1.5 オブジェクト・ナビゲータ

この項の各トピックでは、Oracle Reports Builderのオブジェクト・ナビゲータについて説明します。

1.5.1 オブジェクト・ナビゲータについて

オブジェクト・ナビゲータには、レポートまたはテンプレートのすべてのオブジェクト（連結ライブラリやプログラム・ユニットも含む）が階層表示されます。

オブジェクト・ナビゲータを使用すると、次の操作を実行できます。

レポート、パラメータ、PL/SQLプログラム・ユニットおよび連結ライブラリの作成
レポート、問合せ、PL/SQLプログラム・ユニットとライブラリ、データ・モデル・オブジェクト、レイアウト・オブジェクトおよびパラメータ・フォーム・オブジェクトの選択および操作
レポート・エディタのビューの表示
ノードの開閉
オブジェクトの検索
オブジェクトの階層表示またはタイプ別表示
プロパティの表示
オブジェクト・ナビゲータのカスタマイズ
PL/SQLプログラム・ユニットのドラッグ・アンド・ドロップ

アクセス

オブジェクト・ナビゲータを表示するには:

オブジェクト・ナビゲータを利用すると、オブジェクトを所有関係に従って階層表示したり、オブジェクト・タイプ別に表示したりすることができます。

「表示」→「表示を変更」→「所有者別表示」を選択すると、オブジェクトの親子階層が表示されます。たとえば、問合せの列はその問合せの下に表示され、フィールドはそのフィールドを囲む繰返し枠の下に表示されます。このビューでは、オブジェクト間のリレーションシップを簡単に確認できるので、デバッグ用のツールとして利用できます。
「表示」→「表示を変更」→「オブジェクト・タイプ別表示」を選択すると、オブジェクトがタイプ別に表示されます。たとえば、「問合せ」というヘッダーの下にすべての問合せが表示され、「データベース列」というヘッダーの下にすべてのデータベース列が表示されます。このビューは、オブジェクト・ナビゲータですばやくオブジェクトを見つけるときに便利です。