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Oracle Enterprise Manager概要
10gリリース5(10.2.0.5)
B53905-01
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14 仮想化管理

この章では、仮想化管理の概要について説明します。内容は次のとおりです。

仮想化管理の概要

仮想化管理では、エンタープライズ内の仮想サーバーおよびゲスト仮想マシンの監視、管理およびメンテナンスを行います。オラクル社では、Enterprise Managerの機能を拡張して、物理インフラストラクチャとともに仮想化エンティティを監視し、仮想サーバーとそこで稼働するソフトウェアの完全なライフサイクル管理を実行することで、顧客に高い価値を提供します。


注意:

Enterprise ManagerコンソールでOracle VM管理機能を有効化するには、サポート・ノート781879.1を参照してください。

1つのOracle管理エージェントに登録して管理するOracle VMサーバーは、24以下とすることをお薦めします。

Enterprise Managerでは、Oracle VMサーバーのリリース2.1.2以上のみがサポートされます。Enterprise Managerにより管理されるリリース2.1.2以上のすべてのOracle VMサーバーは、リリース2.2-70以上のOVSエージェントを保持するように更新する必要があります。


Enterprise Managerでは、次のものが提供されます。


注意:

Oracle VMサーバーは、Enterprise Managerによってリモート監視されます。1つのエージェントで複数の仮想サーバーを監視できます。Oracle VMサーバーを監視するEnterprise Managerエージェントは、リリース10.2.0.5.0である必要があります。また、Enterprise Managerエージェントは、仮想サーバーにインストールすることはできません。

次に、仮想化で一般的に使用される用語について説明します。

Oracle VM

Oracle VMは、サーバー仮想化ソフトウェアです。Oracle VMをベアメタル・コンピュータにインストールすると、複数のゲスト仮想マシンを作成できます。OracleデータベースやOracle Fusion Middlewareと同様に、Oracle VMはOracle Technology Network(OTN)でダウンロードできます。

仮想サーバー

仮想サーバーは、仮想化ソフトウェア(ハイパーバイザ)が稼働する物理コンピュータを記述するための一般的な用語です。ベアメタル物理コンピュータにOracle VMサーバー・ソフトウェアをインストールすることで、新しい仮想サーバーをプロビジョニングできます。仮想サーバーとは、Oracle VMターゲットを表すEnterprise Managerのターゲット・タイプです。各Oracle VMサーバーは、次に示す1つ以上の機能を実行できます。

各Oracle VMサーバーは、次に示す1つ以上の機能を実行できます。

監視サーバー

監視サーバーは、仮想サーバーをリモート監視します。1つのエージェントにより複数の仮想サーバーが監視されます。Enterprise Managerエージェントは、仮想サーバーにインストールすることはできません。

仮想サーバー・プール

サーバー・プールは、共通の記憶域を共有する1つ以上の仮想サーバーの論理グループです。仮想サーバーは、ある時点でただ1つの仮想サーバー・プールにのみ属することができます。ゲスト仮想マシンとリソースも、サーバー・プールに関連付けられます。Oracle VMサーバー・プールは、Oracle VMサーバーのサーバー・プールを表すEnterprise Managerの集計ターゲット・タイプです。

ゲスト仮想マシン

ゲスト仮想マシン(ゲストVM)は、仮想サーバーの上位層で稼働するコンテナです。1つの仮想サーバー上で複数のゲスト仮想マシンを実行できます。ゲスト仮想マシンでは、PXEブートを実行してオペレーティング・システムをインストールできます。

オペレーティング・システムがインストールされた物理マシンと同様に、オペレーティング・システムがインストールされたゲスト仮想マシンは、Enterprise Managerでホストと呼ばれます。たとえば、Oracle Enterprise Linuxが稼働するゲスト仮想マシンは、Linuxホストです。

Enterprise Managerエージェントにより監視されるゲスト仮想マシンは、他のホスト・ターゲットと同様に扱われます。このタイプのゲスト仮想マシンは、管理対象ゲストVMと呼ばれます。

Enterprise Managerエージェントにより監視されないゲスト仮想マシンは、管理対象外ゲストVMと呼ばれます。このようなゲスト仮想マシンで使用できる監視および構成情報は、かぎられています。

管理ハブとしての「仮想化セントラル」ページ

Enterprise Managerの「仮想化セントラル」ページ(図14-1)には、次の情報が表示されます。

  • 仮想サーバーおよびゲスト仮想マシンのステータスとそれらに関する基本情報の迅速な表示

  • 仮想サーバーのCPUおよびメモリーの使用率

  • 仮想サーバーが登録されているサーバー・プールの情報

  • サーバー・プール、仮想サーバーおよびゲスト仮想マシンのホームページへのドリルダウン(これらのページで各ターゲットの詳細情報を参照可能)

  • ゲスト仮想マシンの起動および停止などの管理タスクを実行可能

  • 仮想サーバー・プールの作成、仮想サーバーの登録、ゲスト仮想マシンの作成などのプロビジョニング・アクティビティを実行可能

「仮想化セントラル」ページから、ユーザー・インタフェースをドリルダウンして、追加の管理機能にアクセスできます。また、「仮想化セントラル」ページには、関連リンクのリストも表示されます。これらのリンクを通じて、Oracle VMサーバー・ソフトウェアのベアメタル・プロビジョニング、表の列のカスタマイズ、およびゲスト仮想マシンへのEnterprise Managerエージェントのデプロイメントを実行できます。


注意:

監視サーバー・エージェント(Oracle VMサーバーを監視するEnterprise Managerエージェント)は、リリース10.2.0.5.0にアップグレードする必要があります。

図14-1 「仮想化セントラル」ページ

図14-1の説明が続きます
「図14-1 「仮想化セントラル」ページ」の説明

ゲスト仮想マシンには、次の追加ステータスがあります。

  1. 操作エラー: これは中間ステータスです。操作が失敗すると、ゲスト仮想マシンはこのステータスに移行します。ユーザーは、「操作ステータスのクリア」アクションを実行して、ゲスト仮想マシンをこのステータスから解放する必要があります。

  2. エラー: このステータスは、ゲスト仮想マシンにエラーが発生したため、使用できないことを示します。

  3. 不明: このステータスは、Enterprise Managerがゲスト仮想マシンの状態を収集できなかったことを示します。

表14-1 ゲスト仮想マシンのアクション

アクション 実行可能なステータス 複数選択/単一選択

ゲストVMのライブ・マイグレーション

実行中

複数選択

ゲストVMのクローニング

停止

単一選択

ゲストVMをテンプレートとして保存

停止

単一選択

ゲストVMの編集

停止/実行中

単一選択

優先サーバー・リストの更新

停止

単一選択

ゲストVMの破棄

停止/エラー/不明

複数選択

ゲストVMの起動

停止/エラー/不明

複数選択

ゲストVMの停止

実行中/一時休止/エラー/不明

複数選択

ゲストVMの再起動

実行中

複数選択

ゲストVMの一時休止

実行中

複数選択

ゲストVMの一時休止解除

一時休止

複数選択

ゲストVMの一時停止

実行中

複数選択

ゲストVMの再開

一時停止

複数選択

VNCコンソール

実行中

単一選択

操作エラーのクリア

操作エラー

単一選択


図14-2に、ゲスト仮想マシンの状態遷移を示します。

図14-2 ゲスト仮想マシンの状態遷移ダイアグラム

図14-2の説明が続きます
「図14-2 ゲスト仮想マシンの状態遷移ダイアグラム」の説明

Oracle VMサーバーのホームページ

Oracle VMサーバーのホームページ(図14-3)では、Oracle VMサーバーの基本情報(ステータス、可用性、オペレーティング・システム詳細、アラート、およびOracle VMサーバー上で稼働するゲスト仮想マシンなど)を参照できます。

次に、Oracle VMサーバーのホームページに表示されるグラフについて説明します。

  • 「CPU使用率」グラフでは、Oracle VMサーバーの合計物理CPU使用率(%)に関する情報が提供されます。

  • 「メモリー使用率」グラフでは、Oracle VMサーバーの物理メモリー使用率(%)に関する情報が提供されます。

  • 「ディスク領域使用率」グラフでは、Oracle VMサーバーのパーティション化されたローカル・ディスクの空き領域と使用済領域に関する情報が提供されます。

「ゲスト仮想マシン」セクションには、このOracle VMサーバーで稼働する各ゲスト仮想マシンの次のメトリックが表示されます。

  • 仮想マシン名: Oracle VMサーバーで稼働するゲスト仮想マシンの名前。

  • ターゲット名: 管理対象ゲスト仮想マシンの場合、ホスト・ターゲットの名前。

  • 状態: ゲスト仮想マシンの状態。状態は、「実行中」または「一時休止」のいずれかです。

  • 稼働時間: ゲスト仮想マシンが「実行中」である期間が表示されます。これには、このマシンが「一時休止」状態であった時間も含まれます。

  • 「CPU」の「VCPU」: このゲスト仮想マシンが保持する仮想CPUの数が表示されます。

  • 「CPU」の「使用率(%)」: 合計物理CPU使用量に対するCPU使用量の割合が表示されます。

  • 「メモリー」の「割当てメモリー(MB)」: このゲスト仮想マシンに割り当てられたメモリーの量が表示されます。

  • 「メモリー」の「使用率(%)」: ゲスト仮想マシンに割り当てられたメモリーに対する使用メモリー量の割合が表示されます。

  • 「仮想ブロック・デバイスI/O (KB/秒)」の「読取り」: ブロック・デバイスから読み取られたデータの量が表示されます。

  • 「仮想ブロック・デバイスI/O (KB/秒)」の「書込み」: ブロック・デバイスに書き込まれたデータの量が表示されます。

  • 「仮想ネットワークI/O (KB/秒)」の「受信済」: 仮想ネットワーク・インタフェースにより受信されたデータの量が表示されます。

  • 「仮想ネットワークI/O (KB/秒)」の「送信済」: 仮想ネットワーク・インタフェースにより送信されたデータの量が表示されます。

図14-3 仮想サーバーのホームページ

図14-3の説明が続きます
「図14-3 仮想サーバーのホームページ」の説明

ホームページでは、パフォーマンスの詳細情報にドリルダウンできます。

ゲストVMのホームページ

ゲスト仮想マシンのホームページは、管理対象ゲスト仮想マシンでのみ使用できます。このページは、Enterprise Managerのホストのホームページに似ています。このページで、ゲスト仮想マシンの基本情報(構成の詳細、アラート、ポリシー違反、ジョブの詳細、パッチ・アドバイザの詳細、セキュリティの詳細など)を参照できます。ホストの詳細は、「ホストおよびサード・パーティ・ターゲットの管理」を参照してください。

Enterprise Managerを使用してゲスト仮想マシンを管理および監視するメリットを最大化するには、ゲスト仮想マシンにエージェントをインストールしておく必要があります。

図14-4 ゲスト仮想マシンのホームページ

図14-4の説明が続きます
「図14-4 ゲスト仮想マシンのホームページ」の説明

Oracle VMの監視

Enterprise Managerには、仮想化環境の問題領域を識別できる包括的な監視機能があります。

Enterprise Managerは、エンタープライズ全体に分散している診断情報をOracle VMターゲットから自動的に収集して評価します。Enterprise Managerで管理するすべてのターゲットの場合と同様に、Oracle VMの多数のメトリックが事前定義済しきい値を超えていないか、自動的に監視されます。Grid Controlでは、メトリックがこれらのしきい値を超えた場合にアラートが生成されます。

Oracle VMの管理

Oracle Enterprise Managerでは、Oracle VMの可用性と効率的な稼働状態を維持します。特に、Enterprise Managerには、Oracle VMサーバー、ゲスト仮想マシンおよびサーバー・プールを管理するためのグラフィカル・ユーザー・インタフェースがあります。Oracle VMの監視の場合と同様に、Oracle VMの管理も「仮想化セントラル」ページから開始します。次のような管理タスクを実行できます。

ゲストVMの編集

ゲスト仮想マシンは、図14-5のように編集できます。

図14-5 「ゲスト仮想マシンの編集」ページ

図14-5の説明が続きます
「図14-5 「ゲスト仮想マシンの編集」ページ」の説明

ゲスト仮想マシンについて、名前、メモリー、動的メモリー、VCPU、VNCコンソール・パスワードの編集、ディスク記憶域の追加と削除、ネットワーク・インタフェースの追加、およびブート順序の変更を行うことができます。表14-2に、ゲスト仮想マシンの編集可能なフィールドと、変更を反映するのに必要なアクションを示します。

表14-2 ゲスト仮想マシン: 編集可能なフィールド

編集可能なフィールド 変更を反映するためのアクション

仮想マシン名

このフィールドは、「停止」ステータスのゲスト仮想マシンでのみ編集できます。ゲスト仮想マシンが起動すると、変更は即座に反映されます。

メモリー

このフィールドは、「停止」ステータスのゲスト仮想マシンでのみ編集できます。ゲスト仮想マシンが起動すると、変更は即座に反映されます。

動的メモリー

準仮想化ゲスト仮想マシンでは、メモリーの変更はゲスト仮想マシンの再起動なしで反映されます。ハードウェア仮想化ゲスト仮想マシンでは、メモリーの変更はゲスト仮想マシンの再起動後にのみ反映されます。

仮想CPU

準仮想化ゲスト仮想マシンでは、VCPUの数を編集することが可能で、変更はゲスト仮想マシンの再起動なしで反映されます。ハードウェア仮想化ゲスト仮想マシンでは、VCPUの変更はゲスト仮想マシンの再起動後にのみ反映されます。

VNCコンソールのパスワード

新規パスワードは、ゲスト仮想マシンの停止および再起動後に有効になります。

ディスク記憶域の追加/ディスク記憶域の削除

変更は即座に反映されます。

ネットワーク・インタフェースの追加/ネットワーク・インタフェースの削除

変更は即座に反映されます。

ブート順

ゲスト仮想マシンを停止して再起動する必要があります。


一部のゲスト仮想マシンを特定のOracle VMサーバーでのみ実行するよう制限する場合、優先サーバー・リスト機能を使用してください。優先サーバー・リストには、このゲスト仮想マシンの実行を許可するすべてのOracle VMサーバーが含まれます。ゲスト仮想マシンを作成する際に「自動」オプションを選択すると、Enterprise Managerにより、ゲスト仮想マシンを実行するために最大のリソースを使用できるOracle VMサーバーが選択されます。フェイルオーバー時にゲスト仮想マシンを自動再起動する場合、Enterprise Managerでは、ゲスト仮想マシンを自動再起動するために優先Oracle VMサーバーが選択されます。

Oracle VMサーバーおよびゲストVMのプロビジョニング

Enterprise Managerでは、仮想化エンタープライズに仮想サーバーとゲスト仮想マシンをプロビジョニングできます。

「仮想化セントラル」ページで次のプロビジョニング・アクティビティを実行できます。

デプロイメント・プロシージャを使用してこれらのプロビジョニング操作を行うこともできます。

仮想サーバー・プールの作成

Enterprise ManagerでOracle VMサーバーを管理するには、仮想サーバー・プールを作成する必要があります。各仮想サーバー・プールには、少なくとも1つのOracle VM仮想サーバーが存在する必要があります。プールに追加された最初の仮想サーバーは、そのサーバー・プールのマスター・サーバーとして機能します。

図14-6は、「仮想サーバー・プールの作成」ページを示しています。仮想サーバー・プールとマスター・サーバーを指定できます。

図14-6 「仮想サーバー・プールの作成」ページ

図14-6の説明が続きます
「図14-6 「仮想サーバー・プールの作成」ページ」の説明

次のフィールドを指定する必要があります。

  • 仮想サーバー・ホスト: 仮想サーバー・プールの作成の一環として、サーバー・プールのマスター・サーバーとして機能する1つの仮想サーバーを指定する必要があります。

  • 監視サーバー・エージェント: サーバー・プールの仮想サーバーは、Enterprise Managerエージェントによってリモート監視されます。仮想サーバーを監視するエージェントを指定します。

  • 監視サーバーのユーザー: Enterprise Managerエージェント・ホームまたはエージェント・インストールを所有し、エージェント・ホーム・ディレクトリに対する読取りおよび書込み権限を持つオペレーティング・システム・ユーザー。

  • 監視サーバーのパスワード: Enterprise Managerエージェント・ホームまたはエージェント・インストールを所有するユーザーのパスワード。

  • 「SSHユーザー名」および「SSHパスワード」: 仮想サーバー・マシンにSSH接続するためのEnterprise Managerのユーザー名とパスワード。

  • Oracle VMエージェントのパスワード: すべてのOracle VMサーバーでは、組込みのOracle VMエージェントが稼働しています。このエージェントのパスワードを指定します。

  • OVSプロキシの場所: これは、仮想サーバー上のディレクトリであり、Enterprise Managerへの仮想サーバーの登録時に監視用として必要とされるスクリプトが格納されます。

仮想サーバーの登録

仮想サーバー・プールを作成したら、そのサーバー・プールに仮想サーバーを登録できます(図14-7)。仮想サーバーを登録するには、「仮想サーバー・プールの作成」に記載されているフィールドを指定する必要があります。

図14-7 「仮想サーバーの登録」ページ

図14-7の説明が続きます
「図14-7 「仮想サーバーの登録」ページ」の説明

ゲスト仮想マシンの作成

ゲスト仮想マシンは、次の3つのソースから作成できます。

  • Oracle VMテンプレートの使用

  • LinuxおよびWindowsオペレーティング・システムのISOイメージの使用

  • ネットワークを介して起動できるPXEブート可能なゲスト仮想マシン

Oracle VMテンプレートまたはISOバイナリは、次の場所で入手できます。

  • ソフトウェア・ライブラリ(ソフトウェア・コンポーネントとして)

  • 仮想サーバー・プール(リソースとして)

  • HTTPまたはNFSでアクセス可能な外部の場所

図14-8 ゲスト仮想マシンの作成ウィザード

図14-8の説明が続きます
「図14-8 ゲスト仮想マシンの作成ウィザード」の説明

図14-8は、ゲスト仮想マシンの作成ウィザードの「ゲスト仮想マシンの作成: サーバー・プール」ページを示しています。「ゲスト仮想マシンの作成: 構成」ページに移動して、次のフィールドを指定します。

  • 仮想マシン名の接頭辞: ゲスト仮想マシン名の接頭辞として使用する文字列。Enterprise Managerコンソールを使用して複数のゲスト仮想マシンを作成する場合、ゲスト仮想マシン名はprefix1、prefix2のようになります。

  • ルート・パスワード: これは、起動して実行中のゲスト仮想マシンにログインするためのオペレーティング・システムのルート・パスワードです。

  • コアの数: このゲスト仮想マシンに割り当てるCPUコアの数。これは、ゲスト仮想マシンの仮想CPU(VCPU)構成パラメータとして表示されます。

  • メモリー・サイズ(MB): ゲスト仮想マシンに割り当てるメモリーの量。物理仮想サーバー・マシンは、ゲスト仮想マシンを実行するのに十分なメモリーを搭載している必要があります。メモリーが不十分の場合、ゲスト仮想マシンは作成されますが、起動しません。

  • VNCコンソールのパスワード: Enterprise Managerでは、新しく作成されたゲスト仮想マシンにVNCコンソールが提供されます。これは、VNCコンソールにアクセスするためのVNCパスワードです。

  • ネットワーク・インタフェース数: このゲスト仮想マシンが保持する必要のある仮想ネットワーク・インタフェースの数。最小値は1です。

  • 作成後にVMを開始: 作成後にゲスト仮想マシンを自動的に起動するかどうかを指定します。

  • 高可用性モードの有効化: 「自動再起動」フラグを選択してゲスト仮想マシンを作成すると、このゲスト仮想マシンは高可用性機能に組み込まれます。親仮想サーバーに障害が発生すると、このゲスト仮想マシンは別のOracle VMサーバーで自動再起動されます。

    仮想サーバー・プールで高可用性モードを有効化すると、プール内のすべてのOracle VMサーバーがクラスタ化されます。これにより、高可用性とフェイルオーバーがサポートされます。サーバー・プールの高可用性フェイルオーバーの詳細は、次の場所にある『Oracle VM Serverユーザーズ・ガイド』を参照してください。

    http://download.oracle.com/docs/cd/E11081_01/doc/doc.21/e10898/ha.htm#CHDEFABI

    高可用性を有効化するには、次の構成が必要です。

    • 仮想サーバー・プールに対して高可用性モードを設定する必要があります。

    • サーバー・プールのマスター・サーバーと他の仮想サーバーに対してクラスタ構成を行う必要があります。

    • ゲスト仮想マシンに対して自動再起動フラグを設定する必要があります。

  • 追加ディスク: すべてのゲスト仮想マシンは、最低1つのディスクを使用して作成されます。追加ディスクとそのサイズを指定します。これらのディスクは、ゲスト仮想マシンに追加されます。ゲスト仮想マシンの作成後、そのゲスト仮想マシンにログインし、追加ディスクを再フォーマットしてマウントします。

  • 共有ディスク: Oracle VMでは、複数のゲスト仮想マシン間でディスクを共有できます。ゲスト仮想マシンでアクセスする共有ディスクを指定します。