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Oracle® TimesTen In-Memory Database PL/SQLパッケージ・リファレンス
リリース11.2.1
B63042-01
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8 TT_DB_VERSION

TT_DB_VERSIONパッケージは、TimesTenのバージョン番号を示します。

この章の内容は次のとおりです。


TT_DB_VERSIONの使用


概要

TT_DB_VERSIONパッケージは、TimesTenのメジャー・リリース(VERSION)とマイナー・リリース(RELEASE)のバージョン番号を示します。TimesTen 11.2.1.xリリースの場合、VERSION値は1121です。マイナー・リリースに応じて、RELEASE値は0、1、2などのようになります。

Oracle TimesTen In-Memory Databaseリリース11.2.1.8.0の場合、パッケージは次のようになります。

PACKAGE TT_DB_VERSION IS
   VERSION CONSTANT PLS_INTEGER := 1121; -- major release number
   RELEASE CONSTANT PLS_INTEGER := 8;  -- minor release number
END TT_DB_VERSION;

定数

TT_DB_VERSIONパッケージには、様々なTimesTenリリースの様々な定数値が含まれています。Oracle TimesTen In-Memory Databaseリリース11.2.1.8.0バージョンのTT_DB_VERSIONパッケージには、表8-1に示す値が含まれています。

表8-1 TT_DB_VERSIONの定数

名前 説明

VERSION

BINARY_INTEGER

1121

Oracle TimesTen In-Memory Databaseの現行のメジャー・リリース。

RELEASE

BINARY_INTEGER

8

Oracle TimesTen In-Memory Databaseの現行のマイナー・リリース。



注意:

  • PLS_INTEGERデータ・タイプとBINARY_INTEGERデータ・タイプは同じです。このマニュアルでは、(表タイプ、レコードタイプ、サブプログラム・パラメータ、サブプログラム戻り値などの)参照情報のデータ・タイプを示す場合にBINARY_INTEGERを使用しますが、説明および例ではいずれも使用される場合があります。

  • INTEGERデータ・タイプおよびNUMBER(38)データ・タイプも同じです。このマニュアルでは、全体をとおしてINTEGERを使用します。



条件付きコンパイルにパッケージとTT_DB_VERSIONの両方を使用した例については、「UTL_IDENT」「例」を参照してください。