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Oracle Coherence開発者ガイド
リリース3.5
B56039-01
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C キャッシュのセマンティクス

Coherenceキャッシュを使用して値オブジェクトをキャッシュします。これらのオブジェクトは、(セッション・データや一時データなどの)内部ソースのデータ、または(データベースやメインフレームなどの)外部ソースのデータのいずれでもかまいません。

キャッシュに配置されたオブジェクトはシリアライズ可能である必要があります。シリアライズは、多くの場合、クラスタ化されたデータ管理における最も費用を要する部分になるため、Coherenceではデータのシリアライズ/デシリアライズ用に次のオプションを用意しています。


注意:

オブジェクトをシリアライズする場合は、Javaのシリアライズ機能によって、すべての参照可能オブジェクトが自動的に(MapListなどのコレクションを含むオブジェクト参照を使用して)クロールされることを忘れないでください。その結果、キャッシュ・オブジェクトが親オブジェクトを直接参照することはありません(整数などの識別値への保持はOK)。

独自のシリアライズ・ルーチンを実装するオブジェクトは影響を受けません。