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Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B61376-01
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24.3 レポートのレイアウトの作成

この項では、レポート・ウィザードを使用してレポートのデフォルト・レイアウトを作成します。次に、グラフィックに必要なすべてのレイアウト・オブジェクトを変更します。

24.3.1 レポート・ウィザードを使用したレポートの初期レイアウトの作成

初期レイアウトを作成するには:

  1. ペーパー・レイアウト・ビューで、「ツール」→「レポート・ウィザード」を選択してレポート・ウィザードを表示します。

  2. レポート・ウィザードの「レポート・タイプ」ページで、「ペーパー・レイアウトのみ作成」を選択します。

  3. スタイル」ページで「グループ上」を選択します。

  4. グループ」ページで、「使用可能グループ」リストの次のグループをクリックし、「」をクリックして印刷方向を指定して、これらのグループを「表示グループ」リストに移動します。

    • G_deptno

    • G_DEPTNO1

  5. フィールド」ページで次の操作を行います。

    • >>」ボタンをクリックして、すべてのフィールドを「表示フィールド」リストに移動します。

    • 表示フィールド」リストで、「deptno」をクリックし、「<」ボタンをクリックしてこのフィールドを「使用可能フィールド」リストに戻します。

    • DEPTNO1」フィールドにも同じ手順を繰り返します。

  6. ラベル」ページで、「Picture」フィールドのラベルを削除します。

  7. テンプレート」ページで、「テンプレートなし」を選択し、「終了」をクリックして、ペーパー・レイアウト・ビューにレポート・レイアウトを表示します。表示は次のようになります。

    図24-3 動的グラフィック・レポートの最初のペーパー・レイアウト・ビュー

    図24-3の説明は次にあります。
    「図24-3 動的グラフィック・レポートの最初のペーパー・レイアウト・ビュー」の説明

  8. レポートをdynamicgraphics_<自分のイニシャル>.rdfという名前で保存します。

24.3.2 レポートのレイアウトの変更

レポートの初期レイアウトを作成したら、レイアウト・オブジェクトを再調整して、動的グラフィックを追加できます。

レイアウトを変更するには:

  1. ペーパー・レイアウト・ビューで、キーボードの[Ctrl]を押しながら[A]を押して、すべてのオブジェクトを選択します。

  2. キーボードの矢印キーを使用して、すべてのオブジェクトを0.5インチ(1.5 cm)右に移動します。

  3. ペーパー・レイアウト・ビューで、定規の7インチ(18 cm)の箇所まで見えるように画面を広げます。

  4. オブジェクト・ナビゲータで、この例のレポート名を見つけて、「ペーパー・レイアウト」→「メイン・セクション」→「ボディ」→「M_G_DEPTNO_GRPFR」にナビゲートします。

  5. R_G_DEPTNO」をクリックします。ペーパー・レイアウト・ビューでも、R_G_DEPTNO繰返し枠が選択されます。

  6. R_G_DEPTNO繰返し枠を選択した状態で、枠の右側をクリックし、6.5インチ(16.5 cm)の位置までドラッグします。これで繰返し枠は上部の定規で3.0インチ(7.5 cm)のマークから6.5インチ(16.5 cm)のマークまで拡大されました。

  7. 次に、枠の下部をクリックして、2.0インチ(5 cm)の位置までドラッグします。位置は左側の定規で確認できます。これで繰返し枠は、左側の定規の0.5インチ(1.3 cm)のマークから2.0インチ(5 cm)のマークまで拡大されました。

    図24-4 レイアウト変更後のペーパー・レイアウト・ビュー

    図24-4の説明は次にあります。
    「図24-4 レイアウト変更後のペーパー・レイアウト・ビュー」の説明

  8. ツールバーの「フレックス・オフ」ボタンをクリックします。

  9. Picture」フィールドを右側に移動して、縦横約1.5インチ(縦横4 cm)に拡大します。

  10. オブジェクト・ナビゲータで、「ペーパー・レイアウト」→「メイン・セクション」→「ボディ」にナビゲートし、「M_G_DEPTNO_GRPFR」枠を選択します。

  11. ペーパー・レイアウト・ビューで、その枠の右側の境界線をクリックして、「Picture」フィールドが含まれるまで右にドラッグします。

  12. R_G_DEPTNO繰返し枠に対しても同じ操作を繰り返します。

  13. R_G_DEPTNOを選択した状態で、「ツール」→「プロパティ・インスペクタ」を選択し、プロパティ・インスペクタを表示します。

  14. 繰返し枠」で、「ページ当たりの最大レコード数」プロパティを「1」に設定します。


    注意:

    ページ当たりの最大レコード数を1に設定することによって、レポートで1ページ当たり1つの地域のみ表示されるようになります。

  15. レポートをdynamicgraphics_<自分のイニシャル>.rdfという名前で保存します。