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Oracle® TimesTen In-Memory Database PL/SQLパッケージ・リファレンス
リリース11.2.1
B63042-01
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はじめに

Oracle TimesTen In-Memory Databaseは、メモリーが最適化されたリレーショナル・データベースです。TimesTenは、アプリケーション層にデプロイされ、標準のSQLインタフェースを使用して、物理メモリーに完全に格納されたデータベースで動作します。インメモリー・データベースの高可用性は、リアルタイム・トランザクション・レプリケーションを介して提供されます。

TimesTenでは、ODBC(Open Database Connectivity)、OCI(Oracle Call Interface)、Oracle Pro*C/C++(CまたはC++コードの埋込みSQLおよびPL/SQL命令のプリコンパイラ)、JDBC(Java Database Connectivity)およびPL/SQL(OracleのSQL手続き型言語拡張)を含む様々なプログラミング・インタフェースがサポートされます。

ここでは、次の項目について説明します。

対象読者

『Oracle TimesTen In-Memory Database PL/SQLパッケージ・リファレンス』は、、プログラマ、システム・アナリスト、プロジェクト・マネージャ、およびPL/SQLを使用したデータベース・アプリケーションの開発に関心のある方々のためのリファレンスです。このマニュアルでは、読者にアプリケーション・プログラミングについての作業知識があること、リレーショナル・データベース・システムの情報にアクセスするためのSQLおよびPL/SQLの使用経験が十分にあることを前提としています。

関連ドキュメント

TimesTenのドキュメントは、次のURLのOracle Technology Networkで入手できます。

http://www.oracle.com/technetwork/database/timesten/documentation/

Oracle TimesTen In-Memory DatabaseのPL/SQL開発者ガイドが特に関連しています。

Oracleのドキュメントは、Oracle Technology Networkで入手できます。これは、TimesTenでサポートされているが、詳しく説明されていないOracleの機能の場合に役立ちます。

http://www.oracle.com/technetwork/database/enterprise-edition/documentation/

特に、次のOracleドキュメントが役立ちます。

また、PL/SQLについて詳しく説明しているサードパーティのドキュメントも多数利用できます。

表記規則

TimesTenは複数のプラットフォームをサポートしています。このマニュアルに記述されている内容は、特に表記しないかぎり、サポートされるすべてのプラットフォームに適用されます。WindowsはWindows 2000、Windows XPおよびWindows Server 2003を表します。UNIXはSolaris、Linux、HP-UX、Tru64およびAIXを表します。


注意:

TimesTenドキュメントでは、用語としての「データ・ストア」と「データベース」は同じです。両方の用語は、特に記述がないかぎりTimesTenデータベースを指します。

このマニュアルでは次の表記規則を使用します。

規則 意味
イタリック体 イタリックは、テキストで定義される用語、ドキュメントのタイトルまたは強調を示します。
固定幅フォント 固定幅フォントは、コマンド、URL、プロシージャ名、ファンクション名、パッケージ名、属性名、ディレクトリ名、ファイル名、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。
固定幅フォントのイタリック 固定幅フォントのイタリックは、次の例のように、置き換える必要があるコード例の変数です。

Driver=install_dir/lib/libtten.sl

これは、install_dirをご使用のTimesTenインストール・ディレクトリに置き換える必要があることを意味します。

[ ] 大カッコは、カッコ内の項目を任意に選択することを表します。大カッコは、入力しないでください。
{ } 中カッコは、カッコ内の項目のうち、1つが必須であることを表します。中カッコは、入力しないでください。
|
選択項目の引数を区切る縦線(パイプ)。
. . . 引数の後の水平の省略記号は、1行のコマンドラインで複数の引数を使用できることを表します。
%
%は、UNIXのシェル・プロンプトを表します。

TimesTenのマニュアルでは、次の変数を使用して、パス、ファイルおよびユーザー名を表します。

規則 意味
install_dir TimesTenがインストールされているディレクトリのパスです。
TTinstance TimesTenのインストールで指定するインスタンス名です。インストール時に、一意のインスタンス名でTimesTenの各インストールを識別する必要があります。この名前はインストール・パスに表示されます。
bitsまたはbb 32または64の2桁の数字は、32-bitまたは64-bitのオペレーティング・システムを表します。
releaseまたはrr TimesTenのメジャー・リリースを表す数字です。ドットが付く場合と付かない場合があります。たとえば、1121または11.2.1は、TimesTenリリース11.2.1を表します。
DSN データソースの名前(TimesTenデータベース用)です。

ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様を含む、すべてのお客様にオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントをご利用いただけることを目標としています。 オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。 HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。 標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。 オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧のみを行に記述する必要があります。しかし、一部のスクリーン・リーダーは括弧のみの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

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