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Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス・ガイド
リリース11.2.1
B56051-01
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検索条件の一般的な構文

検索条件は、単一の条件、または論理演算子ANDやORによって連結された複数の条件です。条件は、式においてTRUE、FALSE、UNKNOWNとして評価される処理です。行に対して条件がTRUEと評価された場合、その行はそれ以降の処理対象になります。条件がFALSEまたはNULLと評価された場合、行は処理対象とはなりません。

SQL構文

[NOT]
{BetweenPredicate | ComparisonPredicate | InPredicate |
     LikePredicate| NullPredicate | InfinitePredicate |      NanPredicate | QuantifiedPredicate |(SearchCondition)}
[{AND | OR} [NOT]
{BetweenPredicate | ComparisonPredicate |InPredicate |      LikePredicate|NullPredicate | QuantifiedPredicate      |(SearchCondition)}
] [...]

パラメータ

構成要素 説明
NOT、AND、OR 論理演算子には、次のものがあります。
  • NOTは、それに続く条件の値を否定します。

  • ANDで結ばれた2つの条件がTRUEと評価された場合、TRUEと評価されます。

  • ORで結ばれた条件のいずれか一方がTRUEと評価された場合はTRUEと評価され、いずれもFALSEと評価された場合はFALSEと評価されます。

  • 条件がNULLと評価された場合の演算子の動作については、「説明」を参照してください。

BetweenPredicate 式が一定の値の範囲に含まれているかどうかを判断します。 たとえば、A BETWEEN B AND CはA >= B AND A<= Cと同じです。
ComparisonPredicate <、<=、>、>=、=、<>のいずれかの演算子を使用して、2つの式(または2つの式のリスト)を比較します。
InPredicate 指定したセット内の要素と式(または式のリスト)が一致するかどうかを判断します。
ExistsPredicate 副問合せが行を返すかどうかを判断します。
LikePredicate 特定の文字列パターンが式に含まれているかどうかを判断します。
NullPredicate 値がNULLであるかどうかを判断します。
InfinitePredicate 式が無限大(正または負の無限大)であるかどうかを判断します。
NanPredicate 式が演算での未定義の結果(非数)であるかどうかを判断します。
QuantifiedPredicate 指定したセットと式(または式のリスト)に特定の関係があるかどうかを判断します。
(SearchCondition) 前述のいずれかの条件をカッコで囲みます。

説明

図4-1 論理演算によって算出される値

図4-1の説明が続きます。
図4-1「論理演算によって算出される値」の説明