のURLでアクセスできます。

      http://metalink.oracle.com/

    • Oracle Application Serverで実行されているOracle Identity Managerの本番デプロイメントでは、Oracle AQをJMSプロバイダとして構成する必要があります。Oracle Bug#6718332が原因で、現在、Oracle AQベースのJMSはMicrosoft Vista上で構成できません。したがって、Microsoft Vistaはファイル・ベースのJMSの非クラスタ環境でのみサポートされています。Oracle Application Server JDKを更新してDST 2007に準拠させるには、使用するJDKベンダーの正しいタイムゾーン更新ユーティリティを使用する必要があります。JDKベンダーのタイム・ゾーン更新ユーティリティの使用方法の詳細は、My Oracle Support Webサイトのノート414153.1を参照してください。

  • Oracle WebLogic Server 10.3

2.2 動作保証されている言語

Oracle Identity Managerリリース9.1.0.2は、次の言語に対して動作が保証されています。

  • アラビア語


    注意:

    アラビア語は、Oracle Application Serverで実行されるOracle Identity Managerインストールでのみサポートされています。

  • 中国語（簡体字）

  • 中国語（繁体字）

  • デンマーク語

  • 英語

  • フランス語

  • ドイツ語

  • イタリア語

  • 日本語

  • 韓国語

  • ポルトガル語（ブラジル）

    ポルトガル語（ブラジル）ロケールとIBM WebSphere Application Serverの組合せはサポートされていません。詳細は、IBM WebSphere Application ServerのWebサイトでAPAR IZ01077を参照してください。

  • スペイン語


関連項目:

Oracle Identity Managerのグローバリゼーション・サポートの詳細は、『Oracle Identity Managerグローバリゼーション・ガイド』を参照してください。

3 Oracle Identity Managerリリース9.1.0.2へのアップグレード

Oracle Identity Managerリリース9.1.0.1からリリース9.1.0.2にアップグレードするには、次の手順を実行します。


注意:

  • アップグレードを開始する前に、Oracle Identity Managerがインストールされているコンピュータの一時ディレクトリに、Oracle Identity Managerリリース9.1.0.2パッチ・セットの内容を抽出します。この一時ディレクトリは、このドキュメントでPATCHと呼ばれています。

  • 動作環境に該当しない項はスキップしてください。

3.1 アップグレードの前提条件への対応

アップグレードの手順を開始する前に、次の前提条件に対応していることを確認してください。

  • Oracle Identity Managerとアプリケーション・サーバーのインストール・ディレクトリのバックアップを作成します。

  • Oracle Identity Managerデータベースのバックアップを作成します。

  • 使用するJMSメッセージで保留中のものがないことを確認します。

3.2 Oracle Identity Managerデータベースのアップグレード

Oracle Identity Managerデータベースをアップグレードする手順は、使用するデータベース製品ごとに異なります。次の項では、Microsoft SQL ServerおよびOracle DatabaseでのOracle Identity Managerデータベースのアップグレード手順を説明します。

3.2.1 Microsoft SQL ServerでのOracle Identity Managerデータベースのアップグレード

Microsoft SQL Server 2005でのOracle Identity Managerデータベースのアップグレード手順は次のとおりです。

  1. データベースのバックアップを作成します。

  2. Microsoft SQL Serverコンピュータでコマンド・プロンプトを開き、次のスクリプトを実行します。

    PATCH\db\SQLServer\Scripts\oim_db_upg_9101_to_9102.bat SERVER_NAME[\INSTANCE_NAME] 
DB_NAME DB_USER_NAME DB_USER_PASSWORD PATCH\db\SQLServer\Scripts\

  3. ストアド・プロシージャを次のようにコンパイルします。

    1. テキスト・エディタで、次のBATファイルを開きます。

      PATCH\db\SQLServer\StoredProcedures\compile_all_XL_SP.bat

    2. compile_all_XL_SP.batファイルのSequential Listsセクションにリストされたすべてのストアド・プロシージャで、文字列@sysuserをデータベース・ユーザー名に置き換えます。Microsoft SQL Serverでは、ストアド・プロシージャから起動されるファンクションをデータベース・ユーザー名（所有者）で修飾する必要があるため、この処理を行います。


      注意:

      @記号も含めて@sysuser文字列全体を置き換えてください。

    3. 次のスクリプトを実行します。

      PATCH\db\SQLServer\StoredProcedures\compile_all_XL_SP.bat SERVER_NAME[\INSTANCE_NAME] DB_NAME 
DB_USER_NAME DB_USER_PASSWORD PATCH\db\SQLServer\StoredProcedures\

  4. 監査およびコンプライアンス・モジュールを使用しておらず、リリース9.1.0.2でモジュールを有効にする場合、次のスクリプトを実行します。

    PATCH\db\SQLServer\Scripts\SQLServer_Enable_XACM.bat SERVER_NAME[\INSTANCE_NAME] DB_NAME DB_USER_NAME 
DB_USER_PASSWORD PATCH\db\SQLServer\Scripts\

  5. メタデータをOracle Identity Managerデータベースにロードします。データベースへのメタデータのロードの詳細は、「データベースへのメタデータのロード」を参照してください。

3.2.2 Oracle DatabaseでのOracle Identity Managerデータベースのアップグレード

Oracle DatabaseでのOracle Identity Managerデータベースのアップグレード手順は次のとおりです。

  1. 既存データベースをバックアップします。

    データベースに用意されたエクスポート/バックアップ・ユーティリティを使用して、データベースの完全なバックアップを実行します。

    本番データベースのバックアップには、必要な場合、データベースを元の状態にリストアできるように、Oracle Identity Managerリリース9.1.0または9.1.0.1データベース・インスタンスの完全なエクスポートまたはバックアップが含まれます（ただし、必ずしもこれに限定されません）。

  2. Oracle Database 11gリリース11.1.0.7を使用している場合は、次のパッチを適用してください。

    • 7628358

    • 7598314

    • 7614692

  3. PATCHディレクトリのスクリプトに対する実行権限を有効にします。

  4. データベース・スキーマをリリース9.1.0からリリース9.1.0.2にアップグレードするには、リリース9.1.0データベースがインストールされているシステムで、oim_db_upg_910_to_9102.sh（またはoim_db_upg_910_to_9102.bat）スクリプトを実行します。

    コマンドラインを使用してOracleのoim_db_upg_910_to_9102スクリプトを実行する方法は、次のとおりです。

    PATCH/db/oracle/Scripts/oim_db_upg_910_to_9102.sh （またはoim_db_upg_910_to_9102.bat） 
ORACLE_SID ORACLE_HOME DB_USER_NAME DB_USER_PASSWORD DIRECTORY_IN_WHICH_DB_UPGRADE_ZIP_FILE_IS_EXTRACTED

  5. データベース・スキーマをリリース9.1.0.1からリリース9.1.0.2にアップグレードするには、リリース9.1.0.1データベースがインストールされているシステムで、oim_db_upg_9101_to_9102.sh（またはoim_db_upg_9101_to_9102.bat）スクリプトを実行します。

    コマンドラインを使用してスクリプトを実行する方法は、次のとおりです。

    PATCH/db/oracle/Scripts/oim_db_upg_9101_to_9102.sh （またはoim_db_upg_9101_to_9102.bat） 
ORACLE_SID ORACLE_HOME DB_USER_NAME DB_USER_PASSWORD DIRECTORY_IN_WHICH_DB_UPGRADE_ZIP_FILE_IS_EXTRACTED

  6. 監査およびコンプライアンス・モジュールを使用しておらず、リリース9.1.0.2でモジュールを有効にする場合、使用しているデータベースに応じて次の手順を実行します。

    1. Oracle Identity Managerのデータベース・スキーマ所有者の資格証明を使用してSQL*Plusにログインします。

    2. PATCH/db/oracle/Scripts/Oracle_Enable_XACM.sqlスクリプトを実行します。

  7. メタデータをOracle Identity Managerデータベースにロードします。詳細は、「データベースへのメタデータのロード」を参照してください。

3.2.3 データベースへのメタデータのロード

メタデータをデータベースにロードするには、最初に、次のいずれかのファイルに必要な変更を行う必要があります。


注意:

Oracle Identity Managerがインストールされているコンピュータでスクリプトを実行します。

監査およびコンプライアンス・モジュールを使用していない場合は、次のファイルのいずれかをコピーしてください。

  • LoadXML.bat

  • LoadXML.sh

監査およびコンプライアンス・モジュールを使用している場合は、次のファイルのいずれかをコピーしてください。

  • LoadXML_XACM.bat

  • LoadXML_XACM.sh

このファイルは、PATCH/db/Metadataディレクトリにあります。

メタデータをデータベースにロードするには、次の手順を実行します。


注意:

Oracle Identity Managerのホスト・コンピュータでスクリプトを実行する必要があります。

  1. テキスト・エディタで、LoadXMLまたはLoadXML_XACMスクリプトを開きます。

    JAVA_HOME変数の値を設定します。

  2. Oracle Identity Managerをデプロイするオペレーティング・システムに応じて、次の手順を実行します。

    • Microsoft WindowsでのMicrosoft SQL Serverの場合

      a. LoadXMLまたはLoadXML_XACMファイルで、次の行からREMを削除します。

      REM SET SQL_SERVER_DRIVER_DIR=

      b. sqljdbc.jarファイルを含むSQL Serverドライバ・ディレクトリへのパスを割り当てます。

      SET SQL_SERVER_DRIVER_DIR=PATH_TO_SQL_DRIVER

      c. LoadXMLまたはLoadXML_XACMファイルで、次の行からREMを削除します。

      REM SET XLHOME=

      d. Oracle Identity Managerインストール・ディレクトリのフルパスを指定します。

      SET XLHOME=OIM_HOME/xellerate

      xellerateディレクトリへのフルパスを指定します。

    • Microsoft WindowsでのOracle Databaseの場合

      a. LoadXMLまたはLoadXML_XACMファイルで、次の行からREMを削除します。

      REM SET ORACLE_DRIVER_DIR=

      b. Oracle JDBCドライバを含むOracleドライバ・ディレクトリへのパスを割り当てます。

      SET ORACLE_DRIVER_DIR=PATH_TO_ORACLE_DRIVER

      c. LoadXMLまたはLoadXML_XACMファイルで、次の行からREMを削除します。

      REM SET JDBC_DRIVER_VERSION=

      d. Oracle JDBCドライバの名前を指定します。たとえば、SET JDBC_DRIVER_VERSION=ojdbc14.jarのように指定します。

      e. LoadXMLまたはLoadXML_XACMファイルで、次の行からREMを削除します。

      REM SET XLHOME=

      f. OIMインストール・ディレクトリのフルパスを指定します。たとえば、SET XLHOME=PATH_TO_ORACLE_IDENTITY_MANAGER_INSTALLATION_DIRECTORYのように指定します。Xellerateディレクトリへのパスを指定します。

    • UNIXでのOracle Databaseの場合:

      a. LoadXMLまたはLoadXML_XACMファイルで、次の行を非コメント化します。

      #ORACLE_DRIVER_DIR=
#export ORACLE_DRIVER_DIR

      b. OracleのJDBCドライバへのパスを割り当てます。次のような行になります。

      ORACLE_DRIVER_DIR=PATH_TO_ORACLE_DRIVER
export ORACLE_DRIVER_DIR

      c. LoadXMLまたはLoadXML_XACMファイルで、次の行を非コメント化します。

      #JDBC_DRIVER_VERSION=
#export JDBC_DRIVER_VERSION

      d. Oracle JDBCドライバの名前を指定します。たとえば、JDBC_DRIVER_VERSION=ojdbc14.jarのように指定します。

      e. LoadXMLまたはLoadXML_XACMファイルで、次の行を非コメント化します。

      #XLHOME=
#export XLHOME

      f. OIMインストール・ディレクトリのフルパスを指定します。たとえば、XLHOME=PATH_TO_ORACLE_IDENTITY_MANAGER_INSTALLATION_DIRECTORYのように指定します。Xellerateディレクトリへのパスを指定します。

  3. コマンド・プロンプトまたはコンソールを開き、LoadXMLまたはLoadXML_XACMスクリプトを実行します。スクリプトの実行中に、次のパラメータの値を（指定された順序で）入力する必要があります。

    • Microsoft SQL Serverの場合:

      - JDBC URL。たとえば、jdbc:sqlserver://DB_HOST_IP:PORTのようになります（DB_HOST_IPをデータベース・ホストのIPアドレスに、PORTをデータベース・ホストのポート番号に置き換えます）。

      - データベース名

      - データベース・ユーザー名

      - パスワード

    • Oracle Databaseの場合:

      - JDBC URL。たとえば、jdbc:oracle:thin:@DB_HOST_IP:PORT:SIDのようになります（DB_HOST_IPをデータベース・ホストのIPアドレスに、PORTをデータベース・ホストのポート番号に、SIDをデータベース・ユーザーIDに置き換えます）。

      - データベース・ユーザー名

      - パスワード

3.2.4 電子メール・テンプレートのロード

電子メール・テンプレートをロードするには、次の手順を実行します。

  1. テキスト・エディタで、PATCH/db/metadata/LoadXLIFスクリプトを開きます。

    JAVA_HOME変数の値を設定します。

  2. Oracle Identity Managerをデプロイするオペレーティング・システムに応じて、次の手順を実行します。

    Microsoft WindowsでのMicrosoft SQL Serverの場合

    1. LoadXLIFファイルで、次の行からREMを削除します。

      REM SET SQL_SERVER_DRIVER_DIR=

    2. sqljdbc.jarファイルを含むMicrosoft SQL Serverドライバ・ディレクトリへのパスを割り当てます。

      SET SQL_SERVER_DRIVER_DIR=PATH_TO_SQL_DRIVER

    3. LoadXLIFファイルで、次の行からREMを削除します。

      REM SET XLHOME=

    4. Oracle Identity Managerインストール・ディレクトリのフルパスを指定します。

      SET XLHOME=OIM_HOME/xellerate

      注意:

      xellerateディレクトリへのフルパスを指定します。

    Microsoft WindowsでのOracle Databaseの場合:

    1. LoadXLIFファイルで、次の行からREMを削除します。

      REM SET ORACLE_DRIVER_DIR=

    2. Oracle JDBCドライバを含むOracle Databaseドライバ・ディレクトリへのパスを設定します。

      SET ORACLE_DRIVER_DIR=PATH_TO_ORACLE_DRIVER

    3. Oracle JDBCドライバの名前を指定します。次に例を示します。

      SET JDBC_DRIVER_VERSION=ojdbc14.jar

    4. LoadXLIFファイルで、次の行からREMを削除します。

      REM SET XLHOME=

    5. Oracle Identity Managerインストール・ディレクトリのフルパスを指定します。次に例を示します。

      SET XLHOME=PATH_TO_ORACLE_IDENTITY_MANAGER_INSTALLATION_DIRECTORY

      注意:

      xellerateディレクトリへのフルパスを指定します。

    UNIXでのOracle Databaseの場合:

    1. LoadXLIFファイルで、次の行を非コメント化します。

      #ORACLE_DRIVER_DIR=
#export ORACLE_DRIVER_DIR

    2. LoadXLIFファイルで、次の行を非コメント化します。

      #XLHOME=
#export XLHOME

    3. Oracle Identity Managerインストール・ディレクトリのフルパスを指定します。次に例を示します。

      XLHOME=PATH_TO_ORACLE_IDENTITY_MANAGER_INSTALLATION_DIRECTORY

      注意:

      xellerateディレクトリへのフルパスを指定します。

  3. コマンド・プロンプトまたはコンソールを開き、LoadXMLスクリプトを実行します。スクリプトの実行中に、次のパラメータの値を（指定された順序で）入力する必要があります。

    Microsoft SQL Serverの場合:

    • JDBC URL

      たとえば、jdbc:sqlserver://DB_HOST_IP:PORTのようになります。

      DB_HOST_IPをデータベース・ホストのIPアドレスに、PORTをポート番号に置き換えます。

    • データベース名

    • データベース・ユーザー名

    • パスワード

    • AUDITCOMPLIANCE

    Oracle Databaseの場合:

    • JDBC URL。たとえば、jdbc:oracle:thin:@DB_HOST_IP:SIDのようになります。

      DB_HOST_IPをデータベース・ホストのIPアドレスに、PORTをデータベース・ホストのポート番号に、SIDをデータベース・ユーザーIDに置き換えます。

    • データベース・ユーザー名

    • パスワード

    • AUDITCOMPLIANCE

3.2.5 Oracle Identity Managerデータベース・バリデータの使用

Oracle Identity Managerデータベース・バリデータは、2つのデータベースのオブジェクトを比較し、比較先データベースにないオブジェクトおよび一致しないオブジェクトのレポートを生成するコマンドライン・インタフェース（CLI）ユーティリティです。

このユーティリティを使用して、実行するアップグレードを検証することもできます。

Oracle Identity Managerデータベース・バリデータは、標準Oracle Identity ManagerスキーマまたはカスタマイズされたOracle Identity Managerデータベース（比較元）のオブジェクトを指定された比較先データベースと比較します。

このユーティリティによって、表にデータベースの詳細が収集されます。この情報は、比較の基準となります。Oracle Databaseでは、データベース・エクスポート・ユーティリティによって作成されるファイルに情報が保存されます。

アップグレード・シナリオでは、このユーティリティを使用して、実行するアップグレードを検証できます。アップグレード後のOracle Identity Managerデータベースを指定された標準ダンプ（比較元ダンプ）と比較できます。これにより、アップグレード・パッチの適用後に、Oracle Identity Managerデータベースのアップグレードの成功を検証します。

シナリオ: 標準のアップグレード・パッケージを使用して、Oracle Identity Managerインストールをリリースx.x.1からリリースx.x.2にアップグレードします。アップグレードの完了後に、Oracle Identity Managerデータベース・バリデータにより、オブジェクトの欠落や不一致があるかどうかが判別されます。

3.2.5.1 場所とコンポーネント

Oracle Identity Managerデータベース・バリデータのファイルは、次の場所にあります。

Oracle Database

PATCH/db/oracle/Utilities/OIMDBValidator

Microsoft SQL Server

PATCH/db/SQLServer/Utilities/OIMDBValidator

Oracle Identity Managerデータベース・バリデータのすべてのファイルは、OIMDBValidatorディレクトリにあります。

表2に、Oracle Identity Managerデータベース・バリデータを構成するファイルの詳細を示します。

表2 Oracle Identity Managerデータベース・バリデータのファイル

ファイル 説明

oim_ddl_create_oim_src_db.sql

oim_src_db表を作成します。

oim_dml_populate_oim_src_db.sql

oim_src_db表にメタデータの詳細を移入します。

oim_dml_src_do_counts.sql

Oracle Identity Manager標準表の行数をカウントします。

このファイルはオプションで、ユーザーの入力に基づきます。

比較元が標準データベースの場合:

oim_std_src_db.dmp

比較元が標準的なデータベースの場合、標準ダンプ・ファイルの名前はoim_std_src_db.dmpです。

正常で標準的なインストールでは、ユーティリティとともに標準ダンプが使用されます。

Oracle Databaseの場合、この標準ファイルは、次の場所にあります。

PATCH/db/oracle/Utilities/OIMDBValidator\SrcInfo

Microsoft SQL Serverの場合、この標準ファイルは、次の場所にあります。

PATCH/db/SQLServer/Utilities/OIMDBValidator\SrcInfo

比較元がカスタマイズ・データベースの場合:

oim_src_db.dmp

独自のダンプ・ファイルを生成することもできます。

このファイルは、選択した比較元Oracle Identity Managerデータベースからダンプ・ファイルを作成する場合に作成されます。このファイル名はoim_src_db.dmpで、Oracle Databaseの場合は次の場所にあります。

Oracle Databaseの場合:

PATCH/db/oracle/Utilities/OIMDBValidator\SrcInfo

Microsoft SQL Serverの場合:

PATCH/db/SQLServer/Utilities/OIMDBValidator\SrcInfo

oim_dml_check_oim_version.sql

oim_src_db表からバージョンを選択し、比較先Oracle Identity ManagerスキーマのXSD表のバージョンと比較します。

oim_ddl_create_oim_dest_db.sql

比較先Oracle Identity Managerデータベースにoim_dest_db表を作成します。このファイルは、Oracle Identity Managerのデータ・ディクショナリ情報の保存に使用されます。

oim_dml_populate_oim_dest_db.sql

oim_dest_db表にメタデータの詳細を移入します。

oim_dml_dest_do_counts.sql

Oracle Identity Managerの標準表のレコード数をカウントします。

このファイルはオプションで、ユーザー入力に基づきます。

oim_db_compare.sql

これはメインの比較スクリプトで、COMPARISON_SUMMARY_YYYY_MM_DD_HH_MI.logという比較レポートを作成します。このレポートに、オブジェクトの欠落や不一致の詳細および行カウントの違いがリストされます。

oim_ddl_drop_oim_src_dest_db.sql

比較先で作成された表を削除します。

このファイルはオプションで、ユーザー入力に基づきます。

oim_db_validator.bat（Microsoft Windows）

oim_db_validator.sh（UNIXおよびLinux）

このユーティリティを実行します。

oim_db_input.bat（Microsoft Windows）

oim_db_input.sh（UNIXおよびLinux）

oim_db_validator.batファイルは、oim_db_input.batファイルをコールして、ユーザー入力を取得し、入力された情報を検証します。

oim_db_validator.shファイルは、oim_db_input.shファイルをコールして、ユーザー入力を取得し、入力された情報を検証します。

3.2.5.2 Oracle Identity Managerデータベース・バリデータの機能

データベース・バリデータ・ユーティリティを使用するには、次のスクリプトを実行します。

  • Microsoft Windows: oim_db_validator.bat

  • UNIX: oim_db_validator.sh

    スクリプトを実行すると、次の名前のログ・ファイルが生成されます。

    Microsoft Windowsの場合:

    • ユーティリティがエラーなしで実行された場合: oim_db_validator_YYYY_MM_DD_HH_MM.log

    • エラーが発生した場合: oim_db_validator_err_YYYY_MM_DD_HH_MM.log

    UNIXの場合:

    • ユーティリティがエラーなしで実行された場合: oim_db_validator_YYYY_MM_DD_HH_MM.log

    • エラーが発生した場合: oim_db_validator_err_YYYY_MM_DD_HH_MM.log

認証

スクリプトを実行すると、次の情報の入力を求められます。

  • Oracleホーム名またはSQL Server名

  • データベース名

  • データベース・ユーザー名

  • データベース・パスワード

このユーティリティでは、接続試行は3回のみ許可されます。

機能

次のオプションがあります。

  • 比較元Oracle Identity Managerデータベースに関する詳細の収集:

    このオプションを選択するには1を入力します。

    特定の比較元の詳細を収集するには、このオプションを選択します。

    このユーティリティで生成される.dmpファイルの名前は、比較元が標準のOracle Identity Managerインストールかどうかのユーザー入力に基づきます。

    • 標準のOracle Identity Managerインストールの場合: ファイル名は次のとおりです。

      • Oracle Database: oim_std_src_db.dmp

      • Microsoft SQL Server: oim_std_src_db.bcp

      このファイルはユーティリティに同梱されており、次のディレクトリにあります。

      • Oracle Databaseの場合:

        PATCH/db/oracle/Utilities/OIMDBValidator\SrcInfo

      • Microsoft SQL Serverの場合:

        PATCH/db/SQLServer/Utilities/OIMDBValidator\SrcInfo

      このファイルは、比較またはアップグレードの検証に使用できます。

    • 標準以外のOracle Identity Managerインストールの場合: ファイル名は次のとおりです。

      • Oracle Database: oim_std_src_db.dmp

      • Microsoft SQL Server: oim_std_src_db.bcp

  • 比較元Oracle Identity Managerデータベースと比較先Oracle Identity Managerデータベースの比較:

    このオプションを選択するには2を入力します。

    特定の比較元の標準ダンプまたはユーザー作成ダンプのどちらを基準に比較するかを選択します。

    • 標準ダンプと比較するには、oim_std_src_db.dmp（またはoim_std_src_db.bcp）をSoureMetadataDump910からSrcInfoにコピーします。SrcInfoがない場合は、新規ディレクトリを作成します。oim_std_src_db.dmp（またはoim_std_src_db.bcp）ファイルは、Oracle Identity Managerリリース9.1.0標準インストールのダンプです。


      注意:

      標準ダンプとの比較で差異があった場合は、Oracleサポートに問い合せてください。

    • ユーザー作成ダンプと比較するには、ダンプ・ファイルをSrcInfoにコピーします。ダンプ・ファイルの名前は、oim_src_db.dmpまたはoim_src_db.bcpである必要があります。

    比較元を選択する際、比較先Oracle Identity Managerデータベース表の行数を計算するか、比較表を削除するかを選択できます。

  • 終了: このオプションを選択するには3を入力します。

    ユーティリティをクローズするには、このオプションを選択します。

3.2.5.3 サンプル比較サマリー・レポート

データベース・バリデータ・ユーティリティのサンプル・サマリー・レポートを次に示します。

###############################################################################
####################        R E P O R T         ##########################
########################################################################
Start Time (hh:mi:ss:mmm) : 15:09:39:370
===============================================================
=======================  S U M M A R Y  ===========================
===============================================================
 OIM OBJECT TYPE SOURCE      DESTINATION        COMPARE STATUS
 --------------- ----------- ----------- ---------------------
          -------------------
 TABLE                                  6           5           1 TABLE MISSING
 COLUMN                         26          23                  3 COLUMNS MISSING
 PK                                     6           5           1 PKS MISSING
 PK COL                                 7           6           1 PK COLS MISSING
 FK                                     1           0           1 FKS MISSING
 FK COL                                 1           0           1 FK COLS MISSING
 U INDEX                        2           2                   SUCCESSFUL
 UIDX COL                       5           5                   SUCCESSFUL
 NU INDEX                       1           1                   SUCCESSFUL
 NUIDX COL                      1           1                   SUCCESSFUL
 VIEW                                   1           1           SUCCESSFUL
 PROCEDURE                      1           1                   SUCCESSFUL
 FUNCTION                       1           1                   SUCCESSFUL
 TRIGGER                        1           1                   SUCCESSFUL

===============================================================  DETAILS OF 
DIFFERENCES  ===============================================================
 ####################### MISSING OBJECTS  #########################

 MISSING OBJECT'S NAME          MISSING OBJECT'S TYPE
 ------------------------------                 ------------------------------
 AAP                                             TABLE
 PK_AAP                                   PK
 FK_AAD_FK_AAD_AC_ACT         FK

#####################MIS-MATCHEDOBJECTS  #################
*********************
MISSING TABLE COLUMNS
*********************
 OBJECT NAME          OBJECT TYPE PARENT OBJECT        PARENT OBJECT TYPE DATATYPE
COLUMN LENGTH ISNULL
 -------------------- ----------- -------------------- ------------------ --------------- 
------------- -----
 AAP_KEY              COLUMN      AAP                  TABLE              numeric
9 NO
 ACT_KEY              COLUMN      AAP                  TABLE              numeric
9 NO
 AAP_VALUE            COLUMN      AAP                  TABLE              varchar
200 YES

*******************************************************
COLUMN DETAILS OF PRIMARY KEYS, FOREIGN KEYS & INDEXES
*******************************************************
 OBJECT NAME          OBJECT TYPE PARENT OBJECT        PARENT OBJECT TYPE COLUMN 
POSITION CHILD TABLE          CHILD TABLE COLUMN
 -------------------- ----------- -------------------- ------------------ --------
------- -------------------- --------------------
 AAP_KEY              PK COL      PK_AAP               PK                         
1
 ACT_KEY              FK COL      FK_AAD_FK_AAD_AC_ACT FK                         
1 ACT                  ACT_KEY

===============================================================  SEED METADATA 
COMPARISION  ===============================================================
 NO DIFFERENCES FOUND.

End Time (hh:mi:ss:mmm) : 15:09:39:387

3.3 Oracle Identity Managerのアップグレード


注意:

前述の手順を実行して、データベースがすでにアップグレード済であることが前提となっています。

Oracle Identity Managerのその他の旧リリースからリリース9.1.0.2へのアップグレードは、実行しないでください。

リリース9.1.0またはリリース9.1.0.1からリリース9.1.0.2にアップグレードする手順は、次の項に分けられています。

3.3.1 ファイルのコピー

次の手順を実行します。

  1. OIM_HOME/xellerateディレクトリの内容のバックアップを作成します。

  2. 表3に記載されているファイルをコピーします。


    注意:

    Oracle Identity Managerのクラスタ化されたインストールの場合、PATCHディレクトリからすべてのファイルをクラスタ・メンバーにコピーします。

    このリリースで導入されたSoD機能を有効にするには、追加のファイルのコピーが必要になる可能性があります。SoD機能を有効にする詳細な手順は、『Oracle Identity Manager Toolsリファレンス』の「Oracle Identity Managerでの職務の分離（SoD）」を参照してください。

    表3 デプロイメント・パッケージからコピーするファイル

    ファイルのコピー元 ファイルのコピー先

    PATCH/xellerate/lib

    OIM_HOME/xellerate/lib

    PATCH/xellerate/webapp

    OIM_HOME/xellerate/webapp

    PATCH/xellerate/DDTemplates

    OIM_HOME/xellerate/DDTemplates

    PATCH/xellerate/ext

    OIM_HOME/xellerate/ext

    PATCH/xellerate/customResources

    注意: Oracle Identity Managerインストール上のプロパティ・ファイルで変更したものがある場合は、PATCHディレクトリのファイルでそれらのファイルを上書きする前に、バックアップを作成してください。ファイルのコピー後に、新たにコピーしたファイルを同じように変更します。

    OIM_HOME/xellerate/customResources

    PATCH/xellerate/GTC

    OIM_HOME/xellerate/GTC

    PATCH/xellerate/bin

    OIM_HOME/xellerate/bin

    PATCH/xellerate/setupディレクトリから次のファイルをコピーします。

    • setup

    • アラビア語パッチ・セットを適用してリリース9.1.0からアップグレードする場合は、次のファイルをコピーします。

      • UpgradeAttestation

      • UpgradeAttestation.sh（またはUpgradeAttestation.bat）

    • Oracle Application Serverを使用している場合は、oc4j-setupファイルをコピーします。

    • IBM WebSphere Application Serverを使用している場合は、次のファイルをコピーします。

      • websphereCheckParameter

      • WebSphereCreateDataSource.jacl

      • websphere-setup

    OIM_HOME/xellerate/setup

    PATCH/xellerate/SPMLWS

    OIM_HOME/xellerate/SPMLWS

    PATCH/config

    OIM_HOME/xellerate/config

  3. setupディレクトリはOIM_HOMEディレクトリにあります。setupディレクトリの名前が小文字であり、Setupではないことを確認してください。

  4. リリース9.1.0からアップグレードする場合、UpgradeAttestationスクリプトを次のように実行します。

    1. テキスト・エディタで、次のスクリプト・ファイルを開きます。

      Microsoft Windowsの場合:

      OIM_HOME\xellerate\setup\UpgradeAttestation.bat

      UNIXの場合:

      OIM_HOME/xellerate/setup/UpgradeAttestation.sh

    2. ファイルでJAVA_HOMEディレクトリのパスを設定します。

      JAVA_HOMEパス内のディレクトリ名に空白がある場合、次の例に示すように、そのディレクトリ名を二重引用符で囲みます。

      JAVA_HOME=C:\"program files"\Java\jdk1.6.0_11

    3. ファイルを保存して閉じます。

    4. 次のコマンドのいずれかを実行します。

      Microsoft Windowsの場合:

      OIM_HOME\xellerate\setup\UpgradeAttestation.bat JDBC_DRIVER DB_URL OIM_DB_USERNAME OIM_DB_PASSWORD

      UNIXの場合:

      OIM_HOME/xellerate/setup/UpgradeAttestation.sh JDBC_DRIVER DB_URL OIM_DB_USERNAME OIM_DB_PASSWORD

      このコマンドでは、次の置き換えを行います。

      • JDBC_DRIVERをJDBCドライバの名前に置き換えます。

      • DB_URLをデータベースのURLに置き換えます。

      • OIM_DB_USERNAMEをデータベースのユーザー名に置き換えます。

      • OIM_DB_PASSWORDをデータベースのパスワードに置き換えます。

      Microsoft SQL Serverでは、セミコロン（;）および等号（=）文字は、デリミタとして処理されます。コマンドラインからこれらの文字の入った引数を渡す場合、引数を二重引用符で囲みます。たとえば、UpgradeAttestation.batを実行する場合、引数を次のように渡します。

      UpgradeAttestation.bat com.microsoft.jdbc.sqlserver.SQLServerDriver 
"jdbc:microsoft:sqlserver://localhost:1433;DatabaseName=XELL;SelectMethod=Cursor" 
user password

  5. the GenerateSnapShotスクリプトを次のように更新します。

    1. 既存のGenerateSnapShotファイルのバックアップをOIM_HOME/xellerate/binディレクトリから作成します。

      GenerateSnapshot.bat

      GenerateSnapshot.sh

      GenerateGPASnapshot.bat

      GenerateGPASnapshot.sh

    2. GenerateSnapShotファイルをPATCH/xellerate/binディレクトリからOIM_HOME/xellerate/binディレクトリにコピーします。

    3. テキスト・エディタで、OIM_HOME/xellerate/binディレクトリにある新しいGenerateSnapShot.shまたはGenerateSnapShot.batを開きます。

    4. ファイルで、次のテキストを含む行を検索します。

      APP_SERVER=@appserver
APP_SERVER_HOME=@app_server_home
JAVA_HOME=@jdk_loc
Profile_Name=@profile_name

    5. @appserver、@appserver、@app_server_home、@jdk_locおよび@profile_nameプレースホルダを、GenerateSnapShotファイルのバックアップ・コピーにある実際の値に置き換えます。

    6. Microsoft SQL Serverを使用している場合、ファイルでSQL_SERVER_DRIVER_DIRを検索し、Microsoft SQL Serverドライバ・ディレクトリのフルパスに置き換えます。

    7. ファイルを保存して閉じます。

  6. Microsoft SQL Serverを使用している場合、sqljdbc.jarファイルをアプリケーション・サーバーのlibディレクトリにコピーします。

    • JBoss Application Server内の非クラスタ化インストールの場合:

      JBOSS_HOME\server\default\lib

      JBoss Application Server内のクラスタ化インストールの場合:

      JBOSS_HOME\server\all\lib

    • Oracle WebLogic Serverの場合:

      DOMAIN_HOME\lib


      注意:

      Oracle Identity Managerのクラスタ化インストールの場合、すべてのノードでDOMAINHOME\lib\をコピーします。

    • IBM WebSphere Application Serverの場合:

      WAS_HOME\profiles\<ProfileName>\lib\


      注意:

      Oracle Identity Managerのクラスタ化インストールの場合、すべてのノードでWAS_HOME\profiles\<ProfileName>\lib\をコピーします。

3.3.2 FormMetaData.xmlファイルの変更


注意:

この項で説明する手順は、オフライン・プロビジョニング機能の実装に必要な手順の一部です。この機能の詳細は、「オフライン・プロビジョニングのサポート」を参照してください。既存のカスタマイズされたFormMetaData.xmlのバックアップを作成し、変更を再適用します。

FormMetaData.xmlを次のように変更します。


注意:

クラスタ化環境では、クラスタのすべてのノードでこの手順を実行します。

  1. テキスト・エディタで、FormMetaData.xmlファイルを開きます。このファイルは、OIM_HOME/configディレクトリにあります。

  2. FormMetaData.xmlファイルのForm name="5"要素に、次のコード・ブロックで太字になっている行を追加します。

    <Form name="5">
   <!-- Resource Name -->
   <AttributeReference editable="true" optional="false">-502</AttributeReference>
   <!-- Description -->
   <AttributeReference editable="true" optional="false">-503</AttributeReference>
   <!--Type-->
   <AttributeReference editable="true" optional="true">-504</AttributeReference>
   <!-- Target -->
   <AttributeReference editable="true" optional="true">-505</AttributeReference>
   <!-- Auto Prepopulate -->
   <AttributeReference editable="true" optional="true">-506</AttributeReference>
   <!-- Allow Multiple -->
   <AttributeReference editable="true" optional="true">-507</AttributeReference>
   <!-- Allow All -->
   <AttributeReference editable="true" optional="true">-508</AttributeReference>
   <!-- Auto Save -->
   <AttributeReference editable="true" optional="true">-509</AttributeReference>
   <!-- Auto Launch -->
   <AttributeReference editable="true" optional="true">-510</AttributeReference>
   <!-- Self Request Allowed -->
   <AttributeReference editable="true" optional="true">-511</AttributeReference>
   <!-- Provision By Resource Admin Only -->
   <AttributeReference editable="true" optional="true">-512</AttributeReference>
   <!-- Off-line Provisioning -->
   <AttributeReference editable="true" optional="true">-513</AttributeReference>
   <!-- Trusted Source -->
   <AttributeReference editable="true" optional="true">-514</AttributeReference>
   <!-- Sequence Recon -->
   <AttributeReference editable="true" optional="true">-515</AttributeReference>
</Form>

<!-- Resource Management section -->
  <!-- List of attributes that can be displayed in the "Resource" Form -->
  <Attribute name="-501" variantType="long" datalength="50"  map="Objects.Key" />
  <Attribute name="-502" label="taskdetails.label.resourcename"
    displayComponentType="TextField" variantType="String" dataLength="80"
    map="Objects.Name" />
  <Attribute name="-503"
    label="UserGroupPolicies.label.columnHeading.policyDescription"
    displayComponentType="TextField" variantType="String" dataLength="256"
    map="Structure Utility.Description" />
  <Attribute name="-504"  label="global.label.type"
   displayComponentType="LookupField" variantType="long" dataLength="256"
   map="Objects.Type">
  <ValidValues lookupCode="Lookup.Objects.Object Type"
   selectionColumn="lkv_encoded"/>
  </Attribute>
  <Attribute name="-505"  label="requestWizard.message.target"
   displayComponentType="TextField" variantType="String" dataLength="256"
   map="Objects.Order For" />
  <Attribute name="-506"  label="global.label.autoprepopulate"
   displayComponentType="CheckBox" variantType="String" dataLength="1"
   map="Objects.Auto Prepopulate" />
  <Attribute name="-507"  label="dualListTest.message.resourceallowmultiple"
   displayComponentType="CheckBox" variantType="String" dataLength="1"
   map="Objects.Allow Multiple" />
  <Attribute name="-508"  label="global.label.allowall"
   displayComponentType="CheckBox" variantType="String" dataLength="1"
    map="Objects.Allow All" />
  <Attribute name="-509"  label="global.label.autosave"
   displayComponentType="CheckBox" variantType="String" dataLength="1"
   map="Objects.Auto Save" />
  <Attribute name="-510"  label="global.label.autolaunch"
   displayComponentType="CheckBox" variantType="String" dataLength="1"
   map="Objects.Auto Launch" />
  <Attribute name="-511"  label="global.label.selfrequestallowed"
   displayComponentType="CheckBox" variantType="String" dataLength="1"
   map="Objects.Self Request Allowed" />
  <Attribute name="-512"  label="global.label.provisionbyresourceadminonly"
   displayComponentType="CheckBox" variantType="String" dataLength="1"
   map="Objects.Admin Only" />
  <Attribute name="-513"  label="global.label.offlineprovisioning"
   displayComponentType="CheckBox" variantType="String" dataLength="1"
   map="Objects.Off-line Provisioning" />
  <Attribute name="-514"  label="global.label.trustedsource"
   displayComponentType="CheckBox" variantType="String" dataLength="1"
   map="Objects.Trusted Source" />
  <Attribute name="-515"  label="global.label.sequencerecon"
   displayComponentType="CheckBox" variantType="String" dataLength="1"
   map="Objects.Sequence Recon" />

  3. ファイルを保存して閉じます。

3.3.3 Oracle WebLogic ServerでのOracle Identity Managerのアップグレード

Oracle WebLogic Server上のOracle Identity Managerをアップグレードするには、次の手順を実行します。

  1. JVMメモリーのMaxPermSize設定を次のように変更します。

    1. テキスト・エディタで、DOMAIN_HOME/bin/setDomainEnv.sh（またはsetDomainEnv.cmd）ファイルを開きます。

    2. 次の行を検索します。

      MEM_MAX_PERM_SIZE="-XX:MaxPermSize=128m"

    3. メモリーの設定を128から256に変更します。

      MEM_MAX_PERM_SIZE="-XX:MaxPermSize=256m"

  2. JVMメモリーのMEM_ARGS設定を次のように変更します。

    1. テキスト・エディタで、次のファイルを開きます。

      Windowsの場合:

      DOMAIN_HOME/bin/xlStartWLS.cmd

      Windows以外の場合:

      DOMAIN_HOME/bin/xlStartWLS.sh

    2. メモリー引数を次のように変更します。

      Microsoft Windowsで、Sun JVMが使用されている場合:

      MEM_ARGS=-Xms1280m -Xmx1280m -XX:PermSize=128m -XX:MaxPermSize=256m

      Microsoft Windowsで、BEA JRockit JVMが使用されている場合:

      MEM_ARGS=-Xms1280m -Xmx1280m

      UNIXで、Sun JVMが使用されている場合:

      USER_MEM_ARGS="-Xms256m -Xmx1280m -XX:PermSize=128m -XX:MaxPermSize=256m"

      UNIXで、BEA JRockit JVMが使用されている場合:

      USER_MEM_ARGS="-Xms256m -Xmx1280m -XnoOpt"

  3. Windows以外のプラットフォーム用の管理対象サーバー・ファイルを、次のように変更します。

    1. テキスト・エディタで、DOMAIN_HOME/bin/xlStartManagedServer.shファイルを開きます。

    2. 次の行を検索します。

      export param1=$1
export param2=$2

      これらの行を次のように変更します。

      param1=$1
export param1
param2=$2
export param2

  4. OIM_HOME/xellerate/setup/weblogic-setup.xmlファイルで、次の手順を実行します。

    1. 次の要素を検索します。

      <wldeploy action="deploy"
source="${WL_APP_LOCATION}/OIMApplications/WL${application.filename}"
name="Xellerate"
user="${weblogic_login_user}"
password="${weblogic_login_password}"
verbose="true"
adminurl="t3://${weblogic_server_target_url}:${weblogic_server_admin_port}"
debug="${action.deploy.debug}"
targets="${wl.deploy.target}" />

    2. タイムアウト値の5400を次のように追加します。

      <wldeploy action="deploy"
source="${WL_APP_LOCATION}/OIMApplications/WL${application.filename}"
name="Xellerate"
user="${weblogic_login_user}"
password="${weblogic_login_password}"
verbose="true"
adminurl="t3://${weblogic_server_target_url}:${weblogic_server_admin_port}"
debug="${action.deploy.debug}"
targets="${wl.deploy.target}"
timeout="5400" />

  5. パッチを次のように適用します。


    注意:

    Oracle Identity Managerデプロイメントに本番モードを使用することをお薦めします。Oracle WebLogic Serverドメインを開発モードで作成した場合、別のユーザーによってロックが所有されているという警告とともに、パッチの適用が失敗する可能性があります。この問題を回避するには、パッチの適用を開始する前に、WebLogic管理コンソールでロックの自動取得オプションの選択を解除する必要があります。

    1. 非クラスタ化環境では、サーバーを停止してからOIM_HOME/xellerate/bin/xlStartServer.sh （またはxlStartServer.bat）を実行して起動します。

      クラスタ化環境では、管理サーバー、管理対象サーバーおよびノード・マネージャ（ノード・マネージャを使用している場合）を起動します。

    2. 次のコマンドを実行し、パッチを適用します。

      OIM_HOME/xellerate/setup/patch_weblogic.cmd/sh WEBLOGIC_ADMIN_PASSWORD OIM_DB_USER_PASSWORD

      注意:

      Oracle Identity Managerパッチ・ファイルを適用する前に、アプリケーション・サーバーが実行中であることを確認してください。パッチを適用した後、パッチを有効にするには、アプリケーション・サーバーを停止して再起動する必要があります。

Oracle WebLogic Serverでのパッチ適用のトラブルシューティング

Oracle WebLogic Serverでのパッチ適用に失敗した場合は、次の手順を実行します。

  1. WebLogic管理コンソールにログインし、XellerateおよびNexawebアプリケーションをアンデプロイします。

  2. xellerate.earおよびNexaweb.earファイルをOIM_HOME/xellerate/OIMApplicationsディレクトリから削除します。


    注意:

    クラスタ化環境では、クラスタのすべてのノードでこの手順を実行します。

  3. OIM_HOME/xellerate/webapp/precompiledディレクトリの内容を削除します。

  4. ant_backup.jar、optional_backup.jarおよびxercesImpl_backup.jarファイルをOIM_HOME/xellerate/ant/libディレクトリから削除します。

  5. クラスタ化環境では、xellerateディレクトリとNexawebディレクトリをBEA_HOME/user_projects/domains/DOMAIN_NAME/servers/AdminServer/tmp/_WL_userディレクトリから削除します。

  6. クラスタ化環境では、次の手順を実行します。

    xellerateディレクトリとNexawebディレクトリをBEA_HOME/user_projects/domains/DOMAIN_NAME/servers/MANAGED_SERVER_NAME/tmp/_WL_userディレクトリから削除します。

    xellerateディレクトリとNexawebディレクトリをBEA_HOME/user_projects/domains/DOMAIN_NAME/servers/MANAGED_SERVER_NAME/stageディレクトリから削除します。

  7. Oracle WebLogic Serveを再起動します。


    注意:

    クラスタ化環境では、管理対象サーバーを再起動します。

  8. セッションを開き、JAVA_HOMEおよびPATH環境変数を設定します。

  9. 同じセッションで、patch_weblogicスクリプトを再実行します。

3.3.4 JBoss Application ServerでのOracle Identity Managerのアップグレード

JBoss Application Server上のOracle Identity Managerをアップグレードするには、次の手順を実行します。

  1. テキスト・エディタで、次のファイルを開きます。

    非クラスタ化のインストールの場合:

    JBOSS_HOME/server/default/deploy/jboss-web.deployer/server.xml

    クラスタ化のインストールの場合:

    JBOSS_HOME/server/all/deploy/jboss-web.deployer/server.xml

  2. このファイルでは、emptySessionPath要素の値をfalseに変更します。

  3. パッチ・コマンドを次のように実行します。

    OIM_HOME/xellerate/setup/patch_jboss.cmd （またはpatch_jboss.sh） OIM_DB_USER_PASSWORD

注意:

Oracle Identity ManagerインストールがRHEL 5コンピュータでJBoss Application Server 4.2.3およびJDK 1.60.10とともに実行されている場合、JAVA_OPTSパラメータを次のように設定します。 
JAVA_OPTS=%JAVA_OPTS% -XX:MaxPermSize=128m -XX:+UseConcMarkSweepGC -XX:+CMSClassUnloadingEnabled

3.3.5 IBM WebSphere Application ServerでのOracle Identity Managerのアップグレード

IBM WebSphere Application Server上のOracle Identity Managerをアップグレードするには、次の手順を実行します。

  • 非クラスタ環境では、次のコマンドを実行し、パッチを適用します。


    注意:

    Oracle Identity Managerパッチ・ファイルを適用する前に、アプリケーション・サーバーが実行中であることを確認してください。パッチを適用した後、パッチを有効にするには、アプリケーション・サーバーを停止して再起動する必要があります。    		 

    OIM_HOME/xellerate/setup/patch_websphere.cmd/sh 
WEBSPHERE_ADMIN_PASSWORD OIM_DB_USER_PASSWORD

  • クラスタ化環境では、次の手順を実行します。

    1. ネットワーク・デプロイメント・マネージャおよびすべてのクラスタ・メンバーが実行中であることを確認します。

    2. ネットワーク・デプロイメント・マネージャから次のコマンドを実行します。

      OIM_HOME/xellerate/setup/patch_websphere.sh （またはpatch_websphere.cmd） 
WEBSPHERE_ADMIN_PASSWORD OIM_DB_USER_PASSWORD

3.3.6 Oracle Application ServerでのOracle Identity Managerのアップグレード

Oracle Application Server上のOracle Identity Managerをアップグレードするには、次の手順を実行します。

  1. 次のスクリプトを実行します。


    注意:

    Oracle Identity Managerパッチ・ファイルを適用する前に、アプリケーション・サーバーが実行中であることを確認してください。パッチを適用した後、パッチを有効にするには、アプリケーション・サーバーを停止して再起動する必要があります。    		 

    OIM_HOME\xellerate\setup\patch_oc4j.cmd （またはpatch_oc4j.sh） OAS_ADMIN_PASSWORD DATASOURCE_PASSWORD

  2. Oracle Identity Managerサーバーを再起動します。クラスタ・インストールの場合は、クラスタの各ノードを再起動します。

3.4 Oracle Identity Manager Design Consoleのアップグレード

Design Consoleをアップグレードするには、次の手順を実行します。

  1. OIM_DC_HOME\xlclientディレクトリのバックアップを作成します。

  2. 次のディレクトリの内容を、PATCH/xlclient/libディレクトリの内容に置き換えます。

    OIM_DC_HOME\xlclient\lib

  3. 次のファイルをコピーします。

    • XLDesktopClient.earをPATCH/xlclientからOIM_DC_HOME\xlclientにコピー

    • xlFvcUtil.earをPATCH\xlclientからOIM_DC_HOME\xlclientにコピー

IBM WebSphere Application Serverをアプリケーション・サーバーとして使用する場合は、次のように、xlDataObjectBeans.jarファイルを更新します。


注意:

これらの手順を実行する前に、「IBM WebSphere Application ServerでのOracle Identity Managerのアップグレード」に示された手順を実行してください。

  1. Webブラウザで、次の形式のURLを使用して、WebSphere管理コンソールに接続します。

    http://HOST_NAME:PORT/admin

  2. インストールの際に指定したOracle Identity Manager管理者アカウントを使用してログインします。

  3. 「Applications」をクリックし、「Enterprise Applications」を選択します。

  4. 「Xellerate application」を選択します。

  5. 「Export」をクリックします。

  6. xellerate.earファイルを一時ディレクトリに保存します。

  7. xellerate.earファイルから、xlDataObjectBeans.jarファイルを抽出します。


    注意:

    xlDataObjects.jarファイルではなく、xlDataObjectBeans.jarファイルを必ず抽出します。

  8. xlDataObjectBeans.jarファイルをOIM_DC_HOME\xlclient\libディレクトリにコピーします。

3.5 Oracle Identity Manager Remote Managerのアップグレード

Remote Managerをアップグレードするには、次の手順を実行します。

  1. OIM_RM_HOME/xlremote/libディレクトリのバックアップを作成します。

  2. libディレクトリの内容を、PATCH/xlremote/libディレクトリの内容に置き換えます。

3.6 診断ダッシュボードの再デプロイ

Oracle Identity Managerリリース9.1.0.2にアップグレードした後に、次のいずれかの項で説明する手順を実行して、診断ダッシュボードを再デプロイする必要があります。

3.6.1 IBM WebSphere Application Serverでの診断ダッシュボードの再デプロイ

IBM WebSphere Application Serverに診断ダッシュボードを再デプロイするには、『Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソール・ガイド』の診断ダッシュボードのインストールに関する項を参照してください。

さらに、次の手順を実行します。


注意:

PATCH/Diagnostic Dashboardディレクトリから、すでにXIMDD.warをデプロイしているものと想定します。

  1. アプリケーション・サーバー・ホスト・コンピュータ上にデプロイされたxellerate.earファイルから、xlDataobjectBeans.jarファイルを抽出します。次の手順を実行します。

    1. WebSphere管理コンソールにログインします。

    2. 「Application」メニューから「Enterprise Application」を選択します。

    3. xellerate.earを選択し、「Extract」をクリックして、そのファイルを解凍するディレクトリのパスを指定します。

  2. xlDataobjectBeans.jarファイルを次のディレクトリにコピーします。

    WAS_HOME/profiles/PROFILE_NAME/installedApps/CELL_NAME/XIMDD.ear/XIMDD.war/WEB-INF/lib

  3. アプリケーション・サーバーを再起動します。

3.6.2 JBoss Application Serverでの診断ダッシュボードの再デプロイ

JBoss Application Serverに診断ダッシュボードを再デプロイするには、次のファイルを使用します。

PATCH/Diagnostic Dashboard/jboss/XIMDD.war

診断ダッシュボードを再デプロイするには、『Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソール・ガイド』の診断ダッシュボードのインストールに関する項を参照してください。

3.6.3 Oracle Application Serverでの診断ダッシュボードの再デプロイ

Oracle Application Serverに診断ダッシュボードを再デプロイするには、『Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソール・ガイド』の診断ダッシュボードのインストールに関する項を参照してください。

XIMDD.warファイルのデプロイ後、次の手順を実行します。

  1. テキスト・エディタで、次のファイルを開きます。

    ORACLE_HOME/j2ee/OAS_INSTANCE_NAME/application-deployments/XIMDD/orion-application.xml

  2. 次の行を検索します。

    <imported-shared-libraries>
</imported-shared-libraries>

  3. これらの行を次の行に置き換えます。

    <imported-shared-libraries>
<import-shared-library name="oim.xml.parser"/>
<remove-inherited name="apache.commons.logging"/>
</imported-shared-libraries>

  4. opmnctlユーティリティを使用して、サーバーを再起動します。

3.6.4 Oracle WebLogic Serverでの診断ダッシュボードの再デプロイ

Oracle WebLogic Serverに診断ダッシュボードを再デプロイするには、『Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソール・ガイド』の診断ダッシュボードのインストールに関する項を参照してください。

3.7 SPML Webサービスの再デプロイ

Oracle Identity ManagerとともにSPML Webサービスを使用している場合、Oracle Identity Managerのアップグレード後にSPML Webサービスを再デプロイする必要があります。


注意:

JBoss Application Serverでは、commons-discovery.jarファイルが次のディレクトリにあることを確認してください。

  • 非クラスタ・インストールの場合:

    JBOSS_HOME/server/default/lib

  • クラスタ・インストールの場合:

    JBOSS_HOME/server/all/lib

commons-discovery.jarファイルがこのディレクトリにない場合は、Apache Webサイトからダウンロードし、コピーしてください。

EARファイルをカスタマイズした場合は、EARファイル内の変更をやりなおしてから再デプロイする必要があります。


注意:

アプリケーションのアンデプロイについては、アプリケーション・サーバーのベンダーのドキュメントを参照してください。

デプロイ手順の詳細は、『Oracle Identity Manager Toolsリファレンス』を参照してください。

3.8 Oracle Role Managerとの統合の有効化


注意:

この項で説明する手順はオプションです。Oracle Identity ManagerをOracle Role Managerと統合する場合にのみ、この手順を実行してください。

Oracle Identity ManagerをOracle Role Managerと統合する場合は、XL.OIM-ORM.Integration.Deployedプロパティをtrueに設定します。システム・プロパティの処理については、『Oracle Identity Managerデザイン・コンソール・ガイド』を参照してください。

3.9 アラビア語サポート用パッチの適用


注意:

この項では、オプションの手順について説明します。アラビア語ロケールを使用する場合にのみ、この手順を実行してください。リリース9.1.0.2にアップグレードする前からすでにアラビア語ロケールを使用している場合は、この手順を実行する必要はありません。

必要に応じて、Oracle Identity Managerリリース9.1.0.2へのアップグレード後に、アラビア語のサポートを有効にできます。アラビア語のサポートを有効にするには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Identity Managerデータベース・スキーマの所有者としてログインします。

  2. 次のスクリプトを実行します。

    PATCH/db/oracle/Scripts/dml_update_region_language_to_arabic.sql

3.10 カスタマイズの再適用とアダプタのコンパイル

Oracle Identity Managerユーザー・インタフェース（UI）関連ファイルで行った変更については、「リリース9.1.0.2でのカスタマイズ」を参照してください。パッチの適用後、ファイルにカスタマイズを再適用します。

さらに、すべてのアダプタをコンパイルします。手順については、『Oracle Identity Managerデザイン・コンソール・ガイド』を参照してください。

4 解決済の問題

Oracle Identity Managerリリース9.1.0.2で解決済の問題を次の表に示します。

バグ番号 説明
6885766 ユーザー・データ・オブジェクトで、自動グループ・メンバーシップ・ルールのかわりにイベント・ハンドラを使用して、グループにユーザーが追加された場合、アクセス・ポリシー評価とリソース・プロビジョニングにかかる時間が、グループを追加するごとに急増しました。
7153285 Oracle Databaseからのリコンシリエーション中に、ORA-936またはORA-921エラーが発生しました。
7228951 日本語ロケールが設定されているOracle Identity Managerインストールで、リコンシリエーション・アーカイブ・ユーティリティが実行されると、ORA-0911エラーが発生しました。
7190428 リコンシリエーション・イベントの日付フィールドが空（NULL）の場合、リコンシリエーション中にOracle Identity Managerの日付フィールドが更新されませんでした。
5414750 ターゲット・リソースの信頼できるリコンシリエーション中でも、createDeleteReconciliationEventメソッドを使用すればOIMユーザーを削除できました。
7192812 汎用テクノロジ・コネクタを使用したリコンシリエーション中にコネクタでUDFを更新しようとすると、JAVA.LANG.NULLPOINTER例外が発生しました。
7263248 Oracle Application Serverで実行されているOracle Identity Managerインストールで、カスタム認証ログイン・モジュールが機能しませんでした。
6403137 リコンシリエーション中に、ターゲット・システム上の複数値の属性データに一重引用符（'）文字が含まれていると、例外が発生しました。
7372341 信頼できるソースのリコンシリエーションの実行の最後に、OIMユーザー・フォーム上の「マネージャID」フィールドが、OIMユーザー・フォームで更新されませんでした。
7493603 監査用のグループまたはリソース・プロファイルを再生成しようとすると、エラーが発生しました。
7445039 mav.mav_field_lengthフィールドが、プロセス・フォームを変更しても更新されませんでした。このフィールドは、プロセス・タスク・マッピングの更新によってのみ更新できました。
7432421 SPML WebサービスへのSPMLレスポンスに空白文字が含まれていると、例外が発生しました。
7558705 アクセス・ポリシーで子フォームを更新すると、親フォームのチェック・ボックスの状態（選択または選択解除）に関するデータが失われました。
6429919 ユーザーのプロファイルが編集された際に、リクエスタ（ユーザー）に電子メールが自動的に送信されませんでした。
7331148 新規に追加されたUDFが、汎用テクノロジ・コネクタ機能のマッピング・ページに表示されませんでした。
7657868 親リソースが「プロビジョニング済」状態に達した後も、依存リソースが「待機中」状態のままでした。
8206680 Microsoft SQL Server 2005を使用するOracle Identity Managerで、「Resubmit Reconciliation Event」タスクの実行試行中に、キーワードwithが発生した場合、エラーがスローされました。
7621211 管理者がタスクを再割当てしたときに、新たな割当て先と管理者に通知電子メールが送信されませんでした。
7591702 Oracle Identity Managerに多数のユーザー・レコードがある場合、アスタリスク（*）文字または空白の値を使用してユーザー検索を実行すると、デッドロック状態になりました。
7455899 リコンシリエーションの更新の受信後、アクセス・ポリシーで子レコードが失効になりませんでした。
8219167 コネクタ定義をエクスポートしてからインポートすると、リソース・オブジェクト・フォームとプロセス・フォームの子表間のマッピングが失われました。
7831629 2つのリコンシリエーション属性に同じフィールド名が付いている場合、リコンシリエーションは失敗しました。
8220275 ターゲット・リソースのリコンシリエーション中に、一致するものが見つからないターゲット・システム・レコードに対して、「一致するものが見つかりません」イベントが作成されませんでした。
7562283 プロセス・タスク・アダプタ・マッピングのリクエスト・データから、トランザクションを開始したリクエストのリクエストIDではなく、そのインスタンスに対する「追加」リクエストのリクエストIDが返されました。
8332225 Oracle Identity Managerのデフォルトの複雑なパスワード・ポリシーのルールは、Microsoft Active Directoryのパスワード・ルールと異なっていました。
7411037 APIで承認タスクを追加中にタスクの割当てに失敗した場合、例外が発生しました。
7330728 コード・キー値を受け入れて、対応するデコード値を検出できるAPIがありませんでした。
6769920 アクセス・ポリシーによってロールを削除できませんでした。
7684896 再割当てされたタスクに対する電子メール通知機能は、割り当てられたタスクに対して電子メール通知を送信する機能と同じものではありませんでした。
8302402 日本語ロケールに設定されたOracle Identity Managerインストールの場合、親組織名は日本語で表示されませんでした。
8223798 プロセス定義で、リソース子フォームをプロセス子フォームにマップできませんでした。
8292615 リクエストベースのプロビジョニング中に複数のリソースを選択しようとすると、警告が表示されました。
7633906 Design Consoleの「Adapter Factory」フォームでは、アダプタ名にorderedという語が含まれていると、アダプタに対する問合せが失敗しました。
7045674 汎用テクノロジ・コネクタ機能の検証エンジンでは、ハッシュテーブルの親データのみを使用できました。
7299418 管理およびユーザー・コンソールで表示される「リクエスト・タイプ」リストに、Oracle Identity Managerでサポートされていない値が表示されました。
7151075 エラー処理タイプのアダプタを追加した際に、アダプタ・ファクトリから次のエラー・メッセージが返されました。

保存前にadt_nameフィールドにデータを移入してください。
7114985 リコンシリエーション・マネージャ表には、10000行を超える行は表示できませんでした。
7275601 ユーザーをユーザーのマネージャのプロキシとして構成すると、そのユーザーは自身がターゲット受益者であるリクエストを承認できました。
7268966 DDL文はトランザクション内で実行され、createForm(Map)メソッドによりCommit Not Allowed例外がスローされました。
6765667 「無効」状態にあるプロキシ・ユーザーに、タスク通知の電子メールが送信されました。
7257153 プロセス・マッチング中に、リコンシリエーション・ルールの大/小文字の区別チェックが正しく適用されませんでした。
6987230 参照フィールド・タイプのUDFを含むリソースの検索で、エラーが発生しました。
7264986 tcAdpEvent.finalizeProcessAdapterアダプタにより返された値が切り捨てられました。
7112468 承認者グループのメンバーであるユーザーは、そのユーザー自身のリクエストを承認できました。
7477090 フォームを編集のために開くと、フォーム上のリストで選択され保存されたアイテムが、リストのデフォルトのエントリに置き換えられました。
7338467 リソースがアクセス・ポリシーで承認されてプロビジョニングされた際に、「ユーザー・リソース・アクセス履歴」レポートの「プロビジョニング実行者」列にアクセス・ポリシーの名前が表示されました。
7440144 保留中の承認が拒否されると、間違った結果が表示されました。
7257810 「Scheduled Provisioning Task」スケジュール済タスクの実行時に、削除されたユーザーのプロビジョニング・リクエストがエラーの原因になりました。
7498288 新規ユーザーが、SSOとしてOracle Access Managerを使用してOracle Identity Managerにログインし、ユーザーのパスワードを変更すると、ServletException例外が発生しました。
7382874 アダプタが変更されているプロセス・タスクの定義を含むXMLファイルのインポート中に、依存性エラーが発生しました。
7515549 依存する子データのインポート試行中に、依存データが存在しなかった場合、NullPointerException例外が発生しました。
7322512 リクエストベースのプロビジョニングによりリソースがプロビジョニングされると、リクエスト番号が「プロビジョニング実行者」列に保存されました。そのリソースが、後でリクエストベースのプロビジョニングによって失効になった場合、そのリクエスト番号は新規リクエストに対して更新されませんでした。
7438761 同じリソースに対する同時アクセスで、1人のユーザーが排他ロックを取得することはありませんでした。
7577436 割当てリストと未割当てリストの両方に、割当て済のアダプタが表示されました。
7418026 グループ・メンバーシップ・ルールによってあるユーザーが無効化された際に、そのユーザーのリソースがアクセス・ポリシーによって失効しませんでした。
7492747 「自動保存」機能と「自動事前移入」機能を2つのプロビジョニング・プロセスに交互に適用すると、機能しませんでした。
7562504 ユーザーがグループから削除されると、ユーザー・プロファイル管理機能によって子フォームに関する情報が削除されます。Oracle Identity Managerで子フォームのバージョンを解析しようとすると、NumberFormatException例外が発生しました。
7635371 パスワード最小期間ポリシーにより、パスワードのリセット機能が正しく機能しませんでした。
6372182 1つのリソース・オブジェクトが複数のプロビジョニング・プロセスに関連付けられると、エラーが発生しました。
7551251 プロビジョニングの日付が将来に設定されているユーザーに対してあるリソースがリクエストされた場合、そのリソースが最終的にプロビジョニングされたときのリソースのステータスは、プロビジョニング・プロセスのタスクが完了していても、「プロビジョニング」のままでした。
7576302 論理エンティティ・アダプタを、入力日引数が空かどうかチェックするように構成できませんでした。
8261674 リクエストベース・プロビジョニング機能のステップ2: ユーザーの選択ページでユーザーを選択しようとすると、次のメッセージが表示されました。

ユーザー選択が正しくありません
7832304 管理およびユーザー・コンソールにログインしようとすると、ログアウト・ページが表示されました。
8232551 管理およびユーザー・コンソールにログインした後でページをリフレッシュすると、ログアウト・ページが表示されました。
7589327 パスワードのチャレンジ質問に対して間違った答を入力したユーザーが、自動的に「ロック」状態に設定されませんでした。
7707746 ブラウザでサポートされていない特殊文字を使用したエントリが含まれる参照フィールドを開こうとすると、ブラウザ・エラーが発生しました。
8213436 「グループ・メンバーシップ」レポートに使用されているセパレータ文字もレポートのデータの一部であるため、レポートの実行時にORA-30004エラーが発生しました。
7616311 汎用テクノロジ・コネクタのリコンシリエーションのスケジュール済タスクで、指定したステージングの場所に親アイデンティティ・データが見つからなかった場合、エラーが発生しました。
7493763 「電子メール・アドレス」フィールドでは、一部の特殊文字を使用できませんでした。
8201655 リクエスタが、同じリソースおよび同じユーザーに、2回目の「リソースの失効」リクエストを送信した場合、ORA-1エラーが発生しました。

5 既知の問題と回避策

次の項では、Oracle Identity Managerリリース9.1.0.2に関連する既知の問題について説明します。

5.1 一般的な既知の問題

この項では、Oracle Identity Managerサーバーの既知の問題や、管理およびユーザー・コンソールの既知の問題（レポート作成に関連しないもの）など、Oracle Identity Managerリリース9.1.0.2の一般的なランタイム操作に関連する既知の問題について説明します。

この項の内容は次のとおりです。

5.1.1 Oracle Identity ManagerがUNIX/Linux環境にインストールされている場合、管理およびユーザー・コンソールへのログインにSSOを使用すると例外がスローされることがある（Oracle Bug#5969651）

UNIX/Linux環境で、SSOを使用して管理およびユーザー・コンソールに初回ログインすると、次のような例外がスローされる場合があります。

[XELLERATE.WEBAPP],Class/Method: tcWebAdminHomeAction/setChallengeQuestions encounter some problems: USER_QUES_NOT_DEFINED
Thor.API.Exceptions.tcAPIException: USER_QUES_NOT_DEFINED

この問題を解決するには、Design Consoleを使用して、Force to set questions at startupシステム・プロパティの値をFALSEに設定します。

5.1.2 XMLファイルのインポート中にスタック・オーバーフローの例外がスローされる（Oracle Bug#5350771）

XMLファイルのインポート中にインポート操作によって編成の階層が変更されると、スタック・オーバーフローの例外がスローされます。この例外は無視してください。

5.1.3 セッション・データのレプリケートの際、JBossクラスタ構成でConcurrentModificationExceptionが生じる（Oracle Bug#5180914）

セッション・データのレプリケートの際、クラスタ構成で、JBoss Application Serverが失敗して次の例外が生成されます。

16:43:07,296 ERROR [JBossCacheManager] processSessionRepl: failed with
exception: java.util.ConcurrentModificationException
16:43:07,296 WARN [InstantSnapshotManager] Failed to replicate
sessionID:GzUYJdxlSLVxS7ssRtvWwQ**.tqx00

5.1.4 保留中の承認はリクエスタ名でフィルタ処理できない（Oracle Bug#5365516）

リクエスタ・フィルタを使用して「保留中の承認」ページの結果を絞り込もうとすると、この検索では結果が返されなかったというメッセージが表示されます。リクエスタ・フィルタは、リクエスタIDで結果を絞り込む場合にのみ使用できます。リクエスタの姓または名による結果の絞込みには使用できません。

5.1.5 日付型ユーザー定義フィールドによるレコードのフィルタ処理時（Oracle Bug#5376321）および文字列を使用した検索時（Oracle Bug#5354752）にすべてのレコードが返される

管理およびユーザー・コンソールで、日付型ユーザー定義フィールドに基づいて検索すると、指定した日付と一致するレコードではなくすべてのレコードが返されます。また、検索基準として文字列の入力を使用すると、すべてのレコードが返されます。この問題を回避するには、次の日付書式を使用します。

YYYY-MM-DD

5.1.6 管理およびユーザー・コンソールの「日付」フィールドに正しくない書式で日付値を入力するとエラー・メッセージが表示される（Oracle Bug#5533945）

管理およびユーザー・コンソールのすべての日付は「日付」フィールドに関連付けられたカレンダ・アイコンを使用して編集する必要があります。「日付」フィールドにテキストを直接入力して日付を編集しないでください。かわりに、フィールドのカレンダを使用して日付の値を編集します。

5.1.7 内部システムのシード済ユーザーの設定および割当てを変更した場合のエラー（Oracle Bug#5357781）

内部システムのシード済ユーザーの設定または割当てを変更しないでください。内部システムのシード済ユーザーの設定または割当てを変更しようとすると、エラーが発生する可能性があります。

5.1.8 デプロイメント・マネージャ・ウィンドウまたはワークフロー・ビジュアライザ・ウィンドウにおけるシングル・サインオンのタイムアウト間隔後、エラー・メッセージが表示される（Oracle Bug#5553411）

シングル・サインオン・セッションがタイムアウトした後、管理およびユーザー・コンソールのデプロイメント・マネージャ・ウィンドウまたはワークフロー・ビジュアライザ・ウィンドウで「再起動(R)」をクリックすると、「クライアント側のエラーが発生しました」というエラー・メッセージが表示されます。このメッセージが表示されたら、ブラウザを閉じ、新しいブラウザ・ウィンドウを使用して管理およびユーザー・コンソールにアクセスします。

5.1.9 purgecache.batユーティリティの実行中にNULLポインタの例外がスローされる（Oracle Bug#5388849）

purgecache.batユーティリティの実行中に、次の例外がスローされます。

java.lang.NullPointerException
     at
com.opensymphony.oscache.base.AbstractCacheAdministrator
     .finalizeListeners(Abs
tractCacheAdministrator.java:323)
     at
com.opensymphony.oscache.general.GeneralCacheAdministrator
     .destroy(GeneralCacheAdministrator.java:168)
     at net.sf.hibernate.cache.OSCache.destroy(OSCache.java:59)
     at
net.sf.hibernate.cache.ReadWriteCache.destroy(ReadWriteCache.java:215)
     at
net.sf.hibernate.impl.SessionFactoryImpl.close(SessionFactoryImpl.java:542)

この例外は無視してください。

5.1.10 Force to set questions at startupシステム・プロパティがTRUEに設定されていると、シングル・サインオン・モードで「チャレンジ質問」ページが誤って表示される（Oracle Bug#5565798）

シングル・サインオン・モードでForce to set questions at startupシステム・プロパティがTRUEに設定されていると、管理およびユーザー・コンソールの「ようこそ」ページではなく、「チャレンジ質問」ページが表示されます。シングル・サインオン・モードでは、Force to set questions at startupシステム・プロパティはFALSEに設定します。

5.1.11 データベースの再起動後に管理およびユーザー・コンソールにアクセスするとき、システム・エラーが発生する（Oracle Bug#5563616）

実行時にデータベース接続がなくなると、各アプリケーション・サーバーはそれぞれ異なる動作をします。JBoss Application Serverはデータベース接続を自動的に再確立できますが、Oracle WebLogic ServerおよびIBM WebSphere Application Serverはできません。Oracle WebLogicでは、予約した接続のテスト用の設定を定義します。この場合、接続が自動的に確立されます。IBM WebSphereでは、高可用性に対応するようにデータベースを構成する必要があります。

5.1.12 「スクリプト・タグまたは文字が不正です」メッセージを受け取り、「戻る」ボタンをクリックすると、管理およびユーザー・コンソールに警告ページが表示される場合がある（Oracle Bug#5676771）

Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 1（SP1）環境で、「スクリプト・タグまたは文字が不正です」エラーの表示後、「戻る」ボタンをクリックすると、管理およびユーザー・コンソールで「警告: ページが期限切れです」というページが表示される場合があります。ブラウザのツールバーの更新ボタンをクリックして作成の最初のページに戻ります。

5.1.13 リリース9.1.0.2をインストールしてOracle Application Serverを起動後、Oracle Application Serverログ・ファイルに害のない警告メッセージが表示される場合がある（Oracle Bug#5840687）

Oracle Identity Managerリリース9.1.0.2をOracle Application ServerにインストールしてOracle Application Serverを起動すると、名前は同じだが内容が同一ではないファイルに関する警告メッセージがOracle Application Serverログ・ファイルに表示されることがあります。この警告メッセージは害がないため、無視してください。

5.1.14 デプロイメント・マネージャにはJRE 1.6.0_07が必要（Oracle Bug#5565793）

Microsoft Virtual Machineを使用するようにMicrosoft Internet Explorerが構成されている場合、デプロイメント・マネージャを使用してエクスポートすると問題が発生することがあります。デフォルトのVirtual Machineをリセットするには、次の手順を実行します。

  1. 次のWebサイトからSun JRE 1.6.0_07をダウンロードしてインストールします。

    http://java.sun.com/

  2. Internet Explorerのメニューから「ツール」を選択します。

  3. 「インターネット オプション」を選択します。

  4. 「詳細設定」タブを選択します。

  5. 「Java (Sun)」までスクロールします。

  6. 「<applet>にJava 2v1.6.0_xxが必要」を選択します。

  7. 「Microsoft VM」までスクロールします。

  8. 「Javaコンソールの使用」および「Javaのログの使用」の選択を解除します。

  9. コンピュータを再起動します。


注意:

JRE 1.6.0_07は、Oracle Identity Managerの管理およびユーザー・コンソールを実行する場合は不要です。デプロイメント・マネージャを実行する場合にのみ必要です。

5.1.15 LinuxカーネルでIPv6がサポートされている場合、Linux上のJBossデプロイに対して例外が表示される場合がある（Oracle Bug#5637999）

JBoss Application ServerをLinux上で実行し、LinuxカーネルでIPv6がサポートされている場合、次の例外が発生します。

IP_MULTICAST_IF:

java.net.SocketException: bad argument for IP_MULTICAST_IF: address not bound
to any interface at java.net.PlainDatagramSocketImpl.socketSetOption(Native
Method) at
java.net.PlainDatagramSocketImpl.setOption(PlainDatagramSocketImpl.java:295)

この例外は、Sun社のJDK（JDK 5以下のバージョン）が原因で発生します。IPv6サポートが不要な場合は、JBoss Application Serverの起動に使用するJavaコマンドOIM_HOME/bin/xlStartServer.shに-Djava.net.preferIPv4Stack=trueを追加してJVMのIPv6サポートを無効化すると、この例外を回避できます。

5.1.16 管理およびユーザー・コンソールの「保留中の承認」ページで、同じリクエストIDについて複数のエントリが表示される（Oracle Bug#5910393）

1人のユーザーに複数の承認タスクが割り当てられた場合、管理およびユーザー・コンソールの「保留中の承認」ページには、同じリクエストIDについて複数のエントリが表示されます。承認プロセスを実行する際には、表示されている中のいずれのエントリを選択してもかまいません。

5.1.17 ユーザー定義フィールドのブール型チェック・ボックスが「Request Submitted」フォームで表示されない（Oracle Bug#5374307）

Design Consoleの「Request Submitted」フォームにブール型ユーザー定義フィールドのチェック・ボックスが表示されません。ユーザー定義フィールドにブール型を設定した場合、「Request Submitted」フォームにチェック・ボックスのかわりに数字の1が表示されます。ブール型が有効でない場合、「Request Submitted」フォームに空白が表示されます。

5.1.18 「スクリプト・タグまたは文字が不正です」メッセージが参照フォームで表示される

管理およびユーザー・コンソールで、参照フォームを持つページのテキスト・フィールドに、より小さい（<）記号、より大きい（>）記号、またはこれらの記号の組合せ（<<または>>）を入力し、虫めがねアイコンをクリックすると、「スクリプト・タグまたは文字が不正です」メッセージが表示されます。

この場合、参照フォームを閉じ、テキスト・フィールドから不正な文字を削除した後、虫めがねアイコンをクリックして処理を続けます。


関連項目:

『Oracle Identity Managerグローバリゼーション・ガイド』の「特殊文字の制限事項」

5.1.19 スケジュール済タスクを参照または変更すると、エラー・メッセージが記録される（Oracle Bug#6379143）

管理およびユーザー・コンソールでスケジュール済タスクを参照または変更すると、次のメッセージがアプリケーション・サーバーのログ・ファイルに記録される場合があります。

MessageDateFieldBean, localName='messageDateField': Illegal character (space) in "name" attribute

このエラー・メッセージは無視してください。

5.1.20 電子メール定義で指定されたユーザー・プロファイル情報は承認タスクで無効（Oracle Bug#5671866）

Generalタイプの電子メール定義で指定されたユーザー・プロファイル情報は承認タスクでは無効です。

5.1.21 WebSphere 6.1.0.9へのログイン時に例外がスローされる（Oracle Bug#6355328）

IBM WebSphere Application Server 6.1.0.9のインストール後、サーバーを再起動し、管理コンソールにxelsysadmとしてログインすると、例外がスローされます。ただし、機能に影響はなく、例外は無視できます。

5.1.22 IBM WebSphereでWSLoginFailedExceptionがスローされる場合がある（Oracle Bug#6442226）

IBM WebSphere 6.1.0.9構成でcom.ibm.websphere.security.auth.WSLoginFailedException例外がスローされる場合があります。この例外は無視してください。

この例外はIBMで認識されており、詳細は次のIBMのWebページで参照できます。

http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=180&uid=swg1PK47479

5.1.23 アプリケーション・サーバーの起動後、IllegalArgumentExceptionおよびCacheExceptionがスローされる場合がある（Oracle Bug#6415213）


注意:

これは、IBM WebSphereおよびOracle Application Serverにのみ適用されます。

アプリケーション・サーバーの起動後、java.lang.IllegalArgumentExceptionおよびoracle.cabo.image.cache.CacheException例外がスローされる場合があります。これらの例外は無視してください。

5.1.24 パスワード・ポリシーが有効な場合、SPML Webサービスでユーザー・パスワードのリセットがサポートされていない（Oracle Bug#6430243）

Oracle Identity Managerでパスワード・ポリシーが有効な場合、SPML Webサービスでパスワードのリセット操作がサポートされません。

5.1.25 スケジュール済タスクを状態の変更後に検索するには、「検索」ボタンを2回クリックする必要がある（Oracle Bug#6493690）

管理およびユーザー・コンソールで、スケジュール済タスクの検索結果表に表示されているスケジュール済タスクを有効化または無効化できます。ただし、状態を変更した後でスケジュール済タスクを検索する場合は、「検索」ボタンを一度クリックした後、状態を変更したタスクが表示されるようにもう一度クリックする必要があります。

5.1.26 Oracle Application Serverを停止するとNullPointerExceptionがログ・ファイルに書き込まれる（Oracle Bug#6471061）

Oracle Application Serverを停止すると、com.thortech.xl.cache.CacheUtilコンポーネントからのjava.lang.NullPointerExceptionが、アプリケーション・サーバー・ログ・ファイルに書き込まれます。この例外は無視してください。

5.1.27 診断ダッシュボードで提供される一部のインストール後のテストが、インストール前のテストのリストに表示される（Oracle Bug#6512066）

診断ダッシュボードを使用する場合、Oracle Identity Managerのインストール前でも「基本接続性のテスト」、「プロビジョニングのテスト」および「リコンシリエーションのテスト」が使用可能と表示されますが、これらのテストはOracle Identity Managerのインストール後にのみ使用できます。

5.1.28 特殊文字はアテステーション・プロセス定義で許可されない（Oracle Bug#6514208）

特殊文字はアテステーション・プロセス定義ではサポートされていません。英数字およびアンダースコア（_）のみ含めることができます。

5.1.29 ユーザー定義フィールド（UDF）を使用してアテステーション・スコープを定義すると、ラベルではなく、列名が表示される（Oracle Bug#6517060）

管理およびユーザー・コンソールを使用してアテステーション・プロセスを定義する際、「ユーザー・スコープ」または「リソース・スコープ」ページでユーザー定義フィールド（UDF）を使用してアテステーション・スコープを定義すると、選択された属性のリストにラベルではなく、列名が表示されます。

5.1.30 リコンシリエーション・イベントが存在しない/リコンシリエーション・メッセージがメッセージのログ記録に失敗する

インストール時に次のようなエラー・メッセージがログに記録される場合があります。

[XELLERATE.JMS],The Reconciliation Event with key 512312 does not exist
[XELLERATE.JMS],Processing Reconciliation Message with ID 512312 failed.

アプリケーション・サーバーの再試行設定に応じて、指定された回数分、これらのメッセージが再試行されます。指定された回数の再試行後、JMSがこれらのメッセージを処理できない場合、メッセージは配信不能キューに移動されます。

5.1.31 複数の信頼できるソース・フラグとリコンシリエーション順序フラグが管理およびユーザー・コンソールに表示されない（Oracle Bug#6626902および6625149）

管理およびユーザー・コンソールの「リソースの詳細」ページには、新しく導入された複数の信頼できるソース・フラグとリコンシリエーション順序フラグが表示されません。これらのフラグはDesign Consoleで表示できます。

5.1.32 アテステーション・プロセスの作成での「リソース名」フィールドでは大文字/小文字が区別される

アテステーション・プロセスの作成での「リソース名」フィールドでは、大文字/小文字が区別されます。アテステーション・プロセスを正しく構成するために、正確なリソース名の綴りと大文字/小文字を使用する必要があります。

5.1.33 「タスクの詳細」ページに「再試行間隔」および「再試行の制限」の値が表示されない（Oracle Bug#6633903）

ワークフロー・ビジュアライザの「タスクの詳細」ページでは、「再試行間隔」および「再試行の制限」の値が表示されません。

5.1.34 JDBC接続プール属性を変更するとデータベース・ユーザー・アカウントがロックされる（Oracle Bug#6621085）

JDBC接続プール属性をOracle Application Serverで変更すると、「ORA-28000: アカウントがロックされています。」エラー・メッセージがアプリケーション・サーバー・ログに書き込まれることがあります。このエラーが発生すると、データベース・ユーザー・アカウントはロックされます。これは、非間接パスワードを接続プールで使用する際のOracle Application Serverの既知の問題です。Oracle Identity Manager接続プールは非間接パスワードを使用します。

次のようにして、Oracle Application Server管理コンソールを使用して接続プール属性を変更すると、この問題を回避できます。

  1. Oracle Application Server管理コンソールにログインし、Xellerateという名前のアプリケーションを停止します。

  2. 接続プール属性を変更します。

  3. Oracle Application Serverを再起動します。

  4. Oracle Application Server管理コンソールにログインし、Xellerateアプリケーションを起動します。

5.1.35 新しいワークフロー・イベントの作成時に以前に表示されていたワークフローが表示される（Oracle Bug#6645226）

グラフィカル・ワークフロー・デザイナで、新しいワークフロー・イベントを追加した後に「保存」をクリックすると、新しく作成されたワークフロー・イベントではなく以前に表示されていたワークフローが表示されます。

5.1.36 特殊文字を含むユーザーIDがユーザーID参照フィールドに表示されない

管理およびユーザー・コンソールでのユーザーの作成中に、「ユーザーID」の値に特殊文字が含まれていると、ユーザーIDの参照フィールドにそのユーザーIDを表示できません。特殊文字の制限の詳細は、『Oracle Identity Managerグローバリゼーション・ガイド』を参照してください。

5.1.37 組織を無効化する際にデータベース・エラーがスローされることがある（Oracle Bug#6608036）

子組織を持つ組織を無効化すると、Oracle Identity Managerのエラー・メッセージに加えてデータベースのエラー・メッセージが表示されることがあります。この問題を回避するには、組織を無効化する前に親子関係を削除します。

5.1.38 ワークフローの作成中にスローされる無視してもよいセッション・タイムアウト・システム・エラー（Oracle Bug#6645683）

ワークフローの作成中に、セッション・タイムアウト・エラーがスローされることがあります。このエラーは無視してかまいません。

5.1.39 汎用テクノロジ・コネクタに関する既知の問題

『Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソール・ガイド』の「汎用テクノロジ・コネクタの既知の問題」を参照してください。

5.1.40 スケジュール済タスクを長時間実行すると例外ーがスローされることがある

Oracle Identity ManagerまたはOracle Application Serverでは、スケジュール済タスクを長時間実行すると次の例外がスローされることがあります。

Primary Server went down going to get a fresh object elsewhere in the cluster.
com.evermind.server.rmi.RMIConnectionException: LRU connection

この例外はOracle Identity Managerの機能に影響はないため、無視できます。

5.1.41 権限名によるフィルタ・フィールドで非ASCII文字が許可されない場合がある（Oracle Bug#7510739）

管理およびユーザー・コンソールの（グループの詳細）「権限」ページの権限名によるフィルタ・フィールドで、非ASCII文字が許可されない場合があります。

5.1.42 JspExceptionが発生する場合がある（Oracle Bug#7583783）

次のような例外が発生する場合があります。

javax.servlet.jsp.JspException: Define tag cannot set a null value

これらの例外はOracle Identity Managerの機能に影響を与えないため、無視してかまいません。

5.1.43 Java.Lang.Securityexception例外が発生する場合がある（Oracle Bug#7550811）

JBoss Application ServerでOracle Identity Managerを実行している場合、Java.Lang.Securityexception: Insufficient Method Permission例外が発生する場合があります。この問題を回避するには、次の手順を実行します。

  1. jira.jboss.org Webサイトから、問題JBAS-6236用のパッチをダウンロードします。

  2. パッチのコードから、xlSecurityManager.jarファイルを作成します。


    注意:

    JARファイルを作成する手順は、パッチに記載されています。

  3. JARファイルを次の場所にコピーします。

    • 非クラスタ・インストールの場合:

      JBOSS_HOME/server/default/lib

    • クラスタ・インストールの場合は、すべてのノードで、JARファイルを次のディレクトリにコピーします。

      JBOSS_HOME/server/all/lib

  4. テキスト・エディタで、次のファイルを開きます。

    • 非クラスタ・インストールの場合:

      JBOSS_HOME/server/default/conf/jboss-service.xml

    • クラスタ・インストールの場合:

      JBOSS_HOME/server/default/conf/jboss-service.xml

  5. XMLファイル内にある次の行を探します。

       <!-- JAAS security manager and realm mapping -->
      <mbean code="org.jboss.security.plugins.JaasSecurityManagerService"

    これらの行を次の行に置き換えます。

    <!-- JAAS security manager and realm mapping -->
      <mbean code="mysec.security.jboss.jaas.OpenJaasSecurityManagerService"

  6. サーバーを再起動します。

5.1.44 JBoss Application ServerでHeadlessGraphicsEnvironment例外が発生する場合がある（Oracle Bug#7594350）

JBoss Application ServerでOracle Identity Managerを実行している場合、次のエラーが発生する場合があります。

java.lang.ClassCastException: sun.java2d.HeadlessGraphicsEnvironment cannot be cast to sun.awt.Win32GraphicsEnvironment

これはJDKの既知の問題です。詳細は、次のWebサイトでBug 6358034を参照してください。

http://bugs.sun.com

5.1.45 Java.Lang.IllegalArgumentExceptionが発生する場合がある（Oracle Bug#7597447）

次のような例外が発生する場合があります。

java.lang.IllegalArgumentException for creating image cache directory occured

これらの例外はOracle Identity Managerの機能に影響を与えないため、無視してかまいません。

5.1.46 アイドル・ログイン・ウィンドウでのログイン試行によってログアウト・ページが表示される場合がある（Oracle Bug#7249936）

アイドル・ログイン・ウィンドウでログインを試行すると、ログアウト・ページが表示される場合があります。後続のログイン試行は成功します。これはOracle Identity Managerの機能に影響を与えません。

5.1.47 Oracle Identity Manager操作の実行中にOracle Database 11gとの接続に失敗する場合がある（Oracle Bug#7575738および7599139）

Oracle Identity Managerの操作の実行中に、Oracle Database 11gとの接続に失敗して次のエラーがログ・ファイルに記録される場合があります。

java.sql.SQLException: Listener refused the connection with the following error:
ORA-12518, TNS:listener could not hand off client connection

このエラーが発生した場合、Oracle Identity Managerを実行しているアプリケーション・サーバーによっては、Oracle Identity Managerの再起動が必要になる場合があります。

5.1.48 スケジュール済タスクを実行するとtcDefaultSignatureImpl例外が発生する場合がある（Oracle Bug#7594587および7601851）

スケジュール済タスクを実行すると、次の例外がログ・ファイルに記録される場合があります。

ERROR [ACCOUNTMANAGEMENT] Class/Method: tcDefaultSignatureImpl/verifySignature encounter some problems

ただし、タスクは、次回の実行時に正しく処理されます。

5.1.49 Microsoft SQL Serverを使用しているOracle Identity Managerでオブジェクト・フォームを表示しようとするとシステム・エラーが発生する（Oracle Bug#7626893）

Microsoft SQL Server 2005を使用しているOracle Identity Managerでオブジェクト・フォームを表示しようとすると、システム・エラーが発生することがあります。

5.1.50 アクセス・ポリシー・プロセス・フォームの一部のフィールド値が編集の際に表示されない（Oracle Bug#7632407）

Oracle Database 11gリリース1（11.1.0.7）で実行されているOracle Identity Managerで、次の問題が発生します。

リソース・オブジェクトに付加されたアクセス・ポリシーを編集しようとすると、アクセス・ポリシー・プロセス・フォームの一部のフィールド値が表示されない場合があります。ただし、これらの値は、データベースに存在します。必要に応じて、新しい値を入力して送信できます。新しい値はデータベースに書き込まれ、アクセス・ポリシーは正しく機能します。

この問題は、Oracle Database 11gリリース1（11.1.0.7）でのOracle Bug#7632407により発生します。このリリースの時点では、この問題に利用できるパッチはありません。この問題が発生した場合、Oracle Bug#7632407に準じて、次の回避策を適用できます。

Oracle Databaseにsysdbaとしてログインし、次のコマンドを実行します。

set "_optimizer_join_elimination_enabled"=false

5.1.51 Microsoft SQL Serverを使用しているOracle Identity Managerインストールでリソース・フォームを表示しようとするとシステム・エラーが発生する（Oracle Bug#7626893）

リクエスト・プロビジョニングによってユーザーのリソースがプロビジョニングされた場合、ユーザーの「リソースの詳細」ページからリソース・フォームを表示しようとすると、システム・エラーが発生する場合があります。この問題は、Microsoft SQL Serverを使用しているOracle Identity Managerインストールでのみ発生します。

5.1.52 Microsoft SQL Serverを使用しているOracle Identity Managerインストールで「オープン・タスク」のリストが表示されない（Oracle Bug#7635735）

次の問題は、Microsoft SQL Serverを使用しているOracle Identity Managerでのみ発生します。

管理およびユーザー・コンソールで「オープン・タスク」をクリックすると、例外が発生してオープン・タスクのリストが表示されない場合があります。

5.1.53 IBM-AIXとOracle Weblogic Serverの組合せで診断ダッシュボードのJMS検証が失敗する場合がある（Oracle Bug#8217994）

IBM-AIXとOracle Weblogic Serverの組合せで、診断ダッシュボードのJMS検証が失敗する場合があります。これは、ランタイム・コンポーネントに影響を与えません。このエラーは無視してください。

5.1.54 HP-JDKでOracle Weblogic Server上のOracle Identity Managerの使用中に永続メモリー不足になる

「Permanent generation is full」に関するエラーが表示された場合は、Oracle Identity Managerの起動に使用するスクリプトに基づいて、WLS_DOMAIN_HOME/bin/xlStartWLS.cmdまたはWLS_DOMAIN_HOME/bin/xlStartManagedWLS.cmd（あるいはその両方）のPermgenメモリーを増加します。コンソールを使用してWeblogicサーバーを起動する場合は、Weblogic管理コンソールの「サーバーの起動」オプションの変更が必要になることがあります。

5.1.55 Oracle WebLogic ServerおよびAIX上で実行されているOracle Identity Managerインストールでパスワードの変更が機能しないことがある（Oracle Bug#7757901）

Oracle WebLogic ServerおよびAIX上で実行されているOracle Identity Managerインストールで、パスワードを変更しようとすると、次のエラーが発生する場合があります。

パスワードがポリシーを満たしていません

5.1.56 リリース9.0.4.1のデータベース・ユーザー管理コネクタをインポートする際に、割当て済のパスワード・ポリシーが削除される（Oracle Bug#7712797）

コネクタ・インストーラを使用してリリース9.0.4.1のデータベース・ユーザー管理コネクタをインポートする際に、ユーザーに割り当てられたパスワード・ポリシーが削除されます。

5.1.57 Oracle WebLogic Serverで実行されているOracle Identity Managerの管理およびユーザー・コンソールからユーザーがロックアウトされる（Oracle Bug#8371395）

Oracle WebLogic Serverには、指定された無効なログイン試行の回数を超えたユーザーを自動的にロックアウトするためのセキュリティ機能が組み込まれています。デフォルトの無効な試行回数は5回です。Oracle Identity Managerには同様のロッキング・メカニズムがあり、デフォルトの無効な試行回数は3回です。無効な試行を3回行うと、そのユーザーはOracle Identity Managerによりデータベース内でロックされます。ログインで無効な試行を続けると、ユーザーはアプリケーション・サーバーによりロックされます。この問題が発生すると、ユーザーはセッションがタイムアウトになるまで待機してから、有効なログイン資格証明を使用して再びログインを試行する必要があります。

この問題を回避するには、次の構成変更が役立つ場合があります。


注意:

この手順を実行して行う変更は、アプリケーション・サーバーで実行されるすべてのアプリケーションに適用されます。

  1. WebLogicアプリケーション・サーバー・コンソールにログインします。

  2. 「セキュリティ・レルム」→「レルム」に移動します。

  3. 「構成」タブで、「ユーザーのロックアウト」サブタブを選択します。

  4. 次のいずれかの方法を適用できます。

    • 方法1:

      「ロックアウトの有効化」の選択を解除します。

    • 方法2:

      次のパラメータを変更します。

      • ロックアウトしきい値: ユーザーのアカウントがロックアウトされるまでに実行可能な無効なログインの最大連続試行回数。

      • ロックアウト期間: ユーザーのアカウントがロックアウトされる時間（分）。

      • ロックアウト・リセット期間: この期間内に無効なログインの試行を連続して行うとユーザーのアカウントのロックアウトが発生する時間（分）。

      • ロックアウト・キャッシュ・サイズ: サーバーのキャッシュに保持する無効なログイン・レコード数（0〜99999）。

5.1.58 一部の参照問合せでは、管理およびユーザー・コンソールにコード・キー値のみが表示される場合がある（Oracle Bug#8494021）

デコード値を表示し、コード・キー値を保存するために参照問合せタイプの参照定義が必要な場合、基礎となる参照問合せは、次の条件すべてを満たす必要があります。

  • SELECT句には、LKV表、LKU表または両方の表の列が含まれている必要があります。

  • WHERE句には、LKU表のLKU_TYPE_STRING_KEY列を使用する条件が含まれている必要があります。

このタイプの参照問合せの例を次に示します。

SELECT LKV_ENCODED,LKV_DECODED
FROM LKV LKV, LKU LKU
WHERE LKV.LKU_KEY=LKU.LKU_KEY
AND
LKU_TYPE_STRING_KEY='Lookup.EBS.UMX.Roles'

参照問合せがこれらの条件すべてを満たしていない場合、参照定義によりコード・キーの値のみが表示され、保存されます。

5.1.59 SoDエンジンのITリソースでは接続性のテストのオプションが機能しない（Oracle Bug#8504052）

SoDエンジンに関する情報を保存するために作成するITリソースでは、接続性のテストのオプションが機能しません。

5.1.60 Microsoft Active Directoryコネクタのユーザー・データ・オブジェクトにより、Oracle Role Manager Integration Libraryのユーザー・データ・オブジェクトが上書きされる（Oracle Bug#8501702）

次の問題は、Oracle Role Manager Integration Libraryのインストール後にMicrosoft Active Directoryコネクタがインストールされる場合に発生します。

Microsoft Active DirectoryコネクタのUsersデータ・オブジェクトにより、Oracle Role Manager Integration LibraryのUsersデータ・オブジェクトが上書きされます。

この問題を回避するには、次の手順を実行します。

  1. Design Consoleにログインします。

  2. 「Development Tools」を開きます。

  3. 「Business Rule Definition」の下の「Data Object Manager」をクリックします。

  4. 「Users」を探して開きます。

  5. 更新後のために「Assign」ボタンをクリックします。

  6. adpOIMUSERCREATEORUPDATEINORMエンティティ・アダプタを割り当てます。

  7. 削除後のために「Assign」ボタンをクリックします。

  8. adpOIMUSERDELETEINORMエンティティ・アダプタを割り当てます。

  9. 「Map Adapters」をクリックします。

  10. 「adpOIMUSERCREATEORUPDATEINORM」アダプタを選択します。

  11. 「userKey」変数を「USR_KEY」エンティティ・フィールドにマップします。

  12. 「adpOIMUSERDELETEINORM」アダプタを選択します。

  13. 「userKey」変数を「USR_KEY」エンティティ・フィールドにマップします。

  14. 変更を保存します。

5.1.61 バルク・ロード・ユーティリティでロードできるユーザー・データに含まれる「名」の値の長さは最大で255文字（Oracle Bug#8519266）

USR.USR_FIRST_NAME列の長さは256文字です。ただし、バルク・ロード・ユーティリティでは、長さが255文字以下の「名」の値しかインポートできません。

5.2 Design Consoleの既知の問題

この項では、リリース9.1.0.2のDesign Consoleを使用して実行されるタスクに関連した既知の問題について説明します。Design Consoleのインストールおよびその翻訳テキストに関連した既知の問題は含まれません。この項の内容は次のとおりです。

5.2.1 IBM WebSphereでFVCユーティリティを起動すると「Realm/cell is Null」というエラーが表示される（Oracle Bug#5563654）

IBM WebSphereデプロイでFVCユーティリティを使用しようとすると、「Realm/cell is Null」というエラー・メッセージがダイアログ・ボックスに表示されます。このエラー・メッセージは無視し、ダイアログ・ボックスを閉じて続行してください。

この問題を完全に回避するには、WEBSPHERE_HOME\AppClient\properties\sas.client.propsファイルのプロパティを次のように変更します。


注意:

WEBSPHERE_HOMEは、IBM WebSphereがインストールされている場所を表します。

既存の値を次のように変更します。

  • Com.ibm.CORBA.loginSource = properties

  • Com.ibm.CORBA.loginTimeout = 300

  • Com.ibm.CORBA.securityEnabled = true

  • Com.ibm.CORBA.loginUserid = xelsysadm

  • Com.ibm.CORBA.loginPassword = xelsysadm

5.2.2 フォーム・デザイナ機能では列名の特殊文字をサポートしない（Oracle Bug#5373011）

Design Consoleのフォーム・デザイナ・フォームでは、列名に次の特殊文字のいずれかを含むエントリは保存されません。

; / % = | + , \ ' " < >

5.2.3 プロセス定義タイプを変更すると、デフォルト・タスクがリソース・オブジェクトに追加されない（Oracle Bug#5637994）

Design Consoleでリソース・オブジェクトのプロセス定義タイプを「Approval」から「Provisioning」に、あるいは「Provisioning」から「Approval」に変更すると、そのリソース・オブジェクトは各タイプのプロセス定義に関連付けられたデフォルト・タスクで更新されません。この問題を回避するには、プロセス定義タイプを最初の設定から変更しないでください。

5.2.4 「Required」および「Visible」プロパティがtrueに設定されている場合、ユーザー定義フィールドを削除できない（Oracle Bug#5486223）

「Required」および「Visible」プロパティがtrueに設定されている場合、Design Consoleでユーザー定義フィールドを削除しようとするとエラー・メッセージが表示されます。この問題を回避するには、まずプロパティを削除し、次にユーザー定義列を削除します。

5.2.5 複数のルールを同時に保存できない（Oracle Bug#5457386）

Design Consoleのルール・デザイナ機能では、複数のルールを同時に保存できません。この問題を回避するには、追加ルールを作成する前に各ルールを保存します。

5.2.6 複数の「Creating New Task」ウィンドウが開いている場合、「Creating New Task」ウィンドウのツールバーが無効になる（Oracle Bug#5514864）

2回目にタスクを追加するときに（「New Form」アイコンをクリックして）同じ「Creating New Task」ウィンドウを使用した場合、「Integration」タブからイベント・ハンドラまたはアダプタを追加した後、「Creating New Task」ウィンドウのツールバーが無効になることがあります。この問題を回避するには、別のタスクを作成する前に「Creating New Task」ウィンドウを閉じます。

5.2.7 カレット（^）文字がチャレンジ質問に含まれると、エラーがスローされる

Lookup.WebClient.Questions参照定義でチャレンジ質問を設定する際、質問のテキストにカレット（^）文字を含めないでください。Design Consoleでこの文字の入力が妨げられることはありませんが、この文字が検出されると、管理およびユーザー・コンソールからエラーがスローされます。

5.2.8 パスワード・ポリシー・フォームに表示されるエラー・メッセージが連結される（Oracle Bug#6444500）

パスワード・ポリシー・フォームに矛盾する入力があると、エラー・メッセージが表示されます。たとえば、指定されたパスワードの最小長が最大長より長い場合、エラー・メッセージが表示されます。複数の矛盾する入力がある場合、表示されるエラー・メッセージは連結されます。

5.2.9 リコンシリエーション・マッピング用の「User Group Name」属性（Oracle Bug#6608943）

信頼できるソースに対してリコンシリエーション・フィールド・マッピングを定義する場合、「User Group Name」ユーザー属性を使用しないでください。

5.2.10 ITリソース・インスタンス名には一重引用符を使用できない（Oracle Bug#6643202）

ITリソース名に一重引用符は使用できません。「IT Resources」フォームの「Name」フィールドで一重引用符が使用されていると、システム・エラー・メッセージが表示されます。

5.2.11 子表フィールドとしてのパスワードがサポートされていない（Oracle Bug#6703251）

Design Consoleを使用して子表フィールドをパスワード・フィールドとしてマークできますが、Oracle Identity Managerでは子表フィールドとしてのパスワードがサポートされていません。

5.3 レポートの既知の問題

この項では、リリース9.1.0.2のレポート機能に関する既知の問題について説明します。この項の内容は次のとおりです。

5.3.1 「グループ・メンバーシップ履歴」レポートでアクティブ・グループと削除済グループが区別されない（Oracle Bug#5249535）

「グループ・メンバーシップ履歴」レポートを実行した場合、レポート結果がアクティブ・グループと削除済グループに区別されません。

5.3.2 「無効化されたユーザー」および「ロック解除済ユーザー」レポートに現在の値が表示される（Oracle Bug#6371878）

「無効化されたユーザー」および「ロック解除済ユーザー」レポートの「ユーザー・プロファイル」列に履歴ではなく、現在の値が表示されます。

5.3.3 一部のレポートでは「入力パラメータ」ページの「リソース名」検索ウィンドウに組織リソースが間違って表示される場合がある（Oracle Bug#5493332）

管理およびユーザー・コンソールで、各種レポートの「入力パラメータ」ページの「リソース名」検索アイコンをクリックすると、検索ウィンドウが表示されます。次のレポートでは、この検索ウィンドウに、ユーザー・リソースの他に間違って組織リソースが表示される場合があります。

  • リソース・アクセス・リスト

  • 権限のサマリー

  • リソース・アクセス・リスト履歴

  • リソース・パスワードの期限切れ

  • リソースのアカウント・アクティビティ

  • タスク割当て履歴

  • リソース別の統制外アカウント

  • リソース別のファイングレイン権限例外

検索ウィンドウにリストされた組織リソースは無視します。組織リソースについてこれらのレポートを実行してもデータは返されません。

5.3.4 削除されたユーザーの情報とそのユーザーと同じユーザーIDで作成されたユーザーの情報がレポートで区別されない場合がある（Oracle Bug#5741951）

「User ID Reuse」プロパティが有効かどうかにかかわらず、削除されたユーザーの情報とそのユーザーと同じユーザーIDで作成されたユーザーの情報が、レポートで区別されない場合があります。

5.3.5 Oracle WebLogic ServerでGenerateSnapshot.shまたはGenerateGPASnapshot.shスクリプトを実行すると、java.lang.ClassNotFoundExceptionまたはjava.lang.NullPointerExceptionが発生する場合がある（Oracle Bug#7655637および7658820）

Oracle WebLogic ServerでGenerateSnapshot.shまたはGenerateGPASnapshot.shスクリプトを実行すると、java.lang.ClassNotFoundExceptionまたはjava.lang.NullPointerExceptionが発生する場合があります。これが発生した場合は、最初に、スクリプトのSQL_SERVER_DRIVER_DIR変数の値を確認します。スクリプト・ファイルの次のCLASSPATH環境変数の値を変更します。

%CLASSPATH%;%SQL_SERVER_DRIVER_DIR%\msbase.jar;%SQL_SERVER_DRIVER_DIR%\mssqlserver.jar;%SQL_SERVER_DRIVER_DIR%\msutil.jar;

次のいずれかの値に変更します。

Microsoft SQL Serverの場合:

%CLASSPATH%;%SQL_SERVER_DRIVER_DIR%\sqljdbc.jar;WL_HOME\server\lib\wlclient.jar

Oracle Databaseの場合:

%CLASSPATH%;WL_HOME\server\lib\wlclient.jar

5.3.6 JBoss Application ServerでGenerateSnapshot.shまたはGenerateGPASnapshot.shスクリプトを実行すると、java.lang.ClassNotFoundExceptionが発生する場合がある（Oracle Bug#7833924）

JBoss Application ServerでGenerateSnapshot.shまたはGenerateGPASnapshot.shスクリプトを実行すると、java.lang.ClassNotFoundExceptionが発生する場合があります。これが発生した場合は、次のようにします。

次のエントリをスクリプトのCLASSPATH変数から削除します。

  • ;%XEL_EXT%\log4j-1.2.8.jar

  • msbase.jar

  • mssqlserver.jar

  • msutil.jar

sqljdbc.jarおよびJBOSS_HOME/client/log4j.jarエントリをスクリプトのCLASSPATH変数に追加します。

5.3.7 Microsoft SQL Serverを使用しているOracle Identity Managerインストールで「パスワードの正常なリセットの失敗」レポートを生成する際にtcDataAccessExceptionが発生する（Oracle Bug#7654516）

「集計の頻度」リストから「毎週」オプションを選択すると、Microsoft SQL Serverを使用しているOracle Identity Managerインストールで「パスワードの正常なリセットの失敗」レポートを生成する際にシステム・エラーが発生する場合があります。

5.3.8 「リソース・アクセス・リスト」レポートにUDFを追加した場合、結果が生成されない場合がある（Oracle Bug#6887926）

Oracle Identity ManagerでMicrosoft SQL Serverが使用されている場合、「リソース・アクセス・リスト」レポートにUDFを追加すると、結果が生成されない場合があります。

5.3.9 Microsoft SQL Serverを使用しているOracle Identity ManagerインストールでUpgradeAttestationスクリプトの実行中にclassnotfoundexception例外が発生する（Oracle Bug#7699259）

Microsoft SQL Serverを使用しているOracle Identity Managerインストールで、UpgradeAttestationスクリプトの実行中にclassnotfoundexception例外が発生する場合があります。この例外が発生した場合は、テキスト・エディタでUpgradeAttestationスクリプトを開いて次の変更を行います。

  1. ;$CLASS_PATHを:$CLASSPATHに変更します。


    注意:

    テキストの先頭のセミコロン（;）が、コロン（:）に置換されていることを確認してください。

  2. Microsoft SQL Serverドライバからのsqljdbc.jarファイルがCLASSPATHに含まれていることを確認します。

5.3.10 Microsoft SQL Serverを使用している同一のOracle Identity ManagerインストールでUpgradeAttestationスクリプトを2回実行するとエラーが発生する（Oracle Bug#7758475）

UpgradeAttestationスクリプトは、Microsoft SQL Serverを使用している特定のOracle Identity Managerインストールで1回のみ実行するように意図されています。同じOracle Identity Managerインストールでスクリプトを2回実行した場合、次のエラーが発生し、アップグレード後にアテステーションは機能しません。

com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerException: Column names in each table must be unique. Column name 
'APD_ATTESTATION_DEFINITION' in table 'APD' is specified more than once

5.3.11 「ResourceAccessList」レポートにUDFを追加すると、レポートが生成されない（Oracle Bug#6887926）

UDFを追加した後に「ResourceAccessList」レポートを実行すると、空白のページが表示されます。

5.3.12 Microsoft SQL Serverを使用しているOracle Identity Managerインストールで、ワイルドカード文字を指定して「ポリシー・リスト」レポートを実行するとシステム・エラーが発生する（Oracle Bug#7654460）

ワイルドカード文字を指定して「ポリシー・リスト」レポートを実行しようとすると、システム・エラーが発生する場合があります。この問題は、Microsoft SQL Serverを使用しているOracle Identity Managerインストールでのみ発生します。

5.3.13 GeneratesnapshotまたはGenerateGPASnapshotスクリプトを実行すると、CORBA.NO_PERMISSION例外が発生する場合がある（Oracle Bug#8428517およびOracle Bug#8474392）

IBM WebSphere Application Serverで実行され、Microsoft SQL Serverを使用するOracle Identity Managerインストールでは、GeneratesnapshotまたはGenerateGPASnapshotスクリプトを実行すると、CORBA.NO_PERMISSION例外が発生する場合があります。この問題を回避するには、次のようにロールをユーザー・グループにマップします。

  1. WebSphere管理コンソールにログインします。

  2. 「Applications」を開き、「Enterprise Applications」、「Xellerate」、「Security role to user/group mapping」の順に選択します。

  3. 「Everyone」を選択します。

  4. 「OK」をクリックしてから、「Save」をクリックします。

  5. アプリケーション・サーバーを再起動します。

  6. GenerateSnapshotまたはGenerateGPASnapshotスクリプトを再実行します。

5.3.14 英語以外のロケールで権限レポートを作成すると、ora-01858例外が発生する場合がある（Oracle Bug#8499200）

英語以外のロケールで権限レポートを生成すると、ora-01858例外が発生する場合があります。

5.3.15 リソース管理機能によりリソースを変更しようとすると、エラーが発生する（Oracle Bug#8495892）

リソース管理機能によりリソースを変更しようとすると、エラーが発生します。このエラーには、「OK」をクリックし、エラー・メッセージを閉じることで対処できます。

5.3.16 Microsoft SQL ServerではBI Publisherレポートは機能しない（Oracle Bug#8421216）

Microsoft SQL ServerではBI Publisherレポートは機能しません。

5.4 グローバリゼーションの既知の問題

この項では、グローバリゼーションおよび翻訳にのみ関連したリリース9.1.0.2の既知の問題について説明します。この項の内容は次のとおりです。

5.4.1 英語以外の言語のインストーラ・プログラムに英語のテキストが一部含まれている（Oracle Bug#5232751）

英語以外の言語のインストーラ・プログラムに英語で表示される未翻訳テキストが一部含まれています。

5.4.2 管理およびユーザー・コンソールの一部のウィンドウでは、タイムアウト後にデフォルト・ロケール設定のテキストが表示される（Oracle Bug#5545626）

管理およびユーザー・コンソールで、デプロイメント・マネージャの「エクスポート」および「インポート」ページまたはワークフロー・ビジュアライザ・ページが開いていて、セッションがタイムアウトになった場合、これらのページのテキストが、Oracle Identity Managerがインストールされているシステムのデフォルト・ロケールの言語で表示される場合があります。セッション・タイムアウト・ウィンドウを閉じて、管理およびユーザー・コンソールの任意のメニュー・オプションをクリックすると、「Oracle Identity Managerログアウト」ページが表示され、Oracle Identity Managerがインストールされているシステムのデフォルト・ロケールの言語で表示されます。

5.4.3 「タスクの詳細」ページの「注意」フィールドがリコンシリエーション・タスクについてローカライズされていない（Oracle Bug#5512136）

管理およびユーザー・コンソールで、「タスクの詳細」ページにある「注意」フィールドのテキストの一部が、英語以外の環境でも英語で表示されることがあります。次の名前のタスク・インスタンスでこの問題が発生します。

  • 受信したリコンシリエーションの更新

  • 受信したリコンシリエーションの挿入

  • 受信したリコンシリエーションの削除

5.4.4 一部の属性には英語の文字が必要

リリース9.1.0.2では、次のものを指定するときに英語の文字のみを使用する必要があります。

  • インストール・パスおよびディレクトリ名（Oracle Bug#5397854）

  • ホスト名（Oracle Bug#5360993）

  • 電子メール・アドレス（Oracle Bug#5397105）

  • （使用する場合）外部の証明書名および証明書の内容（Oracle Bug#5387397）

  • 管理およびユーザー・コンソールでは、「ユーザーの作成」、「ユーザーの編集」、「アカウント・プロファイル」および「自己登録」ページの「電子メール・アドレス」フィールドに、英語の文字のみを使用する必要があります。また、Remote Managerをインストールする場合、構成ページの「サービス名」にも英語の文字のみを使用する必要があります。（Oracle Bug#5460100）

各種コンポーネントおよび属性に使用する文字の制限の詳細は、『Oracle Identity Managerグローバリゼーション・ガイド』を参照してください。

5.4.5 ワークフロー・ビジュアライザの一部の情報が文字化けする（Oracle Bug#5704436）

Javaアプレットおよびグローバライズされた文字による既知の制限のため、管理およびユーザー・コンソールのワークフロー・ビジュアライザで一部の情報が文字化けします。ブラウザのJVMは、Oracle Identity Managerがインストールされているシステムの現行ロケールに存在する文字のみを表示します。グローバライズされた文字は、Oracle Identity Managerがインストールされているシステムと同じロケールにブラウザを設定した場合にのみ、アプレットに正しく表示されます。

5.4.6 英語以外の環境のレポートではフィルタ・パラメータに英語の値が必要（Oracle Bug#5511190）

英語以外の環境の場合、次のレポートでは特定のフィルタ・パラメータに英語の値のみを使用する必要があります。

レポート: 権限のサマリー

フィルタ・パラメータ: アカウント・ステータス

たとえば、英語以外の環境で「権限のサマリー」レポートのアカウント・ステータスをフィルタ処理するときに「Active」の翻訳バージョンを使用しても何も返されません。英語の値の「Active」を使用する必要があります。

5.4.7 デプロイメント・マネージャのインポートおよびエクスポート機能に翻訳不可能な文字列がある（Oracle Bug#5501127）

管理およびユーザー・コンソールのデプロイメント・マネージャのインポートおよびエクスポート機能では、Java AWTファイル・ダイアログ・ボックスが使用されます。このダイアログでは、ダイアログ・ボックス・フィルタに文字列All Files (*.*)が表示されます。文字列All Files (*.*)は、ロケールに合せて翻訳されず、英語で表示されます。この制限はJavaの実装が原因であり、文字列が翻訳されません。詳細は、次のSun社のレポート（Bug ID 4152317）を参照してください。

http://bugs.sun.com/bugdatabase/view_bug.do?bug_id=4152317

5.4.8 一部の英語以外のロケールでは、Oracle Identity Managerのユーティリティのログ・ファイル名にタイムスタンプが含まれない（Oracle Bug#5850607）

リコンシリエーション・アーカイブ・ユーティリティ、タスク・アーカイブ・ユーティリティまたはOracle Identity Managerデータベース・バリデータを使用する場合、一部の英語以外の環境では、ログ・ファイルの名前にタイムスタンプが含まれません。たとえば、リコンシリエーション・アーカイブ・ユーティリティの場合、ログ・ファイルはArch_Recon_Wed_31_2007_03_31.logではなく、Arch_Recon____15_56.logのようになります。

5.4.9 事前移入のアダプタのエラー・メッセージでは、日付のローカライズ表示がサポートされない

事前移入のアダプタでのエラーの際に管理およびユーザー・コンソールでエラー・メッセージに表示されるサーバー側の日付はローカライズされていません。

5.4.10 一部のアジア言語がSun JDK 1.4との組合せで正しく表示されない（Oracle Bug#6314961）

デプロイメント・マネージャをアジア言語以外のWindowsコンピュータで起動すると、クライアント・ホストに言語パッケージをインストールしても、Sun JDK 1.4との組合せで一部のアジア言語が正しく表示されません。この問題が起きた場合は、SUN Java Plug-in 1.5をインストールしてください。

5.4.11 管理およびユーザー・コンソールに表示されるITリソース・パラメータの名前がローカライズされていない（Oracle Bug#6455617）

管理およびユーザー・コンソールの「ITリソースの管理」ページに表示されるITリソース・パラメータの名前はローカライズされていません。

5.4.12 英語以外の環境では一部のレポートの列で名前の順序が不整合（Oracle Bug#5557974および6457618）

英語以外の環境の場合、一部のレポートでは、姓と名の順序がログイン・ユーザーのブラウザ・ロケールに対応しません。表4に、姓と名が不適切な順序で表示される可能性のあるレポートとその列を示します。これらのレポートのストアド・プロシージャを変更することにより、姓と名の表示を変更できます。

表4 姓と名が不適切な順序で表示される可能性のあるレポートと列

レポート セクション・ヘッダー セクション表 表示形式

プロセス別のアテステーション・リクエスト

レビューア

NA

名 姓

アテステーション・プロセス・リスト

NA

レビューア

名 姓

ポリシー・リスト

NA

作成者

名 ミドル・ネーム 姓

ポリシーの詳細

作成者

NA

名 姓

組織構造

NA

マネージャ名

名 ミドル・ネーム 姓

初期化済リクエスト

NA

リクエスタ

名 ミドル・ネーム 姓

ステータス別のリクエスト詳細

リクエスタ

NA

名 ミドル・ネーム 姓

グループ・メンバーシップ

グループ作成者

NA

名 姓

タスク割当て履歴

NA

割当て元ユーザー名

名 姓

リソースのアカウント・アクティビティ

NA

マネージャ名

名 姓

ユーザー・リソース・アクセス履歴

NA

マネージャ名、プロビジョニング実行者

名 姓

グループ・メンバーシップ履歴

グループ作成者

NA

名 姓

5.4.13 メニュー項目の削除中に表示されるエラー・メッセージがローカライズされていない（Oracle Bug#6503868）

メニュー項目を削除しようとすると、ローカライズされていないエラー・メッセージが表示される場合があります。

5.4.14 中国語（簡体字）、中国語（繁体字）およびポルトガル語（ブラジル）へのローカライゼーションがサポートされていない（Oracle Bug#6728226）

Oracle Single Sign-OnをOracle Identity Managerに認証サービスを提供するために使用している場合、中国語（簡体字）、中国語（繁体字）およびポルトガル語（ブラジル）へのローカライゼーションはサポートされません。これは、Oracle HTTP ServerにデプロイされたOracle Single Sign-On Plug-inの既知の不具合（6728226）によるものです。

5.4.15 「グループ名」フィールドが英語で表示される（Oracle Bug#6816544）

「グループ名」フィールドは、設定したロケールにかかわらず、常に英語で表示されます。


注意:

リソース・バンドルでの変更の詳細は、「カスタマイズ」の項を参照してください。

5.4.16 SoD用のリソース・バンドル・エントリがローカライズされていない（Oracle Bug#8303480およびOracle Bug#8504055）

英語以外のロケールを使用していても、リソース・バンドルの次のラベルは、コンソールでは英語で表示されます。

global.xlmetadata.request.object.SoDResult=SOD Result

さらに、「TopologyName」ITリソース・パラメータのラベルも翻訳されていません。

5.4.17 管理およびユーザー・コンソールの汎用テクノロジ・コネクタのページでUIテキストがアラビア語にローカライズされていない（Oracle Bug#8516213）

管理およびユーザー・コンソールの汎用テクノロジ・コネクタのページでは、UIテキストがアラビア語にローカライズされていません。

6 カスタマイズ

次の項では、変更されたOracle Identity Managerのユーザー・インタフェース（UI）関連のすべてのファイルのリストを示します。

6.1 リリース9.1.0.2でのカスタマイズ

次の項では、リリース9.1.0.2でカスタマイズされたアイテムのリストを示します。

6.1.1 JavaServerページ

リリース9.1.0.2で追加または変更されたJavaServerページは次のとおりです。

SystemVerificationWeb\pages\FilterErrorPage.jsp

SystemVerificationWeb\error.jsp

SystemVerificationWeb\Login.jsp

SystemVerificationWeb\welcome.jsp

SystemVerificationWeb\index.jsp

web\tiles\common\tjspFooter.jsp

web\tiles\common\tjspHeader.jsp

web\tiles\util\CIWGenCstUtil.jsp

web\tiles\util\DualListComponent.jsp

web\tiles\util\ReportFormFieldsDisplay.jsp

web\tiles\util\TableGenerator.jsp

web\tiles\util\TablePagingLinks.jsp

web\tiles\util\tcGenerateCreateITResourceForm.jsp

web\tiles\util\tjspForm.jsp

web\tiles\util\tjspGenerateCreateForm.jsp

web\tiles\util\tjspGenerateCreateOrganizationForm.jsp

web\tiles\util\tjspGenerateCreateUserForm.jsp

web\tiles\util\tjspGenerateEditForm.jsp

web\tiles\util\tjspGenerateSchTaskEditForm.jsp

web\tiles\AccessPoliciesSearchResultsTiles.jsp

web\tiles\AccessPolicyAllChildFormsFooterTiles.jsp

web\tiles\AccessPolicyChildFormFooterTiles.jsp

web\tiles\AccessPolicyDetailsTiles.jsp

web\tiles\AccessPolicyEditPopupChildFormTilesInclude.jsp

web\tiles\AccessPolicyEditPopupFormTilesInclude.jsp

web\tiles\AccessPolicyEditSequencePopupChildFormTilesInclude.jsp

web\tiles\AccessPolicyFinalStepFooterTiles.jsp

web\tiles\AccessPolicyFirstStepFooterTiles.jsp

web\tiles\AccessPolicyFormChildTablesTiles.jsp

web\tiles\AccessPolicyFormsNoticeWizardFooterTiles.jsp

web\tiles\AccessPolicyObjectFormTilesInclude.jsp

web\tiles\AccessPolicyObjProcFormsWizardFooterTiles.jsp

web\tiles\AccessPolicyProcessFormTilesInclude.jsp

web\tiles\AccessPolicyProvideChildDataTilesInclude.jsp

web\tiles\AddNotesForTaskTiles.jsp

web\tiles\ApprovalTaskHistoryTiles.jsp

web\tiles\ApprovalTasksAssignedToManagedUsersTiles.jsp

web\tiles\ApprovalTasksReassignToGroupTiles.jsp

web\tiles\ApprovalTasksReassignToUserTiles.jsp

web\tiles\AssignAdminUsersTiles.jsp

web\tiles\AssignResourceAdministratorsTiles.jsp

web\tiles\AssignResourceAuditObjectivesTiles.jsp

web\tiles\AssignResourceAuthorizersTiles.jsp

web\tiles\AssociatedOrganizationsForResourceTiles.jsp

web\tiles\AssociatedUsersForResourceTiles.jsp

web\tiles\AttestationAdminAclTiles.jsp

web\tiles\AttestationAssignAdministratorsTiles.jsp

web\tiles\AttestationDashboardTiles.jsp

web\tiles\AttestationEditDetailsTilesInclude.jsp

web\tiles\AttestationEditUserScopeTiles.jsp

web\tiles\AttestationExecuteRequestDetailsTiles.jsp

web\tiles\AttestationResourceScopeEditTilesInclude.jsp

web\tiles\AttestationSearchResultsTiles.jsp

web\tiles\AttestationUpdateAdministratorsTiles.jsp

web\tiles\AttestationUserScopeEditTilesInclude.jsp

web\tiles\AttestationViewAttRequestDetailsTiles.jsp

web\tiles\AttestationViewDelegationPathTiles.jsp

web\tiles\AttestationViewDetailsTiles.jsp

web\tiles\AttestationViewExecutionDelegationPathTiles.jsp

web\tiles\AttestationViewRequestDetailsTiles.jsp

web\tiles\AttestationWizardConfirmationTiles.jsp

web\tiles\AttestationWizardExitTiles.jsp

web\tiles\AttestationWizardFinalStepFooterTiles.jsp

web\tiles\AttestationWizardFirstStepFooterTiles.jsp

web\tiles\AttestationWizardFirstTiles.jsp

web\tiles\AttestationWizardResourceScopeTilesInclude.jsp

web\tiles\AttestationWizardScheduleTilesInclude.jsp

web\tiles\AttestationWizardSuccessPageTiles.jsp

web\tiles\AttestationWizardUserScopeTilesInclude.jsp

web\tiles\AttestExecuteHistoryTiles.jsp

web\tiles\changePasswordTiles.jsp

web\tiles\CIWAssignAccessPermissionITResourceTiles.jsp

web\tiles\CIWAssignGroupITResourceTiles.jsp

web\tiles\CIWConfirmDeleteAttributeTiles.jsp

web\tiles\CIWConfirmScheduleTaskTiles.jsp

web\tiles\CIWConInstallTiles.jsp

web\tiles\CIWCreateITResIncludeTiles.jsp

web\tiles\CIWCreateITResourceConnectionTestTiles.jsp

web\tiles\CIWCreateITResourceParametersTiles.jsp

web\tiles\CIWCreateScheduledTaskIncludeTiles.jsp

web\tiles\CIWEditITResourceTiles.jsp

web\tiles\CIWITResourceDependenciesTiles.jsp

web\tiles\CIWManageITResourceTiles.jsp

web\tiles\CIWManageScheduledTaskTiles.jsp

web\tiles\CIWPreInstallStepsTiles.jsp

web\tiles\CIWSchTaskAttributesTiles.jsp

web\tiles\CIWSelectConTiles.jsp

web\tiles\CIWSetITAccessPermissionTiles.jsp

web\tiles\CIWStatusBarTiles.jsp

web\tiles\CIWUpdatePermissionsTiles.jsp

web\tiles\CIWVerifyITResCreationTiles.jsp

web\tiles\CIWVerifyScheduleTaskTiles.jsp

web\tiles\CIWViewITResourceTiles.jsp

web\tiles\CIWViewScheduledTaskTiles.jsp

web\tiles\ConfigureFormDataFlowTiles.jsp

web\tiles\ConfigureReconDataFlowTiles.jsp

web\tiles\ConfirmManualCompleteTasksTiles.jsp

web\tiles\ConfirmReassignTasksTiles.jsp

web\tiles\ConfirmReassignTaskTiles.jsp

web\tiles\ConfirmResponsesForTasksTiles.jsp

web\tiles\ConfirmRetryTasksTiles.jsp

web\tiles\CreateAccessPolicyDetailTiles.jsp

web\tiles\CreateAccessPolicySuccessTiles.jsp

web\tiles\CreateAccessPolicyTiles.jsp

web\tiles\CreateConnectorExitTiles.jsp

web\tiles\CreateGenConTiles.jsp

web\tiles\DelegateEntityWizardFooterTiles.jsp

web\tiles\DenyResourcesByAccessPolicyDetailTiles.jsp

web\tiles\DenyResourcesByAccessPolicyTiles.jsp

web\tiles\detailTasksReassignToGroupTiles.jsp

web\tiles\detailTasksReassignToUserTiles.jsp

web\tiles\DirectProvisionOrganizationWizard_ExitTiles.jsp

web\tiles\DirectProvisionOrganizationWizard_ProvideChildProcessDataTilesInclude.jsp

web\tiles\DirectProvisionOrganizationWizard_ProvideChildResourceDataTilesInclude.jsp

web\tiles\DirectProvisionOrganizationWizard_ProvideParentProcessDataTilesInclude.jsp

web\tiles\DirectProvisionOrganizationWizard_ProvideParentResourceDataTilesInclude.jsp

web\tiles\DirectProvisionOrganizationWizard_VerifyProcessDataTiles.jsp

web\tiles\DirectProvisionOrganizationWizard_VerifyResourceDataTiles.jsp

web\tiles\DirectProvisionUserWizard_ExitTiles.jsp

web\tiles\DirectProvisionUserWizard_ProvideChildProcessDataTilesInclude.jsp

web\tiles\DirectProvisionUserWizard_ProvideChildResourceDataTilesInclude.jsp

web\tiles\DirectProvisionUserWizard_ProvideParentProcessDataTilesInclude.jsp

web\tiles\DirectProvisionUserWizard_ProvideParentResourceDataTilesInclude.jsp

web\tiles\DirectProvisionUserWizard_VerifyProcessDataTiles.jsp

web\tiles\DirectProvisionUserWizard_VerifyResourceDataTiles.jsp

web\tiles\DisplayPasswordPolicyTiles.jsp

web\tiles\MyProxyConfirmProxyAssignTiles.jsp

web\tiles\MyProxyConfirmProxyRemoveTiles.jsp

web\tiles\MyProxyNoProxyDefinedTiles.jsp

web\tiles\MyProxyViewProxyAssignTilesInclude.jsp

web\tiles\MyProxyViewTiles.jsp

web\tiles\OpenTasksTiles.jsp

web\tiles\OrgResourceProfileConfirmRetryTasksTiles.jsp

web\tiles\OrgResourceProfileProvisioningTasksTiles.jsp

web\tiles\ProvideProvisioningDataNoticeTiles.jsp

web\tiles\ProvisionedResourcesForUserTiles.jsp

web\tiles\ProvisionResourcesByAccessPolicyDetailTiles.jsp

web\tiles\ProvisionResourcesByAccessPolicyTiles.jsp

web\tiles\ReportDisplayTiles.jsp

web\tiles\ReportTabularDisplayTiles.jsp

web\tiles\requestApprovalDetailTiles.jsp

web\tiles\requestCommentAddTiles.jsp

web\tiles\requestCommentTiles.jsp

web\tiles\requestDetailTiles.jsp

web\tiles\requestEntityDetailTilesInclude.jsp

web\tiles\requestEntityTiles.jsp

web\tiles\requestHistoryTiles.jsp

web\tiles\requestMoreInfoObjectTiles.jsp

web\tiles\requestMoreInfoRequestTiles.jsp

web\tiles\requestOrganizationProvisionDetailTiles.jsp

web\tiles\requestProvisionDetailTiles.jsp

web\tiles\requestResourceResolutionTiles.jsp

web\tiles\requestResourceTiles.jsp

web\tiles\requestTrackTiles.jsp

web\tiles\requestTrackTilesInclude.jsp

web\tiles\ResourceAdministratorsTiles.jsp

web\tiles\ResourceAuditObjectivesTiles.jsp

web\tiles\ResourceAuthorizersTiles.jsp

web\tiles\ResourceProfileConfirmRetryTasksTiles.jsp

web\tiles\ResourceProfileProvisioningTasksTiles.jsp

web\tiles\ResourceWorkflowsTiles.jsp

web\tiles\SearchGroupTiles.jsp

web\tiles\SelectGroupsForAccessPolicyDetailTiles.jsp

web\tiles\SelectGroupsForAccessPolicyTiles.jsp

web\tiles\SetResponseForSingleTaskTiles.jsp

web\tiles\SpecifyAdminPermissionsTiles.jsp

web\tiles\SpecifyGroupAliasTiles.jsp

web\tiles\SpecifyResponsesForTasksTiles.jsp

web\tiles\TaskDetailsTiles.jsp

web\tiles\TaskHistoryTiles.jsp

web\tiles\TaskShowAllStatusTiles.jsp

web\tiles\TasksReassignToGroupTiles.jsp

web\tiles\TasksReassignToUserTiles.jsp

web\tiles\tjspAccessPolicyExitTiles.jsp

web\tiles\tjspAccountOptionsTiles.jsp

web\tiles\tjspAddResourceObjectTiles.jsp

web\tiles\tjspAddTargetUserErrorTiles.jsp

web\tiles\tjspAddTargetUserTiles.jsp

web\tiles\tjspAssignConfirmContentTiles.jsp

web\tiles\tjspAssignConfirmTiles.jsp

web\tiles\tjspAssignListContentTiles.jsp

web\tiles\tjspAssignListTiles.jsp

web\tiles\tjspChallengeQuestionTiles.jsp

web\tiles\tjspChangeChallengeQuestionsTiles.jsp

web\tiles\tjspChangePasswordCompleteTiles.jsp

web\tiles\tjspChangePasswordTiles.jsp

web\tiles\tjspCompleteDraftRequestTiles.jsp

web\tiles\tjspConfirmAssignOrganizationAdministratorsStep1Tiles.jsp

web\tiles\tjspConfirmAssignOrganizationResourceObjectsStep1Tiles.jsp

web\tiles\tjspConfirmMoveSubOrganizationsStep1Tiles.jsp

web\tiles\tjspConfirmUpdateOrganizationAdministratorsStep1Tiles.jsp

web\tiles\tjspConformationLogoffTiles.jsp

web\tiles\tjspCreateGroupTilesInclude.jsp

web\tiles\tjspCreateOrganizationTilesInclude.jsp

web\tiles\tjspCreateRequestHomeTiles.jsp

web\tiles\tjspCreateRequestTiles.jsp

web\tiles\tjspCreateUserIncludeTiles.jsp

web\tiles\tjspCustomLookupFormTiles.jsp

web\tiles\tjspDisplayCommentTiles.jsp

web\tiles\tjspDisplayTrackSearchTiles.jsp

web\tiles\tjspEditGroupTilesInclude.jsp

web\tiles\tjspEditOrganizationConfirmationTilesInclude.jsp

web\tiles\tjspEditUserTilesInclude.jsp

web\tiles\tjspListOfTasksTiles.jsp

web\tiles\tjspLoginHelpTiles.jsp

web\tiles\tjspLogoffTiles.jsp

web\tiles\tjspLogoffTimeoutTiles.jsp

web\tiles\tjspLogonTiles.jsp

web\tiles\tjspLookupFormTiles.jsp

web\tiles\tjspModifyProfileSavedTiles.jsp

web\tiles\tjspModifyProfileTilesInclude.jsp

web\tiles\tjspMoveOrganizationUsersConfirmationTiles.jsp

web\tiles\tjspPasswordExpiredTiles.jsp

web\tiles\tjspProvideChallengeAnswersConfirmTiles.jsp

web\tiles\tjspProvideChallengeAnswersTiles.jsp

web\tiles\tjspProvideDataChildFormTilesInclude.jsp

web\tiles\tjspProvideDataParentFormTilesInclude.jsp

web\tiles\tjspRegistrationHelpTiles.jsp

web\tiles\tjspRemoveTargetUserConfirmationTiles.jsp

web\tiles\tjspRequestActResourceVerificationTiles.jsp

web\tiles\tjspRequestAdditionalInformationTilesInclude.jsp

web\tiles\tjspRequestCommentTiles.jsp

web\tiles\tjspRequestEditCommentTiles.jsp

web\tiles\tjspRequestMoreInfoTiles.jsp

web\tiles\tjspRequestScheduleFooterTiles.jsp

web\tiles\tjspRequestScheduleTilesInclude.jsp

web\tiles\tjspRequestSelectResourceTiles.jsp

web\tiles\tjspRequestSelectTargetTiles.jsp

web\tiles\tjspRequestShowResolutionTiles.jsp

web\tiles\tjspRequestSubmitErrorTiles.jsp

web\tiles\tjspRequestSubmitTiles.jsp

web\tiles\tjspRequestTargetTypeTiles.jsp

web\tiles\tjspRequestVerificationTiles.jsp

web\tiles\tjspRequestWizardAdminTiles.jsp

web\tiles\tjspRequestWizardExitTiles.jsp

web\tiles\tjspRequestWizardFooterTiles.jsp

web\tiles\tjspRequestWizardResourceTiles.jsp

web\tiles\tjspResetPasswordCompleteTiles.jsp

web\tiles\tjspResetPasswordTiles.jsp

web\tiles\tjspSearchGroupResultsTiles.jsp

web\tiles\tjspSearchUserResultsTiles.jsp

web\tiles\tjspSelfRegistrationNotAllowedTiles.jsp

web\tiles\tjspSelfRegistrationResultTiles.jsp

web\tiles\tjspSelfRegistrationTiles.jsp

web\tiles\tjspSelfRegTrackRequestTiles.jsp

web\tiles\tjspSetChallengeAnswersConfirmTiles.jsp

web\tiles\tjspSetChallengeAnswersTiles.jsp

web\tiles\tjspSetChallengeQuestionsTiles.jsp

web\tiles\tjspShowFormTilesInclude.jsp

web\tiles\tjspTaskApprovalDetailsTiles.jsp

web\tiles\tjspTaskApprovalViewTasksTiles.jsp

web\tiles\tjspTrackRequestTilesInclude.jsp

web\tiles\tjspUserMemberOfAssignTiles.jsp

web\tiles\tjspUserMemberOfDeleteTiles.jsp

web\tiles\tjspUserMemberOfTiles.jsp

web\tiles\tjspVerifyPasswordTiles.jsp

web\tiles\tjspVerifyUserIdTiles.jsp

web\tiles\tjspViewAdministratorsOrganizationDetailsTiles.jsp

web\tiles\tjspViewGroupDetailsTiles.jsp

web\tiles\tjspViewOrganizationDetailsTiles.jsp

web\tiles\tjspViewProfileTiles.jsp

web\tiles\tjspViewResourceProfileOrganizationDetailsTiles.jsp

web\tiles\tjspViewResourcesAllowedOrganizationDetailsTiles.jsp

web\tiles\tjspViewSubOrganizationDetailsTiles.jsp

web\tiles\tjspViewUsersOrganizationDetailsTiles.jsp

web\tiles\tjspWebAdminHomeTiles.jsp

web\tiles\tjspWizardFooterTiles.jsp

web\tiles\tjspWizardHeaderTiles.jsp

web\tiles\UpdateResourceAdministratorsTiles.jsp

web\tiles\UserDefinedChildFormEditTilesInclude.jsp

web\tiles\UserDefinedFormEditTilesInclude.jsp

web\tiles\UserGroupAdministratorsAssignTiles.jsp

web\tiles\UserGroupAdministratorsTiles.jsp

web\tiles\UserGroupAdministratorsUpdatePermissionsTiles.jsp

web\tiles\UserGroupAssignMembershipRulesTiles.jsp

web\tiles\UserGroupAssignMenuItemsTiles.jsp

web\tiles\UserGroupAssignReportsTiles.jsp

web\tiles\UserGroupConfirmAssignMembershipRulesTiles.jsp

web\tiles\UserGroupConfirmDeleteMembershipRulesTiles.jsp

web\tiles\UserGroupMembershipRulesTiles.jsp

web\tiles\UserGroupMembersTiles.jsp

web\tiles\UserGroupMenuItemsTiles.jsp

web\tiles\UserGroupPermissionsTiles.jsp

web\tiles\UserGroupPoliciesTiles.jsp

web\tiles\UserGroupReportsTiles.jsp

web\tiles\UserGroupUnassignedPermissionsTiles.jsp

web\tiles\UserGroupUnassignedPoliciesTiles.jsp

web\tiles\UserGroupUpdatePermissionsTiles.jsp

web\tiles\UserProxyConfirmProxyAssignTiles.jsp

web\tiles\UserProxyConfirmProxyRemoveTiles.jsp

web\tiles\UserProxyNoProxyDefinedTiles.jsp

web\tiles\UserProxyViewProxyAssignTilesInclude.jsp

web\tiles\UserProxyViewTiles.jsp

web\tiles\VerifyAdminUsersTiles.jsp

web\tiles\VerifyInfoForAccessPolicyTiles.jsp

web\pages\FilterErrorPage.jsp

web\layouts\tjspClassicLayout.jsp

web\layouts\tjspMenuNoStruts.jsp

web\layouts\tjspPopUpLayout.jsp

web\gc\ConnectorConfigurationTiles.jsp

web\gc\ConnectorImagePopUpTiles.jsp

web\gc\ConnectorMappingTiles.jsp

web\gc\CreateConnectorBasicTiles.jsp

web\gc\CreateConnectorExitTiles.jsp

web\gc\CreateConnectorSuccessPageTiles.jsp

web\gc\GenConnectorPopUpLayout.jsp

web\gc\GenConnectorTableGenerator.jsp

web\gc\manageConnectorExitTiles.jsp

web\gc\ModifyConnectorAddEditValidationsTiles.jsp

web\gc\ModifyConnectorConfirmationTiles.jsp

web\gc\ModifyConnectorFieldInfoTiles.jsp

web\gc\tjspPopUpLayout.jsp

web\gc\tjspWizardFooterTiles.jsp

web\gc\tjspWizardHeaderTiles.jsp

web\gc\ValidateFormConnectorTiles.jsp

web\dm\dmImportConfirmation.jsp

6.1.2 Javaファイル

リリース9.1.0.2で変更されたJavaファイルは次のとおりです。

src\com\thortech\xl\webclient\actions\ApprovalsAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\AssociatedEntitiesForResourceAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\AttestationWizardAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\ConnectorInstallProcessAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\Constants.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\CreateAccessPolicyAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\CreateConnectorAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\CreateConnectorPopUpAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\DelegateEntityAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\DirectProvisionUserAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\ManageAccessPoliciesAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\ManageAccessPoliciesForm.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\ManageAttestationAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\ManageAttestationDashboardAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\ManageAttestationTaskAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\ManageITResourceAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\ManageScheduledTaskAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\MyProxyAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\MyRequestAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\OpenTasksAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\OrgResourceProfileProvisioningTasksAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\ProvisionedResourcesForUserAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\RegistrationHelpPageAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\RequestAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\RequestApprovalDetailAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\RequestCommentAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\RequestProvisionDetailAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\RequestStatusHistoryAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\RequestTrackAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\RequestTrackForm.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\ResourceAdministratorsAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\ResourceAuthorizersAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\ResourceProfileProvisioningTasksAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\SearchGroupAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\TaskDetailsAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\tcChangePasswordAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\tcForgetPasswordAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\tcLogonAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\tcLookupFieldAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\tcManageGroupAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\tcManageOrganizationAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\tcManageUserAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\tcRequestActResourceAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\tcRequestUserProvisionResourceAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\tcRequestWizardAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\tcSearchOrganizationAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\tcSearchUserAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\tcSelfRegistrationAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\tcSelfRegTrackRequestAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\tcSetChallengeQuestionsAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\tcTaskApprovalDetailsAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\tcTrackRequestAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\tcUserMemberOfAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\tcWebAdminHomeAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\tcWebAdminHomeForm.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\UserDefinedFormAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\UserGroupAccessPoliciesAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\UserGroupAdministratorsAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\UserGroupAdministratorsForm.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\UserGroupMembersAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\UserGroupMembershipRulesAction.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\UserGroupMembershipRulesForm.java

src\com\thortech\xl\webclient\actions\UserProxyAction.java

6.1.3 プロパティ・ファイル

リリース9.1.0.2でテキストのローカライゼーション・サポートが導入されたプロパティは次のとおりです。

xldd.プロパティに追加されたプロパティ

global.security.filter=<\\s*,<\\s*/\\s*,\\s*>,\\s*/\\s*>,\\s*;

global.label.filterErrorPage=Filter Error Page

global.image.clientlogo=/images/client_logo.gif

global.image.xelleratelogo=/images/xellerate-trans-grey.gif

global.image.spacer=/images/spacer.gif

global.error.illegalInput=Illegal Script Tag or Characters

global.image.error=/images/reject.gif

global.error.illegalInputDesc=The User Input Field contains script tags or special characters that are not allowed.

global.label.back=Back

global.label.indicatesrequiredfield=Indicates required field

global.label.button.login=Login

global.label.button.clear=Clear

global.label.asterisk=*

global.label.mandatoryField=Indicates Required Field

global.label.loginErrorPage=Login Error Page

global.error.invalidInput=Invalid Username or Password

global.error.message=Please Contact Administrator

global.label.retry=Try Relogin

logon.message.toLogin=To log in, enter your User ID and password.

logon.label.userid=User ID:

logon.label.password=Password:

logon.label.button.login=Login

logon.label.button.clear=Clear

logoff.link=LOGOUT

xlWebadmin.プロパティに追加されたプロパティ

button.exit=Exit

global.label.offlineprovisioning=Off-line Provisioning

global.label.trustedsource=Trusted Source

global.label.sequencerecon=Sequence Recon

global.error.searchAdviceMaxCount=Please refine your search criteria.The search results reached the max account <b>{0}</b>.

global.xlmetadata.request.object.SoDResult=SOD Status

createuser.error.endDateBeforeCurrentDate=User End Date Error

createuser.error.endDateBeforeCurrentDateDesc=User End date cannot be past or today.

attestation.message.instruction=1. Select the search criteria to use by clicking the appropriate option.<BR/>2. Enter the search parameter values.<BR/>3. Click the Search button.

（新）trackrequest.message.instruction=1. Select the search criteria to use by entering values in the appropriate search fields .<BR/> 2. Enter the search parameter value(s).<BR/> 3. Enter comma separated values for searching multiple Request IDs and Resource Names .<BR/> 4. Select multiple status by pressing Ctrl button and selecting appropriate values of status.<BR/> 5. Click the Search button.

（旧）trackrequest.message.instruction=1. Select the search criteria to use by clicking the appropriate option.<BR/>2. Enter the search parameter values.<BR/>3. Click the Search button.

（旧）trackrequest.error.select=Specify the search criteria to use by selecting an option.

（新）trackrequest.error.select=Select atleast one search criteria.

users.provisionedResources.text.resourceOfflinedStatus.provision=Provisioning In Queue

users.provisionedResources.text.resourceOfflinedStatus.enable=Enable In Queue

users.provisionedResources.text.resourceOfflinedStatus.disable=Disable In Queue

users.provisionedResources.text.resourceOfflinedStatus.revoke=Revoke In Queue

（新）requestWizard.label.mustselect.resource.instanceForEachUserOrg=You must select at least one resource instance of each resource for each user or organization.

（旧）requestWizard.label.mustselect.resource.instanceForEachUserOrg=You must select at least one resource instance for each user or organization.

request.requestDetail.text.processedOfflinedStatus.pending.provision=Provisioning In Queue

request.requestDetail.text.processedOfflinedStatus.pending.enable=Enable In Queue

request.requestDetail.text.processedOfflinedStatus.pending.disable=Disable In Queue

request.requestDetail.text.processedOfflinedStatus.pending.revoke=Revoke In Queue

request.button.deletecomment=deleteComment

requests.requestComments.message.delete=Delete

generic.dualList.error.badResourceSelection=Bad Resource Selection made

generic.dualList.error.badUserSelection=Bad User Selection made

（新）UserGroupMembers.error.noGroupMembersGroupsFound=There are no member groups in this group.

（旧）UserGroupMembers.error.noGroupMembersGroupsFound=There are member groups in this group.

global.error.invalidLookupValue=Invalid lookup value

UserGroupMembershipRules.label.filterByRuleName=Filter By Rule Name

UserGroupMembershipRules.button.SearchByRuleName=Search

UserGroupMembershipRules.button.SearchByUnassignedRuleName=Find

UserGroupAdministrators.error.cannotDeleteGroupWithMemberUsersSubgroups=Delete only if there are no users/group.Remove the users/group associated with the group, and then try again.

UserGroupAdministrators.error.cannotDeleteGroupWithAccessPolicy=Delete only if there are no access policy associated with the group.Remove the group from assoicated access policy, and then try again.

（新）passwordPolicy.message.complexPassword=<p>Password must meet the following complexity criteria:<ol><li>Must be at least six characters long.</li><li>Must belong to at least three out of five categories.</li><ul><li>Uppercase alphabetic characters (A-Z)</li><li>Lowercase alphabetic characters (a-z)</li><li>Numerals (0-9)</li><li>Non-alphanumeric characters (for example: !, $, #, or %)</li><li>Unicode characters</li></ul><li>Must not contain any of user ID, first name or last name when their length is larger than 2.</li></ol></p>

（旧）passwordPolicy.message.complexPassword=<p>Password must meet the following complexity criteria:<ol><li>Must be at least six characters long.</li><li>Must belong to at least three out of five categories.</li><ul><li>Uppercase alphabetic characters (A-Z)</li><li>Lowercase alphabetic characters (a-z)</li><li>Numerals (0-9)</li><li>Non-alphanumeric characters (for example: !, $, #, or %)</li><li>Unicode characters</li></ul><li>Must not contain three or more continuous characters from the user ID or full name.</li></ol></p>

tooltip.request.deleteRequestComments=Delete Request Comment

orm.integrated.feature.disabled=Feature available on ORM Console

xlDefaultAdmin.プロパティに追加されたプロパティ

global.locales.ar=ar

global.request.groups.selectedListDisplayFields.lables=

global.request.groups.selectedListDisplayFields=

global.emailValidate.filter=([\\w!#$%&'*+-/=?^_`{|}~])+[@](\\w|[-]|[.])+[.]([a-zA-Z0-9])+

request.requestTrack.defaultFromDays=30

xlRichClient.プロパティに追加されたプロパティ

dm.import.message.substitutionFailed.ObjectDoesNotSupport=Object {0} {1} does not support substitutions.

6.2 リリース9.1.0.1でのカスタマイズ

次の項では、リリース9.1.0.1でカスタマイズされたアイテムのリストを示します。

6.2.1 JavaServerページ

リリース9.1.0.1で変更されたJavaServerページは次のとおりです。

ModifyConnectorFieldInfoTiles.jsp

tjspMenuNoStruts.jsp

DualListComponent.jsp

ReportFormFieldsDisplay.jsp

tjspForm.jsp

tjspGenerateEditForm.jsp

AssignResourceAdministratorsTiles.jsp

CIWAssignGroupITResourceTiles.jsp

CIWEditITResourceTiles.jsp

CIWViewITResourceTiles.jsp

CIWViewScheduledTaskTiles.jsp

ConfigureReconDataFlowTiles.jsp

DirectProvisionUserWizard_ProvideChildProcessDataTilesInclude.jsp

DirectProvisionUserWizard_ProvideParentProcessDataTilesInclude.jsp

MyProxyViewProxyAssignTilesInclude.jsp

OrgResourceProfileProvisioningTasksTiles.jsp

requestDetailTiles.jsp

requestTrackTilesInclude.jsp

ResourceAdministratorsTiles.jsp

ResourceAuthorizersTiles.jsp

ResourceProfileProvisioningTasksTiles.jsp

SearchGroupTiles.jsp

SelectGroupToAssignToTaskTiles.jsp

SelectUserToAssignToTaskTiles.jsp

tjspConfirmAssignOrganizationAdministratorsStep1Tiles.jsp

tjspConfirmUpdateOrganizationAdministratorsStep1Tiles.jsp

tjspLogoffTimeoutTiles.jsp

tjspLogonTiles.jsp

tjspProvideChallengeAnswersConfirmTiles.jsp

tjspSearchOrganizationTiles.jsp

tjspSearchUserTiles.jsp

tjspSelfRegTrackRequestTiles.jsp

tjspSetChallengeAnswersConfirmTiles.jsp

tjspSetChallengeAnswersTiles.jsp

tjspSetChallengeQuestionsTiles.jsp

tjspUserMemberOfTiles.jsp

tjspVerifyUserIdTiles.jsp

tjspViewAdministratorsOrganizationDetailsTiles.jsp

UpdateResourceAdministratorsTiles.jsp

UserDefinedChildFormEditTilesInclude.jsp

UserDefinedFormEditTilesInclude.jsp

UserGroupAdministratorsAssignTiles.jsp

UserGroupAdministratorsTiles.jsp

UserGroupAdministratorsUpdatePermissionsTiles.jsp

UserGroupPermissionsTiles.jsp

UserGroupPoliciesTiles.jsp

UserGroupReportsTiles.jsp

UserGroupUnassignedPermissionsTiles.jsp

UserGroupUpdatePermissionsTiles.jsp

UserProxyNoProxyDefinedTiles.jsp

UserProxyViewProxyAssignTilesInclude.jsp

6.2.2 Javaファイル

リリース9.1.0.1で変更されたJavaファイルは次のとおりです。

AssociatedEntitiesForResourceAction.java

CreateConnectorAction.java

CreateConnectorPopUpAction.java

CreateConnectorPopUpForm.java

DirectProvisionOrganizationAction.java

DirectProvisionUserAction.java

LoadDeploymentUtilityAction.java

ManageAccessPoliciesAction.java

ManageAttestationAction.java

ManageAttestationTaskAction.java

ManageITResourceAction.java

ManageITResourceForm.java

ManageScheduledTaskAction.java

ManageScheduledTaskForm.java

OpenTasksAction.java

OrgResourceProfileProvisioningTasksAction.java

OrgResourceProfileProvisioningTasksForm.java

ProvisionedResourcesForUserAction.java

RegistrationHelpPageAction.java

RequestAction.java

RequestTrackAction.java

ResourceAdministratorsAction.java

ResourceAdministratorsForm.java

ResourceAuthorizersAction.java

ResourceAuthorizersForm.java

ResourceProfileProvisioningTasksAction.java

ResourceProfileProvisioningTasksForm.java

ResourceWorkflowsAction.java

SearchGroupAction.java

SearchResourceAction.java

tcAction.java

tcChangePasswordAction.java

tcForgetPasswordAction.java

tcITResourceLookupFieldAction.java

tcLogonAction.java

tcLogonForm.java

tcLookupFieldAction.java

tcManageGroupAction.java

tcManageOrganizationAction.java

tcManageOrganizationForm.java

tcManageUserAction.java

tcModifyProfileAction.java

tcRequestProvisionResourceAction.java

tcRequestUserProvisionResourceAction.java

tcRequestWizardAction.java

tcSearchOrganizationAction.java

tcSearchUserAction.java

tcSelfRegistrationAction.java

tcSelfRegTrackRequestAction.java

tcSetChallengeQuestionsAction.java

tcUserMemberOfAction.java

tcUserMemberOfForm.java

UserDefinedFormAction.java

UserGroupAccessPoliciesAction.java

UserGroupAdministratorsAction.java

UserGroupAdministratorsForm.java

UserGroupMembersAction.java

UserGroupMembershipRulesAction.java

UserGroupMenuItemsAction.java

UserGroupPermissionsAction.java

UserGroupPermissionsForm.java

UserGroupReportsAction.java

UserGroupReportsForm.java

6.2.3 プロパティ・ファイル


注意:

Oracle Identity Managerインストール上のプロパティ・ファイルで変更したものがある場合は、PATCHディレクトリのファイルでそれらのファイルを上書きする前に、バックアップを作成してください。ファイルのコピー後に、新たにコピーしたファイルを同じように変更します。

診断ダッシュボードのリソース・バンドルで、次のプロパティが変更されました。

xldd.vdtest.xlSQL_display1=One or more 'Microsoft SQL Server Driver for JDBC' files were not found.

xldd.dftest.tValidateSQLServerDefinition_description=Oracle Identity Manager requires 'Microsoft SQL Server Driver for JDBC' to work with Microsoft SQL Server.This test verifies if these JDBC drivers are available to the application server.

xldd.dftest.sqlServer_description=Oracle Identity Manager requires 'Microsoft SQL Server Driver for JDBC' to work with Microsoft SQL Server.This test verifies if these JDBC drivers are available to the application server.

xldd.vdtest.driverNotFound=One or more 'Microsoft SQL Server Driver for JDBC' files were not found.

xldd.bctest.errors.itResourceName=The IT Resource Instance is not available.Enter a valid IT Resource Instance Name.

Oracle Identity Managerのリソース・バンドルで、次のプロパティが変更されました。

global.label.calendar=Select to access date picker

global.error.duplicateFormData=The entered form data already exists.

global.error.duplicateFormDataAdvice=Please select another field value.

user.label.filterByGroupName=Filter By Group Name

user.button.searchMemberGroupName=Search

UserGroupPolicies.error.noPermsToDelete=No Permission To Delete

UserGroupPolicies.error.noPermsToDeleteDescription=You don't have rights to Delete one or more selected Access policies.

label.atetstation.comment=Reassigning Attestation Process as Grace Period has expired. the reviewer for this Process was

trackrequest.error.selectUser=Please Specify Username.

AboutXl.message.header=&copy; Oracle Corporation

resourceMgmt.resourceAdministrators.error.noAdminFoundWithSearchCriteria=No Administrator found with given search criteria

resourceMgmt.resourceAdministrators.button.searchAssignedGroup=Find

resourceMgmt.resourceAdministrators.button.searchUpdateGroup=Go

resourceMgmt.resourceAuthorizers.button.searchAssignedGroup=Find

resourceMgmt.resourceWorkflows.label.removeKeyCaseInsensitiveField=Click to remove the setting of case insensitive

resourceMgmt.resourceWorkflows.label.addKeyCaseInsensitiveField=Click to add the setting of case insensitive

UserGroupPermissions.message.FilterByPermissionName=Filter by Permission Name:

UserGroupPermissions.message.button.searchAssignedPermissionName=Find

UserGroupPermissions.message.button.searchUpdatePermissionName=Search

UserGroupPermissions.message.button.searchUnAssignedPermissionName=Go

manageOrganization.label.filterByGroupName=Filter By Group Name

manageOrganization.button.searchAssignedGroup=Search

manageOrganization.button.searchUnassignedGroup=Find

manageOrganization.button.searchUpdatePermissionGroup=Go

UserGroupReports.error.noPermsToDelete=No Permission to Delete.

UserGroupReports.error.noPermsToDeleteDescription=You have no permission to delete one or more selected reports.

UserGroupMembershipRules.error.noPermsToDelete=No Permision to Delete.

UserGroupMembershipRules.error.noPermsToDeleteDescription=You don't have rights to Delete one or more Rules.

UserGroupAdministrators.label.filterByGroupName=Filter By Group Name

UserGroupAdministrators.button.SearchByGroupName=Search

UserGroupAdministrators.button.SearchByUnassginedGroupName=Find

UserGroupAdministrators.button.SearchByUpdatePermissionGroupName=Go

UserGroupAdministrators.error.cannotDeleteGroup=Can not delete this group.

UserGroupAdministrators.error.noPermsToDelete=No Permision to Delete.

UserGroupAdministrators.error.noPermsToDeleteDescription=You don't have rights to Delete one or more selected Administrative Groups.

global.FormInfoDesc.Lookup.Change-self-password-menu-item=Change Self Password menu item

global.FormInfoDesc.Lookup.Create-generic-connector=Create Generic Technology Connector menu item

global.FormInfoDesc.Lookup.Manage-generic-connector=Manage Generic Technology Connector menu item

modifyConnector.label.caseInsensitive=Case-Insensitive

global.button.stopexecution=Stop Execution

manageITResource.resourceAdministrators.button.search=Search Group

manageITResource.resourceAdministrators.button.find=Find Group

manageITResource.resourceAdministrators.button.go=Filter Group

manageITResource.resourceAdministrators.label.filterByGroupName=Filter By Group Name

manageITResource.resourceAdministrators.error.adminNotFound=There are no administrators associated with this It Resource

global.resultSet.Form~Information.Description.Create~generic~connector=Create Generic Technology Connector menu item

global.resultSet.Form~Information.Description.Manage~generic~connector=Manage Generic Technology Connector menu item

global.resultSet.Form~Information.Description.Change~self~password~menu~item=Change Self Password menu item

7 関連ドキュメント

詳細は、Oracle Identity Managerリリース9.1.0.2のドキュメント・セットの他のドキュメントを参照してください。

8 ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

聴覚に障害があるお客様のOracleサポート・サービスへのアクセス

Oracleサポート・サービスに連絡するには、テレコミュニケーション・リレー・サービス（TRS）を使用してOracleサポート（+1-800-223-1711）までお電話ください。Oracleサポート・サービスの技術者が、Oracleサービス・リクエストのプロセスに従って、技術的な問題を処理し、お客様へのサポートを提供します。TRSの詳細は、http://www.fcc.gov/cgb/consumerfacts/trs.htmlを参照してください。電話番号の一覧は、http://www.fcc.gov/cgb/dro/trsphonebk.htmlを参照してください。

9 サポートおよびサービス

次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。

Oracleサポート・サービス

オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。

http://www.oracle.com/lang/jp/support/index.html

製品マニュアル

製品のマニュアルは、次のURLにあります。 

http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html

研修およびトレーニング

研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。 

http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=3

その他の情報

オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。 

http://www.oracle.com/lang/jp/index.html 
http://www.oracle.com/technology/global/jp/index.html
注意:

ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。 

Oracle Identity Manager Readme, リリース9.1.0.2

部品番号: B56036-01

Oracle Identity Manager Readme, Release 9.1.0.2

原本部品番号: E14764-04

Copyright © 2009, Oracle and/or its affiliates.All rights reserved.

制限付権利の説明

このソフトウェアおよび関連ドキュメントの使用と開示は、ライセンス契約の制約条件に従うものとし、知的財産に関する法律により保護されています。ライセンス契約で明示的に許諾されている場合もしくは法律によって認められている場合を除き、形式、手段に関係なく、いかなる部分も使用、複写、複製、翻訳、放送、修正、ライセンス供与、送信、配布、発表、実行、公開または表示することはできません。このソフトウェアのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイルは互換性のために法律によって規定されている場合を除き、禁止されています。

ここに記載された情報は予告なしに変更される場合があります。また、誤りが無いことの保証はいたしかねます。誤りを見つけた場合は、オラクル社までご連絡ください。

このソフトウェアまたは関連ドキュメントが、米国政府機関もしくは米国政府機関に代わってこのソフトウェアまたは関連ドキュメントをライセンスされた者に提供される場合は、次のNoticeが適用されます。

U.S. GOVERNMENT RIGHTS

Programs, software, databases, and related documentation and technical data delivered to U.S. Government customers are "commercial computer software" or "commercial technical data" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations.As such, the use, duplication, disclosure, modification, and adaptation shall be subject to the restrictions and license terms set forth in the applicable Government contract, and, to the extent applicable by the terms of the Government contract, the additional rights set forth in FAR 52.227-19, Commercial Computer Software License (December 2007).Oracle USA, Inc., 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA 94065.

このソフトウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです。このソフトウェアは、危険が伴うアプリケーション（人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーションを含む）への用途を目的として開発されていません。このソフトウェアを危険が伴うアプリケーションで使用する際、このソフトウェアを安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性（redundancy）、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。このソフトウェアを危険が伴うアプリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。

OracleはOracle Corporationおよびその関連企業の登録商標です。その他の名称は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

このソフトウェアおよびドキュメントは、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセス、あるいはそれらに関する情報を提供することがあります。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスに関して一切の責任を負わず、いかなる保証もいたしません。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセスまたは使用によって損失、費用、あるいは損害が発生しても、一切の責任を負いかねます。