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Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス・ガイド
リリース11.2.1
B56051-01
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CAST

データをある型から別の型に変換できます。CASTは定数が使用可能な場合に使用できます。引数の正確なデータ型を指定する場合に役立ちます。 -のような単項演算子、またはTO_CHARやTO_DATEのような1つのオペランドを持つ関数の場合に特にあてはまります。

値は、互換性のあるデータ型に対してのみCASTできます。ただし、NULLを除きます。NULLは他の任意のデータ型にキャストできます。INSERT SELECTでNULLを必要なデータ型に変換する場合、CASTは必要ありません。

次の変換がサポートされています。

SQL構文

CAST
  ( {Expression | NULL} AS DataType )

パラメータ

CASTには、次のパラメータがあります。

パラメータ 説明
Expression 変換する値を指定します。
AS DataType 結果のデータ型を指定します。

説明

INSERT INTO t1 VALUES(TO_CHAR(CAST(? AS REAL)));
SELECT CONCAT(x1, CAST (? AS CHAR(10))) FROM t1;
SELECT * FROM t1 WHERE CAST (? AS INT)=CAST(? AS INT);