このマニュアルでは、Oracle Reportsの使用を開始する手順を説明し、Webやペーパー出力を使用してデータを公開する方法も紹介します。
このチュートリアルは、Oracle Reportsを初めて使用するユーザーや、Oracle Reportsを理解していて、さらにJSPベースのWebレポート作成について詳しく知りたいというユーザーを対象にしています。
オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/
を参照してください。
ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて
スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則は閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかし、一部のスクリーン・リーダーは括弧だけの行を読まない場合があります。
外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて
このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。
聴覚に障害があるお客様のOracleサポート・サービスへのアクセス
Oracleサポート・サービスに連絡するには、テレコミュニケーション・リレー・サービス(TRS)を使用してOracleサポート(+1-800-223-1711)までお電話ください。Oracleサポート・サービスの技術者が、Oracleサービス・リクエストのプロセスに従って、技術的な問題を処理し、お客様へのサポートを提供します。TRSの詳細は、http://www.fcc.gov/cgb/consumerfacts/trs.htmlを参照してください。電話番号の一覧は、http://www.fcc.gov/cgb/dro/trsphonebk.htmlを参照してください。
Oracle Reportsの詳細は、次のリソースを参照してください。
Oracle Reportsレポート作成ガイド
Oracle Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド
Oracle Reportsのオンライン・ヘルプ(次の2つの方法で利用できます)
Reports Builder
「ヘルプ」→「ヘルプ・コンテンツ」を選択します。
ダイアログ・ボックスで、「ヘルプ」をクリックするか[F1]を押します。
プロパティ・インスペクタでプロパティをクリックし、[F1]を押すとプロパティのヘルプが表示されます。
Oracle Technology Network(OTN)のOracle Reports 10gのページ(http://www.oracle.com/technology/products/reports/index.html
)
「Resources」で「Hosted Online Help」をクリックすると、Oracle Reportsのオンライン・ヘルプの最新版がWebベースで表示されます。
「News」で「Oracle Reports Online Help Update」をクリックすると、Reports Builderに表示されるOracle Reportsのオンライン・ヘルプが最新版に置き換えられます。ヘルプ・ファイルを置き換える方法については、ダウンロード・ファイルのreadme.txt
を参照してください。
本文では、次の表記規則を使用します。
規則 | 意味 |
---|---|
太字 | 太字は、操作に関連するグラフィカル・ユーザー・インタフェース要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。 |
イタリック | イタリックは、特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。 |
固定幅フォント |
固定幅フォントは、パラグラフ内のコマンド、URL、例に記載されているコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。 |
固定幅イタリック・フォント |
固定幅イタリック・フォントは、変数またはユーザー指定の名前を示します。 |
[ ] | 大カッコは、1つ以上のオプション項目を囲みます。 |
このチュートリアルの例では、Oracle DatabaseとHTMLテンプレートで提供されるHuman Resources(人事管理)のサンプル・スキーマを使用します。
ビルドするレポートのサポート・ファイルは、Oracle Technology Network(OTN)から入手できます。Oracle Reports 10gのページ(http://www.oracle.com/technology/products/reports/index.html
)で、「Getting Started」をクリックすると、「Getting Started」のOracle Reportsホームページが表示されます。左側のトピック・セクションのリストで、「Index」をクリックします。「Topic」リストで「Building and Developing Reports」を選択します。「Collateral Type」リストで「Examples」を選択してから、「Search」をクリックします。表示されるトピックのリストで、「Tuturial Sample Files」を探して、ダウンロード・アイコンをクリックし、tutorial_examples.zip
という名前のZipファイルをダウンロードします。このZipファイルには、入力用のSQLが記述されたテキスト・ファイルや、各章で作成するJSPが格納されています。このZipファイルをORACLE_HOME
\examples
(たとえば、D:\orawin\examples
)に解凍します。
サンプル・スキーマ
このチュートリアルは、サンプル・スキーマのHuman Resourcesセクションに含まれるデータに基づいています。このサンプル・スキーマは、Oracle Databaseで提供されます。
Webレポートの表示
Webベースのレポートを作成するには、コンピュータにWebブラウザがインストールされている必要があります。最小限の推奨条件は、次のとおりです。
Microsoft Internet Explorer 4.x以降
または
Netscape Communicator 4.x以降
Webソースの表示
Reports BuilderでJSPレポートのWebソースを表示できますが、このチュートリアルでは、テキスト・エディタでWebソースを分析する方法も説明します。メモ帳などのテキスト・エディタを使用してください。