この章では、すべてのEM CLI verbの完全なリストをカテゴリ別およびアルファベット順に示します。EM CLIのコマンドライン・ヘルプから各verbに使用できる完全な構文と使用方法に関する情報も参照できます。
読者の便宜を図るため、この項では、アルファベット順以外にverbを見つける方法を示します。このリリースのすべてのverbをカテゴリ別にリストします。
エージェント管理Verb
エージェント・パッチVerb
エージェント・リカバリVerb
監査設定Verb
ブラックアウトVerb
クローニングVerb
資格証明Verb
資格証明Verb - Oracle Database
デプロイメント・プロシージャVerb
コマンド実行Verb
グループVerb
ジョブVerb
ライセンスVerb
管理プラグインVerb
管理サービスおよびリポジトリVerb
メトリック収集およびアラートVerb
通知Verb
subscribeto_rule
監視テンプレートVerb
権限委任設定Verb
プロビジョニングVerb
冗長性グループVerb
レポートのインポートおよびエクスポートVerb
サービスVerb
システムVerb
ターゲット・データVerb
ユーザー管理Verb
仮想化Verb
次のリストでは、すべてのverbの名前と、各verbの定義、書式、オプションおよび使用例を参照できる関連ページを示します。
ignore_instance
ビーコンをビーコンの監視セットに追加します。有効なすべてのテストがビーコンに送信されます。
書式
emcli add_beacon
-name=target name
-type=target type
-bcnName=beacon name
[-dontSetKey]
オプション
name
サービス・ターゲット名。
type
サービス・ターゲット・タイプ。
bcnName
追加するビーコン名。
dontSetKey
追加されたビーコンが自動的にキー・ビーコンとならないことを示します。このオプションは、サービスおよびテストの可用性計算にビーコンを含めない場合にのみ使用します。
例
次の例では、タイプがgeneric_serviceのMyTargetサービス・ターゲットにMyBeaconを追加します。
emcli add_beacon -name='MyTarget' -type='generic_service'
-bcnName='MyBeacon'
管理プラグイン(MP)・グループを管理プラグイン・アーカイブ(MPA)に追加します。MPAファイルが存在しない場合は作成されます。
書式
emcli add_group_to_mpa
-mpa="mpa"
-name="group name"
-member="mpname:mpversion"...
[-desc="description"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
mpa
作成されたMPが置かれるMPAの名前。MPAファイル名には、既存のMPAファイルまたは新規ファイルを指定できます。このオプションは、コマンド内で1回のみ使用できます。
name
グループの名前。
member
グループに追加するMP。MPは、ターゲット・タイプの定義ファイルおよびバージョンに応じたターゲット・タイプにより指定されます。バージョンとしてnewestを使用すると、このグループ・メンバーMPにバージョンは指定されません。グループの操作時に、使用可能なMPの最新バージョンが使用されます。MPの順序により、スタックのデプロイ時にこれらのMPがデプロイされる順序が定義されます。アンデプロイ時には、この順序が逆に使用されます。
desc
グループの説明。
例
次の例では、単一の管理プラグインを含むグループを追加します。
emcli add_group_to_mpa
-mpa="MyMPA.jar"
-name="MyGroup"
-desc="MyGroup is described by this text."
-member="an_mp:1.1"
次の例では、複数の管理プラグインを含むグループを追加します。デプロイ時には、another_mpより先にan_mpがデプロイされます。another_mpの最新のインポート済バージョンが使用されます。
emcli add_group_to_mpa
-mpa="MyMPA.jar"
-name="AnotherGroup"
-desc="AnotherGroup is described by this text."
-member="an_mp:1.1"
-member="another_mp:newest"
管理プラグイン(MP)を管理プラグイン・アーカイブ(MPA)に追加します。MPAファイルが存在しない場合は作成されます。
書式
emcli add_mp_to_mpa
-mpa="mpa"
-mp_version="mp_version"
-ttd="target_type_definition"
-dc="default_collection"
[-oms_version="oms_version"]
[-agent_version="agent_version"]
[-file="file_type":"file_path"]...
[-func_desc="functional_desc"]
[-req_desc="requirements_desc"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
mpa
作成されたMPが置かれるMPAの名前。MPAファイル名には、既存のMPAファイルまたは新規ファイルを指定できます。このオプションは、コマンド内で1回のみ使用できます。
mp_version
MPAに追加されるMPのバージョン。このバージョンは、MPを含むファイルのバージョンを示しており、ターゲット・タイプ定義ファイルのメタデータ・バージョンとは無関係です。このバージョンとMP名(ターゲット・タイプ定義ファイルに基づいて解析されたターゲット・タイプ)は、一意のMPを示します。
ttd
ターゲット・タイプ定義ファイルのパス。このファイルでは、ターゲット・タイプのメタデータ定義と、そのターゲット・タイプのメトリックを指定します。このオプションは、コマンド内で1回のみ使用できます。
dc
デフォルト収集ファイルのパス。このファイルでは、このターゲット・タイプのターゲットにスケジュールされているメトリックの収集を指定します。このオプションは、コマンド内で1回のみ使用できます。
oms_version
このMPと互換性のあるOMSの最小バージョン。このオプションは、コマンド内で1回のみ使用できます。
agent_version
このMPと互換性のあるEnterprise Managerエージェントの最小バージョン。このオプションは、コマンド内で1回のみ使用できます。
file
MPに含めるその他のファイルの形式とパス。このオプションは、複数回指定できます。サポートされるタイプは次のとおりです。
MONITORING_BINARY: データの収集時にターゲット・タイプ定義で使用される監視バイナリまたは実行可能ファイル。
MONITORING_SCRIPT: データの収集時にターゲット・タイプ定義で使用される監視スクリプト。
REPORT_DEFINITION: このバージョンのMPのレポートを定義するためのレポート・フレームワークに対するPL/SQLコール。
JOB_SCRIPT: ジョブ・タイプにより実行されるエージェント上のスクリプト。
JOB_DEFINITION: ジョブ・タイプを定義するXMLファイル。
HOMEPAGE_DEFINITION: ホームページに表示されるグラフを定義するXMLファイル。
JOB_SCRIPTとJOB_DEFINITIONは、一緒に指定する必要があります。
func_desc
MPの目的と、MPに関するその他の一般情報を説明します。このオプションは、コマンド内で1回のみ使用できます。
req_desc
このMPを正常にデプロイおよび使用するための任意の条件を説明します。この説明はオプションのため、無視できます(ただし、推奨されません)。このオプションは、コマンド内で1回のみ使用できます。
例
次の例では、管理プラグイン・ファイルをmy_new_type.jarという管理プラグイン・アーカイブに追加します。
emcli add_mp_to_mpa
-mpa="/my_dir/my_new_type.jar"
-mp_version="2.0"
-ttd="/my_dir/ttd/new_type.xml"
-dc="/my_dir/dc/new_type.xml"
-file="MONITORING_SCRIPT:/my_dir/script1.pl"
-file="MONITORING_SCRIPT:/my_dir/script2.pl"
-file="MONITORING_BINARY:/my_dir/bin1"
-func_desc="Management Plug-in to define target type new_type"
Enterprise Managerで監視するターゲットを追加します。指定されたターゲット・タイプは、管理エージェントで存在するかどうかと必要なプロパティがあるかどうか(ホスト・ターゲット・タイプの場合はユーザー名とパスワード、データベース・ターゲット・タイプの場合はログイン資格証明など)がチェックされます。ターゲット・タイプの必須プロパティは、このタイプの新しいターゲットを追加するときに指定する必要があります。
oracle_databaseターゲット・タイプでは、監視資格証明とともにロールを指定する必要があります。ロールがNormalの場合、UserNameはdbsnmpである必要があります。それ以外の場合、ロールはSYSDBAです。UserNameはSYSDBA権限を持つ任意のユーザーです。
|
注意: このverbは、コンポジット・ターゲットには使用できません。このverbでは、親ターゲット(IASなど)と子ターゲット(OC4Jなど)の間に関連を追加することはできません。 |
書式
emcli add_target
-name="name"
-type="type"
-host="hostname"
[-properties="pname1:pval1;pname2:pval2;..."]
[-separator=properties="sep_string"]
[-subseparator=properties="subsep_string"]
[-credentials="userpropname:username;pwdpropname:password;..."]
[-input_file="parameter_tag:file_path"]
[-display_name="display name"]
[-groups="groupname1:grouptype1;groupname2:grouptype2;..."]
[-timezone_region="gmt offset"]
[-monitor_mode="monitor mode"]
[-instances="rac database instance target name1:target type1;..."]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
ターゲット名。名前には、コロン(:)、セミコロン(;)、先行または後続の空白を使用できません。
type
ターゲット・タイプ。標準のターゲット・タイプには、host、oracle_database、oracle_apache、oracle_listenerおよびoracle_emdが含まれます。自分の環境で使用可能なすべてのターゲット・タイプを確認するには、$AGENT_HOME/sysman/admin/metadataディレクトリをチェックしてください。メタデータ・ファイル(XML)は、各ターゲット・タイプに存在します。
host
このターゲット・インスタンスのデータを収集する管理エージェントを実行しているシステムのネットワーク名。
properties
ターゲット・インスタンスのプロパティの名前と値のペア(prop_name:prop_valueなど)のリスト。nameは、ターゲット・タイプのメタデータ定義で識別されます。このファイルで定義されている名前と完全に一致する必要があります。メタデータ・ファイルは、$AGENT_HOME/sysman/admin/metadataにあります。
separator=properties
-propertiesオプションの値で、名前と値のペアを区切る文字列デリミタを指定します。デフォルトのセパレータ・デリミタは「;」です。
subseparator=properties
-propertiesオプションの値で、各名前と値のペアの名前と値を区別する文字列デリミタを指定します。デフォルトのセパレータ・デリミタは「:」です。
credentials
ターゲット・インスタンスの監視資格証明(名前と値のペア)。nameは、ターゲット・タイプのメタデータ定義で資格証明プロパティとして識別されます。credentialsは、ターゲットのメタデータ・ファイルの定義とまったく同じように指定する必要があります。メタデータ・ファイルは、$AGENT_HOME/sysman/admin/metadataにあります。
input_file
-credentialsオプションと一緒に使用されます。このオプションを使用すると、パスワードなどの特定のターゲット監視資格証明値を別のファイルに格納できます。-input_fileオプションでは、タグとローカル・ファイル・パスのマッピングを指定します。タグは、-credentialsオプションの特定の監視資格証明のかわりに指定されます。タグにはコロン(:)とセミコロン(;)は使用できません。
display_name
Enterprise Manager Grid Controlコンソールに表示されるターゲット名。
groups
このターゲット・インスタンスが属するグループの名前と値のペアのリスト。groupname:grouptype;groupname2:grouptype2という書式に従います。
timezone_region
このターゲット・インスタンスのGMTオフセット。(-7または-04:00の書式を使用。)
monitor_mode
0、1または2(デフォルトは0)です。1はOMSが仲介する監視、2はエージェントが仲介する監視であることを示します。
instances
RACデータベース・ターゲットに含まれるRACデータベース・インスタンスの名前と値のペアのリスト。
例
次の例では、databaseという名前のoracle_databaseターゲットを追加します。credentialsの指定方法に注意してください。名前と値のペアのnameは、oracle_databaseメタデータ・ファイルから使用されます。そのファイルで指定されている名前と完全に一致する必要があります。これは、プロパティnameにも適用されます。この例では、データベース・ターゲットの最小限の必須credentialsとpropertiesを使用しています。
emcli add_target
-name="database"
-type="oracle_database"
-host="myhost.us.oracle.com"
-credentials="UserName:dbsnmp;password:dbsnmp;Role:Normal"
-properties="SID:semcli;Port:15091;OracleHome:/oracle;
MachineName:smpamp-sun1.us.oracle.com"
-groups="Group1:database_group;Group2:group"
次の例では、databaseという名前のoracle_databaseターゲットを追加します。この例は、input_fileを使用して資格証明をカモフラージュする方法を示しています。パスワードは、実際にはat_pwd_fileという名前のファイルにあります。input_file引数は、PWD_FILEをcredentials引数のat_pwd_fileの内容に置き換えるために使用されています。
emcli add_target
-name="database"
-type="oracle_database"
-host="myhost.us.oracle.com"
-credentials="UserName:dbsnmp;password:PWD_FILE;Role:Normal"
-properties="SID:semcli;Port:15091;OracleHome:/oracle;
MachineName:smpamp-sun1.us.oracle.com"
-input_file="PWD_FILE:/emcli_dir/pwdfiles/at_pwd_file"
次の例は、特定のインストール済RACデータベース・インスタンスおよびクラスタウェアを使用してRACデータベースを追加する方法を示しています。この例では、cluster_databaseという名前のrac_databaseターゲットと、newdb_clusterという名前のクラスタを追加します。RACインスタンスは、特定のホスト上のインスタンスから選択します。このverbは、データベース・インスタンスとクラスタウェアのインストール後にコールする必要があります。
emcli add_target
-name="cluster_database"
-type="rac_database"
-host="myhost.us.oracle.com"
-monitor_mode="1"
-properties="ServiceName:service.us.oracle.com;ClusterName:
newdb_cluster"
-instances="database_inst1:oracle_database;database_inst2:
oracle_database"
次の例では、mylistという名前のoracle_listenerターゲットを追加します。LsnrNameはlistener.oraファイルで構成されたリスナーの名前、ListenerOraDirはlistener.oraファイルが保存されているディレクトリです。
emcli add_target
-name="mylist"
-type="oracle_listener"
-host="myhost.us.oracle.com"
-properties="LsnrName:LISTENER;ListenerOraDir:/oracle/lsnr;
Port:15091;OracleHome:/oracle;Machine:smpamp-sun1.us
特定のターゲット・タイプの新規ターゲット・プロパティを追加します。このターゲット・タイプのすべてのターゲットには、この新規ターゲット・プロパティが割り当てられます。
書式
emcli add_target_property
-target_type="target_type"
-property="prop_name"
オプション
target_type
このプロパティを追加する必要のあるターゲット・タイプ。このプロパティを既存のすべてのターゲット・タイプに追加するには、ワイルド・カード文字(*)を指定します。
property
このターゲット・タイプに対して作成するプロパティの名前。プロパティ名では大文字と小文字が区別されます。プロパティ名は、次のOracle提供のターゲット・プロパティ名(英語)と同じにすることはできません。
Comment、Deployment Type、Line of Business、Location、Contact
例
次の例では、oracle_databaseというタイプのすべてのターゲットにOwner Nameプロパティを追加します。
emcli add_target_property -target_type="oracle_database" -property="Owner Name"
次の例では、すべてのターゲット・タイプにOwnerプロパティを追加します。
emcli add_target_property -target_type="*" -property="Owner"
指定したターゲットでsudoまたはPowerBroker設定をアクティブ化します。
書式
emcli apply_privilege_delegation_setting
-setting_name="setting"
-target_type="host/composite"
[-target_names="name1;name2;..."]
[-input_file="FILE:file_path"]
[-force="yes/no"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
setting_name
適用する設定の名前。
target_names
ターゲット名のリスト。新しく発行された設定は、このリストのEMターゲットに適用されます。
すべてのターゲットは同じタイプである必要があります。
要素のターゲット・タイプがgroupの場合、ターゲット・リストに複数の要素を含めることはできません。
前述のグループには、1つ以上のホスト・ターゲットが含まれる必要があります。
target_type
設定を適用するターゲットのタイプ。有効なターゲット・タイプは、hostまたはcomposite(グループ)です。
input_file
ターゲット名を含むファイルのパス。このオプションにより、別のファイルのターゲットを渡すことができます。ファイルにはコロン(:)とセミコロン(;)は使用できません。
force
yesの場合、操作は継続され、無効なターゲットは無視されます。デフォルトはnoです。
例
次の例では、sudo_settingという名前の権限設定を適用します。この設定は、hostタイプのターゲットに適用され、host1やhost2などに適用されます。
emcli apply_privilege_delegation_setting
-setting_name=sudo_setting
-target_type=host
-target_names="host1;host2;....."
次の例では、sudo_settingという名前の権限設定を適用します。この設定は、hostタイプのターゲットに適用され、host1やhost2などに適用されます。forceフラグは、設定がすべての有効なターゲットに適用され、無効なターゲットは無視されることを示します。
emcli apply_privilege_delegation_setting
-setting_name=sudo_setting
-target_type=host
-target_names="host1;host2;....."
-force=yes
次の例では、sudo_settingという名前の権限設定を適用します。この設定は、hostタイプのターゲットに適用され、ホスト名は1行ごとに1つのホストが含まれる/home/jdoe/file.txtから選択されます。forceフラグは、設定がすべての有効なターゲットに適用され、無効なターゲットは無視されることを示します。
emcli apply_privilege_delegation_setting
-setting_name=sudo_setting
-target_type=host
-input_file="FILE:/home/jdoe/file.txt"
-force=yes
指定したターゲットのリストにテンプレートを適用します。verbのパラメータはどんな順番でも指定できます。
書式
emcli apply_template
-name="template_name"
-targets="tname1: ttype1;tname2: ttype2;..."
[-copy_flags="0" or "1" or "2"]
[-replace_metrics="0" or "1"]
[-input_file="FILE1:file_name"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
データベースに存在するテンプレート名。名前には、コロン(:)、セミコロン(;)、先行または後続の空白を使用できません。
targets
ターゲットは次の順番で指定してください。
TargetName1:TargetType1;TargetName2:TargetType2
次に例を示します。
db1:oracle_database;my db group:composite
セミコロン(;)はターゲットを指定する際のセパレータです。コンポジット以外のターゲットは、テンプレートが適用可能なターゲット・タイプであると理想的です。そうでない場合、テンプレートはこのターゲットに適用されません。コンポジット・ターゲットの場合、テンプレートは、そのテンプレートを適用可能なターゲット・タイプに属するメンバー・ターゲットにのみ適用されます。
copy_flags
これは、複数のしきい値を持ったメトリックにのみ適用されます。
0: テンプレートとターゲットに共通するキー値に対してしきい値設定を適用します。
1: ターゲットのキー値のしきい値設定を削除し、それらをテンプレートのキー値のしきい値設定で置き換えます。
2: テンプレートに定義されたすべてのキー値にしきい値設定を適用します。デフォルト・オプションは0です。
replace_metrics
0は、テンプレートには含まれないがターゲットで使用可能なメトリックのしきい値が変更されないことを示します。これはデフォルト・オプションです。1は、ターゲットに存在するがテンプレートに存在しないメトリックのしきい値が、NULLに設定されることを示します。つまり、ターゲットのこのようなメトリックは監視されないため、アラートは生成されません。
input_file
入力ファイルには状況に応じた資格証明が必要です。
ケース1 :
ユーザー定義メトリック(UDM)資格証明は「All User-Defined Metrics use the same credentials」(どのユーザー定義メトリックも同じ資格証明を使用する)という値を取る場合、ユーザーは次の書式でこの資格証明を用意します。
入力ファイルの例:
credListType:all; usr_name:joe1;passwrd:pass1;
ケース2 :
UDM資格証明は「Each User-Defined Metric uses its own credentials」(各ユーザー定義メトリックが独自の資格証明を使用する)という値を取る場合、ユーザーは次の書式でこの資格証明を用意します。
入力ファイルの例:
credListType:perUDM; udm_name:UDM1;usr_name:joe1;passwrd:pass1; udm_name:UDM2;usr_name:joe2;passwrd:pass2;
ケース3 :
UDM資格証明は「Each User-Defined Metric uses different credentials for different targets」(各ユーザー定義メトリックがターゲットごとに異なる資格証明を使用する)という値を取る場合、ユーザーは次の書式でこの資格証明を用意します。
入力ファイルの例:
credListType:perTargetperUDM; udm_name:UDM1;tgt_name:TNAME1;usr_name:joe1;passwrd:pass1; udm_name:UDM1;tgt_name:TNAME2;usr_name:joe2;passwrd:pass2; udm_name:UDM2;tgt_name:TNAME1;usr_name:joe3;passwrd:pass3; udm_name:UDM2;tgt_name:TNAME2;usr_name:joe4;passwrd:pass4;
指定するすべての入力テキスト・ファイルにcredListTypeを指定することが重要です。
例
次の例では、my_db_templateという名前の監視テンプレートを適用します。このテンプレートはタイプoracle_databaseのターゲットに適用され、タイプoracle_databaseの中のdb1とタイプcompositeの中のmy_db_groupに適用されます。コンポジット・ターゲットの場合、テンプレートは、そのテンプレートを適用可能なターゲット・タイプに属するメンバー・ターゲットにのみ適用されます。copy_flagsオプションを指定しない場合、デフォルトで、テンプレートとターゲットの両方に共通の監視オブジェクトに対してしきい値設定が適用されます。
emcli apply_template -name="my_db_template"
-targets="db1:oracle_database;my_db_group:composite"
次の例では、my_db_templateという名前の監視テンプレートを適用します。このテンプレートはタイプoracle_databaseのターゲットに適用され、タイプoracle_databaseの中のdb1とタイプcompositeの中のmy_db_groupに適用されます。コンポジット・ターゲットの場合、テンプレートは、そのテンプレートを適用可能なターゲット・タイプに属するメンバー・ターゲットにのみ適用されます。この場合、copy_flagsオプションが1に指定されているので、ターゲットのしきい値設定が繰り返し適用されます。
emcli apply_template -name="my_db_template"
-targets="db1:oracle_database;my_db_group:composite"
-copy_flags="1"
次の例では、my_db_templateという名前の監視テンプレートを適用します。このテンプレートはタイプoracle_databaseのターゲットに適用され、タイプoracle_databaseの中のdb1とタイプcompositeの中のmy_db_groupに適用されます。コンポジット・ターゲットの場合、テンプレートは、そのテンプレートを適用可能なターゲット・タイプに属するメンバー・ターゲットにのみ適用されます。この場合、copy_flagsオプションが1に指定されているので、ターゲットのしきい値設定が繰り返し適用されます。さらに、UDMに必要な資格証明がファイル/usr/vmotamar/db_credentials.txtの中に含まれています。
emcli apply_template -name="my_db_template"
-targets="db1:oracle_database;my_db_group:composite"
-copy_flags="1" -input_file= "FILE1:/usr/vmotamar/db_credentials.txt"
追加の例は、オンライン・ヘルプを参照してください。
ファイルからリポジトリ・ターゲットに変数およびテスト定義を適用します。
書式
emcli apply_template_tests
-targetName=<target name>
-targetType=<target type>
-input_file=template:<template filename>
[-input_file=variables:<variable filename>]
[-overwriteExisting=<all | none | <test1>:<type1>;<test2>:<type2>;...>]
[-encryption_key=<key>]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
targetName
ターゲット名。
targetType
ターゲット・タイプ。
input_file
テスト定義を含む入力ファイルの名前。
input_file
変数定義を含む入力ファイルの名前。この属性が指定されていない場合、テスト定義を含む同じファイルから変数が抽出されます。
変数ファイルの書式は次のとおりです。
<variables xmlns="template"> <variable name="<name1>" value="<value1>"/> <variable name="<name2>" value="<value2>"/> ... </variables>
overwriteExisting
テストがターゲットにすでに存在する場合、どのテストを上書きするかを指定します。値は次のとおりです。
none(デフォルト): ターゲットの既存のテストはすべて上書きされません。
all: ターゲットに同じ名前のテストがある場合、そのテストはテンプレート・ファイルで指定されたテスト定義で上書きされます。
<test1>:<type1>;<test2>:<type2>;...: ターゲットに、<test1>、<test2>などの同じ名前のテストがある場合、これらはテンプレート・ファイルの定義で上書きされます。
encryption_key
ファイルの内容を復号化するオプションの鍵。ファイルの暗号化に使用した鍵と同じ鍵を指定します。
例
次の例では、my_template.xmlファイルに含まれるテスト定義を汎用サービス・ターゲットmy_targetに適用します。ファイルの内容の復号化には鍵my_passwordを使用します。ターゲットにmy_websiteまたはmy_scriptという名前のテストがある場合、ファイルのテスト定義で上書きされます。
emcli apply_template_tests
-targetName='my_target' -targetType='generic_service'
-input_file=template:'my_template.xml' -encryption_key='my_password'
-overwriteExisting='my_website:HTTP;my_script:OS'
verbとそれに関連する引数が両方ともASCIIファイルに含まれている1つ以上のEM CLI verbを実行します。argfileにより、非常に柔軟にverbを使用できます。たとえば、ブラックアウトするターゲットの大きなリストを指定する場合(create_blackout verb)に、argfile verbを使用してファイルからターゲット・リストを入力できます。
このファイルでは、複数のemcli verbを呼び出すことができます。各verb呼出しは、改行で区切る必要があります。
書式
emcli argfile /path/to/<input_file_name>
オプション
なし
例
emcli argfile my_verb_arguments
テスト・タイプをターゲット・タイプに割り当てます。テスト・タイプtをターゲット・タイプTに割り当てると、タイプTのすべてのターゲットを、タイプtのテストで問い合せることができます。
書式
emcli assign_test_to_target
-testtype=test-type to be assigned
-type=target type
[-tgtVersion]=version of target type
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
testtype
割り当てるテスト・タイプ。内部名を使用します。Web TransactionのかわりにHTTPを使用します。
type
サービス・ターゲット・タイプ。
tgtVersion
ターゲット・タイプのバージョン。指定しない場合、最新のバージョンが使用されます。
例
次の例では、テスト・タイプHTTPをタイプが汎用サービスv2のターゲットに割り当てます。
emcli assign_test_to_target -testtype='HTTP' -type='generic_service'
-tgtVersion='2.0'
特定のサービスをホストするシステムを変更します。
書式
emcli change_service_system_assoc
-name='name'
-type='type'
-systemname='system name'
-systemtype='system type'
-keycomponents='keycomp1name:keycomp1type[;keycomp2name:keycomp2type;...]'
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
サービス名。
type
サービス・タイプ。
systemname
サービスが置かれているシステム。
systemtype
システム・タイプ
keycomponents
サービスに使用されているシステムのキー・コンポーネントの名前とタイプのペア(keycomp_name:keycomp_typeなど)のリスト。
例
次の例では、my serviceという汎用サービスのシステムを、指定されたキー・コンポーネントを備えたmy systemという汎用システムに変更します。
emcli change_service_system_assoc
-name='my service' -type='generic_service'
-systemname='my system' -systemtype='generic_system'
-keycomponents='database:oracle_database; mytestbeacon:oracle_beacon'
指定されたユーザーの優先資格証明または監視資格証明を消去します。
書式
emcli clear_credential
-target_type="<ttype>"
[-target_name="<tname>"]
-credential_set="<cred_set>"
[-user="<user>"]
[-oracle_homes="<home1;home2"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
target_type
ターゲットのタイプ。oracle_homesパラメータを指定する場合、hostにする必要があります。
target_name
ターゲットの名前。このオプションを省略して、エンタープライズ優先資格証明を消去します。oracle_homesパラメータを指定する場合、ターゲット名はホスト名にする必要があります。
credential_set
設定対象の資格証明セット。
user
対象の資格証明を使用するEnterprise Managerユーザー。省略すると、現行ユーザーの資格証明に適用されます。この値は、監視資格証明では無視されます。
oracle_homes
ターゲット・ホストのOracleホームの名前。資格証明は、指定されたすべてのホームで消去されます。
オプション
emcli clear_credential
-target_type=oracle_database
-target_name=myDB
-credential_set=DBCredsNormal
-user=admin1
emcli clear_credential
-target_type=oracle_database
-credential_set=DBCredsNormal
-user=admin1
指定されたターゲットに関連するステートレス・アラートを消去します。これらのステートレス・アラートを消去できるのは、ユーザーのみです。Enterprise Managerエージェントでは、これらのアラートを自動的に消去できません。ステートレス・アラートに関連付けられたメトリック内部名を確認するには、get_metrics_for_stateless_alerts verbを使用します。
書式
emcli clear_stateless_alerts
-older_than=number_in_days
-target_type=target_type
-target_name=target_name
[-include_members]
[-metric_internal_name=target_type_metric:metric_name:metric_column]
[-unacknowledged_only]
[-ignore_notifications]
[-preview]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
older_than
アラートの経過時間を日数で指定します。(現在オープンしているステートレス・アラートを対象とするには、0を指定します。)
target_type
内部ターゲット・タイプの識別子(host、oracle_database、emrepなど)。
target_name
ターゲットの名前。
include_members
コンポジット・ターゲットに適用され、メンバーに属しているアラートも調査されます。
metric_internal_name
クリーンアップされるメトリック。get_metrics_for_stateless_alerts verbを使用して、特定のターゲット・タイプでサポートされるメトリックの完全なリストを表示できます。
unacknowledged_only
アラートが未確認の場合にのみ、それらのアラートを消去します。
ignore_notifications
このオプションは、消去したアラートに関する通知を送信しない場合に使用します。これにより、通知サブシステムの負荷が軽減される可能性があります。
preview
ターゲットで消去されるアラートの数が表示されます。
オプション
次の例では、1週間より前の古いデータベース・アラート・ログから生成されるアラートを消去します。この例では、アラートの消去時に通知は送信されません。
emcli clear_stateless_alerts -older_than=7 -target_type=oracle_database -tar get_name=database -metric_internal_name=oracle_database:alertLog:genericErrStack -ignore_notifications
指定されたApplication ServerのOracleホームまたはソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントをターゲット・ホストから指定された接続先にクローニングします。PortalまたはWirelessの場合、OIDユーザーおよびパスワードも必要です。DBベースのリポジトリのみに接続しているJ2EEの場合、DCMスキーマ・パスワードが必要です。
%perlbin%または%oracle_home%のような変数を使用すると、EM CLIは値そのもののかわりに現在のローカル環境からの変数値を渡します。EM CLIコマンドを使用して変数を渡すために、-prescriptsまたは-postscriptsオプションを使用している場合があり、そのときはバッチファイルの中にEM CLIコマンドを設定しますが、%は%%に置き換えて指定します。
書式
emcli clone_as_home
-input_file="dest_properties:file_path"
-list_exclude_files="list of files to exclude"
-isSwLib="true/false"
-tryftp_copy="true/false"
-jobname="name of cloning job"
-iasInstance=instance
-isIas1013="true/false"
[-oldIASAdminPassword=oldpass]
[-newIASAdminPassword=newpass]
[-oldoc4jpassword=oldpass]
[-oc4jpassword=newpass]
[-oiduser=oid admin user]
[-oidpassword=oid admin password]
[-dcmpassword=dcm schema password]
[-prescripts="script name to execute"]
[-run_prescripts_as_root="true/false"]
[-postscripts="script to execute"]
[-run_postscripts_as_root="true/false"]
[-rootscripts="script name to execute"]
[-swlib_component ="path:path to component;version:rev"]
[-source_params="TargetName:name;HomeLoc:loc;HomeName:name;
ScratchLoc:Scratch dir Location"
[-jobdesc="description"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
dest_properties
ターゲットに関する情報を含むファイル。
ファイルの各行は、1つの接続先に関する情報に対応します。
書式:
Destination Host Name1;Destination Home Loc; Home Name; Scratch Location;
list_exclude_files
除外するファイルをカンマで区切ったリスト。ソースがソフトウェア・ライブラリの場合は必要ありません。*をワイルド・カードとして使用できます。
isSwLib
ソースがOracleホーム・データベースかソフトウェア・ライブラリかを指定します。
ryftp_copy
FTPでコピーするかどうかを指定します。コマンドラインからEM CLIを使用する場合は、FTPコピー・オプションをfalseに設定する必要があります。
jobname
クローニング・ジョブの名前。
iasInstance
インスタンスの名前。
isIas1013
10.2.3 Iasホームであるかどうかを指定します。
oldoc4jpassword
古いOC4Jパスワード。(10.1.3 Iasホームに必要。)
oc4jpassword
新しいOC4Jパスワード。(10.1.3 Iasホームに必要。)
oldIASAdminPassword
古いApplication Server管理者パスワード。(10.1.3 Iasホームには不要。)
newIASAdminPassword
新しいApplication Server管理者パスワード。(10.1.3 Iasホームには不要。)
oiduser
OID管理者ユーザー。
oidpassword
OID管理者パスワード。
dcmpassword
DCMスキーマ・パスワード。
prescripts
実行するスクリプトのパス。
|
注意: 二重引用符で囲まれたパラメータは、エスケープ(\)文字を使用することによって受渡し可能です。次に例を示します。prescripts=" <some value here>=\"some value here\" " |
run_prescripts_as_root
前処理スクリプトをrootとして実行します。デフォルトでは、falseに設定されます。
postscripts
実行するスクリプトのパス。
run_postscripts_as_root
後処理スクリプトをrootとして実行します。デフォルトでは、falseに設定されます。
rootscripts
実行するスクリプトのパス。ジョブ・システム環境変数(%oracle_home%、%perl_bin%)を使用して、スクリプトの場所を指定できます。
swlib_component
クローニングするソフトウェア・ライブラリへのパス。この場合、isSwLibをtrueに設定する必要があります。
source_params
ソースOracleホーム情報。この場合、isSwLibをfalseに設定する必要があります。
jobdesc
ジョブの説明。指定しない場合、デフォルトの説明が自動的に生成されます。
指定された宛先ノードにソース・クラスタウェア・ホームの場所またはクラスタウェア・ソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントが指定されている場合、Oracleクラスタウェア・クラスタを作成します。
書式
emcli clone_crs_home
-input_file="dest_properties:file_path"
-list_exclude_files="list of files to exclude"
-isSwLib="true/false"
-tryftp_copy="true/false"
-jobname="name of cloning job"
-home_name="name of home to use when creating Oracle Clusterware cluster"
-home_location="location of home when creating Oracle Clusterware cluster"
-clustername=name of cluster to create
[-isWindows="false/true"]
[-ocrLoc=ocr location]
[-vdiskLoc=voting disk location]
[-prescripts="script name to execute"]
[-run_prescripts_as_root="true/false"]
[-postscripts="script to execute"]
[-run_postscripts_as_root="true/false"]
[-rootscripts="script name to execute"]
[-swlib_component ="path:path to component;version:rev"]
[-source_params="TargetName:name;HomeLoc:loc;HomeName:name;
ScratchLoc:Scratch dir Location"]
[-jobdesc="description"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
dest_properties
ターゲットに関する情報を含むファイル。
ファイルの各行は、1つの接続先に関する情報に対応します。
書式:
接続先ホスト名;宛先ノード名;スクラッチ場所;PVTIC;VirtualIP;
list_exclude_files
除外するファイルをカンマで区切ったリスト。ソースがソフトウェア・ライブラリの場合は必要ありません。アスタリスク(*)をワイルド・カードとして使用できます。
isSwLib
ソースがOracleホーム・データベースかソフトウェア・ライブラリかを指定します。
tryftp_copy
FTPでコピーするかどうかを指定します。コマンドラインからemcliを使用する場合は、FTPコピー・オプションをfalseに設定する必要があります。
jobname
クローニング・ジョブの名前。
home_name
Oracleクラスタウェア・クラスタのすべてのホームに使用されるホーム名。
home_location
Oracleクラスタウェア・クラスタのすべてのホームに使用されるホームの場所。
clustername
作成するクラスタの名前。
isWindows
クローニング・ソースがWindowsプラットフォーム上にあるかどうかを指定します。このオプションは、ゴールド・イメージ・ソースからCRSクローニングを作成する場合にのみ適用されます。デフォルト値はfalseです。
ocrLoc
Oracle Cluster Registryの場所。
vdiskLoc
投票ディスクの場所。
prescripts
実行するスクリプトのパス。
|
注意: 二重引用符で囲まれたパラメータは、エスケープ(\)文字を使用することによって受渡し可能です。次に例を示します。prescripts=" <some value here>=\"some value here\" " |
run_prescripts_as_root
前処理スクリプトをrootとして実行します。デフォルトでは、このオプションはfalseに設定されます。
postscripts
実行するスクリプトのパス。
run_postscripts_as_root
後処理スクリプトをrootとして実行します。デフォルトではfalseです。
rootscripts
実行するスクリプトのパス。
swlib_component
クローニングするソフトウェア・ライブラリへのパス。この場合、isSwLibをtrueに設定する必要があります。
source_params
ソースOracleホーム情報。この場合、isSwLibをfalseに設定する必要があります。
jobdesc
ジョブの説明。指定しない場合、デフォルトの説明が自動的に生成されます。
例
emcli clone_crs_home -input_file="dest_properties:crs.prop" -isSwLib="true" -tryftp_copy="true" -jobname="crs cloning job2" -home_name="cloneCRS1" -home_location="/scratch/scott/cloneCRS1 " -clustername="crscluster" -ocrLoc="/scratch/shared/ocr" -vdiskLoc="/scratch/shared/vdisk" -postscripts="%perlbin%/perl%emd_root%/admin/scripts/cloning/samples/post_crs _ create.pl ORACLE_HOME=%oracle_home%" -run_postscripts_as_root="true" -rootscripts="%oracle_home%/root.sh" -swlib_component="path:Components/crscomp;version:.1"
EMCLI経由での変数の受渡し
%perlbin%または%oracle_home%のような変数を使用すると、EM CLIは値そのもののかわりに現在のローカル環境からの変数値を渡します。EM CLIコマンドを使用して変数を渡すために、-prescriptsまたは-postscriptsオプションを使用している場合があり、そのときはバッチファイルの中にEM CLIコマンドを設定しますが、%は%%に置き換えて指定します。
指定された内部メトリック名に関連するメトリックのセットに関して、収集およびしきい値評価を即座に実行します。通常、このコマンドは、オープン・メトリック・アラートまたはエラーが解決されたと判断し、メトリックを即座に収集して再評価することでイベントを消去する場合に使用します。このコマンドは、サーバーが生成するデータベース・メトリックを除くほとんどのメトリックに適用されます。
get_on_demand_metrics verbを使用して、特定のターゲットでサポートされるメトリックの完全なリストを表示できます。
書式
emcli collect_metric
-target_name=name
-target_type=type
-metric_name=metric_name | -collection_name=user_defined_metric_name
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
target_name
内部ターゲット・タイプの識別子(host、oracle_database、emrepなど)。
target_type
ターゲットの名前。
metric_name
収集されるメトリックのセットを表す内部名。get_on_demand_metrics verbを使用して、特定のターゲットでサポートされるメトリックのリストを表示できます。
collection_name
ユーザー定義メトリックまたはSQLユーザー定義メトリックの名前。このオプションは、ユーザー定義メトリックとSQLユーザー定義メトリックにのみ適用されます。
例
「CPU使用率(%)」メトリックを収集する場合、get_on_demand_metricsコマンドを使用して適切なメトリック内部名(ここではLoad)を確認し、次のようにコマンドを実行します。
emcli collect_metric -target_type=host -target_name=hostname.oracle.com -metric_name=Load
次の例では、MyUDMというユーザー定義メトリックのしきい値を即座に収集および評価します。
emcli collect_metric -target_type=host -target_name=hostname.oracle.com -collection=MyUDM
次の例では、MySQLUDMというSQLユーザー定義メトリックのしきい値を即座に収集および評価します。
emcli collect_metric -target_type=oracle_database -target_name=database -collection=MySQLUDM
指定されたOracleホームまたはソフトウェア・ライブラリをターゲット・ホストから指定された接続先にクローニングします。isRacオプションがtrueの場合、RACクラスタが作成されます。isRacオプションがtrueの場合、RACクラスタのホーム名と場所が必要です。
書式
emcli clone_database_home
-input_file="dest_properties:file_path"
-list_exclude_files="list of files to exclude"
-isSwLib="true/false"
-isRac="true/false"
-tryftp_copy="true/false"
-jobname="name of cloning job"
[-home_name="name of home to use when creating RAC cluster"]
[-home_location="location of home when creating RAC cluster"]
[-prescripts="script name to execute"]
[-run_prescripts_as_root="true/false"]
[-postscripts="script to execute"]
[-run_postscripts_as_root="true/false"]
[-rootscripts="script name to execute"]
[-swlib_component ="path:path to component;version:rev"]
[-source_params="TargetName:name;HomeLoc:loc;HomeName:name;
ScratchLoc:Scratch dir Location"
[-jobdesc="description"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
dest_properties
ターゲットに関する情報を含むファイル。ファイルの各行は、1つの接続先に関する情報に対応します。
データベースをクローニングする場合の書式(isRacがfalse):
Destination Host Name1;Destination Home Loc; Home Name; Scratch Location;
RACクラスタをクローニングする場合の書式(isRacがtrue):
Host Name;Node Name;Scratch Location;
list_exclude_files
除外するファイルをカンマで区切ったリスト。ソースがソフトウェア・ライブラリの場合は必要ありません。*をワイルド・カードとして使用できます。
isSwLib
ソースがOracleホーム・データベースかソフトウェア・ライブラリかを指定します。
isRac
クローニングをRACモードで行うかどうかを指定します。isRacオプションがtrueの場合、RACクラスタが作成されます。isRacオプションがtrueの場合、RACクラスタのホーム名と場所が必要です。
tryftp_copy
FTPでコピーするかどうかを指定します。コマンドラインからEM CLIを使用する場合は、FTPコピー・オプションをfalseに設定する必要があります。
jobname
クローニング・ジョブの名前。
home_name
RACクラスタを作成する場合に使用するホーム名。
home_location
RACクラスタを作成する場合に使用するホームの場所。
prescripts
実行するスクリプトのパス。
|
注意: 二重引用符で囲まれたパラメータは、エスケープ(\)文字を使用することによって受渡し可能です。次に例を示します。prescripts=" <some value here>=\"some value here\" " |
run_prescripts_as_root
前処理スクリプトをrootとして実行します。デフォルトではfalseです。
postscripts
実行するスクリプトのパス。
run_postscripts_as_root
後処理スクリプトをrootとして実行します。デフォルトではfalseです。
rootscripts
実行するスクリプトのパス。ジョブ・システム環境変数(%oracle_home%、%perl_bin%)を使用して、スクリプトの場所を指定できます。
swlib_component
クローニングするソフトウェア・ライブラリへのパス。この場合、isSwLibをtrueに設定する必要があります。
source_params
ソースOracleホーム情報。この場合、isSwLibをfalseに設定する必要があります。
jobdesc
ジョブの説明。指定しない場合、自動的に生成されます。
例
emcli clone_database_home
-input_file="dest_properties:clonedestinations"
-list_exclude_files="*.log,*.dbf,sqlnet.ora,tnsnames.ora,listener.ora"
-isSwLib="false"
-isRac="false"
-tryftp_copy="false"
-jobname="clone database home"
-prescripts="/home/joe/myScript"
-run_prescripts_as_root="true"
-rootscripts="%oracle_home%/root.sh"
-source_params="TargetName:host.domain.com;HomeLoc=/oracle/database1;
HomeName=OUIHome1;ScratchLoc=/tmp"
EMCLI経由での変数の受渡し
%perlbin%または%oracle_home%のような変数を使用すると、EM CLIは値そのもののかわりに現在のローカル環境からの変数値を渡します。EM CLIコマンドを使用して変数を渡すために、-prescriptsまたは-postscriptsオプションを使用している場合があり、そのときはバッチファイルの中にEM CLIコマンドを設定しますが、%は%%に置き換えて指定します。
手動ステップを確認します。
書式
emcli confirm_instance -instance=[instance_guid] -stateguid=[state_guids]
オプション
instance
インスタンスのGUID。
stateguid
状態GUIDのカンマ区切りリスト。
例
emcli confirm_instance -instance=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61 -stateguid=51F762417C4943DEE040578C4E087168 emcli confirm_instance -instance=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61 -stateguid='51F762417C4943DEE040578C4E087168,51F762417C4944DEE040578C4E087168'
集約サービス(名前とそのサブサービス)を定義します。集約サービスの作成後、Enterprise Manager Grid Controlコンソールから編集して、収集および表示するパフォーマンスと使用状況メトリックを設定できます。
書式
emcli create_aggregate_service
-name="name"
-type="type"
-add_sub_services="name1:type1;name2:type2;..."
-avail_eval_func="function to evaluate availability"
[-timezone_region="timezone region"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
集約サービス名。
type
集約サービス・タイプ。
add_sub_services
サブサービスのリスト。
avail_eval_func
集約サービスの可用性を評価するPL/SQL関数。事前定義済の評価ヘルパー関数には[or|and]を使用します。
timezone_region
サービスのタイムゾーン・リージョン。
例
emcli create_aggregate_service -name="My_Name"
-type="aggregate_service"
-add_sub_services="sub1:type1;sub2:type2"
-avail_eval_func="my_pkg.my_eval_func"
-timezone_region="PST"
1つ以上の監視対象ターゲットでデータ収集アクティビティを保留するスケジュールされたブラックアウトを作成します。
書式
emcli create_blackout
-name="name"
add_targets="name1:type1;name2:type2;..."...
reason="reason"
[-description="description"]
[-jobs_allowed]
[-propagate_targets]
schedule=
frequency:<once|interval|weekly|monthly|yearly>];
duration:[HH...][:mm...];
[start_time:<yy-MM-dd HH:mm>];
[end_time:<yy-MM-dd HH:mm>];
[repeat:<#m|#h|#d|#w>];
[months:<#,#,...>];
[days:<#,#,...>];
[tzinfo:<specified|target|repository>]
[tzoffset:#|[-][HH][:mm]]
[tzregion:<...>]
[ ] denotes that the parameter is optional
スケジュール引数の制限:
frequency:once
requires => duration or end_time
optional => start_time, tzinfo, tzoffset
frequency:interval
requires => duration, repeat
optional => start_time, end_time, tzinfo, tzoffset
frequency:weekly
requires => duration, days
optional => start_time, end_time, tzinfo, tzoffset
frequency:monthly
requires => duration, days
optional => start_time, end_time, tzinfo, tzoffset
frequency:yearly
requires => duration, days, months
optional => start_time, end_time, tzinfo, tzoffset
オプション
name
作成するブラックアウトの名前。
add_targets
ブラックアウトに追加するターゲット。それぞれをtarget_name:target_typeとして指定します。このオプションは、複数回指定できます。
reason
ブラックアウトの理由。SUPER_USER権限がある場合(Enterprise Managerのスーパー管理者)、理由には任意のテキスト文字列を使用できます。理由がリストにない場合、許容可能なブラックアウト理由のリストに追加されます。SUPER_USER権限がない場合、get_blackout_reasons verbから返されるテキスト文字列の1つを指定する必要があります。
description
ブラックアウトに関連する説明またはコメント。説明は2000文字以内で、任意のテキスト文字列を使用できます。
jobs_allowed
このオプションを指定すると、ブラックアウト期間中もブラックアウトされたターゲットに対してジョブを実行できます。このオプションを指定しない場合、これらのターゲットに対して実行される予定のジョブは、ブラックアウト期間中実行できません。ブラックアウトの作成後は、EM CLIまたはEnterprise Manager Grid Controlコンソールのどちらからもjobs_allowedオプションを変更できません。
propagate_targets
このオプションを指定すると、タイプがhostのターゲットに対するブラックアウトは、そのホスト上のエージェント以外のすべてのターゲットに対して適用されます。このオプションが指定されているかどうかに関係なく、コンポジットまたはグループのターゲットに対するブラックアウトは、コンポジットまたはグループのすべてのメンバーに適用されます。
schedule
ブラックアウト・スケジュール。frequency引数によって、他の引数が必須かオプションかが決まります。
schedule=frequency
ブラックアウト・スケジュールのタイプ(デフォルトはonce)。
schedule=duration
ブラックアウトの期間を時間と分で指定します(-1は無限)。時間と分はそれぞれ6桁まで指定できます。
schedule=start_time
ブラックアウトの開始日と時間。デフォルト値は現在の日付と時間です。値の書式はyy-MM-dd HH:mmです(例: 2003-09-25 18:34)。
schedule=end_time
ブラックアウトの最終日と時間。frequencyが、weekly、monthlyまたはyearlyの場合、日付部分のみを使用します。frequencyがintervalまたはonceの場合、日付と時間が考慮されます。値の書式はyy-MM-dd HH:mmです(例: 2003-09-25 18:34)。
schedule=repeat
ブラックアウトの開始時間から次の開始時間までの時間。数値の後ろの文字は時間の単位を表し、mは分、hは時間、dは日、wは週を表します。
schedule=months
1〜12までの整数で表される月の値のリスト。その年のブラックアウト開始日を月と日で完全に指定するには、各値に対応するday値が必要です。
schedule=days
frequencyがweeklyの場合、1〜7(1が日曜日)の整数で表される曜日の値のリストです。frequencyがmonthlyの場合、1〜31(1が月の1日)の整数で表される日の値のリストです。frequencyがyearlyの場合、1〜31または-1(月の最終日)の整数で表される日の値のリストです。この場合、月は、月と日の各ペアの対応する月の値になります。
schedule=tzinfo
タイムゾーンのタイプ。tzinfo引数は、tzoffsetと一緒に使用されます。使用可能なタイムゾーン・タイプは、specified(GMTとターゲットのタイムゾーンのオフセット)、target(指定されたターゲットのタイムゾーン)、およびrepository(リポジトリのタイムゾーン。tzinfoが指定されていない場合のデフォルト設定)です。詳細は、-schedule=tzoffsetを参照してください。
schedule=tzoffset
タイムゾーンの値。tzinfo引数が指定されていないかrepositoryの場合、タイムゾーン値はリポジトリのタイムゾーンになります。この場合、tzoffset引数を指定することはできません。それ以外の場合は、tzoffset引数が必要です。tzinfoがspecifiedに設定されている場合、tzoffset引数では、GMTとタイムゾーン間のオフセットを時間と分で指定します。tzinfoがtargetに設定されている場合、tzoffset引数では、引数として渡されるターゲットのリストに整数のインデックス(最初は1)を指定します。たとえば、tzoffsetが1の場合、-add_targetsオプションで指定された最初のターゲットのタイムゾーンが使用されます。
タイムゾーンは、ブラックアウト期間の開始時間と終了時間に適用されます。ブラックアウト期間のスケジュールを設定する際、各ターゲットに関連付けられているタイムゾーンは考慮されません(ただし、tzinfoがtargetに設定されている場合は、指定されたターゲットのタイムゾーンがブラックアウト時間に使用されます)。
schedule=[tzregion:<...>]
使用するタイムゾーン・リージョン。tzinfoパラメータを指定する場合、このパラメータによりブラックアウト・スケジュールで使用されるタイムゾーンが決定されます。それ以外の場合、このパラメータは無視されます。デフォルトはGMTです。
例
次の例では、指定されたターゲット(database2)に、即座に開始し、30分間続くブラックアウトb1を作成します。
emcli create_blackout -name=b1 -add_targets=database2:oracle_database
-schedule="duration::30"
-reason="good reason1"
次の例では、myhostのすべてのターゲットに、即座に開始し、2007-04-26 05:00(タイムゾーン「アメリカ/ニューヨーク」)まで続くブラックアウトb1を作成します。
emcli create_blackout -name=b1 -add_targets=myhost:host
-propagate_targets -jobs_allowed
-schedule="end_time:2007-04-26 05:00;tzinfo:specified;
tzregion:America/New_York"
-reason="good reason2"
次の例では、グループmygroupのすべてのターゲットに、即座に開始し、2007-04-26 05:00(タイムゾーン「アメリカ/ニューヨーク」)まで続くブラックアウトb1を作成します。ブラックアウト中ジョブは実行できません。
emcli create_blackout -name=b1 -add_targets=mygroup:group
-schedule="end_time:2007-04-26 05:00;tzinfo:specified;
tzregion:America/New_York"
-reason="good reason3"
次の例では、指定されたターゲット(database2およびdatabase3)に、2007-08-24 22:30に開始し、30分間続くブラックアウトb1を作成します。タイムゾーンは、database2ターゲットのタイムゾーンです。
emcli create_blackout -name=b1
-add_targets="database2:oracle_database;database3:oracle_database
-schedule="frequency:once;start_time:07-08-24
22:30;duration::30;tzinfo:target:tzoffset:1"
-reason="good reason4"
次の例では、指定されたターゲット(database2およびdatabase3)に、2007-08-24 22:30に開始し、30分間続くブラックアウトb1を作成します。タイムゾーンは、database3ターゲットのタイムゾーンです。
emcli create_blackout -name=b1 -add_targets=database2:oracle_database
-add_targets=database3:oracle_database
-schedule="frequency:once;start_time:07-08-24
22:30;duration::30;tzinfo:target;tzoffset:2"
-reason="good reason5"
次の例では、指定されたターゲット(database2)に、2007-08-25 03:00からその後毎日開始し、毎回2時間続くブラックアウトb2を作成します。タイムゾーンはリポジトリのタイムゾーンです。
emcli create_blackout -name=b2 -add_targets=database2:oracle_database
-schedule="frequency:interval;start_time:2007-08-25
03:00;duration:2;repeat=1d"
-reason="good reason"
次の例では、指定されたターゲット(database2)で、即座に開始し、その後2日ごとに06-12-31 23:59まで、毎回2時間5分続くブラックアウトb2を作成します。タイムゾーンはリポジトリのタイムゾーンです。
emcli create_blackout -name=b2 -add_targets=database2:oracle_database
-schedule="frequency:interval;duration:2:5;end_time:06-12-31
23:59;repeat=2d;tzinfo:repository"
-reason="another good reason"
次の例では、myhostとotherhostのすべてのターゲットで、毎週日曜から木曜日まで現在の時間に開始するブラックアウトb4を作成します。ブラックアウトは毎回1時間続きます。
emcli create_blackout -name=b4 -add_targets="myhost:host;otherhost:host"
-propagate_targets
-schedule="frequency:weekly;duration:1:;days=1,2,3,4,5"
-reason="very good reason"
次の例では、グループmygroup内のすべてのターゲットで、毎月15日と月末の22:30に開始し、2006-12-24まで続く(2006-12-15が実際の最終ブラックアウト日)ブラックアウトb5を作成します。ブラックアウトは毎回1時間10分続きます。ブラックアウト中ジョブを実行できます。
emcli create_blackout -name=b5 -add_targets=mygroup:group
-propagate_targets -jobs_allowed
-schedule="frequency:monthly;duration:1:10;start_time:06-10-24 22:30;
end_ time:06-12-24 23:59:days=15,-1"
-reason="pretty good reason"
次の例では、指定されたターゲット(database2)に、毎年3月2日、4月22日、9月23日の13:30に開始するブラックアウトb6を作成します。ブラックアウトは毎回2時間続きます。ブラックアウト中ジョブは実行できません。
emcli create_blackout -name=b6 -add_targets=database2:oracle_database
-propagate_targets
-schedule="frequency:yearly;duration:2;start_time:07-08-24
13:30:months=3,4,9;days=2,22,23"
-reason="most excellent reason"
グループの名前とメンバーを定義します。グループの作成後、Enterprise Manager Grid Controlコンソールからグループを編集し、グループ・メンバーに表示するサマリー・メトリックを構成できます。
書式
emcli create_group
-name="name"
[-type=<group>]
[-add_targets="name1:type1;name2:type2;..."]...
[-is_propagating="true/false"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
グループの名前。
type
グループ・タイプ(group)。デフォルトはgroupです。
add_targets
既存のターゲットをグループに追加します。各ターゲットは、名前と値のペアtarget_name:target_typeで指定します。このオプションは、複数回指定できます。
is_propagating
グループに対する権限をメンバー・ターゲットに伝播するかどうかを示すフラグ。デフォルトはfalseです。
例
次の例では、db_groupという名前のデータベースのみのグループを作成します。このグループは、2つのOracleデータベースemp_recとpayrollで構成されています。
emcli create_group -name=db_group
-add_targets="emp_rec:oracle_database"
-add_targets="payroll:oracle_database"
次の例では、Oracleデータベース(database2)、リスナー(dblistener)、ホスト(mymachine.myco.com)で構成されるmy_groupという名前の混合メンバー・タイプのグループを作成します。
emcli create_group -name=my_group
-add_targets="database2:oracle_database;dblistener:oracle_listener
-add_targets="mymachine.myco.com:host"
次の例では、oracle.comドメイン内に3つのシステム(smpsun、dlsun、supersun)で構成される、my_hostsというホストのみのグループを作成します。
emcli create_group -name=my_hosts
-add_targets="smpsun.oracle.com:host"
-add_targets="dlsun.oracle.com:host;supersun.oracle.com:host"
後で適用するsudoまたはPowerBroker設定を作成します。1つ以上の設定を作成してapply_privilege_delegation_setting verbを使用する必要があります。
書式
emcli create_privilege_delegation_setting
-setting_name="setting_name"
-setting_type="ttype"
[-settings="setting"]
[-separator=settings=";"]
[-subseparator=settings=","]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
setting_name
設定の名前。
setting_type
作成する設定のタイプ。
settings
パラメータ値。次のいずれかのパラメータを選択します。
%USERNAME%: コマンドを実行するユーザーの名前。%RUNAS%: このユーザーとしてコマンドを実行。%COMMAND%: sudoコマンド。
separator
特定のオプション名について、名前と値のペアの間に挿入するデリミタ。デフォルト値はセミコロン(;)です。
subseparator
特定のオプション名について、名前と値の各ペアで名前と値の間に挿入するセパレータ。デフォルト値はセミコロン(;)です。
例
次の例では、sudo_settingという名前の設定を作成します。設定のタイプはSUDOで、使用するsudoパスは/usr/local/bin/sudoです。sudo引数は次のとおりです。
-S
-u
%RUNAS%
%COMMAND%
emcli create_privilege_delegation_setting
-setting_name=sudo_setting
-setting_type=SUDO
-settings="SETTINGS:/usr/local/bin/sudo -S -u %RUNAS% %COMMAND%"
次の例では、pb_settingという名前の設定を作成します。設定のタイプはPOWERBROKERで、使用するPowerBrokerパスは/etc/pbrunです。引数は次のとおりです。
%RUNAS%
%PROFILE%
%COMMAND%
;PASSWORD_PROMPT_STRING
Password:
emcli create_privilege_delegation_setting
-setting_name=pb_setting
-setting_type=POWERBROKER
-settings="SETTINGS,/etc/pbrun %RUNAS% %PROFILE% %COMMAND%
;PASSWORD_PROMPT_STRING,Password:"
-separator=settings=";"
-subseparator=settings=","
追加の例は、オンライン・ヘルプを参照してください。
冗長性グループの名前とメンバーを定義します。冗長性グループの作成後、Enterprise Manager Grid Controlコンソールから冗長性グループを編集し、冗長性グループ・メンバーに対して表示するグラフを構成できます。
書式
emcli create_red_group
-name="name"
[-type=<generic_redundancy_group>]
-add_targets="name1:type1;name2:type2;..."...
[-owner=<Redundancy Group Owner>]
[-timezone_region=<actual timezone region>]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
冗長性グループの名前。
type
冗長性グループのタイプ。デフォルトはgeneric_redundancy_groupです。
add_targets
既存のターゲットを冗長性グループに追加します。各ターゲットは、名前と値のペアtarget_name:target_typeで指定します。このオプションは、複数回指定できます。
owner
冗長性グループの所有者。
timezone_region
この冗長性グループのタイムゾーン・リージョン。
例
次の例では、lsnr_groupという名前の冗長性グループを作成します。このグループは、2つのOracleリスナーemp_recとpayrollで構成されています。
emcli create_red_group -name=lsnr_group
-add_targets="emp_rec:oracle_listener"
-add_targets="payroll:oracle_listener"
冗長性グループを作成します。
書式
emcli create_redundancy_group
-redundancyGroupName="redGrpName"
-memberTargetType="tType"
-memberTargetNames="tName1;tName2"
[-group_status_criterion="NUMBER" or "PERCENTAGE"]
[-group_status_tracked="UP" or "DOWN"]
[-group_status_value=(see the Options section)]
[-timezone_region=<valid_time_zone_region>]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
redundancyGroupName
冗長性グループの名前。
memberTargetType
構成メンバー・ターゲットのターゲット・タイプ。
memberTargetNames
この冗長性グループのメンバー・ターゲット。
group_status_criterion
このオプションと次の2つのオプションで、冗長性グループのステータスを計算します。したがって、3つのオプションをすべて指定する必要があります。キャパシティ・グループではない場合、次の組合せを指定する必要があります。
-group_status_criterion='NUMBER' -group_status_tracked='UP' -group_status_value='1']
group_status_tracked
前述のオプションを参照してください。
group_status_value
group_status_criterionオプションを参照してください。
-group_status_criterion= "PERCENTAGE"の場合、1〜100の任意の値を指定できます。-group_status_criterion="NUMBER"の場合、1以上で、存在するターゲットの数以下の任意の値を指定できます。
timezone_region
この冗長性グループのタイムゾーン・リージョン。有効なタイムゾーン・リージョンのリストを確認するには、SQLPLUSで次のコマンドを入力してください。
SELECT TZNAME FROM V$TIMEZONE_NAMES
このコマンドを実行するには、SELECT_CATALOG_ROLEロールが必要なことがあります。
例
次の例では、メンバー・ターゲットとしてlistener、listener2、listener3を保持するredGrp1という名前の冗長性グループを作成します。ステータスは、メンバー・ターゲットの55%が実行中の場合に冗長性グループが稼働しているものとして計算されます。
emcli create_redundancy_group -redundancyGroupName='redGrp1'
-memberTargetType='oracle_listener'
-memberTargetNames='listener;listener2;listener3'
-group_status_criterion='PERCENTAGE'
-group_status_tracked='UP'
-group_status_value='55'
次の例では、PST8PDTというタイムゾーンでメンバー・ターゲットとしてlistener、listener2、listener3を保持するredGrp1という名前の冗長性グループを作成します。ステータスは、メンバー・ターゲットの2つが実行中の場合に冗長性グループが稼働しているものとして計算されます。
emcli create_redundancy_group -redundancyGroupName='redGrp1'
-memberTargetType='oracle_listener'
-memberTargetNames='listener;listener2;listener3'
-timezone_region='PST8PDT'
-group_status_criterion='NUMBER'
-group_status_tracked='UP'
-group_status_value='2'
新しいEnterprise Manager管理者ロールを作成します。
書式
emcli create_role
-name="role_name"
[-description="description"]
[-roles="role1;role2;..."]
[-users="user1;user2;..."]
[-privilege="name;[[target_name:target_type]|jobid]"]...
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
ロール名。
description
ロールの説明。
roles
この新しいロールに割り当てるロールのリスト。現在、組込みロールはPUBLICのみです。
users
ロールを割り当てるユーザーのリスト。
privilege
このロールに与える権限。このオプションは、複数回指定できます。注意: 権限では大文字と小文字が区別されません。
次のシステム権限には、ターゲットまたはジョブIDは必要ありません。
CREATE_TARGET
VIEW_ANY_TARGET
USE_ANY_BEACON
EM_MONITOR
SUPER_USER
次のターゲット権限では、target_name:target_typeを指定する必要があります。
VIEW_TARGET
OPERATOR_TARGET
FULL_TARGET
次のジョブ権限では、jobidを指定する必要があります。
VIEW_JOB
FULL_JOB
例
次の例では、「This is a new role called my_new_role」という1文の説明付きの、my_new_roleという名前のロールを作成します。ロールは、既存の3つのロール(role1、role2、role3)を組み合せたものです。ロールには、ID 923470234ABCDFE23018494753091111のジョブを表示する権限とターゲットhost1.us.oracle.com:hostを表示する権限の2つの権限が追加されています。ロールは、johndoeとjanedoeに付与されます。
emcli create_role
-name="my_new_role"
-desc="This is a new role called my_new_role"
-roles="role1;role2;role3"
-privilege="view_job;923470234ABCDFE23018494753091111"
-privilege="view_target;host1.us.oracle.com:host"
-users="johndoe;janedoe"
Enterprise Managerによって監視されるサービスを追加します。
書式
emcli create_service
-name='name'
-type='type'
-availType=availability type (can be 'test' or 'system')
-availOp=availability operator (can be 'and' or 'or')
[-hostName=host name]
[-agentURL=agent url]
[-properties='pname1|pval1;pname2|pval2;...']
[-timezone_region='gmt offset']
[-systemname='system name']
[-systemtype='system type']
[-keycomponents='keycomp1name:keycomp1type;keycomp2name:keycomp2type;...']
[-beacons='bcn1name:bcn1isKey;bcn2name:bcn2isKey;...']
[-input_file='template:Template file name;[vars:Variables file name]']
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
サービス名。名前には、コロン(:)、セミコロン(;)、先行または後続の空白を使用できません。
type
サービス・タイプ。
availType
可用性をテストベースまたはシステムベースに設定します。可用性をtestに設定すると、テンプレート・ファイル、ビーコン、変数を引数として指定する必要があります。可用性をsystemに設定すると、systemname、systemtypeおよびkeycomponentsを指定する必要があります。
availOp
andの場合、すべてのキー・テストとコンポーネントを使用して、可用性を判断します。orの場合、いずれかのキー・テストとコンポーネントを使用して、可用性を判断します。
hostName
このターゲット・インスタンスのデータを収集する管理エージェントを実行しているシステムのネットワーク名。
agentURL
このターゲット・インスタンス用のデータを収集する管理エージェントのURL。ホスト名を入力すると、このフィールドにはホストのエージェントURLが自動的に入力されます。
properties
サービス・インスタンスのプロパティの名前と値のペア(prop_name:prop_valueなど)のリスト。
timezone_region
このターゲット・インスタンスのGMTオフセット(-7または-04:00の書式を使用)。
systemname
サービスが置かれているシステム。
keycomponents
サービスに使用されているシステムのキー・コンポーネントの名前とタイプのペア(keycomp_name:keycomp_typeなど)のリスト。
beacons
サービスのビーコンを説明する名前とisKeyのペア。isKeyがYに設定されている場合、ビーコンはサービスのキー・ビーコンとして設定されます。可用性をテストベースに設定した場合、サービスには、少なくとも1つのキー・ビーコンが必要です。
input_file
テンプレート・ファイル名は、テンプレート定義を含むXMLファイルです。変数ファイルでは、テンプレートの値を定義します。
例
次の例では、指定されたキー・コンポーネントを備えたmy systemという汎用システムで、指定されたプロパティを持つmy serviceという汎用サービスを作成します。可用性はシステムベースに設定されます。
emcli create_service
-name='my service' -type='generic_service'
-availType='system' -availOp='or'
-properties='prop1:value1; prop2:value2'
-timezone_region='PST8PDT'
-systemname='my system' -systemtype='generic_system'
-keycomponents='database:oracle_database; mytestbeacon:oracle_beacon'
次の例では、mytests.xmlに定義されたテスト、キー・ビーコンに設定されたビーコンMyBeacon、および非キー・ビーコンに設定されたMyOtherBeaconを含む、指定されたプロパティを持つmy serviceという汎用サービスを作成します。可用性はテストベースに設定されます。
emcli create_service
-name='my service' -type='generic_service'
-availType='test' -availOp='or'
-properties='prop1:value1; prop2:value2'
-timezone_region='PST8PDT'
-input_file='template:mytests.xml'
-beacons='MyBeacon:Y;MyOtherBeacon:N'
システムの名前とメンバーを定義します。システムの作成後、Enterprise Manager Grid Controlコンソールからシステムを編集し、システム・メンバーに対して表示するグラフを構成できます。
書式
emcli create_system
-name="name"
[-type=<system>]
[-add_members="name1:type1;name2:type2;..."]...
-timezone_region="actual timezone region"
[-owner="owner"]
[-meta_ver="meta version of system type"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
システムの名前。
type
システム・タイプ(generic_system)。デフォルトはgeneric_systemです。
add_members
既存のターゲットをシステムに追加します。各ターゲットは、名前と値のペアtarget_name:target_typeで指定します。このオプションは、複数回指定できます。
timezone_region
実際のタイムゾーン・リージョン。
owner
システムの所有者。
meta_ver
システム・タイプのメタ・バージョン。デフォルトは1.0です。
例
次の例では、db_systemという名前の汎用システムを作成します。このシステムは、2つのOracleデータベースemp_recとpayrollで構成されています。このシステムの所有者はuser1です。システム・タイプのメタ・バージョンは3.0です。
emcli create_system -name=db_system
-add_members="emp_rec:oracle_database"
-add_members="payroll:oracle_database"
-timezone_region="PST8PDT"
-owner="user1"
-meta_ver="3.0"
次の例では、Oracleデータベース(database2)、リスナー(dblistener)、ホスト(mymachine.myco.com)で構成されるmy_systemという名前の汎用システムを作成します。このシステムの所有者はログイン・ユーザーです。システム・タイプのメタ・バージョンは1.0です。
emcli create_system -name=my_system
-add_members="database2:oracle_database;dblistener:oracle_listener
-add_members="mymachine.myco.com:host"
-timezone_region="PST8PDT"
新しいEnterprise Manager管理者を作成します。
書式
emcli create_user
-name="name"
-type="type of user"
-password="password"
[-roles="role1;role2;..."]
[-email="email1;email2;..."]
[-privilege="name;[[target_name:target_type]|jobid]"]...
[-profile="profile_name"]
[-desc="user_description"]
[-expired="true|false"]
[-prevent_change_password="true|false"]
[-input_file="arg_name:file_path"]
オプション
name
管理者名。
Type
ユーザーのタイプ。このパラメータのデフォルト値はEM_USERです。このパラメータで使用可能な値は、次のとおりです。
EM_USER
EXTERNAL_USER
DB_EXTERNAL_USER
password
管理者のパスワード。
roles
この管理者に割り当てるロールのリスト。現在、組込みロールとしてPUBLICが含まれています。
この管理者の電子メール・アドレスのリスト。
privilege
この管理者に付与する権限。このオプションは、複数回指定できます。
次のシステム権限には、ターゲットまたはジョブIDは必要ありません。
CREATE_TARGET
VIEW_ANY_TARGET
USE_ANY_BEACON
EM_MONITOR
SUPER_USER
次のターゲット権限では、target_name:target_typeを指定する必要があります。
VIEW_TARGET
OPERATOR_TARGET
FULL_TARGET
次のジョブ権限では、jobidを指定する必要があります。
VIEW_JOB
FULL_JOB
profile
データベース・プロファイル名。デフォルト・プロファイル名としてDEFAULTが使用されます。
desc
追加されるユーザーに関するユーザー説明。
expired
これを使用すると、パスワード期限が即座に切れます。デフォルトはfalseです。
prevent_change_password
trueに設定すると、独自のパスワードを変更できなくなります。デフォルトはfalseです。
input_file
管理者が引数の値をファイルに指定できるようにします。値の書式は、name_of_argument:file_path_with_file_nameです。このオプションは、複数回指定できます。
例
次の例では、new_adminという名前のEnterprise Manager管理者を作成します。この管理者は、ID 923470234ABCDFE23018494753091111のジョブを表示する権限とターゲットhost1.us.oracle.com:hostを表示する権限の2つの権限が追加されています。管理者new_adminには、PUBLICロールが付与されます。
emcli create_user
-name="new_admin"
-password="oracle"
-email="first.last@oracle.com;joe.shmoe@shmoeshop.com"
-roles="public"
-privilege="view_job;923470234ABCDFE23018494753091111"
-privilege="view_target;host1.us.oracle.com:host"
追加の例は、このverbのオンライン・ヘルプを参照してください。
すでに終了したブラックアウトまたは完全に停止したブラックアウトを削除します。進行中のブラックアウトや現在スケジュールされているブラックアウトは削除できません。まずstop_blackoutを実行する必要があります。
書式
emcli delete_blackout
-name="name"
[-createdby="blackout_creator" (default is current user)]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
削除するブラックアウトの名前。
createdby
ブラックアウトを作成したEnterprise Managerユーザー。別のユーザーが作成したブラックアウトを削除するには、SUPER_USER権限が必要です。
例
次の例では、現行ユーザーが作成したブラックアウトbackup_monthlyを削除します。
emcli delete_blackout -name=backup_monthly
次の例では、Enterprise Manager管理者sysadmin2が作成したブラックアウトdb_maintenanceを削除します。現行ユーザーは、ユーザーsysadmin2またはSUPER_USER権限を持つユーザーである必要があります。
emcli delete_blackout -name=db_maintenance -createdby=sysadmin2
ゲスト仮想マシンを削除します。ゲスト仮想マシンを削除するには、そのマシンの状態が「停止」である必要があります。
書式
emcli delete_guest_vm
-guest_vm_name=Virtual Machine Name
-server_pool_name=Server Pool Name
オプション
guest_vm_name
ゲスト仮想マシンの名前。
server_pool_name
サーバー・プールの名前。
例
次の例では、Oracleサーバー・プールにあるゲストVMのdom15を削除します。
emcli delete_guest_vm -guest_vm_name="dom15"
-server_pool_name="Oracle Server Pool"
グループを削除します。存在しないグループの削除を試みてもエラーは生成されません。
書式
emcli delete_group
-name="name"
[-type=<group>]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
削除するグループの名前。
type
グループ・タイプ(group)。デフォルトはgroupです。
例
次の例では、データベース・ターゲット・タイプで構成されるグループpayroll_groupを削除します。
emcli delete_group -name=payroll_group
次の例では、ホスト・ターゲット・タイプで構成されるグループmy_hostsを削除します。
emcli delete_group -name=my_hosts
次の例では、混合ターゲット・タイプで構成されるグループmy_groupを削除します。
emcli delete_group -name=my_group
指定されたジョブを削除します。EXECUTING(実行中)状態のジョブは削除できません。ジョブID、ステータスおよび実行中のジョブのリストを取得するには、get_jobsを使用します。
書式
emcli delete_job
-job_id="jobID" | -name="jobName"
オプション
job_id
削除するジョブのジョブID。
name
削除するジョブの名前。ジョブを一意に識別するには、現行ユーザーを使用します。
例
次の例では、ジョブIDが12345678901234567890123456789012の既存のジョブを削除します。
emcli delete_job -job_id=12345678901234567890123456789012
次の例では、現行Enterprise Managerユーザーに属しているmy_jobという名前の既存のジョブを削除します。
emcli delete_job -name=my_job
指定されたジョブを削除します。EXECUTING(実行中)状態のジョブは削除できません。ジョブID、ステータスおよび実行中のジョブのリストを取得するには、get_jobsを使用します。
書式
emcli delete_job
-job_id="jobID" | -name="jobName"
オプション
job_id
削除するジョブのジョブID。
name
削除するジョブの名前。ジョブを一意に識別するには、現行ユーザーを使用します。
例
次の例では、ジョブIDが12345678901234567890123456789012の既存のジョブを削除します。
emcli delete_job -job_id=12345678901234567890123456789012
次の例では、現行Enterprise Managerユーザーに属しているmy_jobという名前の既存のジョブを削除します。
emcli delete_job -name=my_job
プロモート・メトリックを削除します。
書式
emcli delete_metric_promotion
-name=Service target name
-type=Service target type
-promotedMetricKey = Key Value of the promoted metric
[-category = Usage/Performance/Business]
[-promotedMetricName = Promoted Metric]
[-promotedMetricColumn = Promoted Metric Column]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
サービス・ターゲットの名前。
type
サービス・タイプの名前。
promotedMetricKey
プロモート・メトリックのキー値を指定する必須引数。UIに表示されるプロモート・メトリックの名前に対応します。
category
プロモート・メトリックが、サービスの使用状況メトリックかパフォーマンス・メトリックかを定義します。このオプションは、プロモート・メトリックの名前とメトリック列を特定するために使用されます。このオプションを指定しない場合、promotedMetricNameおよびpromotedMetricColumnオプションを指定する必要があります。
promotedMetricName
プロモート・メトリック名。categoryオプションを指定した場合は省略可能です。
promotedMetricColumn
プロモート・メトリック列。categoryオプションを指定した場合は省略可能です。
例
次の例では、サービスMyTargetでキー値がmymetric1のプロモート・パフォーマンス・メトリックを削除します。
emcli delete_metric_promotion -name='MyTarget' -type='generic_service'
-category=Performance -promotedMetricKey=mymetric1
sudoまたはPowerBroker設定を削除します。
書式
emcli delete_privilege_delegation_settings
-setting_names="setting_name1;setting_name2;setting_name3;"
オプション
setting_names
削除する設定の名前。
例
次の例では、setting_name1、setting_name2およびsetting_name3という名前の権限設定を削除します。
emcli delete_privilege_delegation_settings
-setting_names="sudo_setting1;sudo_setting2;pbSetting1
既存のEnterprise Manager管理者ロールを削除します。
書式
emcli delete_role
-name="role_name"
オプション
name
ロール名。
例
次の例では、existing_roleという名前のロールを削除します。
emcli delete_role -name="existing_role"
システムを削除します。
書式
emcli delete_system
-name="name"
[-type=<generic_system>]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
削除するシステムの名前。
type
システム・タイプ(generic_system)。デフォルトはgeneric_systemです。
例
次の例では、システムmy_systemを削除します。
emcli delete_system -name=my_system
Enterprise Manager Grid Control監視フレームワークから指定されたターゲットを削除します。ターゲットを削除すると、管理リポジトリからは削除されますが、ターゲットそのものは削除されません。
get_targets verbを使用して、使用可能なターゲットと対応するタイプのリストを取得できます。
書式
emcli delete_target
-name="name"
-type="type"
-delete_monitored_targets
オプション
name
ターゲット名。
type
ターゲット・タイプ。
delete_monitored_targets
指定されたエージェントにより監視されているターゲットを削除します。oracle_emdターゲット・タイプにのみ適用可能です。
例
次の例では、databaseという名前のoracle_databaseターゲットを削除します。
emcli delete_target
-name="database"
-type="oracle_database"
テストを構成するステップおよびステップ・グループとともにサービス・テストを削除します。
書式
emcli delete_test
-name=<target_name>
-type=<target_type>
-testname=<test_name>
-testtype=<test_type>
オプション
name
サービス・ターゲット名。
type
サービス・ターゲット・タイプ。
testname
テストの名前。
testtype
テストのタイプ。
例
次の例では、MyTargetという名前のgeneric_serviceターゲットでMyTestという名前のHTTPテストを削除します。
emcli delete_test -name='MyTarget' -type='generic_service'
-testname='MyTest' -testtype='HTTP'
テストのしきい値を削除します。
書式
emcli delete_test_threshold
-name=<target_name>
-type=<target_type>
-testname=<test_name>
-testtype=<test_type>
-metricName=<metric_name>
-metricColumn=<metric_column>
[-beaconName=<beacon_name>]
[-stepName=<step_name>]
[-stepGroupName=<stepgroupname>]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
サービス・ターゲット名。
type
サービス・ターゲット・タイプ。
testname
テストの名前。
testtype
テスト・タイプ。
metricName
メトリック名。
metricColumn
メトリック列。
beaconName
ビーコン名。
stepName
ステップ名。
stepGroupName
ステップ・グループ名。
例
emcli delete_test_threshold
-name="Service Name"
-type="generic_service"
-testname="Test Name"
-testtype="HTTP"
-metricName="http_response"
-metricColumn="timing"
既存のEnterprise Manager管理者を削除します。
ユーザーを削除すると、そのユーザーが作成したジョブはすべて停止され、削除されます。そのユーザーが作成したブラックアウトも削除されます。ただし、ユーザーを削除するコールを発行したときに、そのユーザーが作成したブラックアウトがアクティブな場合、そのユーザーを削除することはできません。この状態は、ユーザー削除の無効状態とみなされます。まず、これらのアクティブなブラックアウトをすべて停止し、失敗したユーザー削除コールを再発行する必要があります。
書式
emcli delete_user
-name="user_name"
オプション
name
管理者名。
例
次の例では、sysman3という名前のEnterprise Manager管理者を削除します。
emcli delete_user -name=sysman3
すべてのユーザー操作の監査を無効にします。
書式
emcli disable_audit
サービス・テストの監視を無効にします。
書式
emcli disable_test
-name=<target name>
-type=<target type>
-testname=<test name>
-testtype=<test type>
オプション
name
サービス・ターゲット名。
type
サービス・ターゲット・タイプ。
testname
テストの名前。
testtype
テスト・タイプ。
例
次の例では、MyTargetという名前のgeneric_serviceターゲットでMyTestという名前のHTTPテストを無効にします。
emcli disable_test -name='MyTarget' -type='generic_service'
-testname='MyTest' -testtype='HTTP'
すべてのユーザー操作の監査を有効にします。
書式
emcli enable_audit
サービス・テストの監視を有効にします。サービス・テスト・コレクションがすべてのビーコンに送信されます。
書式
emcli enable_test
-name=<target name>
-type=<target type>
-testname=<test name>
-testtype=<test type>
オプション
name
サービス・ターゲット名。
type
サービス・ターゲット・タイプ。
testname
テストの名前。
testtype
テスト・タイプ。
例
次の例では、MyTargetという名前のgeneric_serviceターゲットでMyTestという名前のHTTPテストを有効にします。
emcli enable_test -name='MyTarget' -type='generic_service'
-testname='MyTest' -testtype='HTTP'
一連のターゲットに対してホスト・コマンドを実行します。
書式
emcli execute_hostcmd
-cmd="host command"
-osscript="os script to be executed with "cmd" "
-targets="name1:type1;name2:type2;..."
-credential_set_name="name"
[-input_file="parameter_tag:script_file"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
cmd
host commandは有効な任意のホスト・コマンドまたはホスト・コマンドのグループです。
targets
ターゲット名とターゲット・タイプのペアのリストです。ホスト・コマンドは、このリストのEnterprise Managerターゲットに対して実行されます。すべてのターゲットは、ターゲットのグループを表すhostまたはcompositeタイプである必要があります。グループの場合、グループはすべてのホスト・ターゲットを抽出するように展開され、ホスト・コマンドはそれらのホスト・ターゲットに対して実行されます。
credential_set_name
credential_set_nameパラメータは、Enterprise Managerリポジトリに格納されている優先資格証明のセット名を参照します。このパラメータがない場合、ホスト・コマンドの実行にはHostCredsNormalが使用されます。hostターゲット・タイプの場合、次の2つの資格証明セットがあります。
HostCredsNormal: ホスト・ターゲットに対するデフォルトの権限のない資格証明セット
HostCredsPriv: ホスト・ターゲットに対する権限付きの資格証明セット
資格証明セット・パラメータは、usernameやpasswordなどの資格証明の上書きパラメータがない場合のみ指定できます。
指定されている場合、資格証明の上書きパラメータを完全に指定する必要があります。ホスト・コマンドの場合、usernameとpasswordを一緒に指定する必要があります。
input_file
-osscriptオプションと一緒に使用されます。このオプションを使用して、OSスクリプトの内容をロードできます。-input_fileオプションでは、タグとローカル・ファイル・パスのマッピングを指定します。タグは、-osscriptオプションの実際のOSスクリプト内容のかわりに指定されます。タグにはコロン(:)とセミコロン(;)は使用できません。
例
次の例では、ターゲットstach.us.oracle.com:hostおよびグループgrpに含まれるホスト・ターゲットに対してホスト・コマンドls -l;を実行します。すべてのターゲットに対して、格納されているHostCredsPriv優先資格証明が使用されます。
emcli execute_hostcmd
-cmd="ls -l;"
-credential_set_name="HostCredsPriv"
-targets="stach.us.oracle.com:host;grp:composite"
次の例では、スクリプト/scratch/dba_scripts/shellscript.shの内容をオプション-osscriptの値にロードし、ターゲットreference.us.oracle.com:hostおよびグループgrpに含まれるホスト・ターゲットに対して実行します。すべてのターゲットに対して、格納されているHostCredsNormal優先資格証明が使用されます。
emcli execute_hostcmd
-cmd="/bin/sh -s"
-osscript="FILE"
-input_file="FILE:/scratch/dba_scripts/shellscript.sh"
-credential_set_name="HostCredsNormal"
-targets="reference.us.oracle.com:host;grp:composite"
一連のターゲットに対してSQLコマンドを実行します。
書式
emcli execute_sql
-sql="sql command"
-targets="name1:type1;name2:type2;..."
-credential_set_name="name"
[-input_file="parameter_tag:script_file"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
sql
sql commandは、1つのSQL文です。
targets
ターゲット名とターゲット・タイプのペアのリストです。SQLコマンドは、このリストのEnterprise Managerターゲットに対して実行されます。すべてのターゲットは、ターゲットのグループを表すoracle_databaseまたはcompositeタイプである必要があります。グループの場合、グループはすべてのデータベース・ターゲットを抽出するように展開され、SQLコマンドはそれらのデータベース・ターゲットに対して実行されます。
credential_set_name
Enterprise Managerリポジトリに格納されている優先資格証明のセット名を参照します。このパラメータがない場合、SQLコマンドの実行にはDBCredsNormalおよびDBHostCreds資格証明セットが使用されます。どちらのターゲット・タイプにも、複数の資格証明セットがあります。
HostCredsNormal: ホスト・ターゲットに対するデフォルトの権限のない資格証明セット
HostCredsPriv: ホスト・ターゲットに対する権限付きの資格証明セット
DBHostCreds: oracle_databaseターゲット用のホスト資格証明セット
DBCredsNormal: oracle_databaseターゲット用のデフォルトの標準資格証明セット
DBCredsSYSDBA: oracle_databaseターゲット用のsysdba資格証明セット
credential_set_nameパラメータは、[db_|host_]usernameや[db_|host_]passwordなどの資格証明の上書きパラメータがない場合のみ指定できます。指定されている場合、資格証明の上書きパラメータを完全に指定する必要があります。SQLコマンドの場合、db_username、db_password、db_role、host_usernameおよびhost_passwordが必要です。
input_file
-sqlオプションと一緒に使用されます。このオプションを使用して、SQLスクリプトの内容をロードできます。-input_fileオプションでは、タグとローカル・ファイル・パスのマッピングを指定します。タグは、-sqlオプションの実際のSQLコマンドのかわりに指定されます。タグにはコロン(:)とセミコロン(;)は使用できません。
例
次の例では、ターゲットdatabase:oracle_databaseおよびグループgrpに含まれるデータベース・ターゲットに対してSQLコマンドselect * from sysman.mgmt_targets;を実行します。すべてのターゲットに対して、格納されているSYSDBA優先資格証明が使用されます。
emcli execute_sql
-sql="select * from sysman.mgmt_targets;"
-credential_set_name="DBCredsSYSDBA"
-targets="database:oracle_database;grp:composite"
次の例では、スクリプト/scratch/dba_scripts/enterprise_schema.sqlの内容をオプション-sqlの値にロードし、ターゲットdatabase:oracle_databaseおよびグループgrpに含まれるデータベース・ターゲットに対して実行します。すべてのターゲットに対して、格納されているSYSDBA優先資格証明が使用されます。
emcli execute_sql
-sql="FILE"
-input_file="FILE:/scratch/dba_scripts/enterprise_schema.sql"
-credential_set_name="DBCredsSYSDBA"
-targets="database:oracle_database;grp:composite"
タイトルと所有者を指定して、レポート定義とそのすべての要素定義をエクスポートします。
書式
emcli export_report -title="<report-title>" -owner="<report-owner>" -output_file="<file>"
オプション
title
エクスポートするレポートのタイトル。
owner
エクスポートするレポートの所有者。ログインしているemcliユーザーは、レポートの表示権限を持っている必要があります。ターゲット名はエクスポートされません。レポートはタイトルと所有者により一意に定義されるため、その両方を指定する必要があります。
output_file
エクスポート・ファイルの名前。
例
emcli export_report -title="maintenance report" -owner="SHIFT1_OPERATOR" -output_file="$HOME/reports/maint_report.xml"
監視テンプレートをエクスポートし、同時にテンプレートのUDMもエクスポートします。テンプレートは、XMLファイルの形式でファイル・システムにエクスポートするか、XML形式で標準出力に出力することができます。
書式
emcli export_template
-name="name"
-target_type="target_type"
[-output_file=<File to which template will be exported>]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
テンプレートの名前。名前とターゲット・タイプによりテンプレートは一意に識別されます。
target_type
テンプレートのターゲット・タイプ。
output_file
テンプレートを出力するファイルを指定します。指定しない場合、テンプレートはstdoutに出力されます。
例
次の例では、HOST_TEMP1という名前とhostというターゲット・タイプで指定したテンプレートXMLを画面に出力します。
emcli export_template -name=HOST_TEMP1 -target_type=host
次の例では、HOST_TEMP1という名前とhostというターゲット・タイプで指定したテンプレートXMLをtest.xmlファイルに作成します。
emcli export_template -name=HOST_TEMP1 -target_type=host -output_file=test.xml
指定されたApplication ServerのOracleホームまたはソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントをターゲット・ホストから指定された接続先にクローニングします。新しいホストは既存のクラスタに結合されます。PortalまたはWirelessの場合、OIDユーザーおよびパスワードも必要です。データベースをベースとするリポジトリのみに接続しているJ2EEの場合、DCMスキーマ・パスワードが必要です。
EMCLI経由での変数の受渡し
%perlbin%または%oracle_home%のような変数を使用すると、EM CLIは値そのもののかわりに現在のローカル環境からの変数値を渡します。EM CLIコマンドを使用して変数を渡すために、-prescriptsまたは-postscriptsオプションを使用している場合があり、そのときはバッチファイルの中にEM CLIコマンドを設定しますが、%は%%に置き換えて指定します。
書式
emcli extend_as_home
-input_file="dest_properties:file_path"
-list_exclude_files="list of files to exclude"
-isSwLib="true/false"
-tryftp_copy="true/false"
-jobname="name of cloning job"
-iasInstance=instance
-clustername=name of the cluster to join
-oldIASAdminPassword=oldpass
-newIASAdminPassword=newpass
[-oiduser=oid admin user]
[-oidpassword=oid admin password]
[-dcmpassword=dcm schema password]
[-prescripts=script name to execute"]
[-run_prescripts_as_root="true/false"]
[-postscripts=script to execute"]
[-run_postscripts_as_root="true/false"]
[-rootscripts=script name to execute"]
[-swlib_component ="path:path to component;version:rev"]
[-source_params="TargetName:name;HomeLoc:loc;HomeName:name;
ScratchLoc:Scratch dir Location"
[-jobdesc="description"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
dest_properties
ターゲットに関する情報を含むファイル。ファイルの各行は、1つの接続先に関する情報に対応します。
書式:
Destination Host Name1;Destination Home Loc; Home Name; Scratch Location;
list_exclude_files
除外するファイルをカンマで区切ったリスト。ソースがソフトウェア・ライブラリの場合は必要ありません。アスタリスク(*)をワイルド・カードとして使用できます。
isSwLib
ソースがOracleホーム・データベースかソフトウェア・ライブラリかを指定します。
tryftp_copy
FTPでコピーするかどうかを指定します。コマンドラインからEM CLIを使用する場合は、FTPコピー・オプションをfalseに設定する必要があります。
jobname
クローニング・ジョブの名前。
iasInstance
Application Serverインスタンス。
clustername
結合するクラスタの名前。
oldIASAdminPassword
古いApplication Server管理者パスワード。
newIASAdminPassword
新しいApplication Server管理者パスワード。
oiduser
OID管理者ユーザー。
oidpassword
OID管理者パスワード。
dcmpassword
DCMスキーマ・パスワード。
prescripts
実行するスクリプトのパス。
|
注意: 二重引用符で囲まれたパラメータは、エスケープ(\)文字を使用することによって受渡し可能です。次に例を示します。prescripts=" <some value here>=\"some value here\" " |
run_prescripts_as_root
前処理スクリプトをrootとして実行します。デフォルトでは、このオプションはfalseに設定されます。
postscripts
実行するスクリプトのパス。
run_postscripts_as_root
後処理スクリプトをrootとして実行します。デフォルトでは、このオプションはfalseに設定されます。
rootscripts
実行するスクリプトのパス。ジョブ・システム環境変数(%oracle_home%、%perl_bin%)を使用して、スクリプトの場所を指定できます。
swlib_component
クローニングするソフトウェア・ライブラリへのパス。この場合、isSwLibをtrueに設定する必要があります。
source_params
ソースOracleホーム情報。この場合、isSwLibをfalseに設定する必要があります。
jobdesc
ジョブの説明。指定しない場合、デフォルトの説明が自動的に生成されます。
Oracleクラスタウェアのソース・ホームの場所またはOracleクラスタウェアのソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントを使用して、Oracleクラスタウェアのクラスタを指定された接続先まで拡張します。コンポーネントが使用されている場合、Oracleホーム名およびホームの場所とともに、現行クラスタに含まれるホストの情報を提供する必要があります。ソース・ホームからクローニングする場合、ソース情報(-srchost、-home_name、-home_location)を2度渡す必要はありません。この情報はホームから抽出されます。これらは、ソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントからクローニングする場合のみ必要です。
書式
emcli extend_crs_home
-input_file="dest_properties:file_path"
-list_exclude_files="list of files to exclude"
-clusternodes="node1;node2;node3;node4"
-clustername="name of cluster to create"
-isSwLib="true/false"
-tryftp_copy="true/false"
-jobname="name of cloning job"
[-srchost=name of a host node present on the cluster being extended"]
[-home_name="home name on a host for the existing Oracle Clusterware
cluster"]
[-home_location="location on a host for the existing Oracle Clusterware
cluster"]
[-prescripts=script name to execute"]
[-run_prescripts_as_root="true/false"]
[-postscripts=script to execute"]
[-run_postscripts_as_root="true/false"]
[-rootscripts=script name to execute"]
[-swlib_component ="path:path to component;version:rev"]
[-source_params="TargetName:name;HomeLoc:loc;HomeName:name;
ScratchLoc:Scratch dir Location"]
[-jobdesc="description"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
dest_properties
ターゲットに関する情報を含むファイル。ファイルの各行は、1つの接続先に関する情報に対応します。
書式:
Destination Host Name1;Destination Node Name;Scratch Location;PVTIC;VirtualIP;
list_exclude_files
除外するファイルをカンマで区切ったリスト。ソースがソフトウェア・ライブラリの場合は必要ありません。アスタリスク(*)をワイルド・カードとして使用できます。
clusternodes
クラスタ内の現行ノードのリスト。
clustername
作成するクラスタの名前。
isSwLib
ソースがOracleホーム・データベースかソフトウェア・ライブラリかを指定します。
tryftp_copy
FTPでコピーするかどうかを指定します。コマンドラインからEM CLIを使用する場合は、FTPコピー・オプションをfalseに設定する必要があります。
jobname
クローニング・ジョブの名前。
srchost
拡張するOracleクラスタウェアのクラスタを構成するホストの名前。
home_name
現行のOracleクラスタウェアのすべてのクラスタ・ノードが使用するホームの名前。
home_location
現行のOracleクラスタウェアのすべてのクラスタ・ノードが使用するホームの場所。
prescripts
実行するスクリプトのパス。
|
注意: 二重引用符で囲まれたパラメータは、エスケープ(\)文字を使用することによって受渡し可能です。次に例を示します。prescripts=" <some value here>=\"some value here\" " |
run_prescripts_as_root
前処理スクリプトをrootとして実行します。デフォルトでは、このオプションはfalseに設定されます。
postscripts
実行するスクリプトのパス。
run_postscripts_as_root
後処理スクリプトをrootとして実行します。デフォルトでは、このオプションはfalseに設定されます。
rootscripts
実行するスクリプトのパス。ジョブ・システム環境変数(%oracle_home%、%perl_bin%)を使用して、スクリプトの場所を指定できます。
swlib_component
クローニングするソフトウェア・ライブラリへのパス。この場合、isSwLibをtrueに設定する必要があります。
source_params
ソースOracleホーム情報。この場合、isSwLibをfalseに設定する必要があります。
jobdesc
ジョブの説明。指定しない場合、デフォルトの説明が自動的に生成されます。
例
emcli extend_crs_home -input_file="dest_properties:crs.prop" -list_exclude_files=""
-isSwLib="false"
-tryftp_copy="false" -jobname="crs extend job"
-home_name="cloneCRS1"
-home_location="/scratch/scott/cloneCRS1 "
-clusternodes="node1;node2" -clustername="crscluster"
-postscripts="%perlbin%/perl%emd_root%/admin/scripts/cloning/samples/
post_crs_extend.pl ORACLE_HOME=%oracle_home%"
-run_postscripts_as_root="false" -rootscripts="%oracle_home%/root.sh"
-source params="TargetName:testhost;HomeLoc:
/scratch/scott/cloneCRS1;HomeName:cloneCRS1;ScratchLoc:/tmp"
EMCLI経由での変数の受渡し
%perlbin%または%oracle_home%のような変数を使用すると、EM CLIは値そのもののかわりに現在のローカル環境からの変数値を渡します。EM CLIコマンドを使用して変数を渡すために、-prescriptsまたは-postscriptsオプションを使用している場合があり、そのときはバッチファイルの中にEM CLIコマンドを設定しますが、%は%%に置き換えて指定します。
指定されたOracleホームの場所またはRACソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントを指定された接続先にクローニングして、RACクラスタを拡張します。コンポーネントが使用されている場合、Oracleホーム名およびホームの場所とともに、現行クラスタに含まれるホストの情報を提供する必要があります。ソース・ホームからクローニングする場合、この情報はホームから自動的に抽出されます。
書式
emcli extend_rac_home
-input_file="dest_properties:file_path"
-list_exclude_files="list of files to exclude"
-isSwLib="true/false"
-tryftp_copy="true/false"
-jobname="name of cloning job"
-clusternodes="node1;node2;node3;node4"
[-srchost=name of a host node present on the RAC cluster being extended"]
[-home_name="home name on a host for the existing RAC cluster"]
[-home_location="location on a host for the existing RAC cluster"]
[-prescripts="script name to execute"]
[-run_prescripts_as_root="true/false"]
[-postscripts="script to execute"]
[-run_postscripts_as_root="true/false"]
[-rootscripts="script name to execute"]
[-swlib_component ="path:path to component;version:rev"]
[-source_params="TargetName:name;HomeLoc:loc;HomeName:name;
ScratchLoc:Scratch dir Location"]
[-jobdesc="description"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
dest_properties
ターゲットに関する情報を含むファイル。ファイルの各行は、1つの接続先に関する情報に対応します。
書式:
Destination Host Name;Destination Node Name;Scratch Location;
list_exclude_files
除外するファイルをカンマで区切ったリスト。ソースがソフトウェア・ライブラリの場合は必要ありません。アスタリスク(*)をワイルド・カードとして使用できます。
isSwLib
ソースがOracleホーム・データベースかソフトウェア・ライブラリかを指定します。
tryftp_copy
FTPでコピーするかどうかを指定します。コマンドラインからEM CLIを使用する場合は、FTPコピー・オプションをfalseに設定する必要があります。
jobname
クローニング・ジョブの名前。
clusternodes
クラスタ内の現行ノード。
srchost
拡張するRACクラスタを構成するホストの名前。
home_name
現行のすべてのRACクラスタ・ノードが使用するホームの名前。
home_location
現行のすべてのRACクラスタ・ノードが使用するホームの場所。
prescripts
実行するスクリプトのパス。
|
注意: 二重引用符で囲まれたパラメータは、エスケープ(\)文字を使用することによって受渡し可能です。次に例を示します。prescripts=" <some value here>=\"some value here\" " |
run_prescripts_as_root
前処理スクリプトをrootとして実行します。デフォルトでは、このオプションはfalseに設定されます。
postscripts
実行するスクリプトのパス。
run_postscripts_as_root
後処理スクリプトをrootとして実行します。デフォルトでは、このオプションはfalseに設定されます。
rootscripts
実行するスクリプトのパス。
swlib_component
クローニングするソフトウェア・ライブラリへのパス。この場合、isSwLibをtrueに設定する必要があります。
source_params
ソースOracleホーム情報。この場合、isSwLibをfalseに設定する必要があります。
jobdesc
ジョブの説明。指定しない場合、デフォルトの説明が自動的に生成されます。
例
emcli extend_rac_home
-input_file="dest_properties:clonedestinations"
-list_exclude_files="*.log,*.dbf,sqlnet.ora,tnsnames.ora,listener.ora"
-isSwLib="false"
-tryftp_copy="false"
-jobname="clone database home"
-clusternodes="node1;node2"
-prescripts="/home/joe/myScript"
-run_prescripts_as_root="true"
-rootscripts="%oracle_home%/root.sh"
-source_params="TargetName:host.domain.com;HomeLoc:/oracle/database1;
HomeName:OUIHome1;ScratchLoc:/tmp"
EMCLI経由での変数の受渡し
%perlbin%または%oracle_home%のような変数を使用すると、EM CLIは値そのもののかわりに現在のローカル環境からの変数値を渡します。EM CLIコマンドを使用して変数を渡すために、-prescriptsまたは-postscriptsオプションを使用している場合があり、そのときはバッチファイルの中にEM CLIコマンドを設定しますが、%は%%に置き換えて指定します。
リポジトリ・テンプレートからローカル・ファイルに変数とテスト定義を抽出します。
書式
emcli extract_template_tests
-templateName=<template name>
-templateType=<template type>
-output_file=<output filename>
[-encryption_key=<key>]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
templateName
テンプレートの名前。
templateType
テンプレートのタイプ。
output_file
出力ファイルの名前。ファイルが存在しない場合は作成されます。存在する場合は上書きされます。(抽出操作が成功したことを前提としています。操作に失敗した場合、ファイルは作成されず、既存のファイルは変更されません。)
encryption_key
ファイルの内容を暗号化する鍵。同じ鍵がファイルの復号化に使用されます。
例
次の例では、Webアプリケーション・テンプレートmy_templateの変数値とテスト定義を含む、my_template.xmlという名前のファイルを作成します。ファイルの内容は、my_passwordという鍵を使用して暗号化されます。
emcli extract_template_tests
-templateName='my_template' -templateType='website'
-output_file='my_template.xml' -encryption_key='my_password'
この例では、次の点に注意してください。
emcliユーザーは、リポジトリ・テンプレートに対してこの操作を実行するオペレータ権限を持っている必要があります。
ビーコン関連の情報は、ファイルにエクスポートされません。特に、監視ビーコンのリストと、ビーコン固有のプロパティまたはしきい値は、エクスポートされません。
パスワード変数の値は、エクスポートされません。
エージェント・プロパティを表示します。このコマンドは、エージェントの表示権限を持っている場合に使用できます。
書式
emcli get_agent_properties
-agent_name="<agent_target_name>"
[-all]
[-format="<format_name>"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
agent_name
エージェント・ターゲットの名前。
all
すべてのエージェント・プロパティを表示します。デフォルトでは、基本プロパティのみが表示されます。
format
エージェント・プロパティを表示するための書式。有効な値は、pretty、scriptおよびcsvです。デフォルトでは、値はpretty書式で表示されます。
例
次の例では、すべてのエージェント・プロパティをcsv書式で表示します。
emcli get_agent_properties -agent_name="agent.example.com:11850"
-all
-format=csv
特定のエージェント・プロパティの値を表示します。このコマンドは、エージェントの表示権限を持っている場合に使用できます。
書式
emcli get_agent_property
-agent_name="<agent_target_name>"
-name="<agent_property_name>"
オプション
agent_name
エージェント・ターゲットの名前。
name
エージェント・プロパティの名前。
例
次の例では、emd.propertiesに含まれるUploadIntervalプロパティの現在の値を表示します。
emcli get_agent_property -agent_name="agent.example.com:11850"
-name=UploadInterval
集約サービス・インスタンスのタイムゾーンおよび可用性評価関数情報を取得します。
書式
emcli get_aggregate_service_info
-name="name"
-type="type"
[-noheader]
[-script|-format=
[name:"pretty|script|csv"];
[column_separator:"sep_string"];
[row_separator:"row_sep_string"]
]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
集約サービス名。
type
集約サービス・タイプ。
noheader
列見出しのない表形式の情報を表示します。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty")。
format="name:pretty"は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=column_separator:"column_sep_string"は、Verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、Verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。列はタブ文字で区切られます。
例
emcli get_aggregate_service_info -name="My_Name"
-type="aggregate_service"
集約サービス・インスタンスのサブサービスを取得します。
書式
emcli get_aggregate_service_members
-name="name"
-type="type"
[-noheader]
[-script|-format=
[name:"pretty|script|csv"];
[column_separator:"sep_string"];
[row_separator:"row_sep_string"]
]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
集約サービス名。
type
集約サービス・タイプ。
noheader
列見出しのない表形式の情報を表示します。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty")。
format="name:pretty"は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=column_separator:"column_sep_string"は、Verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、Verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。列はタブ文字で区切られます。
例
emcli get_aggregate_service_members -name="My_Name"
-type="aggregate_service"
指定されたブラックアウトの詳細情報を取得します。
書式
emcli get_blackout_details
-name="name"
[-createdby="blackout_creator" (default is current user)]
[-noheader]
[-script | -format=
[name:<pretty|script|csv>];
[column_separator:"column_sep_string"];
[row_separator:"row_sep_string"];
]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
ブラックアウトの名前。
createdby
ブラックアウトを作成したEnterprise Managerユーザー。
noheader
列見出しのない表形式の情報を表示します。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty")。
format="name:pretty"は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format="name:script;column_separator:<column_sep_string>"は、Verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
format="name:script;row_separator:<row_sep_string>"は、Verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。列はタブ文字で区切られます。
出力列
ステータス、ステータスID、ジョブ実行、次回開始、期間、理由、頻度、繰返し、日、月、開始時間、終了時間、タイムゾーン・リージョン、タイムゾーン・オフセット
例
次の例では、現行ユーザーによって作成されたブラックアウトblackout1の詳細な情報を表示します。
emcli get_blackout_details -name=blackout1
次の例では、ユーザーjoeによって作成されたブラックアウトblackout1の詳細な情報を表示します。
emcli get_blackout_details -name=blackout1 -createdby=joe
すべてのブラックアウト理由を1行に1つずつ表示します。
書式
emcli get_blackout_reasons
例
次の例では、すべてのブラックアウト理由を1行に1つずつ表示します。
emcli get_blackout_reasons
指定されたブラックアウトのターゲットをリストします。
書式
emcli get_blackout_targets
-name="name"
[-createdby="blackout_creator" (default is current user)]
[-noheader]
[-script | -format=
[name:<pretty|script|csv>];
[column_separator:"column_sep_string"];
[row_separator:"row_sep_string"];
]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
ブラックアウトの名前。
createdby
ブラックアウトを作成したEnterprise Managerユーザー。
noheader
列見出しのない表形式の情報を表示します。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty")。
format="name:pretty"は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format="name:script;column_separator:<column_sep_string>"は、Verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
format="name:script;row_separator:<row_sep_string>"は、Verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。列はタブ文字で区切られます。
出力列
ターゲット名、ターゲット・タイプ、ステータス、ステータスID
例
次の例では、現行ユーザーが作成したブラックアウトblackout1のターゲットをリストします。
emcli get_blackout_targets -name=blackout1
次の例では、ユーザーjoeが作成したブラックアウトblackout1のターゲットをリストします。
emcli get_blackout_targets -name=blackout1 -createdby=joe
すべてのブラックアウト、または指定したターゲットあるいは1つ以上のホストのブラックアウトをリストします。ユーザーが表示権限を持つブラックアウトのみリストされます。
書式
emcli get_blackouts
[-target="name1:type1" | -hostnames="host1;host2;..."]
[-noheader]
[-script | -format=
[name:<pretty|script|csv>];
[column_separator:"column_sep_string"];
[row_separator:"row_sep_string"];
]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
target
このターゲットのブラックアウトをリストします。このオプションも-hostnamesオプションも指定されていない場合、ユーザーが表示権限を持つすべてのブラックアウトがリストされます。
hostnames
指定されたホストの1つにターゲットを持つブラックアウトをリストします。ホスト名は、ホスト・ターゲットのターゲット名の部分です。たとえば、host.us.oracle.com:hostではなくhost.us.oracle.comと指定します。このオプションも-targetオプションも指定されていない場合、ユーザーが表示権限を持つすべてのブラックアウトがリストされます。
noheader
列見出しのない表形式の情報を表示します。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty")。
format="name:pretty"は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format="name:script;column_separator:<column_sep_string>"は、Verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
format="name:script;row_separator:<row_sep_string>"は、Verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。列はタブ文字で区切られます。
出力列
名前、作成者、ステータス、ステータスID、次回開始、期間、理由、頻度、繰返し、開始時間、終了時間、前回終了時間、タイムゾーン・リージョン、タイムゾーン・オフセット
例
次の例では、すべてのブラックアウトを一部の詳細情報とともに表示します。
emcli get_blackouts
次の例では、ターゲットdatabase2:oracle_databaseを対象とするすべてのブラックアウトを表示します。
emcli get_blackouts -target=database2:oracle_database
次の例では、ホストmyhost.us.oracle.comの一部のターゲットを対象とするすべてのブラックアウトを表示します。
emcli get_blackouts -hostnames=myhost.us.oracle.com
次の例では、ホストmyhost.us.oracle.comまたはホストyourhost.us.oracle.comの一部のターゲットを対象とするすべてのブラックアウトを表示します。
emcli get_blackouts -hostnames="myhost.us.oracle.com" -hostnames="yourhost.us.oracle.com"
ゲスト仮想マシンのステータスを取得します。
書式
emcli get_guest_vm_status
-guest_vm_name=<Guest VM Name>
-server_pool_name=<Server Pool Name>
オプション
guest_vm_name
ゲスト仮想マシンの名前。
server_pool_name
サーバー・プールの名前。
出力列
ステータス
例
次の例では、VM st-vs1.us.oracle.comのゲスト・ステータスを取得します。
emcli get_guest_vm_status -guest_vm_name="st-vs1.us.oracle.com" -server_pool_name="Oracle Server Pool"
指定されたグループのメンバーをリストします。
ターゲットがグループの複数のサブグループに存在する場合、そのターゲットは一度のみリストされます。
書式
emcli get_group_members
-name="name"
[-type=<group>]
[-depth=# (default 1)]
[-noheader]
[-script | -format=
[name:<pretty|script|csv>];
[column_separator:"column_sep_string"];
[row_separator:"row_sep_string"];
]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
グループのターゲット名。
type
グループ・タイプ(group)。デフォルトはgroupです。
depth
指定された深さまで、サブグループのターゲット・メンバーをリストします。depthが0に設定されている場合、グループのターゲット・メンバーはリストされず、グループの存在のみが検証されます。depthが-1に設定されている場合、すべてのグループおよびサブグループのターゲット・メンバーがリストされます。この場合、出力にはグループは表示されません。ターゲットが複数のサブグループのメンバーになっている場合、そのターゲットは一度のみリストされます。
noheader
列見出しのない表形式の情報を表示します。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty")。
format="name:pretty"は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=column_separator:"column_sep_string"は、Verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、Verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。列はタブ文字で区切られます。
出力列
ターゲット名、ターゲット・タイプ
例
次の例では、グループdb2_groupのデータベースをリストします。
emcli get_group_members -name=db2_group
次の例では、グループmy_hosts:groupが存在することを確認します。
emcli get_group_members -name=my_hosts -depth=0
次の例では、グループmy_group:groupとそのサブグループの一意のターゲットをリストします。
emcli get_group_members -name=my_group -depth=-1
すべてのグループをリストします。
書式
emcli get_groups
[-noheader]
[-script | -format=
[name:<pretty|script|csv>];
[column_separator:"column_sep_string"];
[row_separator:"row_sep_string"];
]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
noheader
列見出しのない表形式の情報を表示します。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty")。
format="name:pretty"は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=column_separator:"column_sep_string"は、Verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、Verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。列はタブ文字で区切られます。
出力列
ターゲット名、ターゲット・タイプ
例
次の例では、すべてのグループをリストします。
emcli get_groups
インスタンス・データXMLをダウンロードして、そのデータを含むXMLファイルを生成します。
書式
emcli get_instance_data_xml -instance={instance_guid}
オプション
instance
インスタンスのGUID。
例
emcli get_instance_data_xml -instance=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61 > data.xml
コマンドラインのGUIDで識別されたプロシージャ・インスタンスのステータスを表示します。
書式
emcli get_instance_status -guid=<guid_number> [-xml [-details] [-showJobOutput [-tailLength=<Last N Characters>]]]
オプション
guid
GUID番号で識別されたプロシージャ・インスタンスの詳細を表示します。この番号を確認するには、get_instancesコマンドを実行します。
xml
XML形式で各ステップの完全なステータスを表示します。
details
コマンド出力のより詳細な情報を表示します。このオプションには、-xmlオプションも必要です。
showJobOutput
ジョブ実行ステップの出力またはエラーを表示します。このオプションには、-xmlオプションも必要です。
tailLength
ジョブ・ステップ出力またはエラーの文字数を制限します。このオプションには、-showJobOutputオプションも必要です。
<Last N Characters>は、0以外の正数であり、その数に達するまでジョブ・ステップ出力の最後から文字が選択されます。システムにより、ダンプ用の最大許容文字数が設定されます。このオプションを指定しない場合、最大許容文字数がダンプされます。
例
次の例では、CSV形式で詳細を表示します。
emcli get_job_execution_detail -execution=12345678901234567890123456789012
次の例では、XML形式で詳細を表示します。
emcli get_job_execution_detail -execution=12345678901234567890123456789012 -xml
次の例では、完全出力のXML形式で詳細を表示します。
emcli get_job_execution_detail -execution=12345678901234567890123456789012 -xml -showOutput
次の例では、最終N文字出力のXML形式で詳細を表示します。
emcli get_job_execution_detail -execution=12345678901234567890123456789012 -xml -showOutput -tailLength=1024
プロシージャ・インスタンスのリストを表示します。
書式
emcli get_instances -type=<procedure_type>
オプション
type
タイプprocedure_typeのすべてのプロシージャ・インスタンスを表示します。
出力列
GUID、プロシージャ・タイプ、インスタンス名、ステータス
ジョブ実行の詳細を表示します。
書式
emcli get_job_execution_detail
-execution=<execution_id>
[-xml [-showOutput [-tailLength=<length>]]]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
execution
ジョブ実行のID(execution_id)を指定します。
xml
実行の詳細をXMLとして表示します。
showOutput
ジョブ実行内部のステップの出力を表示します。このオプションは、常に-xmlオプションと組み合せて使用します。
tailLength
出力の表示を、出力の最後からの一定の文字数に制限します。lengthは文字数です。このオプションは、常に-showOutputオプションと組み合せて使用します。このオプションを指定しない場合、システム生成による強い制限が適用されます。
例
次の例では、CSV形式で詳細を表示します。
emcli get_job_execution_detail -execution=1234567890123456789012345678901
次の例では、XML形式で詳細を表示します。
emcli get_job_execution_detail -execution=12345678901234567890123456789012 -xml
次の例では、完全出力のXML形式で詳細を表示します。
emcli get_job_execution_detail -execution=12345678901234567890123456789012 -xml -showOutput
次の例では、最終N文字出力のXML形式で詳細を表示します。
emcli get_job_execution_detail -execution=12345678901234567890123456789012 -xml -showOutput -tailLength=1024
既存のジョブをリストします。
書式
emcli get_jobs
[-job_ids="ID1;ID2;..."]
[-targets="type1:name1;type2:name2;..."]
[-status_ids="status1;status2;..."]
[-noheader]
[-script | -format=
[name:<pretty|script|csv>];
[column_separator:"column_sep_string"];
[row_separator:"row_sep_string"];
]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
job_ids
出力フィルタとして使用するジョブIDをリストします。
targets
出力フィルタとして使用するターゲット(名前とタイプのペア)をリストします。
status_ids
出力フィルタとして使用する数値ステータスIDをリストします。
設定可能なすべてのジョブ・ステータスの数値コードは次のとおりです。
SCHEDULED=1
EXECUTING(Running)=2
ABORTED(Failed Initialization)=3
FAILED=4
COMPLETED(Successful)=5
SUSPENDED_USER=6
SUSPENDED_AGENT_DOWN=7
STOPPED=8
SUSPENDED_LOCK=9
SUSPENDED_EVENT=10
SUSPENDED_BLACKOUT=11
STOP_PENDING=12
SUSPEND_PENDING=13
INACTIVE=14
QUEUED=15
noheader
列見出しのない表形式の情報を表示します。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty")。
format="name:pretty"は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=column_separator:"column_sep_string"は、Verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、Verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。列はタブ文字で区切られます。
出力列
名前、タイプ、ID、実行ID、スケジュール、完了、ステータス、ステータスID、所有者、ターゲット・タイプ、ターゲット名
例
次の例では、指定されたジョブIDのジョブを表示します。
emcli get_jobs
-job_ids="12345678901234567890123456789012, 09876543210987654321098765432100"
次の例では、mainhost.us.oracle.comという名前のホスト・ターゲットに対して実行される、スケジュール済または完了したすべてのジョブを表示します。
12345678901234567890123456789012および09876543210987654321098765432100。
emcli get_jobs
-status_ids="1,5"
-targets="mainhost.us.oracle.com:host"
次の例では、payrollという名前のOracleデータベース・ターゲットに対して実行され、失敗したすべてのジョブを表示します。列セパレータにタブ、行セパレータに改行を使用した表形式の出力が生成されます。
emcli get_jobs
-status_ids=4
-targets="payroll:oracle_database"
-script
指定されたターゲット・タイプに関して、アラートがステートレスであるために手動で消去できるメトリックをリストします。このコマンドの出力では、メトリック名とメトリック内部名の両方が表示されます。特定のメトリックに関連するステートレス・アラートを消去するには、clear_stateless_alerts verbを使用します。
書式
emcli get_metrics_for_stateless_alerts
-target_type=type
オプション
target_type
内部ターゲット・タイプの識別子(host、oracle_database、oc4j、oracle_emrep、oracle_emdなど)。
例
次の例では、Oracleデータベース(ターゲット・タイプの内部名はoracle_database)においてステートレス・アラートを手動で消去できるすべてのメトリックのリストを表示します。
emcli get_metrics_for_stateless_alerts -target_type=oracle_database
collect_metric EMCLI verbで即座に収集できるメトリックのリストを取得します。このリストのメトリック名の列で特定のメトリックを識別し、それに対応するメトリック内部名をcollect_metric verbで使用します。
書式
emcli get_on_demand_metrics
-target_type=type
-target_name=name
オプション
target_type
内部ターゲット・タイプの識別子(host、oracle_database、oc4j、oracle_emrep、oracle_emdなど)。
target_name
ターゲットの名前。
例
次の例では、hostname.oracle.comというホスト・ターゲットの収集可能なメトリックのリストを表示します。
emcli get_on_demand_metrics -target_type=host -target_name=hostname.oracle.com
すべてのデプロイメント・プロシージャ・タイプのリストを取得します。
書式
emcli get_procedure_types
出力列
プロシージャ・タイプ
デプロイメント・プロシージャXMLファイルを取得します。XMLは標準出力に表示されます。
書式
emcli get_procedure_xml -procedure={procedure guid}
オプション
procedure
プロシージャのGUID。
出力
デプロイメント・プロシージャXML。
例
emcli get_procedure_xml -procedure=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61 > proc.xml
デプロイメント・プロシージャのリストを取得します。
書式
emcli get_procedures [-type=<procedure_type>] [ ] denotes that the parameter is optional
オプション
type
タイプprocedure_typeのすべてのデプロイメント・プロシージャを表示します。
出力列
GUID、プロシージャ・タイプ、名前、バージョン、作成者
すべてのユーザーまたは指定されたユーザーにより所有されているか、表示が可能なレポートのリストを返します。このレポートの出力では、レポートのタイトルと所有者の文字列は空白で区切られ、引用符で囲まれます。各レポートはそれぞれ独自の行に出力されます。
書式
emcli get_reports [-owner="<report-owner>"] [ ] denotes that the parameter is optional
オプション
owner
特定のEnterprise Managerが所有する表示可能なレポートのリスト表示を有効にします。
例
emcli get_reports –owner=username “report 1”,”username” “example report 2”,”username”
emcli get_reports “report A”,”username1” “report 1”,”username2” “example report 2”,”username2
再試行できる失敗したステップの引数を取得します。
書式
emcli get_retry_arguments -instance=<instance_guid> [-stateguid=<state_guid>] [ ] denotes that the parameter is optional
オプション
instance
インスタンスのGUID。
stateguid
状態のGUID。
例
emcli get_retry_arguments -instance=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61
emcli get_retry_arguments -instance=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61 -stateguid=51F762417C4943DEE040578C4E087168
指定されたシステムのメンバーをリストします。
書式
emcli get_system_members
-name="name"
[-type=<generic_system>]
[-depth=# (default 1)]
[-noheader]
[-script | -format=
[name:<pretty|script|csv>];
[column_separator:"column_sep_string"];
[row_separator:"row_sep_string"];
]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
システムのターゲット名。
type
システム・タイプ(generic_system)。デフォルトはgeneric_systemです。
depth
指定された深さまで、サブシステムのターゲット・メンバーをリストします。depthが0に設定されている場合、システムのターゲット・メンバーはリストされず、システムの存在のみが検証されます。depthが-1に設定されている場合、すべてのシステムおよびサブシステムのターゲット・メンバーがリストされます。
noheader
列見出しのない表形式の情報を表示します。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty")。
format="name:pretty"は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=column_separator:"column_sep_string"は、Verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、Verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。列はタブ文字で区切られます。
出力列
ソース・ターゲット名、メンバー・ターゲット名、メンバー・ターゲット・タイプ、レベル
例
次の例では、システムdb2_systemのデータベースをリストします。
emcli get_system_members -name=db2_system
次の例では、システムmy_system:generic_systemが存在することを確認します。
emcli get_system_members -name=my_system -depth=0
次の例では、システムmy_system:generic_systemとそのサブシステムの一意のターゲットをリストします。
emcli get_system_members -name=my_system -depth=-1
指定されたターゲット・タイプのすべてのプロパティ名をリストします。
書式
emcli get_target_properties
-target_type="target_type"
オプション
target_type
ユーザー定義のプロパティ名をリストするターゲット・タイプ。
例
emcli get_target_properties -target_type="host" Comment Contact Deployment Type Line of Business Location Target properties fetched successfully
ターゲットのステータスおよびアラート情報を取得します。
書式
emcli get_targets
[-targets="[name1:]type1;[name2:]type2;..."]
[-alerts]
[-noheader]
[-script | -format=
[name:<pretty|script|csv>];
[column_separator:"column_sep_string"];
[row_separator:"row_sep_string"];
]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
targets=name:type
名前またはタイプは、完全な値または「%」を使用したパターン・マッチです。また、名前はオプションなので、タイプのみを指定できます。
alerts
各ターゲットのクリティカル・アラートと警告アラートの数を表示します。
noheader
列見出しのない表形式の出力を表示します。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty")。
format="name:pretty"は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=column_separator:"column_sep_string"は、Verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、Verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。列はタブ文字で区切られます。
出力列
ステータスID、ステータス、ターゲット・タイプ、ターゲット名、クリティカル、警告
例
次の例では、すべてのターゲットを表示します。クリティカル列と警告列は含まれません。
emcli get_targets
次の例では、すべてのターゲットを表示します。クリティカル列と警告列が表示されます。
emcli get_targets
-alerts
次の例では、すべてのoracle_databaseターゲットを表示します。
emcli get_targets
-targets="oracle_database"
次の例では、タイプに文字列oracleを含むすべてのターゲットを表示します。
emcli get_targets
-targets="%oracle%"
次の例では、名前がdatabaで始まり、タイプにoracleを含むすべてのターゲットを表示します。
emcli get_targets
-targets="databa%:%oracle%"
次の例では、database3という名前のOracleデータベースに関するステータスおよびアラート情報を表示します。
emcli get_targets
-targets="database3:oracle_database"
-alerts
テストのしきい値を表示します。
書式
emcli get_test_thresholds
-name=<target_name>
-type=<target_type>
-testname=<test_name>
-testtype=<test_type>
[-script|-format=
[name:"pretty|script|csv"];
[column_separator:"sep_string"];
[row_separator:"row_sep_string"]
]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
ターゲット名。
type
ターゲット・タイプ。
testname
テストの名前。
testtype
テスト・タイプ。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty")。
format="name:pretty"は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=column_separator:"column_sep_string"は、Verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、Verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。列はタブ文字で区切られます。
例
emcli get_test_thresholds -name="Service Name"
-type="generic_service"
-testname="Test Name"
-testtype="HTTP"
指定されたターゲットのエージェントとリポジトリの間で同期していないアラートのリストを取得します。通常、このコマンドは、エージェントが最新のアラートをリポジトリにアップロードしていないと判断される場合に使用します。そのような状況では、リポジトリはエージェントの状態と同期していません。
書式
emcli get_unsync_alerts
-target_type="type"
-target_name="name"
オプション
target_type
内部ターゲット・タイプの識別子(host、oracle_database、emrepなど)。
target_name
ターゲットの名前。
出力列
ステータス
例
次の例では、ターゲット・タイプhostおよびターゲット名abc.oracle.comの同期していないアラート状態を表示します。
emcli get_unsync_alerts -target_type=host -target_name=abc.oracle.com
仮想サーバーのステータスを取得します。
書式
emcli get_virtual_server_status
-server_name=<Virtual Server Name>
オプション
server_name
仮想サーバーの名前。
出力列
ステータス
例
次の例では、仮想サーバーst-vs1.us.oracle.comのステータスを取得します。
emcli get_virtual_server_status -server_name="st-vs1.us.oracle.com"
ライセンス供与可能な入力ターゲット・タイプに属するユーザー指定のターゲットのセットまたはすべてのターゲットに対して、ユーザー指定のパックのセットまたはすべてのパックに関するライセンスを供与します。UIを通じて有効化または無効化できるのは、11gデータベース・ターゲット用のDatabase Diagnostics PackまたはTuning Pack(あるいはその両方)のみです。
書式
emcli grant_license_no_validation
-type="target_type"
[-targets="tname1;tname2;..."]
[-packs="pack1;pack2;..."]
[-file="file_name"]
[-displayAllMessages]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
type
データベースに存在するターゲット・タイプ。名前には、コロン(:)、セミコロン(;)、先行または後続の空白を使用できません。一度に1つのターゲット・タイプのみを指定できます(-type="oracle_database"など)。
targets
ターゲットは次の順番で指定してください。
TargetName1;TargetName2;
次に例を示します。
-targets="database1;database2;database3;"
セミコロン(;)はターゲットを指定する際のセパレータです。
packs
ライセンス・パックは次の順番で指定してください。
pack1;pack2;
次に例を示します。
-packs="db_diag;db_config;"
セミコロン(;)はパックを指定する際のセパレータです。
file
完全なパスを使用してファイル名を指定します。次に例を示します。
-file="/usr/admin1/db_license.txt"
このファイルには、状況に応じてターゲットおよびパックのリストを含める必要があります。
ターゲットのリストのみを指定する場合、次の書式を使用します。
targets=database1;database2;database3;
パックのリストのみを指定する場合、次の書式を使用します。
packs=db_diag;db_config;
ターゲットとパックの両方のリストを指定する場合、次の書式を使用します。
targets=database1;database2;database3;packs=db_diag;db_config;
displayAllMessages
すべてのメッセージを表示します。デフォルトではエラー・メッセージのみが表示されます。コマンドラインでは、"=value"は使用できません。
例
次の例では、db_diagおよびdb_configパックのライセンスをdatabase1、database2およびdatabase3ターゲット(oracle_databaseターゲット・タイプ)に供与します。
emcli grant_license_no_validation -type="oracle_database"
-targets="database1;database2;database3;" -packs="db_diag;db_config;"
次の例では、db_diagおよびdb_configパックのライセンスを設定内のすべてのデータベース・ターゲットに供与します。
emcli grant_license_no_validation -type="oracle_database"
-packs="db_diag;db_config;"
次の例では、データベース・ターゲットに適用可能なすべてのパックのライセンスを設定内のdatabase1、database2およびdatabase3ターゲットに供与します。
emcli grant_license_no_validation -type="oracle_database"
-targets="database1;database2;database3;"
次の例では、データベース・ターゲットに適用可能なすべてのパックのライセンスを設定内のすべてのデータベース・ターゲットに供与します。
emcli grant_license_no_validation -type="oracle_database"
次の例では、テキスト・ファイルを使用して、引数としてターゲット名とパック名を渡します。ここでは、db_diagおよびdb_configパックのライセンスをdatabase1、database2およびdatabase3ターゲット(oracle_databaseターゲット・タイプ)に供与します。
emcli grant_license_no_validation -type="oracle_database"
-file="/usr/admin1/db_license.txt"
targets=database1;database2;database3;
packs=db_diag;db_config;
/usr/admin1/license/db_license.txtファイルの内容は、次のとおりです。
targets=database1;database2;database3; packs=db_diag;db_config;
ビジネス・ルールに従って、ライセンス供与可能な入力ターゲット・タイプに属するユーザー指定のターゲットのセットまたはすべてのターゲットに対して、ユーザー指定のパックのセットまたはすべてのパックに関するライセンスを供与します。UIを通じて有効化または無効化できるのは、11gデータベース・ターゲット用のDatabase Diagnostics PackまたはTuning Pack(あるいはその両方)のみです。
書式
emcli grant_license_with_validation
-type="target_type"
[-targets="tname1;tname2;..."]
[-packs="pack1;pack2;..."]
[-file="file_name"]
[-displayAllMessages]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
type
データベースに存在するターゲット・タイプ。名前には、コロン(:)、セミコロン(;)、先行または後続の空白を使用できません。一度に1つのターゲット・タイプのみを指定できます(-type="oracle_database"など)。
targets
ターゲットは次の順番で指定してください。
TargetName1;TargetName2;
次に例を示します。
-targets="database1;database2;database3;"
セミコロン(;)はターゲットを指定する際のセパレータです。
packs
ライセンス・パックは次の順番で指定してください。
pack1;pack2;
次に例を示します。
-packs="db_diag;db_config;"
セミコロン(;)はパックを指定する際のセパレータです。
file
完全なパスを使用してファイル名を指定します。次に例を示します。
-file="/usr/admin1/db_license.txt"
このファイルには、状況に応じてターゲットおよびパックのリストを含める必要があります。
ターゲットのリストのみを指定する場合、次の書式を使用します。
targets=database1;database2;database3;
パックのリストのみを指定する場合、次の書式を使用します。
packs=db_diag;db_config;
ターゲットとパックの両方のリストを指定する場合、次の書式を使用します。
targets=database1;database2;database3; packs=db_diag;db_config;
displayAllMessages
すべてのメッセージを表示します。デフォルトではエラー・メッセージのみが表示されます。コマンドラインでは、"=value"は使用できません。
例
次の例では、db_diagおよびdb_configパックのライセンスをdatabase1、database2およびdatabase3ターゲット(oracle_databaseターゲット・タイプ)に供与します。
emcli grant_license_with_validation -type="oracle_database"
-targets="database1;database2;database3;" -packs="db_diag;db_config;"
次の例では、db_diagおよびdb_configパックのライセンスを設定内のすべてのデータベース・ターゲットに供与します。
emcli grant_license_with_validation -type="oracle_database"
-packs="db_diag;db_config;"
次の例では、データベース・ターゲットに適用可能なすべてのパックのライセンスを設定内のdatabase1、database2およびdatabase3ターゲットに供与します。
emcli grant_license_with_validation -type="oracle_database"
-targets="database1;database2;database3;"
次の例では、データベース・ターゲットに適用可能なすべてのパックのライセンスを設定内のすべてのデータベース・ターゲットに供与します。
emcli grant_license_with_validation -type="oracle_database"
次の例では、テキスト・ファイルを使用して、引数としてターゲット名とパック名を渡します。ここでは、db_diagおよびdb_configパックのライセンスをdatabase1、database2およびdatabase3ターゲット(oracle_databaseターゲット・タイプ)に供与します。
emcli grant_license_with_validation -type="oracle_database"
-file="/usr/admin1/db_license.txt"
targets=database1;database2;database3;
packs=db_diag;db_config;
/usr/admin1/license/db_license.txtファイルの内容は、次のとおりです。
targets=database1;database2;database3; packs=db_diag;db_config;
既存のEnterprise ManagerユーザーまたはEnterprise Managerロールに権限を付与します。
書式
emcli grant_privs
-name="username/rolename"
[-privilege="name;[[target_name:target_type]|jobid]"]...
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
権限を付与するユーザー名またはロール名。
privilege
Enterprise Managerユーザーまたはロールに付与する権限。このオプションは、複数回指定できます。
次のシステム権限には、ターゲットまたはジョブIDは必要ありません。
VIEW_ANY_TARGET
USE_ANY_BEACON
EM_MONITOR
次のターゲット権限では、target_name:target_typeを指定する必要があります。
VIEW_TARGET
OPERATOR_TARGET
FULL_TARGET
次のジョブ権限では、jobidを指定する必要があります。
VIEW_JOB
FULL_JOB
例
次の例では、user1に次の各権限を付与します。
どんなビーコンでも使用可能な権限
IDが923470234ABCDFE23018494753091111のジョブに対するフル・コントロール
ターゲットhost1.us.oracle.com:hostに対するフル・コントロール
emcli grant_privs
-name="user1"
-privilege="USE_ANY_BEACON"
-privilege="FULL_JOB;923470234ABCDFE23018494753091111"
-privilege="FULL_TARGET;host1.us.oracle.com:host"
次の例では、EMロールRole1にターゲット権限を付与します。
emcli grant_privs
-name="Role1"
-privilege="FULL_TARGET;host1.us.oracle.com:host"
既存のEnterprise ManagerユーザーまたはEnterprise Managerロールにロールを付与します。
書式
emcli grant_roles
-name="username/rolename"
[-roles="role1;role2;..."]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
ロールを付与するユーザー名またはロール名。
roles
Enterprise Managerユーザーまたはロールに付与するロール。このオプションは、複数回指定できます。
例
emcli grant_roles
-name="user1"
-roles="SUPER_USER"
emcli grant_roles
-name="Role1"
-roles="BLACKOUT_ADMIN;MAINTAIN_TARGET"
すべてのverbのサマリーまたは個々のEM CLI verbのコマンドライン・ヘルプを表示します。
|
注意: すべてのverbのコマンドライン・ヘルプを表示するには、EM CLIを設定し、構成する必要があります。 |
書式
emcli help [verbname] [ ] denotes that the parameter is optional
オプション
なし
例
次の例では、使用可能なすべてのverbの概要を表示します。
emcli help
次の例では、add_target verbの説明、構文および使用例を表示します。
emcli help add_target
失敗したステップを無視します。
書式
emcli ignore_instance -instance=<instance_guid> [-stateguid=<state_guid>] [ ] denotes that the parameter is optional
オプション
instance
インスタンスのGUID。
stateguid
状態GUIDのカンマ区切りリスト。
例
emcli ignore_instance -instance=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61 -stateguid=51F762417C4943DEE040578C4E087168
emcli ignore_instance -instance=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61 -stateguid='51F762417C4943DEE040578C4E087168,51F762417C4944DEE040578C4E087168'
XMLファイルのタイトルと、レポートの所有者として現在ログインしているCLIユーザーを使用して、XMLファイルから1つ以上のレポート定義をインポートします。レポートと所有者の組合せがすでに存在する場合、そのレポートの操作は失敗し、エラー・メッセージが表示されます。(この動作は、任意指定の-forceオプションで上書きできます。)レポートは、エクスポートされたレポートのターゲット・タイプを使用して、状況に合った適切なレポートに変更されます。
UIを使用してスケジュールを編集し、権限にアクセスする必要があります。タイトルと所有者の組合せは一意である必要があるため、同じタイトルと所有者のレポートがすでに存在すると、エラーが発生します。
書式
emcli import_report [-force] -files="file1;file2;..."
オプション
force
同じタイトルと所有者のレポートが存在する場合、最初にそのレポート(およびすべてのジョブと保存済コピー)を削除します。
files
有効なレポート定義を含むXMLファイルのパスとファイル名のリスト。
例
emcli import_report \
-files="$HOME/reports/maint_report1.xml;$HOME/reports/file2.xml"
XMLファイルから監視テンプレートをインポートします。取得された定義は、リポジトリに保存されます。
書式
emcli import_template
-files="file1;file2;..."
オプション
files
有効なテンプレート定義を含むXMLファイルのパスとファイル名。このオプションでは、各ファイルをセミコロン(;)で区切ることで複数のファイルを指定できます。
例
次の例では、template.xmlからテンプレートをインポートします。
emcli import_template -files="template.xml"
次の例では、指定された各ファイルから1つずつ、合計3つのテンプレートをインポートします。
emcli import_template -files="e1.xml;e2.xml;e3.xml"
すべてのゲスト仮想マシンをリストします。
書式
emcli list_guest_vm
[-server_pool_name=<Server Pool Name>]
[-server_name=<Virtual Server Name>]
[-operating_system=<Operating system name>]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
server_pool_name
サーバー・プールの名前。
server_name
仮想サーバーの名前。
operating_system
ゲストVMのオペレーティング・システム名。
出力列
名前、ステータス、オペレーティング・システム、VNC URL、サーバー名、サーバー・プール名
例
emcli list_guest_vm -server_pool_name="Oracle Server Pool"
emcli list_guest_vm -server_name="st-vs1.oracle.com"
emcli list_guest_vm -operating_system="Linux"
emcli list_guest_vm -server_pool_name="Oracle Server Pool"
-server_name="st-vs1.oracle.com" -operating_system="Linux"
ターゲットに適用される、サーバーで使用可能な権限委任設定テンプレートをリストします。
書式
emcli list_privilege_delegation_settings
[-setting_type="SUDO/POWERBROKER]"
[-noheader] [-script | -format=
[name:<pretty|script|csv>];
[column_separator:"column_sep_string"];
[row_separator:"row_sep_string"];
]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
setting_type
設定タイプ。このオプションを指定しない場合、適用可能なすべての設定が表示されます。
noheader
列見出しのない表形式の情報を表示します。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty")。
format="name:pretty"は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=column_separator:"column_sep_string"は、Verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、Verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。列はタブ文字で区切られます。
例
emcli list_privilege_delegation_settings
-setting_type="SUDO"
ターゲットの現在の権限委任設定をリストします。
書式
emcli list_target_privilege_delegation_settings
-target_names="name1;name2;name3"
[-input_file="FILE:file_path"]
[-noheader]
[-script | -format=
[name:<pretty|script|csv>];
[column_separator:"column_sep_string"];
[row_separator:"row_sep_string"];
]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
target_names
ターゲットのリスト。すべてのターゲットはホスト・タイプである必要があります。target_namesまたはinput_fileのいずれかを指定します。
input_file
ターゲットのリストを含むファイルのパス。ファイルには、1行ごとに1つのターゲット名を指定します。
noheader
列見出しのない表形式の情報を表示します。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty")。
format="name:pretty"は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=column_separator:"column_sep_string"は、Verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、Verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。列はタブ文字で区切られます。
例
emcli list_target_privilege_delegation_settings
-target_names="host.oracle.com;host2.oracle.com;
emcli list_target_privilege_delegation_settings
-input_file="FILE:/home/nqureshi/targets.txt"
emcli list_target_privilege_delegation_settings
-target_names="host.oracle.com;host2.oracle.com;
すべての仮想サーバーをリストします。
書式
emcli list_virtual_server
[-server_pool_name=<Server Pool Name>]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
server_pool_name
サーバー・プールの名前。指定された仮想サーバー・プールのすべての仮想サーバーをリストします。
出力列
名前、サーバー・タイプ、ステータス、サーバー・プール名、マスター、監視サーバー名
例
emcli list_virtual_server -server_pool_name="Oracle Server Pool"
すべての仮想サーバー・プールをリストします。
書式
emcli list_virtual_server_pool
出力列
名前、タイプ、HA有効化、マスター仮想サーバー
OMSとEnterprise Managerリポジトリの間のネットワーク・ボトルネックを特定するためのパフォーマンス・テストを実行します。このverbを実行できるのは、SYSMANユーザーのみです。
書式
emcli loader_perf [-batchSize="batch size 1" -batchSize="batch size 3" -batchSize="batch size 3" ...][-commitSize="commit size 1" -commitSize="commit size 2" -commitSize="commit size 3" ...][-dataSize="data size"] [ ] denotes that the parameter is optional
オプション
batchSize
パフォーマンス・テストのバッチ・サイズ。複数の値を指定できます。デフォルト値は{14,50,1}です。
commitSize
パフォーマンス・テストのコミット・サイズ。複数の値を指定できます。デフォルト値は{14,50,1}です。
dataSize
テストで挿入するレコードの数。100の倍数を超える値に設定する必要があります。100の倍数でない場合、指定された値未満の100の倍数がdataSizeの値とみなされます。デフォルト値は10000です。
例
次の例では、batchSizeとcommitSizeのデフォルト値で10000のレコードをロードした場合に要する時間を表示します。
emcli loader_perf
次の例では、{15,40}のbatchSizeと{10,100}のcommitSizeで100000のレコードをロードした場合に要する時間を表示します。
emcli loader_perf -b=15 -b=40 -c=10 -c=100 -d=100000
OMSとEM CLIクライアントの間に新規セッションを確立します。このverbとlogout verbは、異なるユーザーとして特定のverbを実行する際に便利です。
login verbでは、ログインしてセッションを確立するのにEnterprise Manager資格証明(またはSingle Sign-On資格証明、あるいはその両方)が必要です。設定時に指定したものと同じ資格証明を指定する必要はありません。emcliでのログイン時に指定される資格証明により、設定時の資格証明は上書きされます。
常に正確な資格証明を指定してください。規定外の資格証明を指定すると、異常な動作が発生する可能性があります(これは、通常、emcli setupを実行することで解決できます)。
Enterprise ManagerがSSOに対応していない場合、-usernameおよび-passwordオプションを使用してEnterprise Manager資格証明のみを指定する必要があります。SSOに対応しているEnterprise Managerで、SSOユーザーがEnterprise Managerユーザーでもある場合、-ssousernameおよび-ssopasswordオプションを使用してSSO資格証明のみを指定する必要があります。それ以外の場合、Enterprise Manager資格証明とSSO資格証明の両方を指定する必要があります。
|
注意: OMSで複数のemcliセッションが作成される異常な状況を避けるため、EMCLIコマンドを含むスクリプトを実行する前にloginコマンドを入力することをお薦めします。 |
書式
emcli login
-username=<EM Console Username>
[-password=<EM Console Password>]
[-ssousername=<EM SSO Username>]
[-ssopassword=<EM SSO Password>]
[-force]
SSO非対応のEnterprise Manager:
emcli login -user=<user_name> -pass=<user_password>
SSO対応のEnterprise Manager(SSOユーザーがEnterprise Managerユーザーでもある場合):
emcli login -ssouser=<sso_user_name> -ssopass=<sso_user_password>
SSO対応のEnterprise Manager(SSOユーザーがEnterprise Managerユーザーではない場合):
emcli login -user=<user_name> -ssouser=<sso_user_name> -pass=<user_password> -ssopass=<sso_user_password>
オプション
username
OMSへの接続時に、その後のすべてのemcliコマンドで使用するEnterprise Managerユーザー名。
password
Enterprise Managerユーザーのパスワード。このオプションを指定しない場合、対話形式でパスワードの入力を求められます。
|
注意: コマンドラインでのパスワードの入力は、セキュアではないため、避けてください。 |
ssousername
OMSへの接続時に、その後のすべてのemcliコマンドで使用するEnterprise Manager SSOユーザー名。この値は、SSOを使用するようにEnterprise Managerが構成されている場合にのみ指定します。
ssopassword
Enterprise Manager SSOパスワード。このオプションを指定しない場合、対話形式でパスワードの入力を求められます。
|
注意: コマンドラインでのパスワードの入力は、セキュアではないため、避けてください。 |
force
既存のセッションが存在する場合でも、強制的にログインします。
例
次の例では、新しく指定した資格証明を使用してSSO非対応のEnterprise Managerの異なるユーザーとしてログインし、その後で以前の資格証明を使用してログインしています。
emcli logut
emcli login -user=new_user -pass=new_user_pass
emcli <verb-name>
emcli logout
emcli login -user=old_user -pass=old_user_pass
OMSとの既存のセッションを終了します。このverbとlogin verbは、異なるユーザーとして特定のverbを実行する際に便利です。ログアウト後に他のemcli verbを起動するには、setup verbまたはlogin verbを起動する必要があります。
書式
emcli logout
オプション
なし
例
次の例では、新しく指定した資格証明を使用してSSO非対応のEnterprise Managerの異なるユーザーとしてログインし、その後で以前の資格証明を使用してログインしています。
emcli logut
emcli login -user=new_user -pass=new_user_pass
emcli <verb-name>
emcli logout
emcli login -user=old_user -pass=old_user_pass
集約サービス・インスタンスを変更します。
書式
emcli modify_aggregate_service
-name="name"
-type="type"
[-add_sub_services="name1:type1;name2:type2;..."]
[-del_sub_services="name1:type1;name2:type2;..."]
[-avail_eval_func="function to evaluate availability."]
[-timezone_region="timezone region"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
集約サービス名。
type
集約サービス・タイプ。
add_sub_services
追加するサブサービス。
del_sub_services
削除するサブサービス。
avail_eval_func
集約サービスの可用性を評価するPL/SQL関数。事前定義済の評価ヘルパー関数には[or|and]を使用します。
timezone_region
サービスのタイムゾーン・リージョン。
例
emcli modify_aggregate_service -name="My_Name"
-type="aggregate_service"
-add_sub_services="sub1:type1;sub2:type2"
-del_sub_services="sub3:type3"
-avail_eval_func="my_pkg.my_eval_func"
-timezone_region="CST"
指定されたターゲットのセットで、メトリックおよびポリシーの収集設定の収集スケジュールを変更します。収集とは、すべてのメトリックを結合し、スクリプトを実行して、データを収集することです。収集には、関連する様々な属性(収集スケジュールやアップロード頻度など)があります。
書式
emcli modify_collection_schedule
-targetType=ttype
-targetNames=tname1;tname2;tname3...
-collectionName=collname
[-collectionStatus=Enabled or Disabled]
[-freqType={Minute}{Hour}{Day}{Week}{Weekly}{Month}
[-freqValue={any integer value for Minute/Hour/Day/Week}{One or more from
Mon...Sun for Weekly}{One or more from 1;2..31 or Last for Month}
[-preview=Y or N]
[ ] denotes that the parameter is optional
{ } denotes that you can select one of the options in the series shown
Note: All of the parameters and choices are case-insensitive
オプション
targetType
単一のターゲット・タイプ値を指定する必要があります。ターゲット・タイプ値は、リポジトリで指定したものと同じである必要があります。
|
注意: 現在のところ、個々のターゲット・タイプのみがサポートされます。 |
targetNames
ターゲット名は、リポジトリに存在する名前と同じにする必要があります。ターゲットは、すべてtargetTypeパラメータで指定したターゲット・タイプと同じである必要があります。セミコロン(;)を使用して各名前を区切ります。収集スケジュールの変更が実行されるのは、ターゲット名とターゲット・タイプの組合せが有効な場合のみです。次に例を示します。
host1;host2;host3
collectionName
収集名は、リポジトリに存在する名前、またはエージェント上の対応する収集.xmlファイルに存在する名前と正確に一致している必要があります。
次の場所にあるファイルにアクセスし、変更する収集を特定します。適切な収集を選択し、その収集をemcliユーティリティへの入力として指定します。
$AGENT_HOME/sysman/admin/metadata/<targetType>.xml
このファイルは、設定の一部として提供されるもので、ターゲット・タイプのメトリックに関する情報を含みます。
$AGENT_HOME/sysman/admin/default_collection/<targetType>.xml
このファイルは、設定の一部として提供されるもので、デフォルトで付属する収集を含みます。
$AGENT_HOME/sysman/emd/collection/<targetType_targetName>.xml
特定のターゲットで変更が発生すると、常にこのファイルが自動的に生成されます。このファイルには、ユーザー定義のメトリックの収集が含まれます。
collectionStatus
収集を有効化または無効化します。デフォルトはEnabledです。Disabledの場合、freqTypeおよびfreqValueは無視されます。
freqType
次のいずれかの値を指定できます。
Minute(デフォルト)、Hour、Day、Week、Weekly、Month
Weekの場合、頻度の値として整数値を指定する必要があります。たとえば、freqType='WEEK'およびfreqValue='2'と指定した場合、収集は2週間ごとに実行されます。
Weeklyの場合、使用可能な値はMon、Tue、Wed、Thu、Fri、Sat、Sunです。たとえば、freqType='Weekly'およびfreqValue='Tue;Thu;Sun'と指定した場合、収集は毎週火、木、日曜日に実行されます。
スケジュールは、ユーザーの選択に基づいて変更されます。collectionStatusパラメータがDisabledに設定されている場合、値を指定する必要はありません(値は無視されます)。
このパラメータを使用する場合、freqValueパラメータも使用する必要があります。
freqValue
次のいずれかの値を指定できます。
freqTypeがMinute、Hour、Day、Weekのいずれかの場合、整数値を指定する必要があります。デフォルト値は5です。
Weeklyの場合、Mon、Tue、Wed、Thu、Fri、Sat、Sunから1つ以上を指定します。週の特定の曜日に収集を実行する場合、Weeklyオプションに対して対応する値を指定する必要があります。
Monthlyの場合、1〜31またはLastから1つ以上を指定します。月の特定の日付に収集を実行する場合、Monthlyオプションに対して対応する値を指定する必要があります。
collectionStatusパラメータがDisabledに設定されている場合、値を指定する必要はありません(値は無視されます)。
このパラメータを使用する場合、freqTypeパラメータも使用する必要があります。
preview
このverbを実行した場合に発生する変更のプレビューを表示します。指定するかどうかにかかわらず、このオプションのデフォルト値はY(Yes)です。Nを指定すると、収集スケジュールの変更は、リポジトリとエージェントの両方に対して実行されます。
例
次の例では、ホストhost1、host2およびhost3で5分ごとに収集を行うように収集スケジュールを変更します。DiskActivityは、ホスト・ターゲット・タイプに関連する収集アイテムです。previewフラグがYに設定されているため、変更は実行されませんが、変更が実行された場合に影響を受けるメトリックを確認できます。
emcli modify_collection_schedule -targetType="host"
-targetNames="host1;host2;host3" -collectionName="DiskActivity"
-freqType="Minute" -freqValue="5" -preview="Y"
次の例では、ホストhost1で15時間ごとに収集を行うように収集スケジュールを変更します。Inventoryは、ホスト・ターゲット・タイプに関連する収集アイテムです。previewフラグがNに設定されているため、リポジトリとエージェントの両方で、関連するメトリックに対して変更が実行されます。
emcli modify_collection_schedule -targetType="host"
-targetNames="host1" -collectionName="Inventory"
-freqType="Hour" -freqValue="15" -preview="N"
次の例では、ホストhost1およびhost2で毎週月曜日と木曜日に収集を行うように収集スケジュールを変更します。Inventoryは、ホスト・ターゲット・タイプに関連する収集アイテムです。previewオプションは指定されていませんが、オプションを指定するかどうかにかかわらずこの値はYであるため、変更は実行されません。ただし、変更が実行された場合に影響を受けるメトリックを確認できます。
emcli modify_collection_schedule -targetType="host"
-targetNames="host1;host2" -collectionName="Inventory"
-freqType="Weekly" -freqValue="Mon;Thu"
次の例では、ホストhost1およびhost2で毎月1日、5日、23日および最終日に収集を行うように収集スケジュールを変更します。Inventoryは、ホスト・ターゲット・タイプに関連する収集アイテムです。
emcli modify_collection_schedule -targetType="host"
-targetNames="host1;host2" -collectionName="Inventory"
-freqType="Month" -freqValue="1;5;23;Last"
次の例では、ホストhost1およびhost2で収集スケジュールを無効にします。Inventoryは、ホスト・ターゲット・タイプに関連する収集アイテムです。
emcli modify_collection_schedule -targetType="host"
-targetNames="host1;host2" -collectionName="Inventory"
-collectionStatus="Disabled"
既存のグループでターゲットを追加または削除します。
グループに存在しないターゲットの削除や、グループにすでに存在するターゲットの追加を試みても、エラーは生成されません。
書式
emcli modify_group
-name="name"
[-type=<group>]
[-add_targets="name1:type1;name2:type2;..."]...
[-delete_targets="name1:type1;name2:type2;..."]...
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
変更するグループのターゲット名。
type
グループ・タイプ(group)。デフォルトはgroupです。
add_targets
追加するターゲット。それぞれをtarget_name:target_typeとして指定します。このオプションは、複数回指定できます。
delete_target
削除するターゲット。それぞれをtarget_name:target_typeとして指定します。このオプションは、複数回指定できます。
例
次の例では、グループにデータベースdatabase:oracle_databaseを追加し、グループからデータベースdatabase2:oracle_databaseを削除して、グループdb2_groupを変更します。
emcli modify_group -name=db2_group
-add_targets=database:oracle_database
-delete_targets=database2:oracle_database
次の例では、グループにホストyourhost.us.oracle.com:hostを追加して、グループmy_hostsを変更します。
emcli modify_group -name=my_hosts
-add_targets=yourhost.us.oracle.com:host
次の例では、グループにターゲットgroup_a:groupおよびdatabase:oracle_databaseを追加し、グループから存在しないターゲットnogroup:groupを削除して、グループmy_groupを変更します。
emcli modify_group -name=my_group
-add_targets=group_a:group
-add_targets=database:oracle_database
-delete_targets=nogroup:group
既存の冗長性グループでターゲットを追加または削除します。
冗長性グループから存在しないターゲットの削除を試みてもエラーは生成されません。
書式
emcli modify_red_group
-name="name"
-type=<generic_redundancy_group>
[-add_targets="name1:type1;name2:type2;..."]...
[-delete_targets="name1:type1;name2:type2;..."]...
[-owner=<Redundancy Group Owner>]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
変更するグループのターゲット名。
type
冗長性グループ・タイプ(generic_redundancy_group)。デフォルトはgeneric_redundnacy_groupです。
add_targets
追加するターゲット。それぞれをtarget_name:target_typeとして指定します。このオプションは、複数回指定できます。
delete_target
削除するターゲット。それぞれをtarget_name:target_typeとして指定します。このオプションは、複数回指定できます。
owner
冗長性グループの所有者。
例
次の例では、冗長性グループにOracle Apache Server1:oracle_apacheを追加し、冗長性グループからOracle Apache Server5:oracle_apacheを削除して、冗長性グループ・サーバーを変更します。
emcli modify_red_group -name=Servers
-add_targets=HTTP_Server1:oracle_apache
-delete_targets=Server5:oracle_apache
冗長性グループを変更します。
書式
emcli modify_redundancy_group
-redundancyGroupName="redGrpName"
[-owner="new owner"]
[-memberTargetType="tType"]
[-add_targets="tName1;tName2"]
[-delete_targets="tName3;tName4"]
[-group_status_criterion="NUMBER" or "PERCENTAGE"]
[-group_status_tracked="UP" or "DOWN"]
[-group_status_value=(see the Options section)]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
redundancyGroupName
冗長性グループの名前。
owner
指定する有効な所有者。
memberTargetType
構成メンバー・ターゲットのターゲット・タイプ。add_targetsまたはdelete_targetsを指定する場合、このパラメータを指定する必要があります。
add_targets
この冗長性グループに追加するメンバー・ターゲット。
delete_target
この冗長性グループから削除するメンバー・ターゲット。
group_status_criterion
このオプションと次の2つのオプションで、冗長性グループのステータスを計算します。したがって、3つのオプションをすべて指定する必要があります。キャパシティ・グループではない場合、次の組合せを指定する必要があります。
-group_status_criterion='NUMBER' -group_status_tracked='UP' -group_status_value='1']
group_status_tracked
前述のオプションを参照してください。
group_status_value
group_status_criterionオプションを参照してください。
-group_status_criterion= "PERCENTAGE"の場合、1〜100の任意の値を指定できます。-group_status_criterion="NUMBER"の場合、1以上で、存在するターゲットの数以下の任意の値を指定できます。
timezone_region
この冗長性グループのタイムゾーン・リージョン。有効なタイムゾーン・リージョンのリストを確認するには、SQLPLUSで次のコマンドを入力してください。
SELECT TZNAME FROM V$TIMEZONE_NAMES
このコマンドを実行するには、SELECT_CATALOG_ROLEロールが必要なことがあります。
例
次の例では、既存のメンバーにlistener、listener2およびlistener3を追加し、既存のメンバーからlistener4およびlistener5を削除して、冗長性グループredGrp1の構成を変更します。
emcli modify_redundancy_group -redundancyGroupName='redGrp1'
-memberTargetType='oracle_listener'
-add_targets='listener;listener2;listener3'
-delete_targets='listener4;listener5'
-group_status_criterion='NUMBER'
-group_status_tracked='UP'
-group_status_value='2'
既存のEnterprise Manager管理者ロールを変更します。
注意: この値を変更しない場合は、引数を省略してください。
書式
emcli modify_role
-name="role_name"
[-description="description"]
[-roles="role1;role2;..."]
[-privilege="name;[[target_name:target_type]|jobid]"]...
[-users="user1;user2;..."]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
ロール名。
description
ロールの説明を置き換えます。
roles
この既存のロールに割り当てられているロールのリストを置き換えます。現在、組込みロールはPUBLICのみです。
users
このロールを割り当てるユーザーのリストを置き換えます。
privilege
このロールに付与する権限を置き換えます。このオプションは、複数回指定できます。
注意: 権限では大文字と小文字が区別されません。
次のシステム権限には、ターゲットまたはジョブIDは必要ありません。
CREATE_ANY_ROLE
CREATE_ANY_PRIVILEGE
MANAGE_CREDENTIAL_GROUP
CREATE_TARGET
DELETE_ANY_TARGET
VIEW_ANY_TARGET
USE_ANY_BEACON
EM_MONITOR
SUPER_USER
次のターゲット権限では、target_name:target_typeを指定する必要があります。
VIEW_TARGET
OPERATOR_TARGET
MAINTAIN_TARGET
CLONE_FROM_TARGET
FULL_TARGET
次のグループ権限では、target_name:target_typeを指定する必要があります。
CREATE_TARGET_IN_GROUP
次のジョブ権限では、jobidを指定する必要があります。
VIEW_JOB
FULL_JOB
例
次の例では、existing_roleという名前のロールを1文の説明This role was changed(このロールは変更されました)で変更します。ロールは、既存の3つのロール(role1、role2、role3)を組み合せたものです。ロールには、ID 923470234ABCDFE23018494753091111のジョブを表示する権限とターゲットhost1.us.oracle.com:hostを表示する権限の2つの権限が追加されています。ロールは、johndoeとjanedoeに付与されます。
emcli modify_role
-name="existing_role"
-desc="This role was changed"
-roles="role1;role2;role3"
-privilege="view_job;923470234ABCDFE23018494753091111"
-privilege="view_target;host1.us.oracle.com:host"
-users="johndoe;janedoe"
次の例では、existing_roleという名前のロールにrole4、role5およびrole6を割り当てて、このロールを変更します。このロールに関連付けられている説明、権限およびユーザーは変わりません。
emcli modify_role
-name="existing_role"
-roles="role4;role5;role6"
既存のシステムでターゲットを追加または削除します。
システムに存在しないターゲットの削除や、システムにすでに存在するターゲットの追加を試みても、エラーは生成されません。
同じコマンドに-add_membersおよび-delete_membersオプションの両方を指定すると、まず-delete_membersで指定されたメンバーが削除され、次に-add_membersで指定されたメンバーが追加されます。
書式
emcli modify_system
-name="name"
[-type=<generic_system>]
[-add_members="name1:type1;name2:type2;..."]...
[-delete_members="name1:type1;name2:type2;..."]...
[-owner="new_owner"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
変更するシステムのターゲット名。
type
システム・タイプ(generic_system)。デフォルトはgeneric_systemです。
add_members
追加するターゲット。それぞれをtarget_name:target_typeとして指定します。このオプションは、複数回指定できます。
delete_members
削除するターゲット。それぞれをtarget_name:target_typeとして指定します。このオプションは、複数回指定できます。
owner
システムの新しい所有者。
例
次の例では、システムにデータベースdatabase:oracle_databaseを追加し、システムからデータベースdatabase2:oracle_databaseを削除して、システムdb2_systemを変更します。システムの新しい所有者はuser2です。
emcli modify_system -name=db2_system
-add_members=database:oracle_database
-delete_members=database2:oracle_database
-owner=user2
次の例では、システムにホストyourhost.us.oracle.com:hostを追加して、システムmy_hostsを変更します。
emcli modify_system -name=my_hosts
-add_members=yourhost.us.oracle.com:host
次の例では、システムにターゲットsystem_a:generic_systemおよびdatabase:oracle_databaseを追加し、システムから存在しないターゲットnosystem:generic_systemを削除して、システムmy_systemを変更します。
emcli modify_system -name=my_system
-add_members=system_a:generic_system
-add_members=database:oracle_database
-delete_members=nosystem:generic_system
ターゲット・インスタンスの定義を変更します。
書式
emcli modify_target
-name="name"
-type="type"
[-properties="pname1:pval1;pname2:pval2;..."]...
[-separator=properties="sep_string"]
[-subseparator=properties="subsep_string"]
[-credentials="userpropname:username;pwdpropname:password;..."]
[-input_file="parameter_tag:file_path"]
[-display_name="display name"]
[-on_agent]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
ターゲット名。
type
ターゲット・タイプ。
properties
ターゲット・インスタンスのプロパティの名前と値のペアのリストです。nameは、ターゲット・タイプのメタデータ定義で識別されます。そのファイルで定義されている名前と完全に一致する必要があります。メタデータ・ファイルは、$AGENT_ORACLE_HOME/sysman/admin/metadataにあります。
separator=properties
-propertiesオプションの値で、名前と値のペアを区切る文字列デリミタを指定します。デフォルトのセパレータ・デリミタは「;」です。
subseparator=properties
-propertiesオプションの値で、各名前と値のペアの名前と値を区別する文字列デリミタを指定します。デフォルトのセパレータ・デリミタは「:」です。
credentials
ターゲット・インスタンスの監視資格証明(名前と値のペア)。nameは、ターゲット・タイプのメタデータ定義で資格証明プロパティとして識別されます。そのファイルで定義されている名前と完全に一致する必要があります。メタデータ・ファイルは、$AGENT_ORACLE_HOME/sysman/admin/metadataにあります。
input_file
-credentialsオプションと一緒に使用されます。このオプションを使用すると、パスワードなどの特定のターゲット監視資格証明値を別のファイルに格納できます。-input_fileオプションでは、タグとローカル・ファイル・パスのマッピングを指定します。タグは、-credentialsオプションの特定の監視資格証明のかわりに指定されます。タグにはコロン(:)とセミコロン(;)は使用できません。
display_name
ターゲットの表示名を設定します。
on_agent
このターゲットのメトリックを収集する管理エージェントに変更を伝播します。
例
次の例では、内部名がdatabaseのデータベースの表示名をNew Name DBに変更します。
emcli modify_target
-name="database"
-type="oracle_database"
-display_name="New Name DB"
次の例では、databaseという名前のoracle_databaseターゲットの資格証明を変更します。この例は、input_fileを使用して資格証明をカモフラージュする方法を示しています。パスワードは、実際にはat_pwd_fileという名前のファイルにあります。input_file引数は、PWD_FILEをcredentials引数のat_pwd_fileの内容に置き換えています。on_agentフラグは、このターゲット用に収集する管理エージェントに変更が伝播されるようにします。
emcli modify_target
-name="database"
-type="oracle_database"
-credentials="UserName:newuser;password:PWD_FILE;Role:SYSDBA"
-input_file="PWD_FILE:at_pwd_file"
-on_agent
次の例では、databaseという名前のoracle_databaseターゲットの表示名とプロパティを変更します。on_agentフラグは、このターゲット用に収集する管理エージェントに変更が伝播されるようにします。
emcli modify_target
-name="database"
-type="oracle_database"
-display_name="New Name DB"
-properties="SID=newsid|Port=15091|OracleHome=/oracle"
-properties="MachineName=smpamp-sun1.us.oracle.com"
-separator=properties="|"
-subseparator=properties="="
-on_agent
次の例では、payroll_dbという名前のoracle_databaseターゲット・タイプを変更します。この例では、このデータベースの表示名(Enterprise Manager UIに表示されるターゲット名)がpayrollに変更されています。ポート番号は15067に、Oracleホームは/oradbに変更されています。前のデフォルトのロールがnormalだった管理者(dbsnmp)はsysdbaに変更されています。この例は、input_fileを使用して資格証明をカモフラージュする方法も示しています。パスワードは、実際にはat_pwd_fileという名前のファイルにあります。-input_file引数は、PWD_FILEを-credentialsオプションのat_pwd_fileの内容に置き換えています。
emcli modify_target
-name="payroll_db"
-type="oracle_database"
-credentials="UserName:Fred;password:PWD_FILE;Role:sysdba"
-properties="Port:15067;OracleHome:/oradb"
-input_file="PWD_FILE:at_pwd_file"
-display_name=payroll
-on_agent
既存のEnterprise Manager管理者を変更します。
書式
emcli modify_user
-name="name"
[-password="password"]
[-roles="role1;role2;..."]
[-email="email1;email2;..."]
[-privilege="name;[[target_name:target_type]|jobid]"]...
[-profile="profile_name"]
[-desc="user_description"]
[-expired="true/false"]
[-prevent_change_password="true/false"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
管理者名。
password
管理者パスワードを指定されたパスワードに置き換えます。
roles
この管理者に与えられている現行ロールを、指定されたEnterprise Managerロールのリストに置き換えます。現在、組込みロールとしてPUBLICが含まれています。
この管理者の現在の電子メール・アドレスを指定されたリストに置き換えます。この管理者のすべての電子メール・アドレスを削除するには、空の文字列を指定します。
privilege
この管理者に付与する権限。このオプションは、複数回指定できます。元の管理者権限は取り消されます。
次のシステム権限には、ターゲットまたはジョブIDは必要ありません。
CREATE_ANY_ROLE
CREATE_ANY_PRIVILEGE
MANAGE_CREDENTIAL_GROUP
CREATE_TARGET
DELETE_ANY_TARGET
VIEW_ANY_TARGET
USE_ANY_BEACON
EM_MONITOR
SUPER_USER
次のターゲット権限では、target_name:target_typeを指定する必要があります。
VIEW_TARGET
OPERATOR_TARGET
MAINTAIN_TARGET
CLONE_FROM_TARGET
FULL_TARGET
次のグループ権限では、target_name:target_typeを指定する必要があります。
CREATE_TARGET_IN_GROUP
次のジョブ権限では、jobidを指定する必要があります。
VIEW_JOB
FULL_JOB
profile
データベース・プロファイル名。渡さなければ、この値は変更されません。
desc
ユーザー説明
expired
trueを指定すると、パスワード期限が即座に切れます。デフォルトはfalseです。
prevent_change_password
trueを指定すると、ユーザーは自分のパスワードを更新できなくなります。デフォルトはfalseです。
例
次の例では、new_admin管理者を変更します。ユーザーには、ID 923470234ABCDFE230184947530911111のジョブを表示する権限とターゲットhost1.us.oracle.com:hostを表示する権限の2つの権限があります。ユーザーにはロールPUBLICも付与されます。ユーザーの電子メール・アドレスはfirst.last@oracle.comとjoe.shmoe@shmoeshop.comに設定されます。
emcli modify_user
-name="new_admin"
-password="oracle"
-email="first.last@oracle.com;joe.shmoe@shmoeshop.com"
-roles="public"
-privilege="view_job;923470234ABCDFE230184947530911111"
-privilege="view_target;host1.us.oracle.com:host"
次の例では、管理者new_adminからすべての電子メール・アドレスと権限を削除します。UNIXシェルのコマンドラインで指定する場合、-privilege=""と-privilegeは同じです。
emcli modify_user
-name="new_admin"
-email=""
-privilege=""
ゲスト仮想マシンを一時休止します。ゲスト仮想マシンを一時休止するには、そのマシンの状態が「実行中」である必要があります。
書式
emcli pause_guest_vm
-guest_vm_name=<Virtual Machine Name>
-server_pool_name=<Server Pool Name>
オプション
guest_vm_name
ゲスト仮想マシンの名前。
server_pool
ゲスト・サーバー・プールの名前。
例
次の例では、ゲスト仮想マシンdom15を一時休止します。
emcli pause_guest_vm -guest_vm_name="dom15" -server_pool_name="Oracle Server Pool"
入力ファイルから構成プロパティを使用して、ハードウェア・サーバーをプロビジョニングします。コンポーネントに必要な構成プロパティは、Grid Controlコンソールから表示できます。プロビジョニング・リクエストが行われると、割当て名(管理者自身が指定するか管理者に返される自動生成名)を使用して、Enterprise Manager Grid Controlコンソールからそのリクエストのステータスを表示できます。
書式
emcli provision
-image="path to the image"
-network="network profile path"
-bootserver="boot server name"
-stageserver="stage server name"
-stgcredentials="username"
-schedule="type:immediate/onetime;timezone:zone;
startdt:startdate;starttm:time"
-resettimeout="time"
-target="hardware server label"
-input_file="config_properties:file_path"
-assignment="assignment name"
[-desc="assignment description"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
image
イメージ名を含むイメージへのパス。プロビジョニングに使用されるイメージです。
network
ネットワーク・プロファイルのパス名。
bootserver
ブート・サーバーの名前。
書式: ホスト名:ディレクトリ・パス
stageserver
ステージ・サーバーの名前。ホスト名:ディレクトリ・パス。
Stgcredentials
ステージ・サーバーのユーザー名。
schedule
プロビジョニングをスケジュールする時間。これは、複数の名前と値のペアが「;」で区切られた文字列引数です。プロビジョニング操作のスケジュール設定に使用されます。typeはimmediateまたはonetimeです。typeがimmediateではない場合、タイムゾーン文字列に他の値を指定する必要があります。この文字列は、次の書式のタイムゾーンIDです。
ゾーン符号TwoDigitHours:分
ゾーン: タイムゾーンID(GMT、PDTなど)
符号: +または-のいずれか
TwoDigitHours: 数字 数字
分: 数字 数字
数字: 0、1、2、3、4、5、6、7、8、9のいずれか
Startdt: 日付文字列(書式: MM/DD/YY)
Starttm: 時間文字列(書式: HH:MM)
resettimeout
ハードウェア・サーバーのリセット・タイムアウトを分で指定します。
target
ターゲット・ハードウェア・サーバーは、ハードウェア・ラベル・タイプを使用して指定します。
input_file
構成プロパティを含むファイル。
assignment
割当ての名前。
desc
割当ての説明。指定しない場合は、自動的に説明が生成されます。
例
次の例では、mylabelというラベルを持つターゲットにmyimageをプロビジョニングするジョブを発行します。ジョブは、リセット・タイムアウト100分で即座に実行されます。イメージ・プロパティがproperties.txtから取得され、デフォルト・イメージを上書きします。properties.stageserverがステージング・サーバーとして、/private/shareがステージング記憶域として使用されます。ユーザー名はjoeです。
emcli provision
-image="Images/myimage"
-network="Networks/networkprofile"
-bootserver="booservername.us.oracle.com"
-stageserver="stageserver.us.oracle.com:/private/share"
-stgcredentials="joe"
-schedule="type:immediate"
-resettimeout="100"
-target="mylabel"
-input_file="config_properties:properties.txt"
-assignment="provision mylabel"
ゲスト仮想マシンを再起動します。ゲスト仮想マシンを再起動するには、そのマシンの状態が「実行中」である必要があります。
書式
emcli reboot_guest_vm -guest_vm_name=<Virtual Machine Name> -server_pool_name=<Server Pool Name>
オプション
guest_vm_name
ゲスト仮想マシンの名前。
server_pool_name
サーバー・プールの名前。
例
次の例では、ゲスト仮想マシンdom15を再起動します。
emcli reboot_guest_vm -guest_vm_name="dom15" -server_pool_name="Oracle Server Pool"
仮想サーバーを再起動します。仮想サーバーを再起動するには、そのサーバーの状態が「稼働中」である必要があります。
書式
emcli reboot_virtual_server
-server_name=Server name
オプション
server_name
仮想サーバーの名前。
例
次の例では、仮想サーバーst-vs1.us.oracle.comを再起動します。
emcli reboot_virtual_server -server_name="st-vs1.us.oracle.com"
このverbには次の2つのモードがあります。
作成モード
このモードでは、すでに存在し、Enterprise Managerのソース・エージェントによって監視されている、対象エージェントのターゲット・リストを作成します。これらのターゲットのすべてのコレクションとブラックアウトをソース・エージェントから対象エージェントに移動し、対象エージェントを、Enterprise Managerのこれらのターゲットの監視エージェントにします。
emcli relocate_targets -src_agent=<source agent>
-dest_agent=<destination agent>
-input_file=dupTarget:<complete path to file>;
[-ignoreTimeSkew=yes]
|
ヒント: 作成モードの追加のサンプルは、「例」を参照してください。 |
存在モード
このモードでは、ターゲットは対象にも存在します。
emcli relocate_targets
-src_agent=<source agent target name>
-dest_agent=<destination agent target name>
-target_name=<target name>
-target_type=<target type>
[-ignoreTimeSkew=yes]
[-force=yes]
どの場合でも、再配置操作は、これらのターゲットのすべてのコレクションとブラックアウトをソース・エージェントから対象エージェントに移動し、対象エージェントを、Enterprise Managerのこれらのターゲットの監視エージェントにします。
書式
emcli relocate_targets
-src_agent=<source agent target name>
-dest_agent=<dest agent target name>
-target_name=<name of the target to be relocated>
-target_type=<type of target to be relocated>
-changed_param=<propName>:<propValue>
-input_file:dupTargets=<targets contents>
-input_file:moveTargets="complete path to file containing targets with
overridden property values"
-copy_from_src [-changed_param=<propName>:<propValue>]*
[-ignoreTimeSkew=yes]
[-force=yes]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
src_agent
現在ターゲットを監視しているエージェント。srcAgentが不明の場合、引数としてcurrentOwnerを入力します。
dest_agent
ターゲットを監視する必要のあるエージェント。
target_name
移動する必要があるターゲットの名前。
target_type
移動する必要があるターゲットのタイプ。
changed_param
ターゲットのpropNameプロパティの値は、propValueに変更されます。
input_file=dupTargets
targets.xmlに表示されるすべてのターゲットとそのプロパティを含むファイル名をとります。ファイルの内容は、targets.xmlと同じ書式である必要があります。
input_file=moveTargets
1行に1つずつ、次の書式でターゲットのリストを含むファイル名をとります。
<targetType>:<targetName>[;<propName>=<propValue>]*
copy_from_src
ソース・エージェントからコピーするターゲット・プロパティ。
ignoreTimeSkew
指定すると、ソース・エージェントと対象エージェントの間の時間誤差は無視してターゲットが再配置されます。
force
-force=yesスイッチを使用してコマンドを実行すると、コンポジット・ターゲットは、その関連ターゲットとともに自動的に再配置されます。コンポジット・ターゲットの場合、このスイッチを使用せずにコマンドを実行すると、エラー・メッセージが表示されます。
例
次の作成モードの例では、ターゲット・プロパティの内容をソース・エージェントからコピーし、一部のプロパティ値を変更することで、対象エージェントにターゲットを作成します。
emcli relocate_targets -src_agent=<source agent>
-dest_agent=<destination agent>
-target_name=<target name>
-target_type=<target type>
-copy_from_src
[-ignoreTimeSkew=yes]
[-changed_param=<Propname>:<Value>]*
次の作成モードの例では、moveTargetsファイルに指定された対象エージェントにターゲットのリストを作成します。プロパティ値の上書きを指定できます。
emcli relocate_targets -src_agent=<source agent>
-dest_agent=<destination agent>
-input_file=moveTargets:<complete file path>
[-ignoreTimeSkew=yes]
ビーコンをビーコンの監視セットから削除します。
書式
emcli remove_beacon
-name=target name
-type=target type
-bcnName=beacon name
[-forceRemove]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
サービス・ターゲット名。
type
サービス・ターゲット・タイプ。
bcnName
削除するビーコン名。
forceRemove
指定すると、可用性定義のサニティ・チェックを省略します。
例
次の例では、タイプがgeneric_serviceのMyTargetサービス・ターゲットからMyBeaconを削除します。
emcli remove_beacon -name='MyTarget' -type='generic_service'
-bcnName='MyBeacon'
指定されたサービスのシステムを削除します。
書式
emcli remove_service_system_assoc
-name='name'
-type='type'
オプション
name
サービス名。
type
サービス・タイプ。
例
次の例では、my serviceという名前の汎用サービスのシステムを削除します。
emcli remove_service_system_assoc
-name='my service' -type='generic_service'
指定されたターゲット・タイプのすべてのターゲットからターゲット・プロパティを削除します。これにより、そのターゲット・プロパティに関連するすべての値も削除されます。
書式
emcli remove_target_property
-target_type="target_type"
-property="property_name"
オプション
target_type
プロパティを削除するターゲット・タイプ。定義されているすべてのターゲット・タイプからプロパティを削除するには、ワイルド・カード文字(*)を指定します。
property
削除するプロパティの名前。プロパティ名では大文字と小文字が区別されます。次のOracle提供のターゲット・プロパティは削除できません。
Comment、Deployment Type、Line of Business、Location、Contact
例
次の例では、oracle_databaseというタイプのすべてのターゲットからターゲット・プロパティOwnerを削除します。これにより、そのターゲット・プロパティに関連するすべての値も削除されます。
emcli remove_target_property -target_type="oracle_database" -property="Owner"
次の例では、すべてのターゲットからターゲット・プロパティOwnerを削除します。これにより、すべてのターゲット・タイプでそのプロパティに関連するすべての値が削除されます。
emcli remove_target_property -target_type="*" -property="Owner"
発行済のプロシージャ・インスタンスを再スケジュールします。スケジュール済のインスタンスは再スケジュールのみが可能です。
書式
emcli reshedule_instance
-instance={instance guid}
-schedule=
start_time:yyyy/MM/dd HH:mm;
[tz:{java timezone ID}];
[grace_period:xxx]
オプション
instance
実行するインスタンスのGUID。
schedule
プロシージャ・インスタンスのスケジュール。
start_time: プロシージャの開始時間。
tz: オプションのタイムゾーンID。
grace_period: オプションの猶予期間(分)。
例
emcli reschedule_instance -instance=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61 -schedule="start_time:2006/6/21 21:23;tz:America/New_York;grace_period:60"
ゲスト仮想マシンを再開します。ゲスト仮想マシンを再開するには、そのマシンの状態が「一時停止」である必要があります。
書式
emcli resume_guest_vm
-guest_vm_name=<Virtual Machine Name>
-server_pool_name=<Server Pool Name>
オプション
guest_vm_name
ゲスト仮想マシンの名前。
server_pool_name
サーバー・プールの名前。
例
次の例では、ゲスト仮想マシンdom15を再開します。
emcli resume_guest_vm -guest_vm_name="dom15" -server_pool_name="Oracle Server Pool"
一時停止されたデプロイメント・インスタンスを再開します。
書式
emcli resume_instance
-instance={instance_guid}
オプション
instance
インスタンスのGUID。
例
emcli resume_instance -instance=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61
エージェント・リカバリを実行します。指定されたエージェントが存在しない場合、メッセージが出力されます。
書式
emcli resyncAgent
-agent="Agent Name"
[-keep_blocked]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
agent
エージェント・リカバリを実行するエージェントの名前。
keep_blocked
再同期が成功しても、エージェントをブロックされたままにします。デフォルトでは、再同期が成功すると、エージェントのブロックは解除されます。
例
emcli resyncAgent -agent="Agent Name"
失敗したインスタンスまたはステップを再試行します。
書式
emcli retry_instance
-instance=<instance_guid>
[-stateguid=<state_guid>]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
instance
インスタンスのGUID。
stateguid
状態GUIDのカンマ区切りリスト。
例
emcli retry_instance -instance=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61 -stateguid=51F762417C4943DEE040578C4E087168 emcli retry_instance -instance=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61 -stateguid='51F762417C4943DEE040578C4E087168,51F762417C4944DEE040578C4E087168'
前に失敗したジョブ実行を再起動します。
書式
emcli retry_job
-exec_id="executionID"
[-noheader]
[-script | -format=
[name:<pretty|script|csv>];
[column_separator:"column_sep_string"];
[row_separator:"row_sep_string"];
]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
exec_id
再試行するジョブ実行のID。特定のジョブ実行IDを取得するには、get_jobs verbを使用します。
noheader
列見出しのない表形式の情報を表示します。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty")。
format="name:pretty"は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=column_separator:"column_sep_string"は、Verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、Verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。列はタブ文字で区切られます。
出力列:
実行ID
例
次の例では、IDが12345678901234567890123456789012のジョブ実行を再起動し、新しい実行IDを表示します。
emcli retry_job -exec_id=12345678901234567890123456789012
ライセンス供与可能な入力ターゲット・タイプに属するユーザー指定のターゲットのセットまたはすべてのターゲットへの、ユーザー指定のパックのセットまたはすべてのパックに関するライセンスを取り消します。UIを通じて有効化または無効化できるのは、11gデータベース・ターゲット用のDatabase Diagnostics PackまたはTuning Pack(あるいはその両方)のみです。
書式
emcli revoke_license_no_validation
-type="target_type"
[-targets="tname1;tname2;..."]
[-packs="pack1;pack2;..."]
[-file="file_name"]
[-displayAllMessages]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
type
データベースに存在するターゲット・タイプ。名前には、コロン(:)、セミコロン(;)、先行または後続の空白を使用できません。一度に1つのターゲット・タイプのみを指定できます(-type="oracle_database"など)。
targets
ターゲットは次の順番で指定してください。
TargetName1;TargetName2;
次に例を示します。
-targets="database1;database2;database3;"
セミコロン(;)はターゲットを指定する際のセパレータです。
packs
ライセンス・パックは次の順番で指定してください。
pack1;pack2;
次に例を示します。
-packs="db_diag;db_config;"
セミコロン(;)はパックを指定する際のセパレータです。
file
完全なパスを使用してファイル名を指定します。次に例を示します。
-file="/usr/admin1/db_license.txt"
このファイルには、状況に応じてターゲットおよびパックのリストを含める必要があります。
ターゲットのリストのみを指定する場合、次の書式を使用します。
targets=database1;database2;database3;
パックのリストのみを指定する場合、次の書式を使用します。
packs=db_diag;db_config;
ターゲットとパックの両方のリストを指定する場合、次の書式を使用します。
targets=database1;database2;database3; packs=db_diag;db_config;
displayAllMessages
すべてのメッセージを表示します。デフォルトではエラー・メッセージのみが表示されます。コマンドラインでは、"=value"は使用できません。
例
次の例では、database1、database2およびdatabase3ターゲット(oracle_databaseターゲット・タイプ)へのdb_diagおよびdb_configパックのライセンスを取り消します。
emcli grant_license_no_validation -type="oracle_database"
-targets="database1;database2;database3;" -packs="db_diag;db_config;"
次の例では、設定内のすべてのデータベース・ターゲットへのdb_diagおよびdb_configパックのライセンスを取り消します。
emcli grant_license_no_validation -type="oracle_database"
-packs="db_diag;db_config;"
次の例では、設定内のdatabase1、database2およびdatabase3ターゲットへのデータベース・ターゲットに適用可能なすべてのパックのライセンスを取り消します。
emcli grant_license_no_validation -type="oracle_database"
-targets="database1;database2;database3;"
次の例では、設定内のすべてのデータベース・ターゲットへのデータベース・ターゲットに適用可能なすべてのパックのライセンスを取り消します。
emcli grant_license_no_validation -type="oracle_database"
次の例では、テキスト・ファイルを使用して、引数としてターゲット名とパック名を渡します。ここでは、database1、database2およびdatabase3ターゲット(oracle_databaseターゲット・タイプ)へのdb_diagおよびdb_configパックのライセンスを取り消します。
emcli grant_license_no_validation -type="oracle_database"
-file="/usr/admin1/db_license.txt"
targets=database1;database2;database3;
packs=db_diag;db_config;
/usr/admin1/license/db_license.txtファイルの内容は、次のとおりです。
targets=database1;database2;database3; packs=db_diag;db_config;
ビジネス・ルールに従って、ライセンス供与可能な入力ターゲット・タイプに属するユーザー指定のターゲットのセットまたはすべてのターゲットへの、ユーザー指定のパックのセットまたはすべてのパックに関するライセンスを取り消します。UIを通じて有効化または無効化できるのは、11gデータベース・ターゲット用のDatabase Diagnostics PackまたはTuning Pack(あるいはその両方)のみです。
書式
emcli revoke_license_with_validation
-type="target_type"
[-targets="tname1;tname2;..."]
[-packs="pack1;pack2;..."]
[-file="file_name"]
[-displayAllMessages]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
type
データベースに存在するターゲット・タイプ。名前には、コロン(:)、セミコロン(;)、先行または後続の空白を使用できません。一度に1つのターゲット・タイプのみを指定できます(-type="oracle_database"など)。
targets
ターゲットは次の順番で指定してください。
TargetName1;TargetName2;
次に例を示します。
-targets="database1;database2;database3;"
セミコロン(;)はターゲットを指定する際のセパレータです。
packs
ライセンス・パックは次の順番で指定してください。
pack1;pack2;
次に例を示します。
-packs="db_diag;db_config;"
セミコロン(;)はパックを指定する際のセパレータです。
file
完全なパスを使用してファイル名を指定します。次に例を示します。
-file="/usr/admin1/db_license.txt"
このファイルには、状況に応じてターゲットおよびパックのリストを含める必要があります。
ターゲットのリストのみを指定する場合、次の書式を使用します。
targets=database1;database2;database3;
パックのリストのみを指定する場合、次の書式を使用します。
packs=db_diag;db_config;
ターゲットとパックの両方のリストを指定する場合、次の書式を使用します。
targets=database1;database2;database3; packs=db_diag;db_config;
displayAllMessages
すべてのメッセージを表示します。デフォルトではエラー・メッセージのみが表示されます。コマンドラインでは、"=value"は使用できません。
例
次の例では、database1、database2およびdatabase3ターゲット(oracle_databaseターゲット・タイプ)へのdb_diagおよびdb_configパックのライセンスを取り消します。
emcli grant_license_with_validation -type="oracle_database"
-targets="database1;database2;database3;" -packs="db_diag;db_config;"
次の例では、設定内のすべてのデータベース・ターゲットへのdb_diagおよびdb_configパックのライセンスを取り消します。
emcli grant_license_with_validation -type="oracle_database"
-packs="db_diag;db_config;"
次の例では、設定内のdatabase1、database2およびdatabase3ターゲットへのデータベース・ターゲットに適用可能なすべてのパックのライセンスを取り消します。
emcli grant_license_with_validation -type="oracle_database"
-targets="database1;database2;database3;"
次の例では、設定内のすべてのデータベース・ターゲットへのデータベース・ターゲットに適用可能なすべてのパックのライセンスを取り消します。
emcli grant_license_with_validation -type="oracle_database"
次の例では、テキスト・ファイルを使用して、引数としてターゲット名とパック名を渡します。ここでは、database1、database2およびdatabase3ターゲット(oracle_databaseターゲット・タイプ)へのdb_diagおよびdb_configパックのライセンスを取り消します。
emcli grant_license_with_validation -type="oracle_database"
-file="/usr/admin1/db_license.txt"
targets=database1;database2;database3;
packs=db_diag;db_config;
/usr/admin1/license/db_license.txtファイルの内容は、次のとおりです。
targets=database1;database2;database3; packs=db_diag;db_config;
既存のEnterprise ManagerユーザーまたはEnterprise Managerロールから権限を取り消します。
書式
emcli revoke_privs
-name="username/rolename"
[-privilege="name;[[target_name:target_type]|jobid]"]...
オプション
name
権限を取り消すユーザー名またはロール名。
privilege
Enterprise Managerユーザーまたはロールから取り消す権限。このオプションは、複数回指定できます。
次のシステム権限には、ターゲットまたはジョブIDは必要ありません。
VIEW_ANY_TARGET
USE_ANY_BEACON
EM_MONITOR
次のターゲット権限では、target_name:target_typeを指定する必要があります。
VIEW_TARGET
OPERATOR_TARGET
FULL_TARGET
次のジョブ権限では、jobidを指定する必要があります。
VIEW_JOB
FULL_JOB
例
次の例では、user1を対象として、IDが923470234ABCDFE23018494753091111のジョブに対するフル・コントロールと、ターゲットhost1.us.oracle.com:hostに対するフル・コントロールを取り消します。
emcli revoke_privs
-name="user1"
-privilege="FULL_JOB;923470234ABCDFE23018494753091111"
-privilege="FULL_TARGET;host1.us.oracle.com:host"
次の例では、EMロールRole1からターゲット権限を取り消します。
emcli revoke_privs
-name="Role1"
-privilege="FULL_TARGET;host1.us.oracle.com:host"
既存のEnterprise ManagerユーザーまたはEnterprise Managerロールからロールを取り消します。
書式
emcli revoke_roles
-name="username/rolename"
[-roles="role1;role2;..."]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
ロールを取り消すユーザー名またはロール名。
roles
Enterprise Managerユーザーまたはロールから取り消すロール。このオプションは、複数回指定できます。
例
emcli revoke_roles
-name="user1"
-roles="SUPER_USER"
emcli revoke_roles
-name="Role1"
-roles="BLACKOUT_ADMIN;MAINTAIN_TARGET"
テストベース・サービスの可用性アルゴリズムの診断を実行します。これは、最終計算のタイムスタンプが現在の時間より前で、サービス・ステータスに関する応答が一定の期間ない場合に特に便利です。
書式
emcli run_avail_diag
-name=<target_name>
-type=<target_type>
オプション
name
サービス・ターゲット名。
type
サービス・ターゲット・タイプ。
例
emcli run_avail_diag -name='MyTarget' -type='generic_service'
プロモート・メトリックの診断を実行します。
書式
emcli run_promoted_metric_diag
-name=<target_name>
-type=<target_type>
-promotedMetricName=<metric_name>
-promotedColumn=<metric_type>
オプション
name
サービス・ターゲット名。
type
サービス・ターゲット・タイプ。
promotedMetricName
プロモート・メトリック名。
promotedColumn
プロモート・メトリック・タイプ。
例
emcli run_promoted_metric_diag -name='MyTarget' -type='generic_service' -promotedMetricName='metric1' -promotedColumn='Performance'
特定のエージェント・プロパティを変更します。このコマンドは、エージェントのオペレータ権限を持っている場合に使用できます。
書式
emcli set_agent_property
-agent_name="<agent_target_name>"
-name="<agent_property_name>"
-value="<agent_property_value>"
オプション
agent_name
エージェント・ターゲットの名前。
name
変更するエージェント・プロパティの名前。
value
エージェント・プロパティの新しい値。
例
次の例では、UploadIntervalプロパティの値を15に設定します。
emcli get_agent_property -agent_name="agent.example.com:11850"
-name=UploadInterval
-value=15
指定されたサービスの可用性定義を変更します。
書式
emcli set_availability
-name=target name
-type=target type
-availType=availability type (can be 'test' or 'system')
-availOp=availability operator (can be 'and' or 'or)
オプション
-name=target name
サービス・ターゲット名。
-type=target type
サービス・ターゲット・タイプ。
-availType=availability type
可用性をテストベースまたはシステムベースに切り替えます。
-availOp=availability operator
andの場合、すべてのキー・テストとコンポーネントを使用して、可用性を判断します。
orの場合、いずれかのキー・テストとコンポーネントを使用して、可用性を判断します。
例
次の例では、すべてのキー・テストを基にするようサービスMyTargetの可用性を設定します。
emcli set_availability -name='MyTarget' type='generic_service'
-availType='test' -availOp='and'
次の例では、いずれかのキー・テストを基にするようサービスMyTargetの可用性を設定します。
emcli set_availability -name='MyTarget' type='generic_service'
-availType='test' -availOp='or'
指定されたユーザーの優先資格証明を設定します。
書式
emcli set_credential
-target_type="ttype"
[-target_name="tname"]
-credential_set="cred_set"
[-user="user"]
-columns="col1:newval1;col2:newval2;PDP:SUDO/POWERBROKER;RUNAS:oracle;
PROFILE:user1..."
[-input_file="tag1:file_path1;tag2:file_path2;..."]
[-oracle_homes="home1;home2"]
[-monitoring]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
target_type
ターゲットのタイプ。-oracle_homesパラメータが指定されている場合は、hostにする必要があります。
target_name
ターゲットの名前。この引数を省略して、エンタープライズ優先資格証明を設定します。-oracle_homesパラメータが指定されている場合は、ホスト名にする必要があります。
credential_set
設定対象の資格証明セット。
user
対象の資格証明を使用するEnterprise Managerユーザー。省略すると、現行ユーザーの資格証明に適用されます。
columns
設定する列の名前と新しい値。資格証明セットのすべての列を指定する必要があります。-input_file引数からのタグを使用して、コマンドラインに資格証明値が表示されないようにすることもできます。この引数は、複数回指定できます。
input_file
-columns引数を持つファイルのパス。このオプションを使用して、パスワードを隠します。各パスには、-columnsパラメータで参照されているタグが必要です。このオプションは、複数回指定できます。
oracle_homes
ターゲット・ホストのOracleホームの名前。資格証明は、指定されたすべてのホームに対して追加または更新されます。
注意: 列およびそれらが属する資格証明セットのリストは、各ターゲット・タイプのメタデータ・ファイルに含まれています。この情報および他の資格証明情報は、メタデータの<CredentialInfo>セクションにあります。
monitoring
対象の資格証明が監視資格証明であることを示すフラグ。省略すると、対象の資格証明は優先資格証明になります。監視資格証明では、target_nameオプションを指定する必要があります。
例
例1:
emcli set_credential
-target_type=oracle_database
-target_name=myDB
-credential_set=DBCredsNormal
-user=admin1
-column="username:joe;password:newPass;role:newRole"
例2:
例2では、FILE1はpasswordFileの内容を参照するためのタグです。例2の結果は例1と同じです。
emcli set_credential
-target_type=oracle_database
-target_name=myDB
-credential_set=DBCredsNormal
-user=admin1
-column=FILE1
-input_file=FILE1:passwordFile
passwordFileの内容: username:joe;password:newPass;role:newRole
例3:
emcli set_credential
-target_type=host
-target_name=host.us.oracle.com
-credential_set=OHCreds
-user=admin1
-column="OHUsername:joe;OHPassword:newPass"
-oracle_homes="database1;mydb"
サービスのキー・ビーコンとテストを定義します。
書式
emcli set_instance_jobgrants
-instance_guid=<instance guid>
-grants=<user:privilege>
オプション
instance_guid
インスタンスのGUID。
grants
次のようなユーザーと権限のペアの文字列。各ペアはセミコロン(;)で区切ります。
user = em user name
privilege = VIEW_JOB or FULL_JOB
例
emcli set_instance_jobgrants -instance_guid=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61 -grants="user1:VIEW_JOB;user2:FULL_JOB"
サービスのキー・ビーコンとテストを定義します。
書式
emcli set_key_beacons_tests
-name=target name
-type=target type
[-beacons=beacon names]+
[-tests='test1:type1;test2:type2;...']+
[-removeKey]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
サービス・ターゲット名。
type
サービス・ターゲット・タイプ。
beacons
キー(または非キー)として設定するビーコンの名前。
tests
キー(または非キー)として設定するテストの名前とタイプ。
removeKey
指定すると、モードは「キーの削除」となり、指定されたテストとビーコンが非キーとして設定されます。
指定しない場合、モードは「キーの追加」となり、指定されたテストとビーコンがキーとして設定されます。
例
次の例では、MyTest/HTTP、MyTest2/FTPおよびMyBeaconをサービスMyTarget/generic_serviceの非キー要素として設定します。
emcli set_key_beacons_tests -name='MyTarget' -type='generic_service'
-tests='MyTest:HTTP;MyTest2:FTP'
-beacons='MyBeacon' -removeKey
次の例では、MyBeaconとMyBeacon2をサービスMyTarget/generic_serviceのキー・ビーコンとして設定します。
emcli set_key_beacons_tests -name='MyTarget' -type='generic_service'
-beacons='MyBeacon;MyBeacon2'
テストまたはシステムに基づくメトリックのプロモートを作成または編集します。
書式
emcli set_metric_promotion
-name=Service target name
-type=Service target type
[-category = Usage/Performance/Business]
-basedOn = system/test
-aggFunction = AVG|MAX|MIN|SUM|COPY
[-promotedMetricName = Promoted Metric]
[-promotedMetricColumn = Promoted Metric Column]
-promotedMetricKey = Key Value of the promoted metric
[-metricName = Dependent Metric Name]
-column = Dependent Metric Column
*[-depTargetType = Target type of dependent targets]
*[-depTargets = 'target1;target2...']
*[-depTargetKeyValues='target1:key11|key12|key13..;
target2:key21|key22|key23..']
*[-depMetricKeyColumn= Dependent metric key column]
**[-testname= Dependent Test Name]
**[-testtype= Dependent Test Type]
**[-metricLevel= TXN|STEP|STEPGROUP]
**[-beacons='bcn1;bcn2..']
**[-depTestComponent= Step or stepgroup name]
[-threshold= 'Critical threshold value; Warning threshold value;
Threshold Operator (EQ|LE|LT|GT|GE)']
-mode= CREATE|EDIT
[ ] denotes that the parameter is optional
*: basedOnがsystemに設定されているときに、必要な場合があります。
**: basedOnがtestに設定されているときに、必要な場合があります。
オプション
category
プロモート・メトリックが、サービスの使用状況メトリック、パフォーマンス・メトリックまたはビジネス・メトリックのいずれであるかを定義します。カテゴリは、プロモート・メトリックの名前とメトリック列を特定するために使用されます。このオプションを指定しない場合、promotedMetricNameおよびpromotedMetricColumnオプションを指定する必要があります。
basedOn
プロモートがテストベースかシステムベースかを指定します。
aggFunction
プロモート・メトリックの計算に使用する集約関数を指定します。AVG、MAX、MIN、SUMは、それぞれ依存メトリックの平均、最大値、最小値および合計をとります。COPYは、1つの依存メトリックのみをプロモート・メトリックにコピーします。
promotedMetricName
プロモート・メトリック名。カテゴリを指定した場合はオプションです。
promotedMetricColumn
プロモート・メトリック列。カテゴリを指定した場合はオプションです。
promotedMetricKey
プロモート・メトリックのキー値を指定する必須引数。UIに表示されるプロモート・メトリックの名前に対応します。
metricName
依存メトリック列が複数のメトリックによって収集される場合に必要な引数。
column
依存メトリック列。
depTargetType
すべての依存ターゲットは、同じターゲット・タイプである必要があります。
depTargets
依存ターゲットを指定します。この引数は、depTargetKeyValuesを指定すると無視されます。
depTargetKeyValues
依存ターゲットに関連付けられているキー値を指定します。'tgt1:key1;tgt1:key2...'という書式でエントリを繰り返して、1つのターゲットに複数のキー値を指定します。
depMetricKeyColumn
依存メトリックが置換メトリックの場合に必須です。すべての依存ターゲットに適用されるキー値です。
testname
メトリックのプロモートに使用されるテストの名前を定義します。
testtype
メトリックのプロモートに使用されるテストのタイプを定義します。
metricLevel
ステップレベルでプロモートできるメトリックもあります。このオプションでは、プロモート中に使用するレベルを定義します。
beacons
メトリック・データのプロモートに使用するビーコンのリスト。
depTestComponent
metricLevelがTXNではない場合、このオプションを使用して、プロモート・ステップまたはステップ・グループを指定する必要があります。
threshold
プロモート・メトリックのしきい値を定義します。-mode: モードはCREATEまたはEDITです。
例
次の例では、MyTest/HTTPを使用して、サービスMyTargetにキー値がmymetric1のプロモート・パフォーマンス・メトリックを作成します。プロモート・メトリックは、dns_timeの最大値を取得し、メトリック列はMyBeaconおよびmybcn1ビーコンによって返されます。しきい値の演算子は「以上」(GE)、クリティカル値は200、警告値は100に設定されています。
emcli set_metric_promotion -name='MyTarget' -type='generic_service'
-category=Performance -basedOn=test -aggFunction=MAX
-testname='MyTest' -testtype=HTTP
-beacons='MyBeacon, mybcn1'
-promotedMetricKey=mymetric1 -column=dns_time -metricName=http_response
-metricLevel=TXN -threshold='200;100;GE' -mode=CREATE
次の例では、サービスMyTargetでキー値がmymetric1のプロモート使用状況メトリックを作成します。依存ターゲットは、タイプがhostのmyhost.mydomain.comです。プロモート・メトリックは、LoadメトリックのcpuUtil列のみをコピーします。
emcli set_metric_promotion -name='MyTarget' -type='generic_service'
-category=Usage -basedOn=system -aggFunction=COPY
-promotedMetricKey=mymetric1 -column=cpuUtil -metricName=Load
-depTargets='myhost.mydomain.com' -depTargetType=host
-mode=CREATE
次の例では、サービスMyTargetでキー値がAppServerComponentUsageのプロモートUsageメトリックを作成します。依存ターゲットはタイプがoracle_iasのmyapp_serverです。プロモート・メトリックは、指定されたキー値について、cpu.componentメトリック列の平均値を計算します。
emcli set_metric_promotion -name='MyTarget' -type='generic_service'
-category=Usage -basedOn=system -aggFunction=AVG
-promotedMetricKey=AppServerComponentUsage -depTargetType=oracle_ias
-column=cpu.component
-metricName=opmn_process_info
-depTargetKeyValues='myapp_server:petstore;myapp_server:http_server'
-mode=CREATE
テストまたはビーコンのプロパティを設定します。
書式
emcli set_properties
-name=target name
-type=target type
-testname=test name
-testtype=test type
[-beacons=beacon names]
[-properties='prop1:value1;prop2:value2;..']+
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
サービス・ターゲット名。
type
サービス・ターゲット・タイプ。
testname
プロパティを設定するテストの名前。
testtype
プロパティを設定するテストのタイプ
beacons
プロパティを設定するビーコンの名前。
properties
設定するプロパティの名前と値(複数可)
例
次の例では、すべてのビーコンについて、MyTargetで定義されたテストMyTestでプロパティtimeoutを30000に、granularityをtransactionに設定します。
emcli set_property -name='MyTarget' -type='generic_service'
-testname='MyTest' -testtype='HTTP'
-propertyName='timeout:30000;granularity:transaction'
次の例では、MyBeaconおよびMyBeacon2についてのみ、MyTargetで定義されたテストMyTestのプロパティ値を30000に設定します。これは、指定されたプロパティをビーコン・レベルで設定できる場合にのみ機能します。
emcli set_property -name='MyTarget' -type='generic_service'
-testname='MyTest' -testtype='HTTP'
-bcnName='MyBeacon;MyBeacon2'
-propertyName='timeout' -propertyValue='30000'
指定されたターゲットのターゲット・プロパティの値を設定します。ターゲット・プロパティの以前の値は、すべて上書きされます。Oracle提供のターゲット・プロパティに値を割り当てる場合、次のターゲット・プロパティについては英語名を使用してください。
Comment、Deployment Type、Line of Business、Location、Contact
書式
emcli set_target_property_value
-property_records="target_name:target_type:property_name:property_value"
[-separator=property_records="sep_string"]
[-subseparator=property_records="subsep_string"]
[-input_file="parameter_tag:file_path"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
property_records
プロパティ・レコードのリスト。各プロパティ・レコードは、次の要素で構成されます。
<target_name>:<target_type>:<property_name>:<property_value>
target_name: プロパティを更新するターゲットのターゲット名。
target_type: ターゲットのターゲット・タイプ。
property_name: 更新する値を持つプロパティの名前。プロパティ名では大文字と小文字が区別されます。
property_value: 割当てまたは更新を行うプロパティの値。
separator
複数のプロパティ・レコードを指定する場合、セパレータ文字列デリミタをプロパティ・レコード間のデリミタとして使用します。デフォルトのセパレータ・デリミタは「;」です。
subseperator
プロパティ・レコードの要素間に使用する文字列デリミタ。デフォルトのセパレータ・デリミタは「:」です。
input_file
-property_recordsオプションと一緒に使用されます。このオプションにより、ファイルのプロパティ・レコードを指定できます。このオプションでは、タグとローカル・ファイル・パスのマッピングを指定します。タグは、プロパティ・レコードのかわりに指定されます。タグにはコロン(:)とセミコロン(;)は使用できません。
例
次の例では、データベースtest_databaseのOwner NameプロパティをJane Smithに設定します。
emcli set_target_property_value
-property_records="test_database:oracle_database:Owner Name:Jane Smith"
次の例では、データベースtest_dbのOwnerプロパティをJane Smithに設定し、データベースtest_db1のAsset Numberプロパティを100に設定します。
emcli set_target_property_value
-property_records="test_db:oracle_database:Owner:Jane Smith;
test_db1:oracle_database:Asset Number:100"
次の例では、指定されたファイル/temp/rec_fileからプロパティ・レコードの入力を取得します。
emcli set_target_property_value
-property_records="REC_FILE" -input_file="REC_FILE:/temp/rec_file"
ファイル/temp/rec_fileには、次のようなエントリが含まれます。
test_db:oracle_database:Owner:Jane Smith;test_db1:oracle_database:Asset Number:100
これにより、データベースtest_dbで、OwnerプロパティはJane Smithに設定されます。また、データベースtest_db1で、Asset Numberプロパティは100に設定されます。
emcli set_target_property_value
-property_records="test_db@oracle_database@Owner@
Jane Smith,test_db1@oracle_database@AssetNumber@100"
これにより、データベースtest_dbで、OwnerプロパティはJane Smithに設定されます。また、データベースtest_db1で、Asset Numberプロパティは100に設定されます。レコード内のセパレータは「,」で、サブセパレータは「@」です。
テストのしきい値を設定します。
書式
emcli set_test_threshold
-name=<target_name>
-type=<target_type>
-testname=<test_name>
-testtype=<test_type>
-metricName=<metric_name>
-metricColumn=<metric_column>
-occurrences=<occurrences>
[-warningThres=<warning_threshold>]
[-criticalThres=<critical_threshold>]
[-operator=<operator>]
[-beaconName=<beacon_name>]
[-stepName=<step_name>]
[-stepGroupName=<stepgroup_name>]
[ ] denotes that the parameter is optional
例
emcli set_test_threshold -name="Service Name"
-type="generic_service"
-testname="Test Name"
-testtype="HTTP"
-metricName="http_response"
-metricColumn="timing"
-occurrences=1
-warningThres=100000
EM CLIを特定の管理サーバーで動作するように構成します。
デフォルト・モードでは資格証明が格納されますが、このモードは下位互換性の確保を目的としているため本質的にセキュアではありません。セキュアな設定を行うには、noautologinオプションを指定する必要があります。詳細は、「オプション」のnoautologinを参照してください。
書式
emcli setup
-url="http[s]://host:port/em/"
-username=<EM Console Username>
[-password=<EM Console Password>]
[-ssousername=<EM SSO Username>]
[-ssopassword=<EM SSO Password>]
[-licans=yes|no]
[-dir=<local emcli configuration directory>]
[-trustall]
[-novalidate]
[-noautologin]
[-custom_attrib_file=<Custom attribute file path>]
[-nocertvalidate]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
url"http[s]://host:port/em/"
Oracle Management Server(OMS)のURL。hostは、OMSのホストを指定します。portは、OMSのリスニング・ポートを指定します。httpとhttpsの両プロトコルがサポートされています。(セキュリティ上の理由からhttpsをお薦めします。)
username
OMSへの接続時に、その後のすべてのemcliコマンドで使用するEnterprise Managerユーザー名。
password
Enterprise Managerユーザーのパスワード。このオプションを指定しない場合、対話形式でパスワードの入力を求められます。
|
注意: コマンドラインでのパスワードの入力は、セキュアではないため、避けてください。 |
ssousername
OMSへの接続時に、その後のすべてのemcliコマンドで使用するSSOユーザー名。この値は、SSOを使用するようにEnterprise Managerが構成されている場合にのみ指定します。SSOユーザーがEnterprise Managerユーザーではない場合、usernameとssousernameの両方を指定する必要があります。次に例を示します。
emcli setup -username=myusername -ssousername=myssouser -url=https://abc.us.oracle.com:4566/em/
ssopassword
SSOユーザーのパスワード。このオプションを指定しない場合、対話形式でパスワードの入力を求められます。
|
注意: コマンドラインでのパスワードの入力は、セキュアではないため、避けてください。 |
licans
ユーザーがライセンスを受け入れるかどうかを示します。yesを指定してライセンスを受け入れるか、noを指定してライセンスを拒否します。
dir
emcli構成ディレクトリが作成されるディレクトリ。このディレクトリは、ローカルにマウントされたファイル・システムに置く必要があります。ディレクトリがそのように識別されなかった場合(trustallを指定した場合を除く)、HTTPS URLに警告または確認が発行されます。ディレクトリは、setupをコールした作業ディレクトリの相対ディレクトリにすることも絶対ディレクトリにすることもできます。このオプションのデフォルトは、ユーザーのホーム・ディレクトリです。
trustall
OMSから任意のサーバー資格証明を自動的に受け入れます(低セキュリティ)。
novalidate
OMSに対してEnterprise Managerユーザー名またはSSOユーザー名を認証しません。指定されたユーザー名を有効とみなします。
noautologin
このモードでemcliクライアントを設定します。このオプションを使用すると、セキュア・モードが適用され、クライアント・ディスクにEnterprise ManagerまたはSSOのパスワードは格納されなくなります。資格証明は設定時に一度だけ指定します。その後、クライアントとOMSの間にセッションが確立されます。後続のverbでは、すべてこのセッションが使用されます。非アクティブ状態や(logout verbを使用した)明示的なログアウトによりこのセッションが終了した場合、verbを新しく起動するには、再設定または(login verbを使用した)明示的なログインが必要です。
デフォルトでは、セッションの期限が切れた場合に明示的にログインする必要はありません。Enterprise ManagerユーザーまたはSSOの資格証明は、クライアント・システムに格納されます。クライアントでは、セッションの期限が切れるとこれらの資格証明を使用して暗黙的に再ログインを行います。セッションの期限が切れた場合にユーザーの操作は必要ありません。
custom_attrib_file
監査カスタム属性値を含むファイルのパス名。このオプションは、監査カスタム属性用にOMSが構成されている場合に必要です。custom_attrib_fileを指定しない場合、カスタム属性の値を入力するよう求められます。
ファイルには、最大3行を含めることができます。1行に1つのカスタム属性の説明を含みます。各行の書式は、次のとおりです。
<attr-name>#<attr-displayname>#<isMandatory>#<attr-value>
#: フィールド・セパレータ。
attr-name: 属性の名前。
attr-displayname: 属性の表示名。
isMandatory: 必須属性の場合は1、それ以外は0。
attr-value: カスタム属性の値。
nocertvalidate
OMSが提供するSSL証明書のホスト名を検証しません。
例
emcli setup -url=http://myworkstation.us.oracle.com:7770/em -username=sysman
複数の設定を実装して複数のOMSで動作するようにEM CLIクライアントを構成するには、次の手順を実行してください。
dir1の場所でOMS1のEM CLIクライアントを設定します。
emcli setup -dir=<dir1> -url=<Url of OMS1> -user=<EM Username for OMS1>
dir2の場所でOMS2のEM CLIクライアントを設定します。
emcli setup -dir=<dir2> -url=<Url of OMS1> -user=<EM Username for OMS2>
OMS1の設定ディレクトリを参照するように環境変数EMCLI_STATE_DIRを設定します。
setenv EMCLI_STATE_DIR <dir1>
この設定により、EM CLIクライアントはOMS1で動作します。
OMS2の設定ディレクトリを参照するように環境変数EMCLI_STATE_DIRを設定します。
setenv EMCLI_STATE_DIR <dir2>
この設定により、EM CLIクライアントはOMS2で動作します。
現在の監査設定の詳細を表示します。
書式
emcli show_audit_settings
ターゲット・タイプに定義された資格証明セットのパラメータを表示します。
書式
emcli show_credential_set_info
[-target_type="<target_type>"]
[-set_name="<credential_set_name>"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
target_type
ターゲットのタイプ。デフォルトでは、すべてのターゲット・タイプに定義された資格証明セットを表示します。
set_name
資格証明セットの名前。デフォルトでは、ターゲット・タイプに定義されたすべての資格証明セットを表示します。
例
次の例では、すべてのターゲット・タイプに定義されたすべての資格証明セットの詳細を表示します。
emcli show_credential_set_info
次の例では、oracle_databaseターゲット・タイプに定義されたすべての資格証明セットを表示します。
emcli show_credential_set_info -target_type=oracle_database
次の例では、hostターゲット・タイプに定義されたHostUDMCreds資格証明セットの詳細を表示します。
emcli show_credential_set_info -target_type=host
-set_name=HostUDMCreds
ターゲット・タイプに定義された資格証明タイプのパラメータを表示します。
書式
emcli show_credential_type_info
[-target_type="<target_type>"]
[-type_name="<credential_type_name>"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
target_type
ターゲットのタイプ。デフォルトでは、すべてのターゲット・タイプに定義された資格証明セットを表示します。
type_name
資格証明タイプの名前。デフォルトでは、ターゲット・タイプに定義されたすべての資格証明タイプを表示します。
例
次の例では、すべてのターゲット・タイプに定義されたすべての資格証明タイプの詳細を表示します。
emcli show_credential_type_info
次の例では、oracle_databaseターゲット・タイプに定義されたすべての資格証明タイプを表示します。
emcli show_credential_type_info -target_type=oracle_database
次の例では、oracle_databaseターゲット・タイプに定義されたHostUDMCreds資格証明タイプの詳細を表示します。
emcli show_credential_type_info -target_type=oracle_database
-type_name=HostUDMCreds
すべての監査可能なEnterprise Manager操作名のリストを表示します。
書式
emcli show_operations_list
ゲスト仮想マシンを起動します。ゲスト仮想マシンを起動するには、そのマシンの状態が「停止」である必要があります。
書式
emcli start_guest_vm
-guest_vm_name=<Virtual Machine Name>
-server_pool_name=<Server Pool Name>
オプション
guest_vm_name
ゲスト仮想マシンの名前。
server_pool_name
サーバー・プールの名前。
例
次の例では、ゲスト仮想マシンdom15を起動します。
emcli start_guest_vm -guest_vm_name="dom15" -server_pool_name="Oracle Server Pool"
デプロイメント・プロシージャ・マネージャ・デーモンを開始します。
書式
emcli start_paf_daemon -interval=<number in minutes>
オプション
interval
各実行ごとのデプロイメント・プロシージャ・マネージャ・デーモンの待ち時間(分)。
仮想化デーモンを開始します。
書式
emcli start_vt_daemon
オプション
なし
デプロイメント・プロシージャ・マネージャ・デーモンのステータスを取得します。
書式
emcli status_paf_daemon
オプション
なし
仮想化デーモンのステータスを取得します。
書式
emcli status_vt_daemon
オプション
なし
ブラックアウトを停止します。
ブラックアウトは、Scheduledステータスの場合など、完全に開始する前に停止できます。実行中のブラックアウトも停止できます。
書式
emcli stop_blackout
-name="name"
[-createdby="blackout_creator"]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
停止するブラックアウトの名前。
createdby
ブラックアウトを作成したEnterprise Managerユーザー。デフォルトは現行ユーザーです。別のユーザーが作成したブラックアウトを停止するには、SUPER_USER権限が必要です。
例
次の例では、現行ユーザーが作成したブラックアウトbackup_db3を停止します。
emcli stop_blackout -name=backup_db3
次の例では、ユーザーjoeが作成したブラックアウトweekly_maintを停止します。現行ユーザーは、ユーザーjoeまたはSUPER_USER権限を持つユーザーである必要があります。
emcli stop_blackout -name=weekly_maint -createdby=joe
ゲスト仮想マシンを停止します。ゲスト仮想マシンを停止するには、そのマシンの状態が「実行中」である必要があります。
書式
emcli stop_guest_vm
-guest_vm_name=<Virtual Machine Name>
-server_pool_name=<Server Pool Name>
オプション
guest_vm_name
ゲスト仮想マシンの名前。
server_pool_name
サーバー・プールの名前。
例
次の例では、ゲスト仮想マシンdom15を停止します。
emcli stop_guest_vm -guest_vm_name="dom15" -server_pool_name="Oracle Server Pool"
スケジュール済、失敗または実行中の状態にあるデプロイメント・インスタンスを停止します。
書式
emcli stop_instance
-instance={instance_guid}
オプション
instance
インスタンスのGUID。
例
emcli stop_instance -instance=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61
指定されたジョブを停止します。get_jobs verbを使用して、ジョブIDと名前のリストを取得できます。
書式
emcli stop_job
-job_id="jobID" | -name="jobName"
オプション
job_id
停止するジョブを識別するジョブID。
name
停止するジョブの名前。ジョブを一意に識別するには、現行管理者を使用します。
例
次の例では、指定されたIDのジョブを停止します。
emcli stop_job -job_id=12345678901234567890123456789012
次の例では、Backup_Wednesdayという名前のジョブを停止します。このジョブは現行Enterprise Manager管理者が所有し、将来実行されるようにスケジュールされています。
emcli stop_job -name=Backup_Wednesday
デプロイメント・プロシージャ・マネージャ・デーモンを停止します。
書式
emcli stop_paf_daemon
オプション
なし
仮想サーバーを停止します。仮想サーバーを停止するには、そのサーバーの状態が「稼働中」である必要があります。
書式
emcli stop_virtual_server
-server_name=Server name
オプション
server_name
仮想サーバーの名前。
例
次の例では、仮想サーバーst-vs1.us.oracle.comを停止します。
emcli stop_virtual_server -server_name="st-vs1.us.oracle.com"
仮想化デーモンを停止します。
書式
emcli stop_vt_daemon
オプション
なし
ジョブを作成して発行します。
書式
emcli submit_job
-job="name:type"
-targets="name1:type1;name2:type2;..."
-parameters="name1:value1;name2:value2;PDP:SUDO/POWERBROKER;RUNAS:oracle;
PROFILE:user1..."
[-input_file="parameter_tag:file_path"]
[-desc="job_description"]
[-schedule=
[frequency:<once|interval|weekly|monthly|yearly>];
[start_time:<yy-MM-dd HH:mm>];
[end_time:<yy-MM-dd HH:mm>];
[repeat:<#m|#h|#d|#w|#M|#Y>];
[months:<#,#,...>];
[days:<#,#,...>];
[tzoffset:#|[-][HH][:mm]]
[tzregion:<...>]
[tzinfo:<repository|target|specified>];
]
[-noheader]
[-script | -format=
[name:<pretty|script|csv>];
[column_separator:"column_sep_string"];
[row_separator:"row_sep_string"];
]
[ ] denotes that the parameter is optional
スケジュール引数の制限:
frequency:once
オプション => start_time, tzinfo, tzoffset
frequency:interval
必須 => repeat
オプション => start_time, tzinfo, tzoffset
frequency:weekly
必須 => days
オプション => repeat in #w, start_time, end_time, tzinfo, tzoffset
frequency:monthly
必須 => days
オプション => repeat in #M, start_time, end_time, tzinfo, tzoffset
frequency:yearly
必須 => days, months
オプション => repeat in #Y, start_time, end_time, tzinfo, tzoffset
オプション
job
nameは、発行されたジョブの名前です。
typeは、発行されたジョブのタイプです。サポートされているジョブ・タイプは、OSCommandとSQLScriptです。これらはEnterprise Managerジョブ・システムで事前に定義されています。指定されたジョブ・タイプによって、-targetsおよび-parameters引数に指定できるターゲットとパラメータが決まります。
targets
ターゲット名とターゲット・タイプのペアのリストです。新しく発行されたジョブは、このリストのEnterprise Managerターゲットに適用されます。すべてのターゲットは同じタイプである必要があります。要素のターゲット・タイプがgroupの場合、ターゲット・リストに複数の要素を含めることはできません。OSCommandジョブは、host、oracle_databaseおよびgroup(ホスト・ターゲットを含んでいる場合)タイプのターゲットに発行できます。SQLScriptジョブは、oracle_databaseおよびgroupタイプのターゲットに発行できます。
parameters
このジョブのジョブ・タイプに必要なパラメータを表す名前と値のペアのリストです。OSCommandジョブは、command、args、os_script、username、passwordおよびcredential_set_nameという名前のパラメータをサポートしています。必須パラメータはcommandのみです。
SQLScriptジョブは、sql_script、db_username、db_password、db_role、host_username、host_passwordおよびcredential_set_nameという名前のパラメータをサポートしています。必須パラメータはsql_scriptです。
credential_set_nameパラメータは、Enterprise Managerリポジトリに格納されている優先資格証明のセット名を参照します。どちらのターゲット・タイプにも、複数の資格証明セットがあります。
HostCredsNormal: hostターゲットに対するデフォルトの権限のない資格証明セット
HostCredsPriv: hostターゲットに対する権限付きの資格証明セット
DBHostCreds: oracle_databaseターゲット用のホスト資格証明セット
DBCredsNormal: oracle_databaseターゲット用のデフォルトの標準資格証明セット
DBCredsSYSDBA: oracle_databaseターゲット用のsysdba資格証明セット
credential_set_nameパラメータは、[db_|host_]usernameや[db_|host_]passwordなどの資格証明の上書きパラメータがない場合のみ指定できます。指定されている場合、各ジョブ・タイプに資格証明の上書きパラメータを完全に指定する必要があります。OSCommandタイプの場合、usernameとpasswordを一緒に指定する必要があります。SQLScriptタイプの場合、db_username、db_password、db_role、host_usernameおよびhost_passwordが必要です。
input_file
-parametersオプションと一緒に使用されます。このオプションを使用すると、パスワードやSQLスクリプトなどの特定のジョブ・パラメータ値を別のファイルに格納できます。-input_fileオプションでは、タグとローカル・ファイル・パスのマッピングを指定します。タグは、-parametersオプションの特定のジョブ・パラメータ値のかわりに指定されます。タグにはコロン(:)とセミコロン(;)は使用できません。
desc
ジョブの説明。
schedule
ジョブのスケジュール。frequency引数によって、他の引数が必須かオプションかが決まります。
schedule=frequency
ジョブ・スケジュールのタイプ(デフォルトはonce)。
schedule=start_time
ジョブの開始日と時間。デフォルト値は現在の日付と時間です。値の書式はyy-MM-dd HH:mmです。たとえば、2007-09-25 18:34になります。
schedule=end_time
ジョブの最終日と時間。この日付と時間以降、ジョブの実行はスケジュールされません。frequencyが、weekly、monthlyまたはyearlyの場合、日付部分のみを使用します。frequencyがintervalまたはonceの場合、日付と時間が考慮されます。値の書式はyy-MM-dd HH:mmです。たとえば、2007-09-25 18:34になります。
schedule=repeat
ジョブがスケジュールされている1つの開始時間から次の開始時間までの時間。数値の後ろの文字は時間の単位を表し、mは分、hは時間、dは日、wは週を表します。
schedule=months
1〜12までの整数で表される月の値のリスト。ジョブをスケジュールする年の日付を月と日で完全に指定するには、各値に対応するday値が必要です。
schedule=days
frequencyがweeklyの場合、1〜7(1が日曜日)の整数で表される曜日の値のリストです。frequencyがmonthlyの場合、1〜31(1が月の1日)の整数で表される日の値のリストです。frequencyがyearlyの場合、1〜31または-1(月の最終日)の整数で表される日の値のリストです。この場合、月は、月と日の各ペアの対応するmonthの値になります。
schedule=tzoffset
タイムゾーンの値。tzinfo引数を指定しない場合、またはこの引数がrepositoryの場合、timezone値はリポジトリのタイムゾーンになります。この場合、tzoffset引数を指定することはできません。それ以外の場合は、tzoffset引数が必要です。tzinfoをspecifiedに設定する場合、tzoffset引数では、GMTとタイムゾーンの間のオフセットを時間と分で指定します。tzinfoをtargetに設定する場合、tzoffset引数では、引数として渡されるターゲットのリストに整数のインデックス(最初は1)を指定します。たとえば、tzoffsetが1の場合、-add_targetsオプションで指定された最初のターゲットのタイムゾーンが使用されます。
タイムゾーンは、ジョブ・スケジュールの開始時間と終了時間に適用されます。ジョブのスケジュールを設定する際、各ターゲットに関連付けられているタイムゾーンは考慮されません(ただし、tzinfoをtargetに設定する場合は、指定されたターゲットのタイムゾーンがジョブ・スケジュールに使用されます)。
schedule=tzregion
使用するタイムゾーン・リージョン。tzinfoオプションを指定する場合、この引数によりジョブ・スケジュールで使用されるタイムゾーンが決定されます。それ以外の場合、このパラメータは無視されます。デフォルトはGMTです。
schedule=tzinfo
タイムゾーンのタイプ。tzinfo引数は、tzoffsetと一緒に使用されます。使用可能なタイムゾーン・タイプは、specified(GMTとターゲットのタイムゾーンのオフセット)、target(指定されたターゲットのタイムゾーン)、およびrepository(リポジトリのタイムゾーン。tzinfoが指定されていない場合のデフォルト設定)です。詳細は、-schedule=tzoffsetを参照してください。
noheader
列見出しのない表形式の情報を表示します。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty")。
format="name:pretty"は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=column_separator:"column_sep_string"は、Verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、Verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。列はタブ文字で区切られます。
出力列
ジョブID、実行ID
例
次の例では、ターゲットhostname.oracle.com:hostに対してls -lを実行するジョブを発行します。ジョブは、パスワードがgreetingsのOSユーザー名joeで実行されます。
emcli submit_job
-job="job_host_0:OSCommand"
-parameters="command:ls;args:-l;username:joe;password:greetings"
-targets="hostname.us.oracle.com:host"
次の例では、ターゲットhostname1.oracle.com:hostとhostname2.oracle.com:hostに対して、パラメータlarge_os_scriptで指定されたシェル(/bin/sh)・スクリプトを実行するジョブを発行します。このジョブの実行には、ターゲットの優先資格証明が使用されます。ここで、large_os_scriptは、最大4GBです。
emcli submit_job
-job="job_host_1:OSCommand"
-parameters='command:/bin/sh;args:-x;large_os_script:LARGE_SCRIPT_FILE'
-input_file="LARGE_SCRIPT_FILE:very_large_os_script.sql"
-targets="hostname1.oracle.com:host;hostname2.oracle.com:host"
次の例では、ターゲットdatabase:oracle_databaseに対して、ファイル./very_large_script.sqlで指定されたSQLスクリプトを実行するジョブを発行します。このジョブの実行には、ターゲットの優先資格証明が使用されます。ここで、large_sql_scriptは、最大4GBです。
emcli submit_job
-job="job_db_1:SQLScript"
-parameters="large_sql_script:LARGE_SQL_FILE"
-targets="database:oracle_database"
-input_file="LARGE_SQL_FILE:very_large_script.sql"
エージェントにパッチを適用します。すべての入力がtargets_file.xmlファイルに含まれている必要があります。
書式
emcli submit_agent_patch -input_file="data:targets_file.xml" -schedule="start_time:<value>;tz:<value>;grace_period:<value>"
オプション
input_file
必要な入力を含むXMLファイル名。
schedule
開始時間、タイムゾーンおよび猶予期間を指定します。
例
emcli submit_agent_patch -input_file="data:targets_file.xml" -schedule="start_time:2006/6/21 21:23;tz:America/New_York;grace_period:15"
デプロイメント・プロシージャを発行します。
書式
emcli submit_procedure
-procedure="guid of the procedure"
-input_file="data:{file_path}"
[-instance_name="name for the procedure instance"]
[-schedule=start_time:yyyy/MM/dd HH:mm;tz:{java timezone ID}];]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
procedure
実行するプロシージャのGUID。
input_file=data:file_path
デプロイメント・プロシージャ用の入力データ。file_pathはデータXMLファイルを含むファイルをポイントする必要があります。
instance_name
プロシージャ・インスタンスの名前。
schedule
デプロイメント・プロシージャのスケジュール。指定しない場合、プロシージャはすぐに実行されます。
start_time: プロシージャの開始時間
tz: オプションのタイムゾーンID
出力列
インスタンスGUID
例
emcli submit_procedure -input_file=data:data.xml
-procedure=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61 -schedule="start_time:2006/6/21
21:23;tz:America/New_York"
ユーザーを電子メール通知付きのルールにサブスクライブします。
assigntoユーザーのプリファレンスにすでに存在する電子メール・アドレスを指定してもエラーにはなりません。
送信メール・サーバー(SMTP)が設定されていない場合はメッセージが表示されます。オプション-fail_if_no_mail_serverを指定すると、この状態はエラーとなり、サブスクライブは発生しません。指定しない場合、警告が発行されますが、コマンドの実行に影響はありません。
書式
emcli subscribeto_rule
-name="rule_name"
-owner="rule_owner"
[-assignto="em_username" (default is current user)]
[-email="email_address";...]
[-fail_if_no_mail_server]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
name
通知ルールの名前。
owner
通知ルールの所有者。
assignto
通知ルールにサブスクライブするユーザー。assigntoユーザーが現行ユーザーではない場合、またはルールの所有者が現行ユーザーではない場合、スーパーユーザー権限が必要です。
assigntoユーザーをサブスクライブするルールに関連付ける電子メール・アドレスのリスト。これらのアドレスはassigntoユーザーのプリファレンスに追加された後(重複は無視されます)、通知ルールに割り当てられます。電子メール・アドレスは、現行ユーザーがassigntoユーザーをルールにサブスクライブする権限を持っている場合のみ追加されます。
fail_if_no_mail_server
送信メール・サーバー(SMTP)が設定されていない場合はメッセージが表示されます。オプション-fail_if_no_mail_serverを指定すると、この状態はエラーとなり、サブスクライブは発生しません。指定しない場合、警告が発行されますが、コマンドの実行に影響はありません。
例
次の例では、現行ユーザーの通知用電子メール・アドレスを使用して、現行ユーザーをルールAgent Upload Problemsにサブスクライブします。sysmanがルールを所有しているため、正常に実行を終了するには、現行ユーザーがSUPER_USER(またはsysman)権限を持っている必要があります。また、このコマンドが正常に終了するには、現行ユーザーのプリファレンスに少なくとも1つの電子メール・アドレスが含まれている必要があります。
emcli subscribeto_rule -name="Agent Upload Problems" -owner=sysman
次の例では、まず、2つの特定の電子メール・アドレスをユーザーjoeのプリファレンスに追加します。joeの通知用電子メール・アドレスを使用して、ユーザーjoeをルールAgent Upload Problemsにサブスクライブします。このコマンドが成功するには、現行ユーザーにSUPER_USER権限が必要です(またはjoeである必要があります)。
emcli subscribeto_rule -name="Agent Upload Problems" -owner=sysma
-assignto=joe -email="joe@work.com;joe@home.com"
ゲスト仮想マシンを一時停止します。ゲスト仮想マシンを一時停止するには、そのマシンの状態が「実行中」である必要があります。
書式
emcli suspend_guest_vm
-guest_vm_name=<Virtual Machine Name>
-server_pool_name=<Server Pool Name>
オプション
guest_vm_name
ゲスト仮想マシンの名前。
server_pool_name
サーバー・プールの名前。
例
次の例では、ゲスト仮想マシンdom15を一時停止します。
emcli suspend_guest_vm -guest_vm_name="dom15" -server_pool_name="Oracle Server Pool"
実行中のデプロイメント・インスタンスを一時停止します。
書式
emcli suspend_instance
-instance={instance_guid}
オプション
instance
インスタンスのGUID。
例
emcli suspend_instance -instance=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61
EM CLIクライアントをOMSと同期します。同期後、そのOMSで使用可能なすべてのverbと関連するコマンドライン・ヘルプがEM CLIクライアントで使用可能になります。同期は、setupのコール中に自動的に発生します。
書式
emcli sync
オプション
なし
例
emcli sync
ターゲットを監視するビーコンを同期(すべてのコレクションをビーコンにリロード)します。
書式
emcli sync_beacon
-name=target name
-type=target type
-bcnName=beacon name
オプション
name
サービス・ターゲット名。
type
サービス・ターゲット・タイプ。
bcnName
同期するビーコンの名前。
例
次の例では、タイプがgeneric_serviceのMyTargetターゲットを監視するMyBeaconを同期します。
emcli sync_beacon -name='MyTarget' -type='generic_service'
-bcnName='MyBeacon'
ゲスト仮想マシンの一時休止を解除します。ゲスト仮想マシンの一時休止を解除するには、そのマシンの状態が「一時休止」である必要があります。
書式
emcli unpause_guest_vm
-guest_vm_name=<Virtual Machine Name>
-server_pool_name=<Server Pool Name>
オプション
guest_vm_name
ゲスト仮想マシンの名前。
server_pool
ゲスト・サーバー・プールの名前。
例
次の例では、ゲスト仮想マシンdom15の一時休止を解除します。
emcli pause_guest_vm -guest_vm_name="dom15" -server_pool_name="Oracle Server Pool"
リポジトリの現在の監査設定を更新してOMSを再起動します。
書式
emcli update_audit_settings
[-externalization_switch="ENABLE/DISABLE"]
-directory_name="<database_directory_name>"
-file_prefix="<file_prefix>"
-file_size="<file_size (Bytes)>"
-data_retention_period="<data_retention_period (Days)>"
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
externalization_switch
監査データ・エクスポート・サービスを有効化します。デフォルト値はDISABLEです。
directory_name
エクスポート・サービスが監査データファイルをアーカイブするOSディレクトリで構成する必要のあるデータベース・ディレクトリ。
file_prefix
監査データを書き込むファイルの名前を作成するためにエクスポート・サービスで使用されるファイル接頭辞。デフォルト値はem_auditです。
file_size
各ファイル・サイズの最大値。このオプションのデフォルト値は5000000バイトです。
data_retention_period
Enterprise Managerリポジトリで監査データを保存する最大期間。デフォルト値は365日です。
例
emcli update_audit_settings
-externalization_switch="ENABLE"
-directory="EM_DIR"
-file_prefix="my_audit"
-file_size="10000"
-data_retention_period="60"
失敗したステップの引数を更新して、そのステップを再試行します。
書式
emcli update_and_retry_step
-instance={instance_guid}
-stateguid={state_guid}
[-args="command1:value1;command2:value2;..."]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
instance
インスタンスのGUID。
stateguid
状態のGUID。
args
再試行時に更新するステップの引数。更新可能な引数の完全なリストについては、get_retry_arguments verbを参照してください。
例
emcli update_and_retry_step -instance=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61 -stateguid=51F762417C4943DEE040578C4E087168 -args="command:ls"
Enterprise Managerの資格証明サブシステムでターゲット・データベースのパスワード変更を更新します。ターゲット・データベースでパスワードを変更することもできます。また、このverbでは、収集または監視資格証明がEnterprise Managerエージェントに伝播されます。
書式
emcli update_db_password
-target_name="tname"
-user_name="user_name"
[-target_type="ttype"]
[-change_all_references="yes/no"]
[-change_at_target="yes/no"]
[-input_file="tag1:file_path1;tag2:file_path2;..."]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
target_name
ターゲットの名前。
user_name
データベース・ユーザーの名前。
target_type
ターゲットのタイプ。このverbのターゲット・タイプとして使用可能な値は、-oracle_databaseおよび-rac_databaseです。このパラメータのデフォルト値は、oracle_databaseです。
change_all_references
Enterprise Managerのすべての参照を対象にパスワードを変更する必要があるかどうかを指定します。使用可能な値は次のとおりです。
yes: このパスワードでEnterprise Managerのすべての参照を更新します。
no: 現在ログインしているユーザーのパスワードを更新します。
このオプションのデフォルト値はyesです。
change_at_target
ターゲットでもパスワードを変更する必要があるかどうかを指定します。このオプションは、SYSユーザーではサポートされません。
yes: ターゲット・データベースでパスワードを変更します。
no: Enterprise Managerでのみパスワードを更新します。
このオプションのデフォルト値はnoです。
input_file
古いパスワードと新しいパスワードを含むファイルのパス。このオプションを使用して、コマンドラインのパスワードを非表示にできます。各パスには、パスワード・オプションで参照されているタグが必要です。
このverbをinput_fileオプション付きで実行すると、non-echoモードで次の値を入力するよう求められます。
-old_password -new_password -retype_new_password
例
emcli update_db_password
-target_name=myDB
-user_name=Admin1
emcli update_db_password
-target_name=myDB
-user_name=Admin1
-change_at_target=yes
資格証明サブシステムで変更済ホスト・パスワードを更新します。収集または監視資格証明では、パスワード変更はEnterprise Managerエージェントにも伝播されます。
書式
emcli update_host_password
-target_name="tname"
-user_name="user_name"
[-change_all_references="yes/no"]
[-input_file="tag1:file_path1;tag2:file_path2;..."]
[ ] denotes that the parameter is optional
|
注意: このverbを実行すると、non-echoモードで次の値を入力するよう求められます。-old_password -new_password -retype_new_password |
オプション
target_name
ターゲットの名前。
user_name
データベース・ユーザーの名前。
change_all_references
特定のユーザーに関してEnterprise Managerのすべての参照を対象にパスワードを変更する必要があるかどうかを指定します。
使用可能な値は次のとおりです。
yes: このパスワードでEnterprise Managerのすべての参照を更新します。
no: 現在ログインしているユーザーのパスワードを更新します。この設定がデフォルトです。
input_file
古いパスワードと新しいパスワードを含むファイルのパス。このオプションを使用して、パスワードを非表示にします。各パスには、パスワード・オプションで参照されているタグが必要です。
例
次の例では、ユーザーに古いパスワードと新しいパスワードの値を入力して、新しいパスワードを再入力するよう促します。これにより、このターゲット参照に関してEnterprise Managerの新しいパスワードが更新されます。
emcli update_host_password
-target_name=myHost
-user_name=Admin1
次の例では、ユーザーに古いパスワードと新しいパスワードの値を入力して、新しいパスワードを再入力するよう促します。これにより、ターゲット名myHostおよびユーザー名Admin1で参照されるすべてのユーザーの資格証明に関してEnterprise Managerの新しいパスワードが更新されます。
emcli update_host_password
-target_name=myHost
-user_name=Admin1
-change_all_references=yes
指定されたターゲットのパスワード(または他の資格証明)を更新します。
書式
emcli update_password
-target_type="ttype"
-target_name="tname"
-credential_type="cred_type"
-key_column="column_name:column_value"
-non_key_column="col:oldvalue:newvalue;..."
[-input_file="tag1:file_path1;tag2:file_path2;..."]
[ ] denotes that the parameter is optional
オプション
target_type
ターゲットのタイプ。
target_name
ターゲットの名前。
credential_type
使用する資格証明のタイプ。タイプは、派生タイプではなくベース・タイプである必要があります。派生タイプの定義には、XMLタグ<CredentialTypeRef>が含まれています。
key_column
資格証明タイプのキー列の名前と値。通常、キー列はユーザー名を表します。
non_key_column
変更する非キー列の名前、古い値、および新しい値。通常は、パスワード列の名前です。-input_file引数からのタグを使用して、コマンドラインに資格証明値が表示されないようにすることもできます。この引数は、複数回指定できます。
input_file
-non_key_column引数を持つファイルのパス。このオプションを使用して、パスワードを非表示にできます。各パスには、-non_key_column引数で参照されているタグが必要です。この引数は、複数回指定できます。
注意: 列およびそれらが属する資格証明タイプのリストは、各ターゲット・タイプのメタデータ・ファイルに含まれています。この情報および他の資格証明情報は、メタデータの<CredentialInfo>セクションにあります。
ホストの例
ホスト・ターゲットに関連付けられた資格証明の場合、このコマンドで次の引数を使用します。
target_type=host credential_type = HostCreds key_column=HostUserName:<OSUserName> non_key_column=HostPassword:<oldPassword>:<newPassword>
次の例では、OSユーザーsysUserに関連付けられたパスワードを、このOSユーザー名を使用するEMのすべての機能においてsysUserOldPasswordからsysUserNewPaswordに変更します。これには、優先資格証明、修正処理、ジョブおよびOSユーザー定義メトリックが含まれます。
update_password -target_type=host -target_name=MyHost -credential_ type=HostCreds -key_column=HostUserName:sysUser -non_key_column=HostPassword:sysUserOldPassword:sysUserNewPassword
Oracleデータベースの例
データベース・ターゲットに関連付けられた資格証明の場合、このコマンドで次の引数を使用します。
target_type=oracle_database credential_type = DBCreds key_column=DBUserName:<DBUser> non_key_column=DBPassword:<oldPassword>:<newPassword> OR non_key_column=DBPassword:<oldPassword>:<newPassword>:<DBRole>
次の例では、データベース・ユーザーscottに関連付けられたパスワードを、このデータベース・ユーザー名を使用するEnterprise Managerのすべての機能においてtigerからtiger2に変更します。これには、Enterprise Managerのこのデータベース・ターゲットに関する優先資格証明、修正処理、ジョブ、SQLユーザー定義メトリックおよび監視構成が含まれます。
update_password -target_type=oracle_database -target_name=ORCL -credential_type=DBCreds -key_column=DBUserName:scott -non_key_column=DBPassword:tiger:tiger2
次の例では、データベース・ユーザーsysに関連付けられたパスワードを、このデータベース・ユーザー名を使用するEnterprise Managerのすべての機能においてsysPasswordからsysNewPasswordに変更します。これには、Enterprise Managerのこのデータベース・ターゲットに関する優先資格証明、修正処理、ジョブ、SQLユーザー定義メトリックおよび監視構成が含まれます。
update_password -target_type=oracle_database -target_name=ORCL -credential_type=DBCreds -key_column=DBUserName:sys -non_key_column=DBPassword:sysPassword:sysNewPassword:DBAROLE
Oracleリスナーの例
リスナー・ターゲットに関連付けられた資格証明の場合、このコマンドで次の引数を使用します。
target_type=oracle_listener credential_type = LsnrCreds key_column (not applicable) non_key_column=Password:<oldPassword>:<newPassword>
次の例では、リスナーに関連付けられたパスワードを、このパスワードを使用するEnterprise Managerのすべての機能においてoldListenerPasswordからnewListenerPasswordに変更します。これには、Enterprise Managerのこのリスナー・ターゲットに関する優先資格証明、修正処理、ジョブおよび監視構成が含まれます。
update_password -target_type=oracle_listener -target_name=MyListener -credential_type=LsnrCreds -non_key_column=Password:oldListenerPassword:newListenerPassword
資格証明サブシステムで変更済ホスト・パスワードを更新します。収集または監視資格証明では、パスワード変更はEnterprise Managerエージェントにも伝播されます。
書式
emcli update_host_password
-target_type="ttype"
-target_name="tname"
-key_column="column_name:column_value"
[-change_all_references="yes/no"]
[-input_file="tag1:file_path1;tag2:file_path2;..."]
[ ] denotes that the parameter is optional
|
注意: このverbを実行すると、non-echoモードで次の値を入力するよう求められます。-old_password -new_password -retype_new_password |
オプション
target_type
ターゲットのタイプ。
target_name
ターゲットの名前。
key_column
資格証明タイプのキー列の名前と値。通常、キー列はユーザー名を表します。
任意のターゲット・タイプのキー列を取得するには、次のコマンドを入力します。
emcli get_credential_type_info -target_type=<target_type>"
すべてのターゲット・タイプのキー列を取得するには、次のコマンドを入力します。
emcli get_credential_type_info
change_all_references
特定のユーザーに関してEnterprise Managerのすべての参照を対象にパスワードを変更する必要があるかどうかを指定します。
使用可能な値は次のとおりです。
yes: このパスワードでEnterprise Managerのすべての参照を更新します。
no: 現在ログインしているユーザーのパスワードを更新します。この設定がデフォルトです。
input_file
古いパスワードと新しいパスワードを含むファイルのパス。このオプションを使用して、パスワードを非表示にします。各パスには、パスワード・オプションで参照されているタグが必要です。
例
次の例では、ユーザーに古いパスワードと新しいパスワードの値を入力して、新しいパスワードを再入力するよう促します。これにより、このターゲット参照に関してEnterprise Managerの新しいパスワードが更新されます。
emcli update_target_password
-target_type=host
-target_name=myHost
-key_column=HostUserName:Admin1
次の例では、ユーザーに古いパスワードと新しいパスワードの値を入力して、新しいパスワードを再入力するよう促します。これにより、ターゲット名mydbおよびユーザー名Admin1で参照されるすべてのユーザーの資格証明に関してEnterprise Managerの新しいパスワードが更新されます。
emcli update_target_password
-target_type=oracle_database
-target_name=mydb
-key_column=DBUserName:Admin1
-change_all_references=yes
冗長性グループの現在の構成を表示します。
書式
emcli view_redundancy_group
-redundancyGroupName="redGrpName"
オプション
redundancyGroupName
単一の冗長性グループ名を指定する必要があります。ターゲット名は、リポジトリに存在する名前と同じにする必要があります。また、ターゲット・タイプはgeneric_redundancy_groupである必要があります。
例
次の例では、冗長性グループredGrp1の詳細を表示します。
emcli view_redundancy_group -redundancyGroupName='redGrp1'