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Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B61376-01
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5.2 レポート・ウィザードを使用したレポートの作成

レポートは、レポート・ウィザードを使用して作成するか、または独自に作成できます。この例の単純なレポートを作成する場合は、レポート・ウィザードを使用できます。このウィザードを使用すると、レポートのレイアウトの定義やデータ定義の設定を行うことができます。

簡単なレポートを作成するには:

  1. Reports Builderを起動します。すでに起動している場合は、「ファイル」→「新規」→「レポート」を選択します。

  2. 「ようこそ」ダイアログ・ボックスまたは「新規レポート」ダイアログ・ボックスで、「レポート・ウィザードを使う」を選択して「OK」をクリックします。

  3. 「ようこそ」ページが表示されたら、「次へ」をクリックします。

  4. 「レポート・タイプ」ページで、「ペーパー・レイアウトのみ作成」を選択し、「次へ」をクリックします。

  5. 「スタイル」ページでレポートの「タイトル」を入力し、「表形式」を選択して「次へ」をクリックします。

  6. 「データ・ソース」ページで、「SQL問合せ」をクリックし、「次へ」をクリックします。

  7. 「データ」ページの「データ・ソース定義」フィールドに次のSELECT文を入力します。

    SELECT ALL DEPARTMENTS.DEPARTMENT_ID, DEPARTMENTS.DEPARTMENT_NAME, 
    DEPARTMENTS.MANAGER_ID, DEPARTMENTS.LOCATION_ID
    FROM DEPARTMENTS
    ORDER BY DEPARTMENTS.DEPARTMENT_ID
    

    ヒント:

    この問合せでは、すべての部門ID、部門名、マネージャIDおよび位置IDが選択され、部門IDによってデータがソートされます。


    注意:

    この問合せは、次のいずれかの方法で入力できます。
    • 提供されているテキスト・ファイルtabular_code.txtからコードをコピーして「データ・ソース定義」フィールドに貼り付けます。

    • クエリー・ビルダー」をクリックして、コードを入力せずに問合せを作成します。

    • データ・ソース定義」フィールドにコードを入力します。


  8. 次へ」をクリックします。


    注意:

    データベースにまだ接続していない場合は、「クエリー・ビルダー」または「次へ」をクリックしたときに、データベースに接続するよう求められます。この例に該当するスキーマが含まれるデータベースに接続してください。第5.1項「この例の前提条件」に、この例のサンプル・スキーマの要件に関する説明があります。

  9. 「フィールド」ページで「>>」ボタンをクリックして、すべてのフィールドを「表示フィールド」リストに移動し、「次へ」をクリックします。

  10. 「合計」ページで「次へ」をクリックします。

  11. 「ラベル」ページで「次へ」をクリックします。

  12. 「テンプレート」ページで、「事前定義テンプレート」を選択し、「Beige」をクリックします。次に「終了」をクリックして、ペーパー・デザイン・ビューにレポート出力を表示します。表示は次のようになります。

    図5-2 表形式レポートのペーパー・デザイン・ビュー

    図5-2の説明は次にあります
    「図5-2 表形式レポートのペーパー・デザイン・ビュー」の説明


    注意:

    ペーパー・デザイン・ビューでは、部門ID番号順になった表など、表形式レポートのデータ表示を見ることができます。

  13. レポートをtabularreport_<自分のイニシャル>.rdfという名前で保存します。